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■ 2006/4/30 第3戦 トルコ イスタンブール
天気 気温 観客
曇り 16度 43,976人
MOTO GP
順位 選手名 チーム DUNLOP タイム
1位 M.Melandri Forutuna Honda Honda 41'54.065
2位 C.Stoner Repsol Honda Team Honda 41'54.265  
3位 N.Hayden Repsol Honda Team Honda 41'59.523  
15位 C. Checa TECH3 Yamaha Yamaha 42'53.920 DUNLOP
16位 A.Hofmann Pramac d' Antin Ducati 42'55.306 DUNLOP
18位 J.Ellison TECH3 Yamaha Yamaha 43'27.080 DUNLOP
-- J.L.Cardoso Pramac d' Antin Ducati 42'25.898 DUNLOP
250CC
順位 選手名 チーム DUNLOP タイム
1位 H.Aoyama Red Bull KTM GP250 KTM 40'02.376 DUNLOP
2位 H.Barbera Fortuna Aprilia Aprilia 40'02.777 DUNLOP
3位 A.Dovizioso Humangest Racing Team Honda 40'02.843 DUNLOP
4位 R.Locatelli Team Toth Aprilia 40'03.017 DUNLOP
5位 高橋裕紀 Humangest Racing Team Honda 40'04.931 DUNLOP
6位 S.Guintoli Equipe GP De France - Scrab Aprilia 40'12.930 DUNLOP
125CC
順位 選手名 チーム DUNLOP タイム
1位 H.Faubel Master-MVA Aspar Team Aprilia 39'30.095 DUNLOP
2位 A.Bautista Master-MVA Aspar Team Aprilia 39'30.338 DUNLOP
3位 S.Gadea Master-MVA Aspar Team Aprilia 39'37.335 DUNLOP
4位 S.Corsi Squadra Corse Metis Gilera Gilera 39'38.435 DUNLOP
5位 J.Olive SSM Racing Aprilia 39'39.222 DUNLOP
6位 G.Talmacsi Humangest Racing Team Honda 39'40.844 DUNLOP
第3戦終了時点
MOTOGP
順位 選手名 チーム DUNLOP ポイント
1位 N.Hayden Repsol Honda Team Honda 52  
2位 L.Capirossi Ducati Marlboro Team Ducati 51  
3位 M.Melandri Forutuna Honda Honda 45  
14位 C. Checa TECH3 Yamaha Yamaha 8 DUNLOP
17位 J.Ellison TECH3 Yamaha Yamaha 3 DUNLOP
18位 A.Hofmann Pramac d' Antin Ducati 2 DUNLOP
GP250
順位 選手名 チーム DUNLOP ポイント
1位 A.Dovizioso Humangest Racing Team Honda 52 DUNLOP
2位 J.Lorenzo Fortuna Aprilia Aprilia 50 DUNLOP
3位 H.Aoyama Red Bull KTM GP250 KTM 46 DUNLOP
4位 H.Barbera Fortuna Aprilia Aprilia 44 DUNLOP
5位 R.Locatelli Team Toth Aprilia 38 DUNLOP
6位 高橋裕紀 Humangest Racing Team Honda 31 DUNLOP
GP125
順位 選手名 チーム DUNLOP ポイント
1位 A.Bautista Master-MVA Aspar Team Aprilia 70 DUNLOP
2位 H.Faubel Master-MVA Aspar Team Aprilia 45 DUNLOP
