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■ 2006/6/4 第6戦 イタリア ムジェロ
天気 気温 観客
晴れ 20度 89,200人
MOTO GP
順位 選手名 チーム DUNLOP タイム
1位 V.Rossi Camel Yamaha Team Yamaha 42'39.610
2位 L.Capirossi Ducati Marboro Team Ducati 42'40.185  
3位 N.Hayden Repsol Honda Team Honda 42'40.345  
15位 C.Checa TECH3 Yamaha Yamaha 43'35.866 DUNLOP
16位 J.Ellison TECH3 Yamaha Yamaha 43'52.997 DUNLOP
17位 J.L.Cardoso Pramac d' Antin Ducati 42'45.597 DUNLOP
250CC
順位 選手名 チーム DUNLOP タイム
1位 J.Lorenzo Fortuna Aprilia Aprilia 40'35.185 DUNLOP
2位 A.De.Angelis Master-MVA Aspar Team Aprilia 40'35.296 DUNLOP
3位 A.Dovizioso Humangest Racing Team Honda 40'35.505 DUNLOP
4位 Y.Takahashi Humangest Racing Team Honda 40'35.519 DUNLOP
5位 A.Debon Aprilia Racing Aprilia 40'38.500 DUNLOP
6位 R.Locatelli Team Toth Aprilia 40'38.512 DUNLOP
125CC
順位 選手名 チーム DUNLOP タイム
1位 M.Pasini Master-MVA Aspar Team Aprilia 40'00.412 DUNLOP
2位 A.Bautista Master-MVA Aspar Team Aprilia 40'00.413 DUNLOP
3位 L.Pesek Derbi Racing Derbi 40'00.464 DUNLOP
4位 S.Gadea Master-MVA Aspar Team Aprilia 40'01.615 DUNLOP
5位 H.Faubel Master-MVA Aspar Team Aprilia 40'01.646 DUNLOP
6位 M.Kallio Red Bull KTM GP125 KTM 40'01.790 DUNLOP
第6戦終了時点
MOTOGP
順位 選手名 チーム DUNLOP ポイント
1位 L.Capirossi Ducati Marlboro Team Ducati 99  
2位 N.Hayden Repsol Honda Team Honda 99  
3位 M.Melandri Fortuna Honda Honda 89  
15位 C.Checa TECH3 Yamaha Yamaha 16 DUNLOP
17位 A.Hofmann Pramac d' Antin Ducati 6 DUNLOP
18位 J.Ellison TECH3 Yamaha Yamaha 5 DUNLOP
GP250
順位 選手名 チーム DUNLOP ポイント
1位 A.Dovizioso Humangest Racing Team Honda 108 DUNLOP
2位 J.Lorenzo Fortuna Aprilia Aprilia 88 DUNLOP
3位 Y.Takahash Humangest Racing Team Honda 80 DUNLOP
4位 H.Barbera Fortuna Aprilia Aprilia 78 DUNLOP
5位 H.Aoyama Red Bull KTM GP250 KTM 75 DUNLOP
6位 R.Locatelli Team Toth Aprilia 67 DUNLOP
GP125
順位 選手名 チーム DUNLOP ポイント
