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■ 2007/6/3 第6戦 ムジェロ イタリア
天気 気温 観客
曇り 24度 85,480人

MOTO GP

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 V.Rossi Fiat Yamaha Team Yamaha 42'42.385
2位 D.Pedrosa Repsol Honda Team Honda 42'45.459  
3位 A.Barros Pramac d'Antin Ducati 42'48.341  
14位 S.Guintoli Dunlop Yamaha Tech 3 Yamaha 43'27.483 DUNLOP user
15位 M.Tamada Dunlop Yamaha Tech 3 Yamaha 43'27.530 DUNLOP user

250CC

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 A.Bautista Master - Mapfre Aspar Aprilia 40'18.605 DUNLOP user
2位 A.De.Angelis Master - Mapfre Aspar Aprilia 40'18.692 DUNLOP user
3位 H.Barbera Team Toth Aprilia Aprilia 40'26.270 DUNLOP user
4位 A.Dobizioso Kopron Team Scot Honda 40'26.356 DUNLOP user
5位 T.Luthi Emmi - Caffe Latte Aprilia Aprilia 40'45.872 DUNLOP user
6位 S.Aoyama Repsol Honda 250cc Honda 40'46.127 DUNLOP user

125CC

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 H.Faubel Bancaja Aspar Aprilia 40'14.164 DUNLOP user
2位 S.Gadea Bancaja Aspar Aprilia 40'14.184 DUNLOP user
3位 S.Corsi Skilled Racing Team Aprilia 40'14.230 DUNLOP user
4位 G.Talmacsi Bancaja Aspar Aprilia 40'14.298 DUNLOP user
5位 T.Koyama Red Bull KTM 125 KTM 40'15.826 DUNLOP user
6位 M.Pasini Polaris World Aprilia 40'15.855 DUNLOP user

第6戦終了時点

MOTO GP

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 C.Stoner Ducati Marlboro Team Ducati 115
2位 V.Rossi Fiat Yamaha Team Yamaha 106  
3位 D.Pedrosa Repsol Honda Team Honda 82  
16位 S.Guintoli Dunlop Yamaha Tech 3 Yamaha 14 DUNLOP user
17位 M.Tamada Dunlop Yamaha Tech 3 Yamaha 12 DUNLOP user

250CC

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 J.Lorenzo Fortuna Aprilia Aprilia 128 DUNLOP user
2位 A.Dovizioso Kopron Team Scot Honda 101 DUNLOP user
3位 A.De.Angelis Master - Mapfre Aspar Aprilia 95 DUNLOP user
4位 A.Bautista Master - Mapfre Aspar Aprilia 89 DUNLOP user
5位 H.Barbera Team Toth Aprilia Aprilia 63 DUNLOP user
6位 J.Simon Repsol Honda 250cc Honda 46 DUNLOP user

125CC

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 H.Faubel Bancaja Aspar Aprilia 102 DUNLOP user
2位 G.Talmacsi Bancaja Aspar Aprilia 95 DUNLOP user
3位 L.Pesek Velsir Seedorf Derbi Derbi 91 DUNLOP user
4位 S.Corsi Skilled Racing Team Aprilia 71 DUNLOP user
5位 S.Gadea Bancaja Aspar Aprilia 66 DUNLOP user
6位 P.Espargaro Belson Campetella Aprilia Aprilia 46 DUNLOP user

玉田選手、ギュントーリ選手ともポイント圏内でゴール

第6戦は、有名な観光地・フィレンツェ郊外にあるムジェロサーキットでの開催となる。長いストレートを要するアップダウンのあるテクニカルなコースとして知られている。
金曜日に走行が始まると、前戦と同じように悪天候に苦しめられてしまう。初日は昼頃から豪雨に見舞われ、翌日の予選も雨が降ったり日射しが出たりという変則的な天気に悩まされてしまう。
テック3ヤマハの玉田誠選手は、タイムを出そうとしたときに雨が降り出してしまった。不運にも天候に翻弄されると20位からのスタートとなった。


「本当に難しいコンディションでした。路面が乾いてきて、タイヤを替えてタイム出ししようとしたら、雨が降ってきたり…。明日も天気は難しいという話です。でも、ここは好きなコースだし、全力を尽くして少しでもいい順位でゴールしたいです」と玉田選手は語った。



