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■ 2006/6/24 第8戦 オランダ アッセン
天気 気温 観客
晴れ 23度 91,500人
MOTO GP
順位 選手名 チーム DUNLOP タイム
1位 N.Hayden Repsol Honda Team Honda 42'27.404
2位 中野真矢 Kawasaki Racing Team Kawasaki 42'32.288  
3位 D.Pedrosa Repsol Honda Team Honda 42'34.929  
9位 C.Checa TECH3 Yamaha Yamaha 42'56.431 DUNLOP
16位 Ivan Silva Pramac d' Antin Ducati 43'14.455 DUNLOP
17位 J.L.Cardoso Pramac d' Antin Ducati 42'30.046 DUNLOP
250CC
順位 選手名 チーム DUNLOP タイム
1位 J.Lorenzo Fortuna Aprilia Aprilia 40'30.770 DUNLOP
2位 A.De.Angelis Master-MVA Aspar Team Aprilia 40'38.938 DUNLOP
3位 A.Dovizioso Humangest Racing Team Honda 40'39.011 DUNLOP
4位 A.Debon Aprilia Racing Aprilia 41'02.645 DUNLOP
5位 R.Locatelli Team Toth Aprilia 41'05.456 DUNLOP
6位 高橋裕紀 Humangest Racing Team Honda 41'10.096 DUNLOP
125CC
順位 選手名 チーム DUNLOP タイム
1位 M.Kallio Red Bull KTM GP KTM 38'51.450 DUNLOP
2位 S.Gadea Master-MVA Aspar Team Aprilia 38'51.572 DUNLOP
3位 A.Bautista Master-MVA Aspar Team Aprilia 38'51.578 DUNLOP
4位 S.Corsi Squadra Corse Metis Gilera Gilera 38'58.243 DUNLOP
5位 L.Pesek Derbi Racing Derbi 38'58.278 DUNLOP
6位 H.Faubel Master-MVA Aspar Team Aprilia 39'02.097 DUNLOP
第8戦終了時点
MOTOGP
順位 選手名 チーム DUNLOP ポイント
1位 N.Hayden Repsol Honda Team Honda 144  
2位 D.Pedrosa Repsol Honda Team Honda 102  
3位 L.Capirossi Ducati Marlboro Team Ducati 100  
15位 C.Checa TECH3 Yamaha Yamaha 31 DUNLOP
16位 A.Hofmann Pramac d' Antin Ducati 16 DUNLOP
18位 J.Ellison TECH3 Yamaha Yamaha 12 DUNLOP
19位 J.L.Cardoso Pramac d' Antin Ducati 5 DUNLOP
GP250
順位 選手名 チーム DUNLOP ポイント
1位 A.Dovizioso Humangest Racing Team Honda 149 DUNLOP
2位 J.Lorenzo Fortuna Aprilia Aprilia 133 DUNLOP
3位 高橋裕紀 Humangest Racing Team Honda 99 DUNLOP
4位 青山博一 Red Bull KTM GP250 KTM 92 DUNLOP
5位 A.De.Angelis Master-MVA Aspar Team Aprilia 91 DUNLOP
6位 R.Locatelli Team Toth Aprilia 91 DUNLOP
GP125
順位 選手名 チーム DUNLOP ポイント
1位 A.Bautista Master-MVA Aspar Team Aprilia 160 DUNLOP
2位 M.Kallio Red Bull KTM GP125 KTM 113 DUNLOP
3位 S.Gadea Master-MVA Aspar Team Aprilia 103 DUNLOP
