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■ 2006/9/10 第13戦 マレーシア セパン
天気 気温 観客
晴れ 33度 43,182人
MOTO GP
順位 選手名 チーム DUNLOP タイム
1位 V.Rossi Camel Yamaha Team Yamaha 43'07.829  
2位 L.Capirossi Ducati Marlboro Team Ducati 43'08.678  
3位 D.Pedrosa Repsol Honda Team Honda 43'11.692  
12位 C.Checa TECH3 Yamaha Yamaha 43'38.713 DUNLOP
15位 A.Hofmann Pramac d' Antin Ducati 44'06.910 DUNLOP
16位 J.Ellison TECH3 Yamaha Yamaha 44'13.616 DUNLOP
17位 J.L.Cardoso Pramac d' Antin Ducati 44'45.691 DUNLOP
250CC
順位 選手名 チーム DUNLOP タイム
1位 J.Lorenzo Fortuna Aprilia Aprilia 43'15.499 DUNLOP
2位 A.Dovizioso Humangest Racing Team Honda 43'20.927 DUNLOP
3位 A.De.Angelis Master-MVA Aspar Team Aprilia 43'25.724 DUNLOP
4位 高橋裕紀 Humangest Racing Team Honda 43'41.168 DUNLOP
5位 R.Locatelli Team Toth Aprilia 43'46.651 DUNLOP
6位 青山周平 Repsol Honda Honda 43'55.435 DUNLOP
125CC
順位 選手名 チーム DUNLOP タイム
1位 A.Bautista Master-MVA Aspar Team Aprilia 26'52.154 DUNLOP
2位 M.Kallio Red Bull KTM GP 125 KTM 26'55.731 DUNLOP
3位 H.Faubel Master-MVA Aspar Team Aprilia 27'02.058 DUNLOP
4位 J.Simon Red Bull KTM GP 125 KTM 27'02.128 DUNLOP
5位 J.Olive SSM Racing Aprilia 27'03.705 DUNLOP
6位 S.Gadea Master-MVA Aspar Team Aprilia 27'03.742 DUNLOP
第13戦終了時点
MOTOGP
順位 選手名 チーム DUNLOP ポイント
1位 N.Hayden Repsol Honda Team Honda 214  
2位 D.Pedrosa Repsol Honda Team Honda 192  
3位 V.Rossi Camel Yamaha Team Yamaha 188  
15位 C. Checa TECH3 Yamaha Yamaha 58 DUNLOP
17位 A.Hofmann Pramac d' Antin Ducati 22 DUNLOP
18位 J.Ellison TECH3 Yamaha Yamaha 20 DUNLOP
19位 J.L.Cardoso Pramac d' Antin Ducati 8 DUNLOP
GP250
順位 選手名 チーム DUNLOP ポイント
1位 J.Lorenzo Fortuna Aprilia Aprilia 224 DUNLOP
2位 A.Dovizioso Humangest Racing Team Honda 212 DUNLOP
3位 A.De.Angelis Master-MVA Aspar Team Aprilia 147 DUNLOP
4位 高橋裕紀 Humangest Racing Team Honda 146 DUNLOP
5位 R.Locatelli Team Toth Aprilia 138 DUNLOP
6位 青山博一 Red Bull KTM GP250 KTM 132 DUNLOP
GP125
順位 選手名 チーム DUNLOP ポイント
