SUZUKA 8 HOURS 鈴鹿8時間耐久ロードレース

レース結果
2007“コカ・コーラ・ゼロ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第30回大会 2007.7.26-29開催
鈴鹿8耐 7月29日 鈴鹿4時間耐久ロードレース
天気 気温 観客
晴れ 28℃(9時) 41,000人(土曜日合計)
順位 チーム マシン 第1ライダー 第2ライダー 周回数 タイム
1位 DOG HOUSE&シーベルwithオーテック&ロードウェイ (H)
CBR600RR
岩谷圭太 谷 雄太 98 4:01'34.595
2位 CLUB 桜井ホンダ&
OSGフェニックス&
モトスポーツ
(H)
CBR600RR
深津拓真 向山将弘 98 4:01'43.449
3位 モリワキクラブ (H)
CBR600RR
藤森翔太 長谷友博 98 4:01'44.964 DUNLOP
8位 CLUB MotoLab EJ with 鞍馬サンド (H)
CBR600RR
桐井有希 筒井 伸 97 4:02'32.957 DUNLOP
9位 DOG FIGHT RACING (Y)
YZF-R6
草薙信一 佐々木幸弘 97 4:02'35.926 DUNLOP
11位 チーム リトルウイング (H)
CBR600RR
谷野大輔 田高義雄 97 4:03'18.821 DUNLOP
モリワキクラブがポールポジション&決勝3位!

毎年、鈴鹿8耐レースウィークの土曜日午前中に決勝が行なわれる、鈴鹿4時間耐久ロードレースが、今年も開催となった。このレースは、国内およびフレッシュマンのライセンス所持者が対象。かつての4耐は、市販車をベースとした2スト250と4スト400のレースだったが、2001年以降は4ストの4気筒600と2気筒750を使った、ST600クラスのマシンで争われている。チームは2名のライダーで編成され、1人のライダーによる55分以上の連続走行は禁止。またタイヤ交換も禁止(ウェット時のタイヤ交換は許可)となっており、真夏の路面温度で溝付きタイヤを4時間走らせなければならない、タイヤにとっても非常に過酷なレースとなっている。


ダンロップタイヤは、2005年の大会で優勝。しかし昨年は勝利を逃しており、今年はその雪辱を狙った。そして、第1ライダーと第2ライダーのベストラップの合算タイムで争われる金曜日の予選では、2005年の優勝チームであるモリワキクラブ(#19)から参戦する藤島翔太選手と長谷友博選手のペアが、見事ポールポジションを獲得。4耐制覇に向け、幸先のよいスタートを切った。迎えた土曜日の決勝は、ぐんぐんと気温が上昇しつつあった午前8時30分にスタート。1周目を3番手でクリアしたモリワキクラブ(#19)は、序盤はあまりペースが上がらず。スタート直後の混乱が収まりつつあった15分すぎには、6番手走行を強いられた。


いっぽう、このレース序盤をトップで引っ張ったのが、ダンロップタイヤを履くCLUB MotoLab EJ with 鞍馬サンド(#26)。前哨戦の鈴鹿ST600 20Lapsで優勝した桐井有希選手が、50分をトップで走り、ピットロードへと向かった。ところが、ピットロードで遅いライダーに前を塞がれたことなどから、このライダー交代&燃料補給時に2番手へと後退してしまった。それでもゼッケン26は、1周につき0.5〜1秒ずつトップとの差を詰めていくが、さらに速いペースで迫ってきた後続にパスされて、一時は3番手へと後退。その後に、ピット作業で抜かれたチームがマシントラブルでピットインし、再び2番手へと浮上するが、トップとは徐々に差を開けられてしまった。


そして午前10時半、レースは後半戦へと突入。着実な走りを続けたモリワキクラブ(#19)は、スタートから1時間6分が過ぎた頃には3番手へと順位を回復したが、この2時間経過時でトップとの差は48秒へと拡大。またトップとCLUB MotoLab EJ with 鞍馬サンド(#26)の差は約24秒と、こちらも大きく開きだした。すると、2時間を20分ほどすぎた頃、2番手を走行中だったCLUB MotoLab EJ with 鞍馬サンド(#26)がヘアピンで転倒。再スタートは切ったものの、トップ争いからは完全に脱落してしまった。逆にモリワキクラブ(#19)は、これで2番手へと浮上。さらに、僅かながらトップとの差を詰め、残り1時間で41秒差を縮めての逆転優勝を狙った。ところがモリワキクラブ(#19)はこのあとすぐに、トラブルで遅れていたCLUB 桜井ホンダ&OSGフェニックス&モトスポーツ(#88)に抜かれ、再び3番手へと後退となった。


4耐は今年も、終盤になって順位変動が激しくなり、追い上げレースを展開していた昨年3位のDOG FIGHT RACING(#63)が、6番手から5番手へと浮上した直後に転倒するなど、最後まで読めない展開になった。そしてトップ争いも、CLUB 桜井ホンダ&OSGフェニックス&モトスポーツ(#88)が1時間で40秒の差を詰め、ラスト2周のところで逆転を果たした。ところが最終ラップ。バックマーカーが絡んだため、CLUB 桜井ホンダ&OSGフェニックス&モトスポーツ(#88)は抜いたDOG HOUSE&シーベルwithオーテック&ロードウエイ(#6)に接近され、最後のシケインに進入。そしてその2個目のコーナーで、DOG HOUSE&シーベルwithオーテック&ロードウエイ(#6)とCLUB 桜井ホンダ&OSGフェニックス&モトスポーツ(#88)が接触し、両者とも転倒することになった。このため、40秒後方を走行していたモリワキクラブにも、ラストラップになって突如として優勝のチャンスが巡ってきた。


しかしながら、モリワキクラブ(#19)がシケインに到達する前に、DOG HOUSE&シーベルwithオーテック&ロードウエイ(#6)が再スタートしてゴール。さらにCLUB 桜井ホンダ&OSGフェニックス&モトスポーツ(#88)も再スタートし、モリワキクラブ(#19)の直前でゴールラインを超えたため、モリワキクラブ(#19)は3位でチェッカーを受けることになった。「優勝するつもりで臨んだので、この3位は悔しいです。テストでは、これほど路面温度が高いなかを、同じタイヤで走り続けることはできず、そのため状態を想像してラップタイムを考えていましたが、思ったよりコントロールが難しかったです」と、モリワキクラブ(#19)の藤島&長谷ペアはこのレースを振り返った。なお、転倒後に追い上げたCLUB MotoLab EJ with 鞍馬サンド(#26)は8位でフィニッシュ。桐井選手は、今大会のファステスト・ラップを記録した。また、残り僅かのところで転倒を喫したDOG FIGHT RACING(#63)も、再スタートして9位でチェッカーを受けた。