1位 A.Bautista Master-MVA Aspar Team Aprilia 119 DUNLOP
2位 M.Kallio Red Bull KTM GP125 KTM 88 DUNLOP
3位 M.Pasini Master-MVA Aspar Team Aprilia 74 DUNLOP
3位 H.Faubel Master-MVA Aspar Team Aprilia 67 DUNLOP
4位 S.Gadea Master-MVA Aspar Team Aprilia 67 DUNLOP
6位 L.Pesek Derbi Racing Derbi 55 DUNLOP
チェカ選手、15位ポイント圏内でゴール
第6戦の開催地は、有名な観光地フィレンツェ郊外にあるムジェロ。高低差のあるテクニカルコースだ。 例年は夏のような暑さの中で行われるが、今年はヨーロッパ全体を襲っている異常気象のために、悪天候と低い気温に悩まされた。MotoGPの1日目の走行は、雨が降ったり止んだりする厳しい状況だった。2日目は、曇り空の中ドライコンディションで無事に予選が行われた。
テック3ヤマハのC・チェカ選手は、悪天候の中でセッティングに苦しんでしまう。それでも予選の最終ラップでベストタイムをマーク。今期最高の予選13番手を獲得。決勝へ向けて、好感触をつかんでいた。 「予選は、すごく混乱した。初日はルマンのときと同じセッティングで走ったが、うまくいかなくて、イチからまたやり直した。最後にはだいぶよくなったが、まだ十分じゃない。だけど、上位とのタイムが少し詰まったから、この調子で戦闘力を上げていきたい。明日は朝のフリー走行でセッティングをさらに詰めてレースに臨むよ。明日は気温が上がるといいね」とチェカ選手は語った。 また、チームメイトのJ・エリソン選手(ヤマハ)は17位、A・ホフマン選手(ドゥカティ)は18位、J−L・カルドソ選手(ドゥカティ)は19位となっている。
翌日曜日は、朝から晴天に恵まれた。ようやくイタリアらしい日差しが戻り、8万人以上の観客が見守る中、決勝レースが行われた。チェカ選手は、苦しいライディングを強いられるたが、15位とポイント圏内でゴール。ポイントを死守している。 「タフなレースだった。テストしていないハードなタイヤを履いてみたが、これは合わなかった。ペースをキープすることが難しかったよ。新しいタイヤを使用したのは、リスクを負っても新しいデータがほしかったから。とにかく、今はいろんなことを試していきたい」とチェカ選手は語った。
また、同じくテック3ヤマハのエリソン選手は16位。「スタートは悪くなかったけど、それからチェカ選手の後ろについていったけど、だんだんとペースが厳しくなってしまった。明日のテストでもっと戦闘力を上げたい」とエリソン選手は語った。また、カルドソ選手は17位。ホフマン選手は、残念ながら転倒リタイアに終わっている。
ロレンツォ選手が、激戦を制して今期3勝目
250クラスの予選は、1、2回ともドライコンディションで行われた。前回、転倒しているJ・ロレンツォ選手(アプリリア)が、好調の走りを取り戻し、今期4度目のポールポジションを獲得した。 「ポールが取れてすごくうれしい。今回はとても調子がいいから、明日はいいレースがしたい」とロレンツォ選手。続いて2番手には、前回初優勝を果たした高橋裕紀選手(ホンダ)が入った。 「前回優勝していい感じできているので、明日もいいレースをしたいです」と高橋選手は話していた。 また、ランキングトップのA・ドビジオーソ選手(ホンダ)は、惜しくもフロントローを逃して5番手2列目となっている。 一方、青山周平選手(ホンダ)は9位、青山博一選手(KTM)は11位につけている。
決勝レースは、高橋選手のホールショットで始まった。ロレンツォ選手、R・ロカテリ選手(アプリリア)、ドビジオーソ選手、A・デ・アンジェリス選手(アプリリア)などが続き、序盤からトップ争いは8台の大集団を作っていった。 1周目にトップに立ったロレンツォ選手は、ドビジオーソ選手、高橋選手、デ・アンジェリス選手、M・シモンチェリ選手(アプリリア)、ロカテリ選手、A・デボン選手(アプリリア)、J・シュムルツ選手(アプリリア)と続く集団をリードしていった。 この中から、まずはシュムルツ選手が転倒リタイア。他の7台は密着したまま中盤へと向かっていった。 9周目に入るとデ・アンジェリス選手がトップに立つが、後続を離すことはできず、激しいトップ争いは続いていた。