1位 A.Bautista Master-MVA Aspar Team Aprilia 255 DUNLOP
2位 M.Kallio Red Bull KTM GP125 KTM 181 DUNLOP
3位 M.Pasini Master-MVA Aspar Team Aprilia 156 DUNLOP
4位 S.Gadea Master-MVA Aspar Team Aprilia 143 DUNLOP
5位 H.Faubel Master-MVA Aspar Team Aprilia 139 DUNLOP
6位 L.Pesek Derbi Racing Derbi 109 DUNLOP
ヤマハのチェカ選手は12位、ポイント圏内でゴールする
シーズン終盤に入った世界グランプリは、アジアラウンド3連戦の初戦、マレーシアGPを迎えた。熱帯でのレースということで、毎年猛暑の中での厳しい戦いが展開されている。
初日は、ドライコンディションの中で走行が行われた。テック3ヤマハのC・チェカ選手は、気温32度という暑さの中で、マシンセッティングや、新しいタイヤのテストを入念に行っていった。初日は15番手となっていた。
翌日、午前中はドライコンディションでフリー走行3回目が行われた。チェカ選手は、前日のタイムをコンマ6秒更新し、13位と順位アップ。着実にセッティングが進んできていた。そして、昼過ぎに激しいストームがセパンを襲い、初めて予選がキャンセルされるという事態となる。
スターティンググリッドは、3回のフリー走行の総合順位で決められ、チェカ選手は総合15番手となった。
「ひどい雨が降って、今日は混乱したよ。とても走行できるような状況じゃなかった。午前中の走行でタイムは上がったし、セッティングもだいぶよくなって来ている。だけど、雨のせいでセッティングが不十分だから、明日の朝のウォームアップでいろいろと確認してレースに臨むよ」とチェカ選手。
また、テック3チームの同僚、J・エリソン選手はセッティングが思ったように進まず18位。ダンティン・ドゥカティのA・ホフマン選手は17位、J・L・カルドソ選手は19位となっている。
決勝当日、天候が心配されたが、晴天の中、ドライコンディションでレースは行われた。朝のウォームアップでセッティングを最終的に調整したチェカ選手は、順当なスタートを切ると1周目を14位で通過する。その後、ホンダの玉田誠選手をパスすると13位へ順位アップ。チェカ選手は安定したライディングを続けていった。そして、上位で1台が転倒リタイアすると、12位へとさらに順位を上げ、ポイント圏内でチェッカーを受けた。
「昨日、ストームのために予選が中止になったため、タイヤのテストが十分にできなかった。だから、決勝へも半信半疑でタイヤを選んで出走した。それでも思ったよりもリズムよく走れた。左コーナーでチャタリングがでたけど、全体的なライディングは悪くなかったと思う。僕らの方向性は間違っていないということだね。次も難しいコース、フィリップアイランドだけど、もっといい結果がでるようにがんばるよ」とチェカ選手。
また、エリソン選手は16位。「ずっとハンドリングの問題がでていて、レースまでに解決できなかった。それにリアにうまく加重がかからず、苦しい走りになってしまった。とても残念だよ」とエリソン選手。
一方、ドゥカティの2台、ホフマン選手は15位、カルドソ選手は17位でゴールしている。
ロレンツォ選手がドビジオーソ選手を破り今期7勝目を挙げる
タイトル争いが激戦となっている250クラス。首位には、J・ロレンツォ選手(アプリリア)が立ち、7点差でA・ドビジオーソ選手(ホンダ)が2番手につけている。
予選はMotoGPクラス同様、2回目がストームのためにキャンセルとなり、1回目のタイムでグリッドが決められた。ポールポジションを獲得したのは、H・バルベラ選手(アプリリア)で、中国GP以来2度目の獲得となった。「サスペンションに問題がでていたが、解決できた。明日は序盤から全力で戦う」とバルベラ選手。続いて2番手にロレンツォ選手が続き、青山博一選手(KTM)が3番手を確保した。また、ドビジオーソ選手は5番手2列目となっている。
一方、青山周平選手(ホンダ)は7位、レース復帰した高橋裕紀選手(ホンダ)は9位、関口太郎選手(アプリリア)は22位となっている。
決勝レースは、L・ロカテリ選手(アプリリア)のホールショットで始まった。ロレンツォ選手、ドビジオーソ選手、青山博一選手などが続く。ロレンツォ選手は1周目にトップを奪い、2位以下にはドビジオーソ選手、青山博一選手、ロカテリ選手、高橋選手、A・デ・アンジェリス選手(アプリリア)が続いた。