3位 S.Gadea Master-MVA Aspar Team Aprilia 41 DUNLOP
4位 M.Kallio Red Bull KTM GP125 KTM 33 DUNLOP
5位 L.Pesek Derbi Racing Derbi 29 DUNLOP
6位 M.Pasini Master-MVA Aspar Team Aprilia 29 DUNLOP
セッティングに苦しみ苦戦。チェカ選手は15位でゴール
カタールGPから3週間後、第3戦トルコを迎えた。昨年から開催されているイスタンブールサーキットは、アップダウンのあるテクニカルなコースだ。 初日はドライコンディションだったが、予選の行われた29日は雨に見舞われてしまう。左肩のケガがまだ完治していないチェカ選手(ヤマハ)は、今期初のウェットでの走行を強いられた。雨と12度という低い気温中でのセッティングに苦しむと15位に留まっている。 「雨の中でのセッティングがだいぶよくなったけど、まだ難しい状況だ。その上、予選のはじめにレース用のマシンに問題がでて、セカンドマシンに乗り換えなくてはならなかった。レースは、セッティングを修正してよくなれば、予選順位より前でゴールできると思う」とチェカ選手。
また、「雨がひどくて、気温が低かったので大変だった」というチームメイトのJ・エリソン選手(ヤマハ)は19位。 一方、A・ホフマン選手、J−L・カルドソ選手(ともにドゥカティ)は17位、18位に並んだ。 雨が心配されていたが、決勝日は曇り空となり、全クラスともドライコンディションで行われた。

チェカ選手は、朝のウォームアップの後、セッティングを大きく変更して決勝に臨んだ。 しかし、セッティングの変更が裏目にでると厳しい状況となる。序盤にはコースアウトする場面もあり、苦戦を強いられてしまった。それでも最後まで我慢の走りを続けるとポイント圏内最後の一角、15位でゴールした。「新しいセッティングに、テストしていないタイヤを装着して臨んだが、うまくいかなかった。3周目に転倒しそうになり、コースを外れてしまった。その後は、リズムを取り戻して、ゴールを目指したよ。後半に入ると左肩が痛くなったが、終盤には自己ベストを更新するタイムを出せた。この経験を次に生かしたいね」とチェカ選手。
エリソン選手もセッティングに苦しむと、18位となった。「今週は本当にうまくいかなかった。金曜日のドライのときより気温が低かったので、同じような方向性ではだめだった」とエリソン選手。一方、ダンティンドゥカティのホフマン選手は16位。カルドソ選手は電気系トラブルのためにピットインリタイアとなった。

青山選手が海外戦で初優勝。KTMに初勝利をもたらす
目下、スペイン人のJ・ロレンツォ選手(アプリリア)が開幕2連勝を決めている250クラス。MotoGPクラスと違い、250クラスは金曜日、土曜日と2回予選が行われるため、ドライでの走行となった初日のタイムでグリッドが決まることになった。ここまでの2戦でポールポジションを獲得しているロレンツォ選手が、今回も抜群の速さを披露。2位以下に1秒以上の差をつけて3戦連続のポールポジションを獲得した。「雨の中でも4番手のタイムを出せたから、レースが雨になっても自信がある。だけど、できればドライで走って3連勝したい」とロレンツォ選手。また、高橋裕紀選手(ホンダ)は今年2度目のフロントロー4番手を獲得。「雨でも晴れでもフィーリングはいいので、いい結果を残せると思う」とコメントした。続いて、青山博一選手(KTM)は6番手2列目。青山周平選手(ホンダ)は14番手となっている。
250クラスの決勝が始まると、ポールシッターのロレンツォ選手がスタート直後の第1コーナーで青山周平選手と接触転倒するというアクシデントが発生。ポイントリーダーがスタート直後にリタイアするという波乱が起きた。レースは、序盤からA・ドビジオーソ選手(ホンダ)、H・バルベラ選手(アプリリア)、高橋選手、A・デ・アンジェリス選手(アプリリア)、青山博一選手、R・ロカテリ選手(アプリリア)の6台がトップ集団を形成。めまぐるしく順位を入れ替える激戦となった。前半はバルベラ選手、中盤はデ・アンジェリス選手がトップに立つが他車を圧倒することはできない。