後半に入ると、シモンチェリ選手が遅れ、さらに、デボン選手、ロカテリ選手も遅れる始め、終盤はデ・アンジェリス選手、ドビジオーソ選手、ロレンツォ選手、高橋選手の4台のバトルとなった。 最終ラップ、トップで入ったのはデ・アンジェリス選手で、ロレンツォ選手、ドビジオーソ選手、高橋選手というオーダーとなっていた。一旦、ロレンツォ選手が前にでるが、すぐにデ・アンジェリス選手が抜き返す。そして、最終コーナーへトップで入ったのはデ・アンジェリス選手だったが、ロレンツォ選手がインをついてトップを奪い、そのままメインストレートをかけぬけた。
「ここ数戦、調子が悪かったから、今回勝てたことはすごく重要だと思う。他のライダーも速かったからすごく難しいレースだった。ともかく、勝ててうれしいよ」とロレンツォ選手。 デ・アンジェリス選手は惜しくも2位。地元イタリアのドビジオーソ選手は3位表彰台を死守した。高橋選手は惜しくも表彰台を逃して4位となっている。「上位3台についていったけど、抜けなかった。この高速コースで4位に入れたのだから、いい結果だと思う」と高橋選手は語った。 この結果、ロレンツォ選手は再びランキング2位に上がり、首位のドビジオーソ選手と20点差となっている。 また、青山周平選手は9位。青山博一選手は、スタート直後の第1コーナーで他車と接触して転倒してしまった。
地元のパシーニ選手が今期初優勝を決める
125クラスは、予選1回目が雨。翌日の予選2回目がドライとなり、2回目の結果でグリッドが決まった。前回のルマンで転倒してしまったチェコ人のL・ペゼック選手(デルビ)が初のポールポジションをゲットした。「マシンが調子よくて、ポールをとることができた。明日は表彰台に上がりたい」とペゼック選手は語った。 続いて、2番手に地元イタリアのM・パシーニ選手(アプリリア)がつけた。首位のA・バウティスタ(アプリリア)は5位となり、フロントローを逃している。 一方、小山知良選手(マラグーティ)は、着実にタイムを詰めていくと16位。今回スポット参戦した葛原太陽選手(ホンダ)は、33番手となっている。
スタートよく飛び出したのはパシーニ選手で、バウティスタ選手、H・ファウベル選手(アプリリア)、ペゼック選手などが続く。すぐにバウティスタ選手がトップに立ち、パシーニ選手が追従。この2台がトップ争いを展開。さらに、後方からペゼック選手も追い付いて、この3台がトップ集団を形成した。この後方では、ファウベル選手、M・カリオ選手(KTM)、S・ガデア選手(アプリリア)、J・シモン選手(KTM)が4位争いを繰り広げていった。 トップ争いの3台、バウティスタ選手、パシーニ選手、ペゼック選手の3台は、中盤に入っても密着状態。バウティスタ選手がトップをかろうじて守っていた。
後半に入ると、何度かパシーニ選手がトップにたつが、すぐにバウティスタ選手が奪い返して先頭に出た。ペゼック選手は2台にぴたりと続いて、終盤へと向かった。 そして、最終ラップに入るとき、ペゼック選手が一旦前にでるが、その後ゴールまで激しいバトルが続く。パシーニ選手、ペゼック選手がトップを入れ替えていき、最終コーナーへはペゼック選手がトップで入る。しかし、ペゼック選手がややアウトにはらむと、インをついたパシーニ選手とバウティスタ選手がペゼック選手をパスしていった。
パシーニ選手が真っ先に最終コーナーを立ち上がりメインストレートへ向かう。バウティスタ選手がゴールライン手前で横に並びかけるが、写真判定による僅かの差で地元イタリアのパシーニ選手が今期初優勝を達成した。 「地元で勝ちたかったから本当にうれしい。昨日、マシンが調子よくなかったが、スタッフが直してくれて今日は調子がよかった」とパシーニ選手は語った。 2位のバウティスタ選手に続いて、ペゼック選手が3位でゴールした。また、4位争いはガデア選手が制し、カリオ選手は6位。この結果、首位のバウティスタ選手とランキング2位のカリオ選手の点差は31点と広がった。 また、小山選手は15位でポイントをゲット。葛原選手は20位で完走を果たした。