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■ 2007/9/2 第13戦 サン・マリノ ミサノ
天気 気温 観客
晴れ 26度 57,321人

MOTO GP

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 C.Stoner Ducati Marlboro Team Ducati 44'34.720
2位 C.Vermeulen Rizla Suzuki MotoGP Suzuki 44'39.571  
3位 J.Hopkins Rizla Suzuki MotoGP Suzuki 44'50.722  
12位 S.Guintoli Dunlop Yamaha Tech 3 Yamaha 45'43.896 DUNLOP user
14位 M.Tamada Dunlop Yamaha Tech 3 Yamaha 46'08.943 DUNLOP user

250CC

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 J.Lorenzo Fortuna Aprilia Aprilia 42'54.427 DUNLOP user
2位 H.Aoyama Red Bull KTM 250 KTM 42'58.005 DUNLOP user
3位 H.Barbera Team Toth Aprilia Aprilia 43'01.468 DUNLOP user
4位 T.Luthi Emmi - Caffe Latte Aprilia Aprilia 43'01.640 DUNLOP user
5位 A.De.Angelis Master - Mapfre Aspar Aprilia 43'02.091 DUNLOP user
6位 S.Aoyama Repsol Honda 250cc Honda 43'30.661 DUNLOP user

125CC

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 M.Pasini Polaris World Aprilia 39'47.944 DUNLOP user
2位 G.Talmacsi Bancaja Aspar Aprilia 39'52.718 DUNLOP user
3位 T.Koyama Red Bull KTM125 KTM 39'56.520 DUNLOP user
4位 S.Gadea Bancaja Aspar Aprilia 40'03.763 DUNLOP user
5位 P.Espargaro Belson Campetella Aprilia Aprilia 40'11.916 DUNLOP user
6位 R.Krummenacher Red Bull KTM125 KTM 40'13.103 DUNLOP user

第13戦終了時点

MOTO GP

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 C.Stoner Ducati Marlboro Team Ducati 271
2位 V.Rossi Fiat Yamaha Team Yamaha 186  
3位 D.Pedrosa Repsol Honda Team Honda 168  
17位 M.Tamada Dunlop Yamaha Tech 3 Yamaha 33 DUNLOP user
18位 S.Guintoli Dunlop Yamaha Tech 3 Yamaha 28 DUNLOP user

250CC

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 J.Lorenzo Fortuna Aprilia Aprilia 241 DUNLOP user
2位 A.De.Angelis Master - Mapfre Aspar Aprilia 187 DUNLOP user
3位 A.Dovizioso Kopron Team Scot Honda 186 DUNLOP user
4位 A.Bautista Master - Mapfre Aspar Aprilia 135 DUNLOP user
5位 H.Barbera Team Toth Aprilia Aprilia 119 DUNLOP user
6位 H.Aoyama Red Bull KTM 250 KTM 108 DUNLOP user

125CC

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 G.Talmacsi Bancaja Aspar Aprilia 189 DUNLOP user
2位 H.Faubel Bancaja Aspar Aprilia 179 DUNLOP user
3位 T.Koyama Red Bull KTM 125 KTM 145 DUNLOP user
4位 L.Pesek Velsir Seedorf Derbi Derbi 129 DUNLOP user
5位 S.Corsi Skilled Racing Team Aprilia 119 DUNLOP user
6位 S.Gadea Bancaja Aspar Aprilia 118 DUNLOP user

初めてのミサノで、ギュントーリ選手12位、玉田選手14位でポイントを獲得

イタリア北東部のビーチリゾート、リミニ近郊にあるミサノサーキットで第13戦サンマリノGPが行われた。ミサノでのGP開催は93年以来、14年ぶりとなる。コースは全面改修されたため、すべてのライダーにとって初の走行となる。

新しいミサノサーキットは、さまざまなコーナーが続くテクニカルコースで、全長4.18キロと短めのコースだ。



金曜日に走行が開始されたが、午前中から雨が降ったりやんだりの悪天候。さらに落雷までもがサーキットを襲った。昼頃になると豪雨となり、コースが水であふれてしまったため、この日の午後のスケジュールはすべてキャンセルとなった。