決勝当日は曇っていたものの、全レースともドライコンディションで行われた。1周目が終了するとギュントーリ選手は16位、玉田選手は18位につけていた。その後、二人とも走りのリズムをつかむと着実に追い上げを図っていった。中盤に入ると、玉田選手、ギュントーリ選手、O・ジャック選手(カワサキ)の3台が14位争いを展開。3台は何度も順位を入れ替えていく。終盤に入ると、ギュントーリ選手が前にでて14位、玉田選手が15位でゴール。2人ともポイントをゲットした。
「雨が降ったり、晴れたりと今週は厳しいコンディションだった。それで最終的なセッティングを決めるのが難しかった。それでもレース内容は悪くはなかったと思う。序盤はペースをすぐにつかんで走っていった。中盤からペースが落ちてしまったのは、今後の課題です。今回使った16インチのフロントタイヤはすごくよかったです。今後、さらにセッティングを詰めていきたい。次のバルセロナは好きなコースだし、もっと速く走れるようにしたいです」と玉田選手は語った。


ギュントーリ選手は「予選までドライセッションが少なかったし、初めて16インチのフロントタイヤを使ったことを考えると、レース内容はよかったと思う。スタートはそんなによくなかったけど、すぐにリズムをつかんで、玉田選手、ジャック選手と競り合いになった。ずっといいバトルをしていて、最後に前にでてゴールできたことはよかったと思う。次のバルセロナもいい週末にしたいです」とコメントした。


250クラスルーキーのバウティスタ選手が初優勝

250クラスの予選も悪天候で波乱の予選となった。予選1回目はウェットコンディションだったが、翌日の2回目は序盤はほぼドライコンディションで始まった。しかし、開始直後に再び雨が降り出したため、序盤にタイムを出し損ねたライダーは下位に沈んでしまった。
ポールポジションを獲得したのは、昨年の125クラス・チャンピオン、A・バウティスタ選手(アプリリア)で、250クラス初のポールポジションとなった。「妙な予選だった。黒い雲がでてきていたので、はやめにタイムを出した。ドライでいいセッティングができている。雨になっても慌てないでベストを尽くすよ」とバウティスタ選手。


2番手に地元のA・ドビジオーソ選手(ホンダ)が入り、青山周平選手(ホンダ)が今期初のフロントロー3番手をゲットした。
「大変なコンディションでした。最初はレインタイヤを履いていたけど、路面が乾いていたのでスリックに替えてタイムを出すことができた。そのタイムで3位になったので、ラッキーでした。セッティングは十分じゃないので心配だけど、明日はいい走りができるようにがんばります」と青山周平選手は語った。
一方、目下ランキングトップのJ・ロレンツォ選手(アプリリア)は序盤にタイムを出していなかったために、20位となってしまった。
また、青山博一選手(KTM)は7位、ケガから復帰した高橋裕紀選手(ホンダ)は27位となった。


決勝はスタートすると、序盤からトップに立ったのはバウティスタ選手だった。後ろからT・ルティ選手(アプリリア)、ドビジオーソ選手、A・デ・アンジェリス選手(アプリリア)、J・シモン選手(ホンダ)などが続く。
序盤はバウティスタ選手とドビジオーソ選手、デ・アンジェリス選手がトップグループを形成。さらに、後方からH・バルベラ選手(アプリリア)が追い付いて4台となる。
一方、5列目からスタートしていたロレンツォ選手が着実に追い上げて7周目には先頭集団に追い付いた。
これでトップ集団は、バウティスタ選手、バルベラ選手、デ・アンジェリス選手、ドビジオーソ選手、ロレンツォ選手の5台となり、激しいドッグファイトを展開していった。
また、青山周平選手、青山博一選手は、シモン選手、ルティ選手と第2集団を形成していた。
そして、レース中盤の12周目に入ると、ついにロレンツォ選手がトップに浮上するが、他の4台も離されずについていく。13周目にバルベラ選手がコースアウトすると後退し、ドビジオーソ選手も遅れ始める。


