| 晴れ | 20度 | 89,200人 |
| 1位 | V.Rossi | Camel Yamaha Team | Yamaha | 42'39.610 | |
| 2位 | L.Capirossi | Ducati Marboro Team | Ducati | 42'40.185 | |
| 3位 | N.Hayden | Repsol Honda Team | Honda | 42'40.345 | |
| 15位 | C.Checa | TECH3 Yamaha | Yamaha | 43'35.866 | |
| 16位 | J.Ellison | TECH3 Yamaha | Yamaha | 43'52.997 | |
| 17位 | J.L.Cardoso | Pramac d' Antin | Ducati | 42'45.597 | |
| 1位 | J.Lorenzo | Fortuna Aprilia | Aprilia | 40'35.185 | |
| 2位 | A.De.Angelis | Master-MVA Aspar Team | Aprilia | 40'35.296 | |
| 3位 | A.Dovizioso | Humangest Racing Team | Honda | 40'35.505 | |
| 4位 | Y.Takahashi | Humangest Racing Team | Honda | 40'35.519 | |
| 5位 | A.Debon | Aprilia Racing | Aprilia | 40'38.500 | |
| 6位 | R.Locatelli | Team Toth | Aprilia | 40'38.512 | |
| 1位 | M.Pasini | Master-MVA Aspar Team | Aprilia | 40'00.412 | |
| 2位 | A.Bautista | Master-MVA Aspar Team | Aprilia | 40'00.413 | |
| 3位 | L.Pesek | Derbi Racing | Derbi | 40'00.464 | |
| 4位 | S.Gadea | Master-MVA Aspar Team | Aprilia | 40'01.615 | |
| 5位 | H.Faubel | Master-MVA Aspar Team | Aprilia | 40'01.646 | |
| 6位 | M.Kallio | Red Bull KTM GP125 | KTM | 40'01.790 | |
| 第6戦終了時点 | |||||
| 1位 | L.Capirossi | Ducati Marlboro Team | Ducati | 99 | |
| 2位 | N.Hayden | Repsol Honda Team | Honda | 99 | |
| 3位 | M.Melandri | Fortuna Honda | Honda | 89 | |
| 15位 | C.Checa | TECH3 Yamaha | Yamaha | 16 | |
| 17位 | A.Hofmann | Pramac d' Antin | Ducati | 6 | |
| 18位 | J.Ellison | TECH3 Yamaha | Yamaha | 5 | |
| 1位 | A.Dovizioso | Humangest Racing Team | Honda | 108 | |
| 2位 | J.Lorenzo | Fortuna Aprilia | Aprilia | 88 | |
| 3位 | Y.Takahash | Humangest Racing Team | Honda | 80 | |
| 4位 | H.Barbera | Fortuna Aprilia | Aprilia | 78 | |
| 5位 | H.Aoyama | Red Bull KTM GP250 | KTM | 75 | |
| 6位 | R.Locatelli | Team Toth | Aprilia | 67 | |
