| 晴れ | 20度 | 50,425人 |
| 1位 | C.Stoner | Ducati Marlboro Team | Ducati | 41'12.244 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 2位 | L.Capirossi | Ducati Marlboro Team | Ducati | 41'19.007 | |
| 3位 | V.Rossi | Fiat Yamaha Team | Yamaha | 41'22.282 | |
| 14位 | S.Guintoli | Dunlop Yamaha Tech 3 | Yamaha | 42'06.568 | |
| 16位 | M.Tamada | Dunlop Yamaha Tech 3 | Yamaha | 42'25.148 |
| 1位 | J.Lorenzo | Fortuna Aprilia | Aprilia | 39'25.727 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 2位 | A.Bautista | Master - Mapfre Aspar | Aprilia | 39'45.361 | |
| 3位 | A.Dovizioso | Kopron Team Scot | Honda | 39'45.451 | |
| 4位 | H.Aoyama | Red Bull KTM 250 | KTM | 39'45.524 | |
| 5位 | T.Luthi | Emmi - Caffe Latte Aprilia | Aprilia | 39'45.793 | |
| 6位 | J.Simon | Repsol Honda 250cc | Honda | 39'46.772 |
| 1位 | L.Pesek | Valsir Seedorf Derbi | Derbi | 38'03.020 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 2位 | J.Olive | Polaris World | Aprilia | 38'03.110 | |
| 3位 | H.Faubel | Bancaja Aspar | Aprilia | 38'03.210 | |
| 4位 | S.Corsi | Skilled Racing Team | Aprilia | 38'03.425 | |
| 5位 | E.Rabat | Repsol Honda 125cc | Honda | 38'03.935 | |
| 6位 | T.Koyama | Red Bull KTM125 | KTM | 38'04.335 |
| 1位 | C.Stoner | Ducati Marlboro Team | Ducati | 322 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 2位 | V.Rossi | Fiat Yamaha Team | Yamaha | 230 | |
| 3位 | D.Pedrosa | Repsol Honda Team | Honda | 201 | |
| 16位 | S.Guintoli | Dunlop Yamaha Tech 3 | Yamaha | 45 | |
| 17位 | M.Tamada | Dunlop Yamaha Tech 3 | Yamaha | 37 |
| 1位 | J.Lorenzo | Fortuna Aprilia | Aprilia | 287 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 2位 | A.Dovizioso | Kopron Team Scot | Honda | 242 | |
| 3位 | A.De.Angelis | Master - Mapfre Aspar | Aprilia | 215 | |
| 4位 | A.Bautista | Master - Mapfre Aspar | Aprilia | 181 | |
| 5位 | H.Barbera | Team Toth Aprilia | Aprilia | 146 | |
| 6位 | H.Aoyama | Red Bull KTM 250 | KTM | 129 |
| 1位 | G.Talmacsi | Bancaja Aspar | Aprilia | 237 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 2位 | H.Faubel | Bancaja Aspar | Aprilia | 236 | |
