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■ 2007/6/24 第8戦 ドニントンパーク イギリス
天気 気温 観客
雨〜曇り 15度 84,785人

MOTO GP

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 C.Stoner Ducati Marlboro Team Ducati 51'40.739
2位 C.Edwards Fiat Yamaha Team Yamaha 51'52.507  
3位 C.Vermeulen Rizla Suzuki MotoGP Suzuki 51'56.417  
15位 M.Tamada Dunlop Yamaha Tech 3 Yamaha 52'41.346 DUNLOP user
16位 S.Guintoli Dunlop Yamaha Tech 3 Yamaha 52'54.413 DUNLOP user

250CC

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 A.Dobizioso Kopron Team Scot Honda 48'40.173 DUNLOP user
2位 A.De.Angelis Master - Mapfre Aspar Aprilia 49'02.275 DUNLOP user
3位 H.Aoyama Red Bull KTM 250 KTM 49'43.310 DUNLOP user
4位 Y.Takahashi Kopron Team Scot Honda 49'43.543 DUNLOP user
5位 S.Aoyama Repsol Honda 250cc Honda 50'05.442 DUNLOP user
6位 M.Kallio Red Bull KTM 250 KTM 50'47.506 DUNLOP user

125CC

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 M.Pasini Polaris World Aprilia 41'49.049 DUNLOP user
2位 T.Koyama Red Bull KTM 125 KTM 41'52.302 DUNLOP user
3位 H.Faubel Bancaja Aspar Aprilia 41'54.143 DUNLOP user
4位 S.Gadea Bancaja Aspar Aprilia 41'55.830 DUNLOP user
5位 J.Olive Polaris World Aprilia 41'56.261 DUNLOP user
6位 M.Di.Meglio Kopron Team Scot Honda 41'56.384 DUNLOP user

第8戦終了時点

MOTO GP

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 C.Stoner Ducati Marlboro Team Ducati 165
2位 V.Rossi Fiat Yamaha Team Yamaha 139  
3位 D.Pedrosa Repsol Honda Team Honda 106  
16位 S.Guintoli Dunlop Yamaha Tech 3 Yamaha 17 DUNLOP user
17位 M.Tamada Dunlop Yamaha Tech 3 Yamaha 16 DUNLOP user

250CC

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 J.Lorenzo Fortuna Aprilia Aprilia 153 DUNLOP user
2位 A.Dovizioso Kopron Team Scot Honda 142 DUNLOP user
3位 A.De.Angelis Master - Mapfre Aspar Aprilia 135 DUNLOP user
4位 A.Bautista Master - Mapfre Aspar Aprilia 100 DUNLOP user
5位 H.Barbera Team Toth Aprilia Aprilia 71 DUNLOP user
6位 J.Simon Repsol Honda 250cc Honda 61 DUNLOP user

125CC

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 H.Faubel Bancaja Aspar Aprilia 118 DUNLOP user
2位 G.Talmacsi Bancaja Aspar Aprilia 115 DUNLOP user
3位 L.Pesek Velsir Seedorf Derbi Derbi 94 DUNLOP user
4位 S.Gadea Bancaja Aspar Aprilia 92 DUNLOP user
5位 T.Koyama Red Bull KTM 125 KTM 88 DUNLOP user
6位 S.Corsi Skilled Racing Team Aprilia 86 DUNLOP user

厳しいコンディションの中、玉田選手、ギュントーリ選手とも苦戦を強いられる

第8戦の開催地は、イギリスのドニントンパーク。コースはアップダウンがあり、最終コーナーの前に難所のヘアピンがある個性的なレイアウトとなっている。また、毎年のように天候の変化が心配されるサーキットでもある。
今年もまた初日から雨に見舞われた。2日目は曇り空となり、ドライコンディションでのセッションとなった。


ダンロップ・テック3ヤマハの玉田誠選手は、タイムアタックでタイムをうまく更新することができず18番手からのスタートとなる。
「いつ雨が降り出すか分からない状態だったので、はやめに予選タイヤを履いて走ってみたのですが、路面の温度とタイヤが合わなかった。それでレース用のタイヤでアタックしたのですが、残念な結果となってしまった。でも、レースタイヤではいいペースで走れているので、ドライになればいいレースができると思う」と玉田選手。
また、チームメイトのS・ギュントーリ選手は、16位からスタートすることになった。