翌土曜日は、打ってかわって朝から晴天となった。MotoGPクラスは午前中に2時間のフリー走行を行い、午後の予選に備えた。

ダンロップ・ヤマハ・テック3の玉田誠選手は、初めてのコースのセッティングを着実に詰めながら、タイヤテストもこなしていった。

そして、午後の予選では玉田選手が16位。チームメイトのS・ギュントーリ選手(ヤマハ)が11位につけた。
「このコースはテクニカルでけっこう好きです。今日はタイヤ選びを中心にやっていました。まだレース用のタイヤは決まっていないので、明日の朝のフリー走行で決めます。グリッドは後ろの方になってしまいましたが、少しでも順位を上げたいです」と玉田選手は語っていた。


決勝レースは晴天に恵まれた。午後2時、夏のような暑さの中で決勝は始まり、玉田選手、ギュントーリ選手ともに順当なスタート切る。1周目の1コーナーから2台が接触転倒するという波乱もあったが、ふたりとも難を逃れて周回を重ねる。

レース中盤には、中野真矢選手(ホンダ)、A・ホフマン選手(ドゥカティ)、ギュントーリ選手、玉田選手が接近戦を展開していく。しかし、終盤に向けて苦戦を強いられると中野選手、ホフマン選手に先行を許してしまう。

ダンロップ・ヤマハ・テック3の2台は粘り強いライディングを最後まで続けると、ギュントーリ選手は12位、玉田選手は14位でゴール。ポイントを獲得した。
「前半の12周はいいフィーリングで走れたけど、それからだんだんとリズムを崩してしまった。セッティングが十分でなかったために、苦しい走りになってしまって、最後はゴールだけを目指した。残りのレースでは、この状況を少しでも打破したいです」と玉田選手。


「ブルノの時と同じように後半になってからペースをキープするのが難しかった。予選のときは、いいフィーリングで走れるのに、レースの後半は厳しくなるんだ。最後は完走だけを目指したよ。でも、今回もライディングを学んで、少しずつ経験を積んでいるんだと思う。次のポルトガルでは後半も他のライダーと戦いたいね」とギュントーリ選手は語った。


ロレンツォ選手が今季8勝目。青山博一選手が2位入賞を果たす

初日は豪雨のために午前中のフリー走行のみだったため、2日目の土曜日にフリー走行2回目と、予選を行った。

目下ランキングトップにつけるディフェンディング・チャンピオンのJ・ロレンツォ選手(アプリリア)が、今回も好調なライディングを披露。2戦連続今季8度目のポールポジションを獲得する。
「ラストラップでもっとタイムを更新できると思ったけど、遅いマシンにひっかかってしまって残念。タイムには満足していないけど、ポールを取れてうれしいよ」とロレンツォ選手。

続いて2番手にランキング2位のA・ドビジオーソ選手(ホンダ)、3番手はH・バルベラ選手(アプリリア)。そして、青山博一選手(KTM)がフロントロー最後の一角4位に並んだ。
「初めてのサーキットだが、感触は悪くない。もう少しサスペンションのセッティングを詰めたいが、全体的には悪くないです。決勝でもがんばります」と青山博一選手は語った。

また、青山周平選手(ホンダ)は11位、高橋裕紀選手(ホンダ)は12位となっている。


決勝レースが始まると、ドビジオーソ選手が好ダッシュを決めて、後ろからロレンツォ選手、H・バルベラ選手(アプリリア)、M・カリオ選手(KTM)などが続く。

序盤のトップ集団はドビジオーゾ選手、ロレンツォ選手、バルベラ選手、A・バウティスタ選手(アプリリア)、カリオ選手、A・デ・アンジェリス選手(アプリリア)、青山博一選手、T・ルティ選手(アプリリア)の8台が続く大混戦となる。
中盤に向けて、ドビジオーソ選手とロレンツォ選手が後続を少しずつ離していく。カリオ選手、バルベラ選手、青山博一選手、デ・アンジェリス選手の4台が3位争いとなる。また、ルティ選手は遅れ始め、バウティスタ選手は転倒して後退した。


