SUZUKA 8 HOURS 鈴鹿8時間耐久ロードレース

レース結果
2007“コカ・コーラ ゼロ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第30回大会 2007.7.27-29開催
鈴鹿8耐 7月28日 計時予選
天気 気温 観客
晴れ 33℃(15時) 14,500人
順位 ゼッケン クラス マシン チーム 第1ライダー 第2ライダー タイム
1位 11 JSB (H)
CBR1000RR
TEAM HRC 11 清成龍一 ジェームス・トーズランド 2'08.344
2位 33 JSB (H)
CBR1000RR
TEAM HRC 33 岡田忠之 カルロス・チェカ 2'08.352
3位 34 JSB (S)
GSX-R1000
ヨシムラスズキwithJOMO 34 加賀山就臣 秋吉耕佑 2'08.735
4位 21 JSB (Y)
YZF-R1
YAMAHA RACING 21 大崎誠之 中須賀克行 2'08.904 DUNLOP
5位 73 JSB (H)
CBR1000RR
急募.com team HARC-PRO. 小西良輝 安田毅史 2'09.235
6位 81 JSB (Y)
YZF-R1
YAMAHA RACING 81 ジェイミー・スタファー 阿部典史 2'09.292 DUNLOP
7位 12 JSB (S)
GSX-R1000
ヨシムラスズキwithJOMO 12 渡辺 篤 酒井大作 2'09.535
8位 54 JSB (H)
CBR1000RR
仮面ライダー電王
Honda DREAM RT
徳留和樹 鎌田 学 2'09.550
9位 2 JSB (H)
CBR1000RR
Team 桜井ホンダ 2 亀谷長純 ラッセル・ホーランド 2'09.585
10位 778 SBK (H)
CBR1000RR
F.C.C.TSR
ZIP-FM Racing Team
手島雄介 伊藤真一 2'09.753
11位 19 JSB (H)
CBR1000RR
モリワキMOTULレーシング 山口辰也 レオン・
キャミア
2'10.212 DUNLOP
15位 1 SBK (S)
GSX-R1000
SUZUKI ENDURANCE
RACING TEAM
ヴァンサン・
フィリップ
マチュー・ラグリーヴ 2'11.572 DUNLOP
18位 39 JSB (Y)
YZF-R1
TEAM 茶LLENGER 藤原儀彦 沼田憲保 2'12.345 DUNLOP
21位 62 JSB (S)
GSX-R1000
マルマエ6264・
レーシングサプライ
民辻 啓 本田晃司 2'12.897 DUNLOP
22位 32 JSB (S)
GSX-R1000
MotoMap SUPPLY 波多野祐樹 寺本孝司 2'13.288 DUNLOP
30回目の鈴鹿8耐、いよいよ開幕!

1978年に第1回大会が開催され、今年で30回目を迎えることになった、鈴鹿8時間耐久ロードレース(通称・鈴鹿8耐)。その計時予選が、2007年7月27日(金)に行なわれた。この予選には、世界耐久選手権シリーズに参戦するチームと、この鈴鹿8耐にのみスポット参戦するチームを合わせ、84台がエントリー。70台分の決勝グリッドを巡る、し烈なラップタイム競争が繰り広げられた。鈴鹿8耐の場合、各チームは2または3名のライダーで構成。計時予選は、各ライダーが30分の予選を2回走行し、各チーム内で記録されたもっとも速いラップタイム同士を比較して、順位が決定される方式となっている。


また、この計時予選で10位以内に入ったチームについては、正確な予選順位は決定されず、翌日のトップ10トライアル(各ライダー1周のみのクリアラップ走行で競われる予選)への出場権が得られる。上位勢は、この計時予選ではトップになることよりも10位以内に入ることを目標としている場合が多い。ちなみに、昨年の計時予選結果を振り返ると、10位は10秒前半のラップタイムを記録。今年は、「この鈴鹿8耐にのみスポット参戦するチームは、マシンをJSB仕様とする」というレギュレーションとなったが、それでもラップタイムは全体的に上昇傾向にあり、トップ10トライアルに進むためには、9秒台のタイムが必要と予想された。


さてこの鈴鹿8耐では、ここまでホンダが10連勝中。そのためライバル各社のトップチームは、打倒ホンダに意欲を燃やす。その最有力候補が、ダンロップタイヤを履く、YAMAHA RACING 21(#21)とYAMAHA RACING 81(#81)だ。とくにYAMAHA RACING 81(#81)は、これが本格的な耐久レース初参戦となる阿部典史選手がエースライダーとあって、注目度も高い。ところがこの阿部選手は、予選1回目の走行で、「今年初で、1年以上ぶり」という転倒を喫し、10秒台前半のタイムでこの走行を終えることになってしまった。いっぽうYAMAHA RACING 21(#21)は、中須賀克行選手が9秒前半のタイムを記録。早くも10位以内をほぼ確実なものとした。


強い日差しにより、この日の鈴鹿サーキットは気温が30度以上、路面温度は50度前後へと上昇。このなかスタートした午後の予選では、より激しいタイムアップ合戦が繰り広げられた。このなかまず魅せたのは、午前に転倒を喫した阿部選手。ケガもなく2回目の予選へと臨んだ阿部選手は、YAMAHA RACING 21(#21)の中須賀選手に引っ張ってもらいつつ、2回目の走行序盤で9秒台前半のタイムをマーク。これで、トップ10トライアル進出をほぼ確実なものにすると、その後は単独走行でも9秒半ばのタイムを記録し、翌日以降の活躍に観客の期待を集めつつ、走行を終えた。ちなみに中須賀選手は、この走行でラップタイムを8秒台へと入れている。


また、このYAMAHA RACING 21(#21)やYAMAHA RACING 81(#81)と同じAグループ1stライダーの走行枠では、ダンロップタイヤを履くモリワキMOTULレーシング(#19)の山口辰也選手が、トップ10入りを目指して懸命なアタックを続けた。モリワキは、参戦予定だった森脇尚譲選手が体調不良により補欠ライダーとなり、代わりにレオン・キャミア選手が出走。ポテンシャルを考えると、トップ10入りは山口選手の走りにかかることになった。しかし山口選手は、惜しくも9秒台に入れることはできず、結果的には予選11位で走行を終了。決勝は11番グリッドから臨むことになった。なお、計時予選トップ10と、ダンロップタイヤを履く上位チームの結果は、上のリザルトのとおり。世界選手権チームでは、SUZUKI ENDURANCE RACING TEAM(#1)が順当にトップで予選を通過している。28日は、午前に併催レースの鈴鹿ST600 4時間耐久ロードレースが、そして午後3時半からはトップ10トライアルが開催される。