| 1位 | A.Bautista | Master-MVA Aspar Team | Aprilia | 119 | |
| 2位 | M.Kallio | Red Bull KTM GP125 | KTM | 88 | |
| 3位 | M.Pasini | Master-MVA Aspar Team | Aprilia | 74 | |
| 3位 | H.Faubel | Master-MVA Aspar Team | Aprilia | 67 | |
| 4位 | S.Gadea | Master-MVA Aspar Team | Aprilia | 67 | |
| 6位 | L.Pesek | Derbi Racing | Derbi | 55 | |
第6戦の開催地は、有名な観光地フィレンツェ郊外にあるムジェロ。高低差のあるテクニカルコースだ。
例年は夏のような暑さの中で行われるが、今年はヨーロッパ全体を襲っている異常気象のために、悪天候と低い気温に悩まされた。MotoGPの1日目の走行は、雨が降ったり止んだりする厳しい状況だった。2日目は、曇り空の中ドライコンディションで無事に予選が行われた。
テック3ヤマハのC・チェカ選手は、悪天候の中でセッティングに苦しんでしまう。それでも予選の最終ラップでベストタイムをマーク。今期最高の予選13番手を獲得。決勝へ向けて、好感触をつかんでいた。
「予選は、すごく混乱した。初日はルマンのときと同じセッティングで走ったが、うまくいかなくて、イチからまたやり直した。最後にはだいぶよくなったが、まだ十分じゃない。だけど、上位とのタイムが少し詰まったから、この調子で戦闘力を上げていきたい。明日は朝のフリー走行でセッティングをさらに詰めてレースに臨むよ。明日は気温が上がるといいね」とチェカ選手は語った。
また、チームメイトのJ・エリソン選手(ヤマハ)は17位、A・ホフマン選手(ドゥカティ)は18位、J−L・カルドソ選手(ドゥカティ)は19位となっている。
翌日曜日は、朝から晴天に恵まれた。ようやくイタリアらしい日差しが戻り、8万人以上の観客が見守る中、決勝レースが行われた。チェカ選手は、苦しいライディングを強いられるたが、15位とポイント圏内でゴール。ポイントを死守している。
「タフなレースだった。テストしていないハードなタイヤを履いてみたが、これは合わなかった。ペースをキープすることが難しかったよ。新しいタイヤを使用したのは、リスクを負っても新しいデータがほしかったから。とにかく、今はいろんなことを試していきたい」とチェカ選手は語った。
また、同じくテック3ヤマハのエリソン選手は16位。「スタートは悪くなかったけど、それからチェカ選手の後ろについていったけど、だんだんとペースが厳しくなってしまった。明日のテストでもっと戦闘力を上げたい」とエリソン選手は語った。また、カルドソ選手は17位。ホフマン選手は、残念ながら転倒リタイアに終わっている。
250クラスの予選は、1、2回ともドライコンディションで行われた。前回、転倒しているJ・ロレンツォ選手(アプリリア)が、好調の走りを取り戻し、今期4度目のポールポジションを獲得した。
「ポールが取れてすごくうれしい。今回はとても調子がいいから、明日はいいレースがしたい」とロレンツォ選手。続いて2番手には、前回初優勝を果たした高橋裕紀選手(ホンダ)が入った。
「前回優勝していい感じできているので、明日もいいレースをしたいです」と高橋選手は話していた。
また、ランキングトップのA・ドビジオーソ選手(ホンダ)は、惜しくもフロントローを逃して5番手2列目となっている。
一方、青山周平選手(ホンダ)は9位、青山博一選手(KTM)は11位につけている。
決勝レースは、高橋選手のホールショットで始まった。ロレンツォ選手、R・ロカテリ選手(アプリリア)、ドビジオーソ選手、A・デ・アンジェリス選手(アプリリア)などが続き、序盤からトップ争いは8台の大集団を作っていった。
1周目にトップに立ったロレンツォ選手は、ドビジオーソ選手、高橋選手、デ・アンジェリス選手、M・シモンチェリ選手(アプリリア)、ロカテリ選手、A・デボン選手(アプリリア)、J・シュムルツ選手(アプリリア)と続く集団をリードしていった。