最後はロレンツォ選手、バウティスタ選手、デ・アンジェリス選手の三つ巴のバトルとなる。ラストラップに入ると第1コーナーでデ・アンジェリス選手がトップを奪い、ロレンツォ選手、バウティスタ選手のオーダーに。この直後、ロレンツォ選手はバウティスタ選手と接触して転倒。バウティスタ選手はトップのバウティスタ選手を追いかけていく。
デ・アンジェリス選手とバウティスタ選手のトップ戦いはゴールへ向けてさらに激しさを増していき、2台は横に並んだまま最終コーナーを立ち上がる。最後の直線勝負となりバウティスタ選手が僅差で250クラス初優勝を飾った。
「ハードなレースだった。デ・アンジェリス選手は速かったので必死でついていった。僕のマシンの方が彼のマシンより少し速かったので勝つことができた。パーフェクトな週末だった」とバウティスタ選手。
2番手はデ・アンジェリス選手。ドビジオーソ選手を抑えたバルベラ選手が3位表彰台をつかんだ。
一方、ロレンツォ選手はすぐに再スタートして8位に入り、首位を守っている。
また、青山周平選手はルティ選手に次ぐ6位。「序盤は苦しかったが、ガソリンが減ってきた中盤からペースを上げられた。最後はミスして6位になったけど、今年一番の結果なので今後さらに上げていきたい」と青山周平選手。
青山博一選手は終盤エンジントラブルが起きてしまい21位に後退してしまった。復帰戦に臨んだ高橋選手は11位で無事ゴールしている。


大混戦を制してファウベル選手が今期2勝目を決める

125クラスは、予選1回目の序盤がドライコンディションだったため、最初に好タイムを出していたH・ファウベル選手(アプリリア)が初のポールポジションを獲得した。「いつももう少しでポールというところだったけど、ようやくポールポジションをつかむことができた。ウェットコンディションは、今までよく走れなかったけど、かなりうまく走れるようになってきた。もちろんレースはドライの方がいいけど、雨になっても自信はある」とファウベル選手。
2番手にM・デ・メグリオ選手(ホンダ)、3番手にG・タルマクシ選手(アプリリア)、4番手にD・ロンバルディ選手(ホンダ)と続く。小山知良選手(KTM)は初日18位だったが、予選2回目に雨の中タイムを上げて、5番手2列目となった。
「昨日は問題が多かったけど、今日はまとまってきた。最後は雨が強くてタイムを出すのが厳しかったけど、なんとか1周いいタイムを出せた。雨だったら、スタートから前にでたい。ドライだったら先頭集団についていきたいです」と小山選手は語った。
また、首位のL・ペゼック選手(デルビ)は8番手2列目につけた。


決勝レースが始まると、ホールショットを決めたのは小山選手。すぐにタルマクシ選手がトップに立ち、ファウベル選手、小山選手、パシーニ選手、R・デ・ロサ選手(アプリリア)などが続く。序盤からトップ争いは大混戦となり、パシーニ選手、ファウベル選手、タルマクシ選手、デ・ロサ選手、小山選手、S・ガデア選手(アプリリア)、S・コルシ選手(アプリリア)など10台が続き、順位をめまぐるしく入れ替えていった。
トップに立つライダーは、パシーニ選手、デ・ロサ選手、ファウベル選手、コルシ選手と次々に替わっていく。小山選手は、集団の中で苦戦を強いられていたが、遅れずに付いていった。
レース中盤に入ると、トップ集団はパシーニ選手、コルシ選手、ファウベル選手、タルマクシ選手、ガデア選手、小山選手、デ・ロサ選手の7台となったが、その後も僅差の接近戦は続いていった。


レース終盤、ファウベル選手、ガデア選手、コルシ選手、タルマクシ選手を中心にトップ争いは展開されていく。最終ラップをトップで通過したのはファウベル選手だったが、すぐにガデア選手がトップを奪い、後続を抑えていく。最終コーナーから僅差のままガデア選手、コルシ選手、ファウベル選手、タルマクシ選手の順で立ち上がり、ストレート勝負となる。そして、ゴールライン直前でファウベル選手が前にでて今期2勝目を達成した。
「ポールを取って勝てたなんて、パーフェクトだね。最後の最終コーナーを3位で立ち上がった作戦がうまくいったと思う。マシンもタイヤもすごく調子がよかった」とファウベル選手。


続いて、ガデア選手が2位、地元のコルシ選手が3位。小山選手は5位となった。「ドライのセッティングが出てなかったので苦しかった。それでもトップグループについていって自己ベストを出せたのはよかったと思う」と小山選手は語った。
また、首位のペゼック選手はレース終盤、上位集団の後方に追い付き順位アップ。6位にまで上がっていたが、最終ラップの最終コーナーでデ・ロサ選手と接触。ゴール直前で転倒リタイアとなってしまった。
この結果、ファウベル選手がランキングトップに浮上し、タルマクシ選手が7点差で2位、ペゼック選手は3位に後退している。