この激戦の中で、青山博一選手、高橋選手も大健闘を見せていった。後半に入るとデ・アンジェリス選手が一旦ミスして後退する。しかし、終盤になると再び追い上げてトップに浮上。バルベラ選手、ドビジオーソ選手、デ・アンジェリス選手を中心にトップ争いは展開された。そして、残り3周というところでデ・アンジェリス選手はバルベラ選手と接触して再び遅れをとる。代わってトップに立ったのはドビジオーソ選手で、2番手には青山博一選手が浮上し、バルベラ選手、ロカテリ選手、高橋選手、デ・アンジェリス選手と続いた。しかし、戦いはなおも厳しく、6台のバトルは終盤さらに激しくなっていった。最終ラップをトップで通過したのドビジオーソ選手で、青山博一選手、バルベラ選手が続き、後方から追い上げたデ・アンジェリス選手が4番手となっていた。ラストラップに入るとコース後半のストレートでドビジオーソ選手、青山博一選手、バルベラ選手、デ・アンジェリス選手が横一線に並び、なんとデ・アンジェリス選手が再びバルベラ選手と接触してコースアウトしてしまう。
トップに立ったバルベラ選手は動揺したのか最終ラップではらんでしまい、その隙に前にでたのが青山博一選手。KTMで3戦目の青山博一選手は、そのままトップを守りきって海外戦で初優勝。KTMは250クラスで初優勝を果たした。「すごくタフなレースだった。スリリングだった。最後はドビジオーソ選手に抜かれて、最後にアタックしようと思っていた。アクシデントもあってうまく勝つことができて本当にうれしいです。KTMのマシンはすごく調子がよかった」と青山博一選手。2番手はバルベラ選手。「最後は接触したけど、レースだからしかたない。とにかく表彰台に上がれてうれしい」とコメントした。続いてドビジオーソ選手が3位となる。高橋選手は終盤遅れをとり、5番手に終わっている。また、デ・アンジェリス選手はコースに戻ると、12位でチェッカーを受けた。この結果、ランキングトップに3戦連続表彰台のドビジオーソ選手が上がり、ロレンツォ選手は2点差の2位。青山博一選手が3位に上がっている。
スペイン人のファウベル選手が初優勝を達成する
125クラスも250クラスと同じように、金曜日の予選1回目のタイムでスターティンググリッドが決まった。ポールポジションを獲得したのは、2連勝中のA・バウティスタ選手(アプリリア)。今期2度目のポールとなった。続いて、M・パシーニ選手(アプリリア)、S・コルシ選手(ジレラ)、H・ファウベル選手(アプリリア)と続き、フロントローに並んだ。小山知良選手(マラグーティ)は、初日のエンジンセッティングの不調から20番手に沈んでいる。「レースではなんとか追い上げてポイントを獲得したい」とコメントした。
スタートよく飛び出したのは、ポールシッターのバウティスタ選手。後ろからファウベル選手、M・カリオ選手(KTM)、コルシ選手、G・タルマクシ選手(ホンダ)などが続いた。序盤からバウティスタ選手は引き離しにかかったが、ファウベル選手、カリオ選手がついていき、3台がトップ集団を形成。コルシ選手、タルマクシ選手が4位争いとなった。トップ集団のバウティスタ選手、カリオ選手、ファウベル選手は、密着状態のまま中盤へ。コルシ選手とタルマクシ選手の4位争いには、後方からJ・オリーブ選手(アプリリア)が加わっていた。レース後半に入ると、2番手につけたカリオ選手が何度もトップのバウティスタ選手の横にならびかけ、3番手のファウベル選手は3番手にぴたりとつけていた。そして、残り6周となった13周目にカリオ選手がついにトップに浮上。16周目になるとファウベル選手がアタックを開始して、バウティスタ選手、カリオ選手を抜き去るとトップに立った。
終盤へ向けて、3台の戦いがヒートアップするかと思われたが、カリオ選手のマシンが残り2周というところでマシントラブルのためにストップしてしまう。最後は、同じチームに属するファウベル選手、バウティスタ選手の一騎打ちとなるが、ファウベル選手が競り勝ってGP初優勝を飾った。「チームにとって最高の1日になった。今日はコンスタントに走れた。エンジンの調子もよかった。ラストラップはアタックして勝ちにいった。勝ててハッピーだよ」とファウベル選手。バウティスタ選手は「最後はちょっと加速が甘くて、抜かれてしまった。だけど、2位でもうれしいよ」とコメント。ポイントリーダーの座を守った。
また、4位争いには、終盤後方からS・ガデア選手(アプリリア)が追いつき、オリーブ選手、コルシ選手、タルマクシ選手、ガデア選手の戦いとなった。見事なラストスパートをかけたガデア選手がこの集団のトップに立ち、3位表彰台をゲット。ファウベル選手、バウティスタ選手と同じ、スペインのMaster-MVA Aspar Teamのガデア選手が3位をゲット。同チームのライダーが表彰台を独占した。また、小山選手は苦戦しながらも、12位でゴール。ポイントを獲得している。「エンジンが調子悪くて、マシンが壊れそうだった。なんとかもたせてポイントが取れたので、上々の結果だと思う」と話していた。