3周目に入ると、ドビジオーソ選手がトップに立ち、ロレンツォ選手、青山博一選手が2、3位につけ、やや間隔を置いてロカテリ選手、高橋選手、デ・アンジェリス選手が続いていた。そして、健闘していた青山博一選手は、3周目を走り終えるとマシントラブルのためにピットイン。そのままリタイアとなってしまう。
この後、トップ集団はドビジオーソ選手、ロレンツォ選手、ロカテリ選手の3台に。そして、6周目にロカテリ選手が転倒して大きく後退すると、ドビジオーソ選手とロレンツォ選手の対決となった。
2台は、テールトゥノーズのバトルを展開。3周目からドビジオーソ選手がトップを守っていったが、タイトル争いをしている2人だけに、息詰まるような接戦を繰り広げていった。終盤に入ると、後方から追い付いたデ・アンジェリス選手も加わり3台の戦いとなった。
15周目にコーナーでミスしたドビジオーソ選手はデ・アンジェリス選手に抜かれて一旦3位に後退。この隙にロレンツォ選手はラストスパートをかけると、徐々に差を広げていった。ドビジオーソ選手はすぐにデ・アンジェリス選手を抜き返したものの、ロレンツォ選手のペースにはついていけず単独2位となっていった。最終的には5秒の差をつけたロレンツォ選手が今期7勝目を達成した。
「暑かったし、ドビジオーソが速かったので大変なレースだった。終盤、ようやく差を広げて勝つことができた。点差も少し広がったからよかった」とロレンツォ選手はコメントした。
一方、ドビジオーソ選手は2位でゴールし、この結果、2人の点差は12点に広がっている。
また、高橋選手は単独4位でゴール。青山周平選手は6位、関口選手は13位でポイントを獲得している。
バウティスタ選手が6勝目、初タイトルへ王手をかける
目下、ポイントリーダーのスペイン人、A・バウティスタ選手(アプリリア)が、69点という大きな点差をつけている125クラス。予選2回目は開始されたものの、激しい雨でほとんどのライダーは走行しなかった。結局、他のクラス同様、予選1回目のタイムで予選順位が決められた。
ポールポジションは首位のバウティスタ選手がゲット。2位以下に1秒以上の大差をつける抜群の記録で、今期5度目のポールを獲得した。「雨で予選が台無しになったことは残念だけと、セッティングはできているよ」とバウティスタ選手。
2番手にはランキング2位のM・カリオ選手(KTM)が続く。また、小山知良選手(マラグーティ)は、9位3列目からのスタートとなった。
決勝レースがスタートすると、バウティスタ選手、M・パシーニ選手(アプリリア)、カリオ選手と続いたが、2周目の最終コーナー立ち上がりでパシーニ選手が転倒。後続車が転倒したマシンに乗り上げて転倒すると赤旗が提示され、レースはやり直しとなった。
12周に短縮された決勝レースは、再びバウティスタ選手の好スタートで始まった。カリオ選手、パシーニ選手、L・ペゼック選手(デルビ)などが後ろから続く。
トップのバウティスタ選手は、すぐにペースアップしていくと徐々に後続をリード。2番手にカリオ選手が続くが、バウティスタ選手についていくことはできない。バウティスタ選手は、5周目には2秒以上のリードを取り独走体制。カリオ選手は単独2位となり、パシーニ選手、H・ファウベル選手(アプリリア)、G・タルマクシ選手(ホンダ)、J・シモン(KTM)、ペゼック選手の3位争いは混戦となっていった。
レース中盤に突入。トップのバウティスタ選手、2位カリオ選手は単独走行。3位争いは、何度も順位を入れ替える激戦を続けていった。
レース終盤に入ってもバウティスタ選手はハイペースを維持していくとトップをキープ。独走で今期6勝目を達成。カリオ選手に74点差をつけたため、次戦のオーストラリアでカリオ選手より前でゴールすれば初タイトルを獲得することになった。
「暑くて大変なレースだった。1回レースがやり直しになったけど、2度目のスタートもうまくいって、いいリズムで走れた。この調子で走って、次のオーストラリア戦でタイトルを決めたい」とバウティスタ選手は語った。
カリオ選手は、善戦しながらもバウティスタ選手には届かず2位となった。そして、3位争いは最後はファウベル選手とシモン選手の戦いとなった。ラストラップを3位で通過したのはシモン選手だったが、最終コーナーでファウベル選手が逆転すると3位表彰台をつかんだ。
また、小山選手は序盤14位につけていたが、7周目にクラッシュ。そのままリタイアしてしまった。