決勝レース当日、朝は雨が降っていたが、MotoGPクラスの決勝を迎えたころには雨は止んでいた。路面はまだ濡れていたため、ウェットレースが宣言されてレースはスタートした。
玉田選手、ギュントーリ選手とも慎重にスタートを切り、まずはコンディションを確認しながら走り始めた。しかし、路面は徐々に乾き始め、ハーフウェットという最も厳しいコンディションとなっていく。玉田選手は苦しいライディングとなり、ひたすらゴールを目指していった。悪路の中で転倒や、コースを外れてしまうライダーも多かったが、玉田選手は15位、ポイント圏内でゴール。続いてギュントーリ選手も16位でチェッカーを受けた。


「すごく難しいレースだった。路面が滑りやすくて、走るのが大変で我慢の走りをしていきました。自分ではできるかぎりのことをしたつもりです。結果はとても残念です。次も天気の難しいところなので心配ですね。ドライで思いっきり走りたいです」と玉田選手。
ギュントーリ選手は「今日は僕の誕生日なので、もっといい結果を期待していたからすごく残念だ。天気が悪くてどうしようもなかった。レース中何度も転倒しそうになった。フリー走行で転倒しているので、すごく心配だった。ポイントを取れなかったのはとても残念。次のレースではい天気で走れることを祈っているよ」と語った。
第9戦オランダは、次週6月30日の土曜日に決勝レースが行われる。


雨の中、ドビジオーソ選手が今期2勝目。日本人選手も大健闘

初日、雨の中でも最速タイムを出していたサンマリノのA・デ・アンジェリス選手(アプリリア)が、ドライでも好調な走りを披露。今期初のポールポジションを獲得する。
「ウェットでもドライでも速く走れたので、明日のレースには自信がある。でも、ロレンツォ選手も速いので、彼を引き離すことは難しいだろう。マシンは、あと少しサスペンションの調整をするだけです。」とデ・アンジェリス選手は語った。
目下、ランキングトップのJ・ロレンツォ選手(アプリリア)は2位、J・シモン選手(ホンダ)、A・バウティスタ選手(アプリリア)が3、4位に続いた。
また、青山博一選手(KTM)は10位、高橋裕紀選手(ホンダ)は11位、青山周平選手(ホンダ)は12位に入った。
青山博一選手は「今日は午後、マシンのフィーリングがよくなった。レース用のタイヤでアタックしてけっこういいタイムがでた。アベレージタイムもいいので、いいレースができると思う。スタートを決めていきたい」と語った。


激しい雨の中で決勝はスタートした。デ・アンジェリス選手がホールショットを決めて、ドビジオーソ選手、ロレンツォ選手、シモン選手などが続く。デ・アンジェリス選手はすぐに引き離しにかかり、5周目には2秒のリードを奪う。2位争いはロレンツォ選手とドビジオーソ選手が繰り広げていく。上位3台から大きく遅れながら、バウティスタ選手が単独4位、シモン選手、青山博一選手が5位争いを展開していった。
そして11周目になんとポイントリーダーのロレンツォ選手がハイサイド転倒。そのままリタイアとなってしまう。
これでドビジオーソ選手が単独2位となり、トップのデ・アンジェリス選手を追いかけていった。ロレンツォ選手の脱落、さらに単独4位を走っていたバウティスタ選手が転倒すると、青山博一選手とシモン選手が3位争いとなった。


レース終盤を迎えると、デ・アンジェリス選手とドビジオーソ選手の差は約1秒となり、なおもドビジオーソ選手は後ろからプレッシャーをかけていく。この2台は他者とは異次元の速さでトップ争いを展開。3位以下とは1分以上の差をつけていた。
そして、残り2周でトップのデ・アンジェリス選手がスリップダウン。しかし、すぐに再スタートすると2位でコースに復帰した。
トップに立ったドビジオーソ選手は雨が降りしきる中、最後までハイペースで走りきり今期2勝目をマーク。デ・アンジェリス選手が2位でゴールした。
「コンディションが悪くて大変なレースだった。デ・アンジェリス選手は速くてついていくのは大変だった。ロレンツォ選手は追いかけていって転倒してしまった。今日は、金曜日の雨のときよりもさらに難しいコンディションだった。デ・アンジェリス選手が転倒した後は、少しペースを下げたよ」とドビジオーソ選手。
この結果、ポイントテーブルでは、首位のロレンツォ選手と2位ドビジオーソ選手の差は11点と詰まっている。