| 3位 | T.Koyama | Red Bull KTM 125 | KTM | 166 | |
| 4位 | L.Pesek | Velsir Seedorf Derbi | Derbi | 161 | |
| 5位 | S.Corsi | Skilled Racing Team | Aprilia | 155 | |
| 6位 | M.Pasini | Bancaja Aspar | Aprilia | 153 |
日本GPから3週間近いインターバルを経て、第16戦が行われた。開催地はオーストラリア南東部のフィリップアイランド。海沿いにあり、アップダウンのある難しいコースだ。
今年は、初日から雨が降ったり止んだりし、風も強いという難しいコンディションとなった。
ダンロップヤマハ・テック3の玉田誠選手は、変化していくコンディションの中でセッティング出しに苦労してしまう。
2日目も午前中は雨が降る難しいコンディション。玉田選手は少しずつタイムを更新していったが、15番手グリッドとなった。
「天気が変わってしまったので、試せるタイヤが限られてしまった。まだ、明日のレースで使うタイヤが決まっていないです。明日の朝、タイヤを決めて、セッティングを調整してレースに臨みます」と玉田選手。
一方、チームメイトの、S・ギュントーリ選手は初日はセッティングに苦労していたが、2日目の予選で調子を上げていく。最後のタイムアタックを決めると、9番手3列目を獲得した。
決勝日は朝から晴天に恵まれた。前日までの肌寒い気温から、いきなり20度という温かい気温に変化してしまった。低い気温に合わせてセッティングしていたために、ダンロップヤマハの2人は、苦戦を余儀なくされてしまう。
3列目からスタートしたギュントーリ選手は、それでも最後まで粘り強い走りを見せて14位ポイント圏内でゴールした。
「スタートは悪くなかったが、1周目にかなり順位を落としてしまった。それから前のライダーたちと同じくらいのペースで走ることができたが、デービス選手(ドゥカティ)を抜くのに時間がかかってしまった。前に出たときには、前のライダーとは大きく差がついてしまった」とギュントーリ選手。
一方、玉田選手は、本来のライディングを見せることができず16位に終わってしまった。
「マシンのセッティングはよかったし、フロントタイヤの感触もよかった。リアタイヤが今日の路面温度に合わなかったようです。それでコーナリングが難しかった。今回は天候が変化して、気温も変わったので厳しかったですね」と玉田選手はコメントしていた。
250クラスでは、首位のJ・ロレンツォ選手(アプリリア)と、2位A・ドビジオーソ選手(ホンダ)が36点差となっている。今回、ロレンツォ選手が優勝し、ドビジオーソ選手が5位以下に終わると、ロレンツォ選手の2連覇が決まる。
250クラスは、フリー走行は2回ともウェットとなったが、予選2回はドライコンディションで行われた。
もてぎで不調だったロレンツォ選手だが、フィリップアイランドでは初日から好調な走りを披露。2位以下にコンマ8秒という大差をつけて、今季9度目のポールポジションを獲得した。
「ここ2戦で問題があって成績が悪かったので、今回は優勝したい。重要なレースだと思っている」とロレンツォ選手。
続いて、H・バルベラ選手(アプリリア)、A・バウティスタ選手(アプリリア)、A・デ・アンジェリス選手(アプリリア)と続いた。
ロレンツォ選手のタイトル獲得を阻止したいドビジオーソ選手は、セッティングに苦しみ7番手2列目となる。
また、日本人勢は、青山博一選手(KTM)が6位。「セッティングはよくなっている。旋回性をもう少しよくしたいので、明日の朝のフリー走行で調整してレースに臨みます」と青山選手。
続いて、青山周平選手(ホンダ)10位、高橋裕紀選手(ホンダ)12位となった。
決勝レースが始まるとロレンツォ選手が絶妙のスタートを切り、そのままレースをリード。すぐさま後続を引き離しにかかる。2位以下には、ドビジオーソ選手、バウティスタ選手、A・デ・アンジェリス選手(アプリリア)、T・ルティ選手(アプリリア)などが続く。
3周目にはトップのロレンツォ選手は約2秒のリードを取り、着実に後続を離していく。
2位集団は、バウティスタ選手、ドビジオーソ選手、M・シモンチェリ選手(アプリリア)、青山周平選手、デ・アンジェリス選手、ルティ選手の6台。J・シモン選手(ホンダ)と青山博一選手は目の前でM・カリオ選手(KTM)が転倒したため少し遅れをとっていた。
序盤、トップのロレンツォ選手の後方の2位争いで、青山周平選手が大健闘するが、8周目にコースアウトして遅れをとってしまう。
レース中盤に入ると、後方から青山博一選手とシモン選手が追い付き、2位争いはバウティスタ選手、ドビジオーソ選手、ルティ選手、青山博一選手、デ・アンジェリス選手、シモン選手の6台に。一方、トップのロレンツォ選手は次元の違う速さで中盤には10秒以上のリードを築いていた。
