Moto GP "R15 grand prix of Japan" Moto GP 日本グランプリ

DUNLOPライダー紹介
FIMロードレース世界選手権シリーズ第15戦 日本グランプリ
玉田誠“直前”インタビュー
6 【 玉田誠 / Makoto Tamada 】 DUNLOP YAMAHA TECH3 (MotoGP)

ダンロップ・タイヤの開発をしながらレースに臨んでいる玉田誠選手。7月にラグナ・セカで行われた第11戦アメリカGPでは8位に入り、徐々に調子を上げてきています。第13戦サンマリノGPで、玉田選手にここまでの戦いの様子や日本GPへの豊富をうかがいました。

「もてぎでは、ファンの皆さんの前でいい走りを見せたいです」

今シーズン、ここまではアメリカGPの戦いが印象的でしたが、あのときは予選からタイムが出ていましたね。

「最初の走り出しからいいリズムで走れました。前後ともタイヤのグリップがよかったし、セッティングも最初のベースからほとんど変えなくて平気だった。それでレース用のタイヤもすぐに決まったんです。たぶん、アメリカのスーパーバイクでダンロップ勢がいっぱい走っているので、タイヤとの相性がよかったのかもしれませんね。特別にラグナ・セカ用ではなかったんですけど。タイヤのもちもよかったですね。」

予選では11番手でしたね。

「予選ではタイムアタックのときに、他車にじゃまされて、それがなければ6番手くらいになれたと思う。コースが短いので、すぐに他のマシンに詰まってしまって。ちょっと頭に来たりしてました。」

決勝レースでもタイヤの調子はよかったですか?

「朝のウォームアップでは全然だめで、決勝では気温が上がるだろうと思っていたら、そのとおりレースではグリップはよくなった。レースではリアタイヤは最後までもちました。フロントタイヤは少し柔らかめのを使ったので、ちょっと後半つらかったですね」

レースでは徐々に追い上げていって、8位でゴールしましたね。

「最初はデュプニエ選手(カワサキ)と一緒に走っていって、徐々に順位を上げていった。特に同じヤマハに乗るエドワーズ選手の前でゴールできたことは大きかったですね。」

その後、いい気分で夏休みに入ったわけですね。夏休みはどこかへ遊びに行ったのですか?

「鈴鹿8耐に行きましたよ。仕事だけど。後は愛媛の実家に帰って、キャンプに行ったり釣りしたり。あまりゆっくりはできなかったけど、東京に帰ったときはゆっくりできたかな。トレーニングに関しては、走ったり、自転車に乗ったりと、いつも通りにやっていました。でも、休みはけっこう短いですね」

今年はフランスに引っ越したんですね。

「そうです。南仏のラバンドゥールです。目の前が海で、すごくいい所です。よくチームのみんなと自転車に乗ったりしてトレーニングしています。ただあまりフランスの食べ物は合わないようで、近くのタイ料理のレストランへ行ったり、自炊してます」

日本のお盆のころには、チェコに向けて出発したんですね。そして、チェコGPですが、17位とかなり苦戦してしまいましたね。

「チェコではかなり厳しかったですね。金曜日からチャタリングが直らなくて、ひどい状態だった。セッティングをいろいろ変えたりしたんですけど、変わらなかった。いろんなタイヤ履いたけど、合わなくて…。レースではミディアムくらいのタイヤを選んだけど、失敗でした。最後までコンディションが合わなかったみたいですね。ギュントーリ選手とは、選んだタイヤが違っていた。彼は最初からはチャタリングはないと言っていて、僕とは全然違う感じで走れたようです。レース後に2日間テストしていろいろやったけど、結局解決しないままでした」

かなり厳しい後半戦スタートでしたね。夏休み明けということで、かなりがっかりされたのでは?

「ラグナ・セカではよかったので、期待していただけに、がっかりしましたね。でも、タイヤは徐々によくなってきていると思います。まだ足りない部分はありますけど。やはり使用しているのが2台だけということで、開発のスピードは厳しいですね。2台でやれることは限られてしまいます」

前回のインタビューでお話されていたように、第3戦トルコGPの後には日本の本社でミーティングを行ったんですね?

「そうです。本社でスタッフの方たちと話し合いました。いろんなアイデアがあるんだけど、使用しているのが2台しかないから試す機会が限られてしまうんですね。それで、絞り込んだ物をもってきて使うことになるんです。まずは全日本のJSBで使ってもらって、よかったタイヤをGPにもってきてもらっています」

マシン的にはどうですか?

「マシンもコースによって合う合わないはあります。ストレートが長いところはちょっときついですね。パワー的に、ちょっと厳しい面はあります」

ここまで一番よかったのは、やはりアメリカGPですか?

「そうですね、一番よかったのはラグナ・セカですね。成績どうのじゃなくて、乗っていて楽しかった。後は上海。レースでは他車と接触してすぐに転倒しちゃったけど、フィーリングは悪くなかった。それからザクセンは期待してたけどだめでしたね。路面を改修していたのでタイヤが合わなかった。」

サンマリノGPのミサノはみんなが初めてのコースですね。

「ぶっつけ本番です。左周りのコースで、小さなコーナーもあって面白そうです。いつもと逆に回っていくので、ちょっと変な感じのところもある。スクーターで走って、ラインとかもだいたい分かった。もうレイアウトは覚えています」

次はポルトガルで、そしてもてぎですね。

「エストリルはけっこう去年よかったらしいので、期待しています。いい感じでもてぎに臨みたい。トップ10を狙いたいです」

もてぎに向けてファンにメッセージをお願いします。

「いい結果を残したい、それだけです。いいフィーリングで走れれば結果はでると思うんです。今回はグランドスタンドの最終コーナー側に応援席ができて、故郷の愛媛からもバスツアーが来てくれる予定なんです。応援してくれるファンのためにもいい走りを見せたいと思っています。応援よろしくお願いします」

日本GPでのご健闘を期待しています。今日はありがとうございました。

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【#50】シルヴィアン・ギュントーリ/Dunlop Yamaha Tech 3/Yamaha (FRA)