また、3位争いを繰り広げていたシモン選手は19周目に転倒し、再スタートしたが順位を下げてしまう。これで青山博一選手が3位となり、終盤は後方から追い上げてきた高橋選手に追われていった。青山博一選手は最後まで3位を守りきって今期初の表彰台を獲得した。
「タフなレースだった。転倒が多くて、集中して走るのが難しかった。今シーズンは厳しい状況が続いているが、今後はさらにいい成績が残せるようにがんばります」と青山博一選手。
高橋選手も雨の中で今期最高の4位をゲットした。続いて青山周平選手も今期最高の5位でゴール。雨の中で9台が転倒リタイアするという大波乱のレースで日本人ライダーは大健闘を見せた。


パシーニ選手が独走で今期初優勝、小山選手は2位で2戦連続表彰台に上がる

毎戦大激戦が展開されている125クラス。M・パシーニ選手(アプリリア)が今期5度目のポールポジションを獲得する。
「ここまで厳しいレースが続いているから、ポールを取れて満足している。マシンの調子はいい。あと少しサスペンションを調整するだけだ。レースはどんな展開になるか分からないけど、とにかく100%がんばるだけ。ドライのレースになることを期待している」とパシーニ選手。
続いて2番手にS・コルシ選手(アプリリア)が入り、前戦で初優勝を果たした小山知良選手(KTM)が3番手となった。
小山選手に続いて、ランキングトップのG・タルマクシ選手(アプリリア)が4位フロントローに並んでいる。


125クラスの決勝レースはハーフウェットで始まり、徐々に路面が乾いていく中で行われた。スリックタイヤを選択するライダー、カットスリックタイヤを選択するライダーと、タイヤ選択も分かれていた。
レースは、フロントロースタートの小山選手がホールショットを決めて始まった。後ろからパシーニ選手、H・ファウベル選手(アプリリア)、コルシ選手、P・ニエト選手(アプリリア)などが続き、序盤は9台が僅差で続いていく。
2周目からコルシ選手がトップに立つが、その後も大集団による順位争いは続く。小山選手は集団の中で3、4位あたりにつけていく。中盤に向けて、コルシ選手とファウベル選手が何度もトップを入れ替えていくが、11周目にパシーニ選手がトップを浮上するとすぐさま引き離しにかかった。
14周目にはパシーニ選手は1秒以上のリードを奪い、ファウベル選手と小山選手が2位争いを展開。タルマクシ選手、S・ガデア選手(アプリリア)、J・オリーブ選手(アプリリア)など7台が4位を争っていく。序盤に健闘していたコルシ選手は他者と接触して遅れてしまった。


レース終盤に入ると、パシーニ選手は5秒近いリードを奪い、完全に独走体制。そのままリードを守ると、念願の今季初優勝を果たした。
「スタート前はタイヤの選択が難しかった。路面がだんだんと乾いてきたので、スリックタイヤを選択していたのは正解だった。ここまでチームとがんばってきた成果がやっとでた。この優勝をスタートポイントとして、今後もまた勝っていきたい」と、今期マシントラブルに悩まされていパシーニ選手は語った。


続いて、終盤にファウベル選手を引き離した小山選手が2位に入り、2戦連続して表彰台に上がった。
「タフなレースだったが、中盤にはいいリズムがつかめた。パシーニ選手は速くて追いつけなかったが、また表彰台に上がれてうれしいです。次もまた表彰台に上がりたいです」と小山選手。
一方、首位のタルマクシ選手は5位につけていたが、19周目にエンジントラブルのためにリタイアしてしまった。この結果、ファウベル選手がタルマクシ選手を抜いて3点差のポイントリーダーに浮上している。