4位 H.Faubel Master-MVA Aspar Team Aprilia 97 DUNLOP
5位 M.Pasini Master-MVA Aspar Team Aprilia 96 DUNLOP
6位 L.Pesek Derbi Racing Derbi 77 DUNLOP
チェカ選手が、2戦連続のトップ10入り、9位でフィニッシュ
ヨーロッパでの3連戦の2戦目は、アッセンで行われるオランダGP。1949年からGPを開催している歴史あるサーキットだが、今年はコースが改修された。全長約6キロあったコースは約4.5キロなり、低速コーナーが増えて安全性が向上した。 初日は、午前中に雨がぱらつく悪天候となったが、翌日の公式予選はドライコンディションで行われた。 この新しいコースに臨んだヤマハテック3のC・チェカ選手は、初日から好調さを披露する。フリー走行2回目には2番手のタイムをマークし、マシンセッティングを順調に進めていった。翌日の予選でさらにタイムを詰めていくと、チェカ選手は8番手をゲット。今期最高位からスタートすることになった。
「今回は8番手で今年で一番いいポジションからスタートすることになった。重要なことは、マシンのセッティングがすごくいいこと。昨日の順位を守ることは難しかったけど、今日も攻めの走りでタイムを上げることができた。タイヤの感触もすごくいい。明日はいいペースで走る自信があるよ。いい結果を目指して全力を尽くす」とチェカ選手。 また、チームメイトのJ・エリソン選手も14位につけ、好感触をつかんでいた。「レースタイヤで安定したペースで走ることができる。ダンロップががんばってくれていてレース用のタイヤ、予選タイヤもすごくよくなってきた。いいフィーリングで走れる。明日はチェカ選手に離されないようについていきたいね」とエリソン選手。 一方、J-L・カルドソ選手(ドゥカティ)は16番手、A・ホフマン選手の代打として出場したI・シルヴァ選手(ドゥカティ)は17番手となっている。
決勝レースが始まると、順調なスタートを決めたチェカ選手は、1周目を9位で帰ってくる。その後、一旦11位に後退するが、中盤に入ると、ペースをつかんで追い上げを開始。玉田誠選手(ホンダ)、C・ヴァーミュレン選手(スズキ)を抜き去ることに成功し、9位に浮上する活躍を見せる。 終盤に入ると、後方から追い上げてきたディフェンディングチャンピオンのV・ロッシ(ヤマハ)にパスされてしまうが、10位をキープ。最終ラップにトップ争いをしていたC・エドワーズ選手(ヤマハ)が転倒すると、チェカ選手は9位に順位を上げてチェッカー。前回に続いて2戦連続のトップ10フィニッシュを決めた。
「この結果には満足している。今シーズン、僕の前を走っていたライダーを抜くことができたんだ。最初に玉田選手を、次にヴァーミュレン選手をパスした。その後、ロッシ選手が後ろからハイペースで追い上げてきた。終盤になるとチャタリングがでていたのでロッシ選手のペースでは走れなかった。だけど、全体的にはマシンの状態はよくなっている。チームスタッフに感謝したい。特にダンロップのがんばりがこの結果をもたらしたんだと思う。今後もこの調子でタイヤのパフォーマンスを向上させていけば、結果はついてくると思う」とチェカ選手は語っていた。 また、エリソン選手は転倒リタイア。「チェカ選手の後ろについて、すごくいい感じで走っていた。だけど、第1コーナーへハードに入りすぎて転倒してしまった。すごく残念。マシン、タイヤともすごくよくなってきたから、次のドニントンパークでもがんばるよ」とエリソン選手。この転倒で踝を痛めたが、大事には至らなかった。また、シルヴァ選手は16位、カルドソ選手は17位でゴールしている。
ロレンツォ選手が、ポールトゥウィンで今期4勝目を達成
250クラスでは、目下ランキング2位につけるJ・ロレンツォ選手(アプリリア)が今期5回目のポールポジションを獲得した。「前回は取り損ねたから、ここでまたポールを取れてうれしい。明日はいいレースができると思う。首位のドビジオーソ選手との点差を詰めていきたい」とロレンツォ選手。 続いて、ロレンツォ選手にコンマ1秒の僅差で2位に入ったのはA・デ・アンジェリス選手(アプリリア)。上位2台は3位以下に1秒以上の差をつける抜群の速さを見せた。 3番手は、首位のA・ドビジオーソ選手(ホンダ)で、青山周平選手(ホンダ)が4位フロントローを獲得している。また、高橋裕紀選手(ホンダ)は5位、兄の青山博一選手(KTM)は10位に入った。
