SUZUKA 8 HOURS 鈴鹿8時間耐久ロードレース
鈴鹿8耐鈴鹿8耐 7月28日 計時予選
30回目の鈴鹿8耐、いよいよ開幕!
1978年に第1回大会が開催され、今年で30回目を迎えることになった、鈴鹿8時間耐久ロードレース(通称・鈴鹿8耐)。その計時予選が、2007年7月27日(金)に行なわれた。この予選には、世界耐久選手権シリーズに参戦するチームと、この鈴鹿8耐にのみスポット参戦するチームを合わせ、84台がエントリー。70台分の決勝グリッドを巡る、し烈なラップタイム競争が繰り広げられた。鈴鹿8耐の場合、各チームは2または3名のライダーで構成。計時予選は、各ライダーが30分の予選を2回走行し、各チーム内で記録されたもっとも速いラップタイム同士を比較して、順位が決定される方式となっている。 また、この計時予選で10位以内に入ったチームについては、正確な予選順位は決定されず、翌日のトップ10トライアル(各ライダー1周のみのクリアラップ走行で競われる予選)への出場権が得られる。上位勢は、この計時予選ではトップになることよりも10位以内に入ることを目標としている場合が多い。ちなみに、昨年の計時予選結果を振り返ると、10位は10秒前半のラップタイムを記録。今年は、「この鈴鹿8耐にのみスポット参戦するチームは、マシンをJSB仕様とする」というレギュレーションとなったが、それでもラップタイムは全体的に上昇傾向にあり、トップ10トライアルに進むためには、9秒台のタイムが必要と予想された。 さてこの鈴鹿8耐では、ここまでホンダが10連勝中。そのためライバル各社のトップチームは、打倒ホンダに意欲を燃やす。その最有力候補が、ダンロップタイヤを履く、YAMAHA RACING 21(#21)とYAMAHA RACING 81(#81)だ。とくにYAMAHA RACING 81(#81)は、これが本格的な耐久レース初参戦となる阿部典史選手がエースライダーとあって、注目度も高い。ところがこの阿部選手は、予選1回目の走行で、「今年初で、1年以上ぶり」という転倒を喫し、10秒台前半のタイムでこの走行を終えることになってしまった。いっぽうYAMAHA RACING 21(#21)は、中須賀克行選手が9秒前半のタイムを記録。早くも10位以内をほぼ確実なものとした。 強い日差しにより、この日の鈴鹿サーキットは気温が30度以上、路面温度は50度前後へと上昇。このなかスタートした午後の予選では、より激しいタイムアップ合戦が繰り広げられた。このなかまず魅せたのは、午前に転倒を喫した阿部選手。ケガもなく2回目の予選へと臨んだ阿部選手は、YAMAHA RACING 21(#21)の中須賀選手に引っ張ってもらいつつ、2回目の走行序盤で9秒台前半のタイムをマーク。これで、トップ10トライアル進出をほぼ確実なものにすると、その後は単独走行でも9秒半ばのタイムを記録し、翌日以降の活躍に観客の期待を集めつつ、走行を終えた。ちなみに中須賀選手は、この走行でラップタイムを8秒台へと入れている。 また、このYAMAHA RACING 21(#21)やYAMAHA RACING 81(#81)と同じAグループ1stライダーの走行枠では、ダンロップタイヤを履くモリワキMOTULレーシング(#19)の山口辰也選手が、トップ10入りを目指して懸命なアタックを続けた。モリワキは、参戦予定だった森脇尚譲選手が体調不良により補欠ライダーとなり、代わりにレオン・キャミア選手が出走。ポテンシャルを考えると、トップ10入りは山口選手の走りにかかることになった。しかし山口選手は、惜しくも9秒台に入れることはできず、結果的には予選11位で走行を終了。決勝は11番グリッドから臨むことになった。なお、計時予選トップ10と、ダンロップタイヤを履く上位チームの結果は、上のリザルトのとおり。世界選手権チームでは、SUZUKI ENDURANCE RACING TEAM(#1)が順当にトップで予選を通過している。28日は、午前に併催レースの鈴鹿ST600 4時間耐久ロードレースが、そして午後3時半からはトップ10トライアルが開催される。 |
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