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■ 2006/11/5 最終戦(第7戦) MFJ GP 鈴鹿
天気 気温 観客
晴れ 19.3度 17,000人
JSB1000
順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 加賀山 就臣 YK SUZUKI with Bright Logic Suzuki 36'43.482 DUNLOP
2位 秋吉 耕佑 ヨシムラスズキwith JOMO Suzuki 36'43.648  
3位 伊藤 真一 KEIHIN KoharaR.T. Honda 36'45.596  
5位 中須賀 克行 YSP&PRESTOレーシング Yamaha 36'52.157 DUNLOP
7位 森脇 尚護 モリワキMOTULレーシング Honda 37'08.104 DUNLOP
ST600
順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 安田 毅史 team HARC-PRO. Honda 27'16.184  
2位 酒井 大作 TEAM GREEN Kawasaki 27'21.019  
3位 奥野 正雄 伊藤RACING・GMDスズカ Yamaha 27'23.202  
5位 大崎 誠之 SP忠男レーシングチーム Yamaha 27'23.501 DUNLOP
7位 佐藤 裕児 ジュビロ レーシング チーム Yamaha 27'29.385 DUNLOP
8位 稲垣 誠 バーニング ブラッドRT Honda 27'29.718 DUNLOP
GP250
順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 横江 竜司 RT森のくまさん佐藤塾仙台 Yamaha 37'50.029  
2位 R.WILAIROT THAI HONDA
CASTROL ENDURANCE
Honda 37'50.134  
3位 宇井 陽一 PRO-TEC×weave Yamaha 38'16.956 DUNLOP
4位 高橋 巧 バーニング ブラッドRT Honda 38'21.326 DUNLOP
5位 山崎 郡 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha 38'22.348 DUNLOP
6位 秋谷 守 チーム モトスペース Yamaha 38'31.056 DUNLOP
8位 櫻井 大幸 TEAM KOHSAKA Honda 38'52.240 DUNLOP
9位 伊藤 勇樹 DOG FIGHT RACING Yamaha 39'08.523 DUNLOP
GP125
順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 中上 貴晶 team HARC-PRO. Honda 35'04.221  
2位 井手 敏男 Feel&テック・2 Yamaha 35'06.717  
3位 富沢 祥也 FRS Honda 35'06.774 メーカー
6位 竹内 吉弘 RP馬行&YUE Honda 35'25.760 DUNLOP
8位 徳留 真紀 FRS Honda 35'26.277 DUNLOP
9位 井上 誠 BATTLE FACTORY Honda 35'38.798 DUNLOP
10位 葛原 稔永 S-way Honda 35'45.196 DUNLOP
最終戦終了時点(暫定)
JSB1000
順位 選手名 チーム メーカー ポイント
1位 伊藤 真一 KEIHIN KoharaR.T. Honda 118
2位 渡辺 篤 ヨシムラスズキwithJOMO Suzuki 94  
3位 山口 辰也 ホンダドリームカストロールRT Honda 81  
9位 中須賀 克行 YSP&PRESTOレーシング Yamaha 42 DUNLOP

その他のダンロップユーザー一覧

ST600
順位 選手名 チーム メーカー ポイント
1位 安田 毅史 team HARC-PRO. Honda 94
2位 渡辺 篤 ヨシムラスズキwithJOMO Suzuki 89  
3位 酒井 大作 TEAM GREEN Kawasaki 80  
4位 大崎 誠之 SP忠男レーシングチーム Yamaha 78 DUNLOP
10位 佐藤 裕児 ジュビロ レーシング チーム Yamaha 30 DUNLOP

その他のダンロップユーザー一覧

GP250
順位 選手名 チーム メーカー ポイント
1位 横江 竜司 RT森のくまさん佐藤塾仙台 Yamaha 123  
2位 R.WILAIROT THAI Honda
CASTROL ENDURANCE
Honda 103  
3位 宇井 陽一 PRO-TEC×weave Yamaha 80 DUNLOP
4位 高橋 巧 バーニングブラットRT Honda 74 DUNLOP
6位 秋谷 守 チーム モトスペース Yamaha 37 DUNLOP
8位 山崎 郡 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha 33 DUNLOP

その他のダンロップユーザー一覧

GP125
順位 選手名 チーム メーカー ポイント
1位 中上 貴晶 team HARC PRO. Honda 123  
2位 富沢 祥也 FRS Honda 84 DUNLOP
3位 竹内 吉弘 RP馬行&YUE Honda 68 メーカー
7位 井上 誠 BATTLE FACTORY Honda 48 DUNLOP
9位 葛原 稔永 S-way Honda 40 DUNLOP
10位 仲城 英幸 Jhaレーシング Honda 38 メーカー