この中から、まずはシュムルツ選手が転倒リタイア。他の7台は密着したまま中盤へと向かっていった。
9周目に入るとデ・アンジェリス選手がトップに立つが、後続を離すことはできず、激しいトップ争いは続いていた。
後半に入ると、シモンチェリ選手が遅れ、さらに、デボン選手、ロカテリ選手も遅れる始め、終盤はデ・アンジェリス選手、ドビジオーソ選手、ロレンツォ選手、高橋選手の4台のバトルとなった。
最終ラップ、トップで入ったのはデ・アンジェリス選手で、ロレンツォ選手、ドビジオーソ選手、高橋選手というオーダーとなっていた。一旦、ロレンツォ選手が前にでるが、すぐにデ・アンジェリス選手が抜き返す。そして、最終コーナーへトップで入ったのはデ・アンジェリス選手だったが、ロレンツォ選手がインをついてトップを奪い、そのままメインストレートをかけぬけた。
「ここ数戦、調子が悪かったから、今回勝てたことはすごく重要だと思う。他のライダーも速かったからすごく難しいレースだった。ともかく、勝ててうれしいよ」とロレンツォ選手。
デ・アンジェリス選手は惜しくも2位。地元イタリアのドビジオーソ選手は3位表彰台を死守した。高橋選手は惜しくも表彰台を逃して4位となっている。「上位3台についていったけど、抜けなかった。この高速コースで4位に入れたのだから、いい結果だと思う」と高橋選手は語った。
この結果、ロレンツォ選手は再びランキング2位に上がり、首位のドビジオーソ選手と20点差となっている。
また、青山周平選手は9位。青山博一選手は、スタート直後の第1コーナーで他車と接触して転倒してしまった。
125クラスは、予選1回目が雨。翌日の予選2回目がドライとなり、2回目の結果でグリッドが決まった。前回のルマンで転倒してしまったチェコ人のL・ペゼック選手(デルビ)が初のポールポジションをゲットした。「マシンが調子よくて、ポールをとることができた。明日は表彰台に上がりたい」とペゼック選手は語った。
続いて、2番手に地元イタリアのM・パシーニ選手(アプリリア)がつけた。首位のA・バウティスタ(アプリリア)は5位となり、フロントローを逃している。
一方、小山知良選手(マラグーティ)は、着実にタイムを詰めていくと16位。今回スポット参戦した葛原太陽選手(ホンダ)は、33番手となっている。
スタートよく飛び出したのはパシーニ選手で、バウティスタ選手、H・ファウベル選手(アプリリア)、ペゼック選手などが続く。すぐにバウティスタ選手がトップに立ち、パシーニ選手が追従。この2台がトップ争いを展開。さらに、後方からペゼック選手も追い付いて、この3台がトップ集団を形成した。この後方では、ファウベル選手、M・カリオ選手(KTM)、S・ガデア選手(アプリリア)、J・シモン選手(KTM)が4位争いを繰り広げていった。
トップ争いの3台、バウティスタ選手、パシーニ選手、ペゼック選手の3台は、中盤に入っても密着状態。バウティスタ選手がトップをかろうじて守っていた。
後半に入ると、何度かパシーニ選手がトップにたつが、すぐにバウティスタ選手が奪い返して先頭に出た。ペゼック選手は2台にぴたりと続いて、終盤へと向かった。
そして、最終ラップに入るとき、ペゼック選手が一旦前にでるが、その後ゴールまで激しいバトルが続く。パシーニ選手、ペゼック選手がトップを入れ替えていき、最終コーナーへはペゼック選手がトップで入る。しかし、ペゼック選手がややアウトにはらむと、インをついたパシーニ選手とバウティスタ選手がペゼック選手をパスしていった。
パシーニ選手が真っ先に最終コーナーを立ち上がりメインストレートへ向かう。バウティスタ選手がゴールライン手前で横に並びかけるが、写真判定による僅かの差で地元イタリアのパシーニ選手が今期初優勝を達成した。
「地元で勝ちたかったから本当にうれしい。昨日、マシンが調子よくなかったが、スタッフが直してくれて今日は調子がよかった」とパシーニ選手は語った。
2位のバウティスタ選手に続いて、ペゼック選手が3位でゴールした。また、4位争いはガデア選手が制し、カリオ選手は6位。この結果、首位のバウティスタ選手とランキング2位のカリオ選手の点差は31点と広がった。
また、小山選手は15位でポイントをゲット。葛原選手は20位で完走を果たした。