後半に入ってもドビジオーソ選手とロレンツォ選手はテール・トゥ・ノーズ。3位争いからはカリオ選手が抜け出し、青山博一選手、バルベラ選手、デ・アンジェリス選手が4位争いを展開していく。
そして、終盤に差し掛かった19周目にトップ争いを展開していたドビジオーソ選手のマシンが突然スローダウン。再スタートを試みるが、マシンは息を吹き返さずピットへと戻ってしまう。
これで単独トップはロレンツォ選手となり、そのまま独走すると今季3勝目を達成した。
「ドビジオーソ選手がリタイアしたのは残念だった。トップに立って、差を広げようとしていたんだ。でも、これもレースだから。点差を広げられたことはよかったよ」とロレンツォ選手。


一方、レース終盤、後方では青山博一選手がカリオ選手に追い付き、3位に浮上。その後、KTM同士の2位争いとなる。そして、残り4周となった22周目にカリオ選手は転倒してしまう。
これで青山博一選手が単独2位を獲得。「スタートが悪くて最初は厳しかった。燃料が減ってきてからペースを上げられるようになりました」と青山博一選手。

青山博一選手の後方で展開された3位争いは、終盤バルベラ選手、ルティ選手、デ・アンジェリス選手の戦いとなり、バルベラ選手が3位表彰台を獲得した。
また、青山周平選手は6位、高橋選手は9位とそれぞれトップ10フィニッシュを果たしている。


パッシーニ選手が今季3勝目。小山選手が3位表彰台をつかむ

125クラスも金曜日の予選1回目がキャンセルとなったため、翌日の予選1回のみでスターティンググリッドが決められた。デルビを駆るL・ペゼック選手は、タイトなコースを巧みに攻めると、僅かに千分の3秒の差で今季初のポールポジションを獲得する。
「ここまでエンジントラブルがあったりして、なかなかポールを取れなかったからうれしい。マシンの状態はいい。レースは混戦になると思うががんばるよ」とペゼック選手。


続いて、目下ランキングトップのH・ファウベル選手(アプリリア)が2位。地元リミニ出身のM・パシーニ選手(アプリリア)、ランキング2位のG・タルマクシ選手(アプリリア)が3、4位となる。
また、小山知良選手(KTM)は、果敢にタイムアタックを繰り返したが、惜しくもフロントローを逃して6位2列目となった。「最初からいいフィーリングで走れている。フロントローが取れなかったのは残念です。混戦になると思うけど、全力で表彰台を狙います」と小山選手は語った。


決勝レースはパシーニ選手のホールショットで始まった。後ろからファウベル選手、S・コルシ選手(アプリリア)、ペゼック選手、タルマクシ選手、S・ガデア選手(アプリリア)、小山選手などが続く。

序盤は、パシーニ選手を先頭に、ファウベル選手、コルシ選手、タルマクシ選手、ペゼック選手の5台がトップ集団を形成。小山選手は約1秒後方で6位につけていた。

中盤に向けてコルシ選手、ファウベル選手がトップに立つ場面もあるが、8周目にパシーニ選手が再びトップを奪回。すぐ様後続を引き離しにかかった。

トップのパシーニ選手は2位以下との差を着実に広げていくと、中盤の13周目には2秒のリードを奪って独走体制を築く。
一方、2位争いはコルシ選手、ペゼック選手、ファウベル選手、タルマクシの4台が接近戦を展開。小山は着実に差をつめていった。


レース終盤、パッシーニ選手はついに5秒以上のリードを築くと、そのまま故郷の町リミニで今季3勝目を達成した。
「僕のホームタウンで優勝するなんて、格別の気分だ。トップに立ってから、ボードで差を確認しながらずっとプッシュしていったよ」とパシーニ選手。

一方、2位争いは波乱の展開となる。コルシ選手、ファウベル選手、タルマクシ選手、ペゼック選手が競り合っていたが、まずはペゼック選手が転倒。そして、残り2周というところでコルシ選手とファウベル選手が接触して2台とも転倒。コルシ選手はそのままリタイア。ファウベル選手は再スタートしたが大きく遅れてしまった。

これで単独2位にタルマクシ選手が上がり、後方につけていた小山選手が幸運の3位をゲットした。
「序盤は上位陣と離れてしまって苦しかった。最後はもう表彰台は無理だと思っていたが、ラッキーな形で表彰台に上がれた。最後まで諦めないで走っていたよかったと思います」と小山選手は語った。

ファウベル選手は17位に終わり、タルマクシ選手が再びランキングトップに浮上。10点差で2位にファウベル選手が続き、小山選手はランキング3位に上がっている。