その他のダンロップユーザー一覧

スポット参戦した加賀山選手がいきなり大活躍、優勝を決める

いよいよ2006シーズンの最終戦を迎えた。今回は、ワールドスーパーバイクで今年3勝をあげて、ランキング7位に入っている加賀山就臣選手(スズキ)が自ら音頭を取ってチームを結成し、スポット参戦を果たした。JSB1000仕様のGSX−R1000+ダンロップタイヤという組み合わせで戦うことになり、元全日本チャンピオンの辻本聡氏が監督を務めている。
「今年は8耐に出られなかったから、どうしても鈴鹿で走りたかった。1ヶ月前に計画して以来、辻本さんをはじめ多くの人たちや、ダンロップさんのおかげで出場にこぎつけました。ワールドスーパーバイクではマシンもタイヤも違うので大変ですが、とにかく全力でがんばります」と語っていた。
また、フル参戦しているヤマハの中須賀克行選手は、前回トップで走行中に転倒しているだけに、優秀の美を飾るべく最終戦に臨んでいた。

迎えた予選、ヤマハの中須賀克行選手が1回目の走行をトップで終了。加賀山選手は3番手と好発進する。そして、午後に入ると、加賀山選手はさらにタイムを更新したが、惜しくもフロントローを逃して5位。中須賀選手は6番手と、それぞれ2列目からスタートすることになった。
「先週の土曜日にできたばかりのマシンで、なんとか昨日と今日の走行で戦えるマシンに仕上げた。明日は、いいレースができそうです。今回は、仲間を集めて参戦しているプライベーター。とても楽しくレースをしています。サポートしてくれた人々のためにも、いい結果を残したいです」と加賀山選手。
辻本監督は「世界で今年3勝したトップライダーと一緒に戦えて光栄です。いい結果を残すことで、ダンロップにいいフィードバックができればと思っています」とコメントしていた。
一方、モリワキの森脇尚護選手(ホンダ)は10位、A・キャミア選手(ホンダ)は14位となっている。

秋の晴天の中で、決勝レースがスタート。抜群のスタートダッシュを見せてホールショットを決めたのは加賀山選手だった。加賀山選手はそのままトップを快走し、引き離しにかかった。秋吉耕佑選手(スズキ)、伊藤真一選手(ホンダ)が後ろから続く。一方、中須賀選手は、山口辰也選手(ホンダ)と4位争いを繰り広げていった。

3周目、秋吉選手が加賀山選手をパスするが、加賀山選手も離されずについていく。さらに、伊藤選手も続き、3台が激しい三つ巴の戦いを開始した。
後半に入ると、伊藤選手が2台を一気に抜き去りトップに浮上。秋吉選手、加賀山選手のオーダーとなる。そして、残り2周で勝負にでた加賀山選手は、まず秋吉選手をパス。シケインで伊藤選手を抜くと最終ラップをトップで突入する。ラストラップは激戦となり、最後のシケインでは秋吉選手との攻防となるが、加賀山選手がトップを守りきると優勝を飾った。
「すごく緊張していたけど、スタートが決まって最初から飛ばしていった。中盤は、最後までハイペースで走れるか不安があったので、後ろについて様子を見て、タイヤを温存していった。終盤は、伊藤さんも追い付いてきて厳しかった。ラストラップは秋吉選手が速くて抜くのは大変だったけど、いいバトルができた。最後までマシン、タイヤともうまく機能してくれたので、サポートしてくれた人たちに感謝しています。ワールドスーパーバイクでの2年間の経験が役に立ったと思います」と加賀山選手。
辻本監督は「今回は、ぶっつけ本番という感じだったが、加賀山選手にはそんなことは関係なく、すごいレースをしてくれた。1ヶ月前から計画して、こんなマンガみたいにいい形で終えることができるなんて信じられない。協力してくれたみなさんに、本当にありがとうといいたいです」と興奮しながら語っていた。

一方、中須賀選手は山口選手に及ばなかったが、5位でゴールした。
「レースウィークに入ってから上り調子だった。オープニングラップで目の前で転倒したライダーがいて、これで集中力がとぎれてペースを戻すのに時間がかかってしまった。目標にしていたアベレージラップをクリアできたことはよかったです。シーズン後半になって、決勝レースでも上位を走れるようになってきたので、この調子を来シーズンにも持続したいと思います」と中須賀選手は語った。
また、森脇選手は7位。キャミア選手はマシントラブルのためにリタイアとなった。

大崎選手が惜しくも表彰台を逃して5位でゴール

ST600クラスには、53台がエントリー。決勝に駒を進めることができるのは全44台ということで、予選から激しい戦いとなった。 ダンロップユーザーの大崎誠之選手(ヤマハ)はセッティングに苦しむと7位2列目。続いて、8番手に佐藤裕児選手(ヤマハ)が入る。大崎選手は今期3度目の、佐藤選手は今期初の表彰台を目指して、2列目からスタートすることになった。