決勝レースがスタートするとロレンツォ選手がホールショットを決めて、1周目から後続を引き離しにかかった。2位集団は、デ・アンジェリス選手、ドビジオーソ選手、R・ロカテリ選手(アプリリア)の3台。ロカテリ選手が遅れ始めると、デ・アンジェリス選手とドビジオーソ選手が2位争いとなり、トップのロレンツォ選手に接近していった。 5周目には一旦トップのロレンツォ選手、デ・アンジェリス選手、ドビジオーソ選手の接近戦となったが、8周目にファステストラップをマークしたロレンツォ選手が後続を再び引き離しにかかった。デ・アンジェリス選手、ドビジオーソ選手の2台はロレンツォ選手のペースについていけず、2位争いを展開することになる。
トップのロレンツォ選手は後半に入っても、ハイペースをキープ。着々とリードを広げていくと、18周目には約6秒のアドヴァンテージを築く。ライバルたちを圧倒したロレンツォ選手が、ポールトゥウィンで今期4勝目を達成した。 「今日は速く走れると分っていた。最初は、リードを広げることができなかったが、だんだんとペースを上げることができた。今年で1番いいレースだね。今後もこの調子で戦っていきたい」とロレンツォ選手。 また、2位争いは最後まで接近戦となったが、デ・アンジェリス選手が逃げ切って2位でフィニッシュ。ドビジオーソ選手は3位となった。「ラストラップは前にでたかったけどだめだった。今日はマシンのセッティングが十分じゃなかった。3位で悔しいけど、ポイントは獲得できた」とドビジオーソ選手。
この結果、首位のドビジオーソ選手とランキング2位のロレンツォ選手の差は16点と少し詰まっている。 また、日本の3選手は、1周目の多重クラッシュに巻き込まれて大きく順位を下げてしまう。その後、高橋選手は徐々に挽回し、最後はM・シモンチェリ選手(アプリリア)との争いを制して、6位でゴール。青山博一選手は9位、青山周平選手は12位でそれぞれポイントを獲得している。
KTMのカリオ選手が、今期2勝目を決める
前回は、不運な転倒リタイアを喫したランキング2位のM・カリオ選手(KTM)だったが、今回は初日から好調なライディングを披露。今期2度目のポールポジションを獲得した。「コースが変わったけど、だんだん慣れてきたよ。マシンはすごく調子がいい。2度目のポールが取れてうれしいよ」とカリオ選手。 2番手に首位のA・バウティスタ選手(アプリリア)が続き、3位にL・ペゼック選手(デルビ)、4位にS・ガデア選手(アプリリア)というライダーがフロントローを占めた。 また、負傷した小山知良選手(マラグーティ)のピンチヒッターとして葛原太陽選手が出場し、36位となっている。
決勝レースが始まるとカリオ選手が好スタート。バウティスタ選手、ガデア選手、H・ファウベル選手(アプリリア)などが続く。序盤は、10台以上のライダーが僅差で続く大混戦。4周目になるとカリオ選手、バウティスタ選手、M・パシーニ選手(アプリリア)の3台が先頭集団となるが、徐々にパシーニ選手は後退。6周目にはカリオ選手、バウティスタ選手の2台が後続を離していった。セカンド集団は、ガデア選手、パシーニ選手、ファウベル選手、M・デ・メグリオ選手(アプリリア)の4台だったが、この中からガデア選手が抜け出して、上位に2台に接近。9周目にはカリオ選手、バウティスタ選手、ガデア選手の3台がトップ集団となり、3位争いはファウベル選手、パシーニ選手、P・ニエト選手(アプリリア)、S・コルシ選手(ジレラ)などが展開していった。
トップの3台は僅差で続き、カリオ選手、バウティスタ選手が何度もトップを入れ替え、ガデア選手が2台にぴたりとついていく展開となる。 一方、スタート直前にマシントラブルが発生し、セカンドマシンに乗り換えたペゼック選手は、最後尾スタート。その後めざましい追い上げを披露すると、中盤には4位争いの集団に追い付いた。そして、パシーニ選手、ファウベル選手が遅れ始めると、ペゼック選手、コルシ選手が抜け出して4位争いを繰り広げることとなった。 レース終盤に入っても上位の3台は密着状態。最終ラップはガデア選手、カリオ選手、バウティスタ選手の順で通過するが、最後のシケインへ向けて激しい攻防が展開され、カリオ選手が前にでる。シケインの出口でカリオ選手とバウティスタ選手が接触するという激しいバトルとなったが、トップのまま切り抜けたカリオ選手が今期2勝目を達成した。
「前回のカタルニアGPで転倒しているから、今回は重要なレースだった。最後のシケインは厳しかったけど、他の2台の間に入ってシケインを切り抜けることができた。まだ点差はあるけど、少しずつ点差を詰めていきたい」とカリオ選手。 ガデア選手が僅差の2位となり、接触で遅れをとったバウティスタ選手が僅かの差で3位となった。この結果、首位のバウティスタ選手と2位カリオ選手の点差は47点となっている また、4位はコルシ選手が入り、最後尾から追い上げたペゼック選手は5位となってる。一方、葛原選手は28位でチェッカーを受けた。