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──今季、中冨選手は全日本選手権を走っていませんが、どのようなレース活動をしているのでしょうか
中冨選手:はい、今年からスーパーバイク世界選手権に参戦しています。なので、この鈴鹿8耐のテストで、約半年ぶりに鈴鹿サーキットを走りました。
──とは言え、そこは走り慣れた鈴鹿。すぐにいい調子で走れたのでは?
中冨選手:それが、得意だったはずなのに、最初はスゴく戸惑ってしまいました。第1コーナーなんか、どこまで進入していいのかも分からなくなっていて……。しばらくはチームメイトの中須賀克行選手に引っ張ってもらっていました。でももちろん、すぐに去年までの走りを思い出しましたけど。そしてその時に思ったのですが、僕の代わりに今年からYSP&PRESTOレーシングに入って、全日本のJSB1000を闘っている中須賀選手が、予想以上に速くなっています。だから今年の鈴鹿8耐は、かなりいい勝負が出来ると思います。
──なるほど。では、マシンの仕上がりはいかがでしょうか?
中冨選手:テストでは、主にロングランを行ないましたが、かなりいい状態です。中須賀選手とも、マシンセッティングの方向性やポジションなどが似ているので、大きく変更しなくても大丈夫そうです。これは、本当に心強いですね。
──ダンロップタイヤに関してはいかがですか?
中冨選手:今年、僕が出場しているスーパーバイク世界選手権は、レギュレーションで他メーカーのワンメイクとなっていて、鈴鹿8耐テストで久しぶりにダンロップを履きました。確かに鈴鹿サーキットの路面μも高いですけど、タイヤグリップがとても良いので、しばらくは戸惑いの連続でした。
──では最後に、この8耐で目指すモノを教えてください。
中冨選手:鈴鹿8耐は、今年で8回目の挑戦になります。2003年には、吉川和多留さんとのペアで総合2位になっているので、今大会ではやはり勝ちたいですね。多くの日本人ライダーにとって、鈴鹿8耐は絶対手に入れたいタイトルですから。それと、僕が日本でレースを走るのは、今年はこの鈴鹿8耐が唯一となる予定なので、いつも応援してくれているファンの皆さんの前で、いい走りを見せたいという気持ちも強いです。今年挑戦しているスーパーバイク世界選手権では、まだ結果を導き出せていませんが、この鈴鹿8耐でいいリズムを掴んで、いい状態でその後のレースに挑めたらベストですね。とにかく、優勝を目指して中須賀選手とともに最高の走りをお見せしますので、ぜひ応援してください!
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