この日の第1レースとして、ST600クラスの決勝が行われた。大崎選手は、オープニングラップは4位で通過。序盤から着実に追い上げていくと、3周目に渡辺篤選手(スズキ)を抜き去り2番手に浮上する。その後、後方から酒井大作選手(カワサキ)が接近してくると、5周目には抜かれてしまい、3位に順位を落としてしまう。
レース中盤に入ると、大崎選手は奥野正雄選手(ヤマハ)、辻村猛選手(ホンダ)と3位争いを展開。大崎選手は、接戦の中で安定したライディングを披露していく。一旦奥野選手にパスされてしまうが、すぐに逆転。大崎選手が3位を守ったまま、レースは終盤に突入していった。
しかし、残り2周というところで大崎選手はデグナーカーブで痛恨のオーバーラン。すぐにコースに戻り、奥野選手、辻村選手を追いかけたが届かず。5位でゴールラインを通過した。
この結果、大崎選手はランキング4位でシーズンを終えている。
また、佐藤選手はスタートで出遅れてしまい、1周目は14位につけていた。しかし、その後着実に追い上げていくと、7位にまで順位を上げてチェッカーを受けた。

宇井選手は、2戦連続の3位表彰台を獲得する

前戦で、今期初の3位表彰台に上がり、調子を上げてきている宇井陽一選手(ヤマハ)は、今回も初日から好調なライディングを披露。予選3番手フロントローを獲得。さらに、4位には、16歳の高橋巧選手(ホンダ)が入る。2台とも表彰台を目指して、1列目からスタートすることになった。
また、秋谷守選手(ヤマハ)は、予選終盤にマシントラブルが発生してコースサイドで止まってしまい、8番手となっている。

決勝レースが始まると、宇井選手が絶妙のスタートを決めてホールショット。後ろから、R・ウィライロー選手(ホンダ)、横江竜司選手(ヤマハ)などが続く。1周目にウィライロー選手がトップに立ち、すぐに引き離しにかかった。その後、宇井選手は後方から横江選手に追い付かれてしまい、4周目にパスされてしまう。
しかし、安定した周回を重ねる宇井選手は、上位2台には届かなかったものの3位をキープ。4位以下を大きく引き離すと3位でチェッカー。前戦に続いて、2戦連続の3位表彰台を獲得した。この結果、ランキング3位を獲得している。
「序盤からみんなペースが速くてついていこうと必死で走った。途中は単独走行になったが、楽しく走っていた。最後までタイヤが調子よくて、ペースが落ちることはなかった。今年は250クラスにでて、またバイクに乗るのが楽しくなってきた。来年は今年よりいい成績を残せるようにがんばります」と宇井選手はコメントした。

また、スタートで大きく出遅れていた高橋選手は、1周目は21位に沈んでいた。しかし、めざましい追い上げを繰り広げていくと、5周目に11位、その後も懸命に順位アップ。終盤には秋谷守選手(ヤマハ)、濱本裕基選手(ヤマハ)と5位争いを展開。この2台を抑えて単独5位になると、残り2周で前を行く山崎郡選手(ヤマハ)を抜き去り、4位でゴールした。


富沢選手が3位表彰台をゲット。ランキング2位を獲得

若手ライダーの活躍が目立っている125クラス。予選では、3戦連続の2位表彰台を決めている富沢祥也選手(ホンダ)が、4位を獲得。フロントローから初優勝を狙うことになった。また、浪平伊織選手(ホンダ)が6位、葛原稔永選手(ホンダ)は7位、竹内吉弘選手(ホンダ)が8位と2列目には、3台のダンロップ勢が並んでいる。一方、ベテランの仲城英幸選手(ホンダ)は、右手の骨折のために欠場となった。

決勝レースは、富沢選手のホールショットで始まった。ポールシッターの中上貴晶選手(ホンダ)、菊池寛幸選手(ホンダ)などが続く。レース序盤は、富沢選手と中上選手がトップ争いを展開。3周目に中上選手がトップに立った。富沢選手も食らいついていくが、2周目のシケインで少しはらんでしまうと、後方についていた菊池選手にも抜かれて3位へ後退する。トップの中上選手はすぐに引き離しにかかり、菊池選手と富沢選手が2位争いを繰り広げていった。15歳の富沢選手と、41歳のディフェンディング・チャンピオン、菊池選手は何度も順位を入れ替えるバトルを展開。終盤に入ると、富沢選手が2位を奪った。その後、後方から井手敏男選手(ヤマハ)が追い付いて、菊池選手を抜き去ると富沢選手に接近していった。

最後は、富沢選手と井手選手の一騎打ちとなり、最終ラップに入ったときは井手選手が前にでていた。130Rで富沢選手は前にでるが、井手選手がシケインで逆転。富沢選手は惜しくも3位でチェッカー。ルーキーイヤーをランキング2位で終了した。「序盤は中上くんを追いかけていたけど、シケインの競争で負けてオーバーランしてしまって遅れてしまった。それから菊池さんと走っていて、最後は井手さんと走っていった。ラストラップはシケインが勝負どころと思っていたが、そこで負けてしまいました。今日は、序盤から焦りがでてミスしてしまったのが、よくなかったです。来年は、焦らずに戦っていきたいです」と富沢選手は語った。また、浪平選手は6位につけていたが、7周目に転倒リタイア。竹内選手が6位に入っている。