ロレンツォ選手が優勝し、ランキング2位のドビジオーソ選手が5位以下に終われば、ロレンツォ選手のタイトル獲得が決まるため、2位争いはタイトルの行方を決める注目の戦いでもあった。
レース終盤、トップのロレンツォ選手はまったく危なげない速さで快走し続けると、ポールトゥウィンの完璧なレース運びで今季9勝目を決める。
「ビアッジ選手やロッシ選手と同じ9勝目を決めることができてうれしい。今日は風が強くて、マシンを抑えながら走ったよ」とロレンツォ選手はコメントした。
一方、2位争いは最後まで大激戦となる。デ・アンジェリス選手は遅れたものの、バウティスタ選手、ドビジオーソ選手、ルティ選手、青山博一選手、シモン選手の5台が僅差で続き、最後はドビジオーソ選手とバウティスタ選手がドッグファイトを展開。ラストラップで一旦ドビジオーソ選手が前にでる場面もあったが、バウティスタ選手はすぐに抜き返してそのままチェッカー、2位を決めた。ドビジオーソ選手は3位に入り、からくもロレンツォ選手のタイトル獲得を阻止した。
「バトルは楽しかった。このコースでは我々は厳しかった。次のマレーシアでもタイトル争いしたいね。厳しいけどね」とドビジオーソ選手。
また、青山博一選手は惜しくも4位。「ハイスピードコーナーではアドバンテージがあったが、スローコーナーで抜かれてしまって表彰台を逃してしまった。とても残念です」と青山博一選手。
一方、青山周平選手は8位、高橋裕紀選手は10位でそれぞれゴールしている。
首位のG・タルマクシ選手(アプリリア)とランキング2位のH・ファウベル選手(アプリリア)の差は9点で、オーストラリアGPを迎えた。
125クラスはフリー走行はウェット走行もあったが、予選は2回ともドライコンディションで行われた。
ポールポジションを獲得したのは、M・パシーニ選手(アプリリア)で今季9度目の獲得となった。
「天気が変化したし風が強かったけど、それ以外はうまくいった。あと少しセッティングの調整が必要だけど、いいレースができると思う」とパシーニ選手。
続いて、R・デ・ロサ選手(アプリリア)、L・ペゼック選手(デルビ)が2、3位。小山知良選手(KTM)は4位フロントローをつかんだ。
「2戦連続のフロントローでうれしいです。ドライの走行が少なくて厳しいけど、みんなが同じ状況なので。ここは2年前に初めて表彰台に上がったコースなので、いいレースをしたいです」と小山選手。
また、タルマクシ選手、ファウベル選手とも初日に転倒する場面もあり、調子は上がらず。ファウベル選手が6位2列目、タルマクシ選手は9位3列目となっている。
決勝レースは小山選手のホールショットで始まった。そのまま小山選手は1周目をトップで終了。翌周、パシーニ選手がトップを奪い、ペゼック選手、ファウベル選手、タルマクシ選手、小山選手、S・ガデア選手(アプリリア)などが続いていく。小山選手は順位を落としながらもトップ集団には加わっていく。
序盤から先頭グループは11台という大集団となり、毎周、毎コーナーで激しい順位争いを展開していく。
前半はパシーニ選手、ペゼック選手、タルマクシ選手が何度もトップを奪い合っていく。中盤に入ると、パシーニ選手とペゼック選手を中心にトップ争いは展開される。この2台にファウベル選手、J・オリーブ選手(アプリリア)、E・ラバット選手(アプリリア)、小山選手、タルマクシ選手など11台が僅差で続いていき、予想できない展開が続く。
後半に入るとパシーニ選手のペースが鈍り、順位を下げていく。ペゼック選手、ファウベル選手、ラバット選手、オリーブ選手を中心にトップ争いはさらにヒートアップ。
終盤に入っても、ペゼック選手、オリーブ選手、ファウベル選手がめまぐるしくトップを入れ替えていく。
そして最終ラップはファウベル選手がトップで通過するが、すぐにペゼック選手が前に出る。さらに、オリーブ選手もファウベル選手をパス。そのまま後続を抑えたペゼック選手が今季2勝目をゲットした。
「シーズン後半は苦戦が続いていてチェコから調子が戻ってきた。今回はマシンの調子もよくいいフィーリングで走れた」とペゼック選手。
2番手はオリーブ選手が入り、ファウベル選手は3位となる。
一方、タルマクシ選手は終盤苦戦を強いられると、8位でチェッカー。ファウベル選手に1点差に詰められている。
「大混戦で厳しかった。でも8点差を詰めて首位に1点差に詰まったからよかった。残り2戦でがんばるよ」とファウベル選手。「今週は初日からうまくいかなかった。でも、なんとか首位を守れたことはよかった」とタルマクシ選手は語っていた。
また、小山選手は終盤苦戦しながらも7位でゴールしている。「スタートはよかったのですが、風が強くて走るのが大変だった。最後はタルマクシ選手とパシーニ選手といいバトルができたけど、表彰台は無理でした」と小山選手は語った。