FIMロードレース世界選手権
MOTO GP
250CC
125CC
全日本ロードレース選手権
JSB1000
GP250
GP125
ST600
全日本モトクロス選手権
IR1
IR2
全日本トライアル選手権
FIM世界耐久選手権
モトクロス世界選手権
トライアル世界選手権
英国スーパーバイク選手権
AMAスーパーバイク
AMAスーパークロス/ナショナルモトクロス
CATEGORY
MOTORSPORTS TOP
■ 2007/10/14 第16戦 フィリップ・アイランド オーストラリア
天気 気温 観客
晴れ 20度 50,425人

MOTO GP

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 C.Stoner Ducati Marlboro Team Ducati 41'12.244
2位 L.Capirossi Ducati Marlboro Team Ducati 41'19.007  
3位 V.Rossi Fiat Yamaha Team Yamaha 41'22.282  
14位 S.Guintoli Dunlop Yamaha Tech 3 Yamaha 42'06.568 DUNLOP user
16位 M.Tamada Dunlop Yamaha Tech 3 Yamaha 42'25.148 DUNLOP user

250CC

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 J.Lorenzo Fortuna Aprilia Aprilia 39'25.727 DUNLOP user
2位 A.Bautista Master - Mapfre Aspar Aprilia 39'45.361 DUNLOP user
3位 A.Dovizioso Kopron Team Scot Honda 39'45.451 DUNLOP user
4位 H.Aoyama Red Bull KTM 250 KTM 39'45.524 DUNLOP user
5位 T.Luthi Emmi - Caffe Latte Aprilia Aprilia 39'45.793 DUNLOP user
6位 J.Simon Repsol Honda 250cc Honda 39'46.772 DUNLOP user

125CC

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 L.Pesek Valsir Seedorf Derbi Derbi 38'03.020 DUNLOP user
2位 J.Olive Polaris World Aprilia 38'03.110 DUNLOP user
3位 H.Faubel Bancaja Aspar Aprilia 38'03.210 DUNLOP user
4位 S.Corsi Skilled Racing Team Aprilia 38'03.425 DUNLOP user
5位 E.Rabat Repsol Honda 125cc Honda 38'03.935 DUNLOP user
6位 T.Koyama Red Bull KTM125 KTM 38'04.335 DUNLOP user

第16戦終了時点

MOTO GP

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 C.Stoner Ducati Marlboro Team Ducati 322
2位 V.Rossi Fiat Yamaha Team Yamaha 230  
3位 D.Pedrosa Repsol Honda Team Honda 201  
16位 S.Guintoli Dunlop Yamaha Tech 3 Yamaha 45 DUNLOP user
17位 M.Tamada Dunlop Yamaha Tech 3 Yamaha 37 DUNLOP user

250CC

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 J.Lorenzo Fortuna Aprilia Aprilia 287 DUNLOP user
2位 A.Dovizioso Kopron Team Scot Honda 242 DUNLOP user
3位 A.De.Angelis Master - Mapfre Aspar Aprilia 215 DUNLOP user
4位 A.Bautista Master - Mapfre Aspar Aprilia 181 DUNLOP user
5位 H.Barbera Team Toth Aprilia Aprilia 146 DUNLOP user
6位 H.Aoyama Red Bull KTM 250 KTM 129 DUNLOP user

125CC

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 G.Talmacsi Bancaja Aspar Aprilia 237 DUNLOP user
2位 H.Faubel Bancaja Aspar Aprilia 236 DUNLOP user
3位 T.Koyama Red Bull KTM 125 KTM 166 DUNLOP user
4位 L.Pesek Velsir Seedorf Derbi Derbi 161 DUNLOP user
5位 S.Corsi Skilled Racing Team Aprilia 155 DUNLOP user
6位 M.Pasini Bancaja Aspar Aprilia 153 DUNLOP user

天候の変化に翻弄され、ギュントーリ選手は14位、玉田選手は16位

日本GPから3週間近いインターバルを経て、第16戦が行われた。開催地はオーストラリア南東部のフィリップアイランド。海沿いにあり、アップダウンのある難しいコースだ。

今年は、初日から雨が降ったり止んだりし、風も強いという難しいコンディションとなった。

ダンロップヤマハ・テック3の玉田誠選手は、変化していくコンディションの中でセッティング出しに苦労してしまう。


2日目も午前中は雨が降る難しいコンディション。玉田選手は少しずつタイムを更新していったが、15番手グリッドとなった。

「天気が変わってしまったので、試せるタイヤが限られてしまった。まだ、明日のレースで使うタイヤが決まっていないです。明日の朝、タイヤを決めて、セッティングを調整してレースに臨みます」と玉田選手。
一方、チームメイトの、S・ギュントーリ選手は初日はセッティングに苦労していたが、2日目の予選で調子を上げていく。最後のタイムアタックを決めると、9番手3列目を獲得した。


決勝日は朝から晴天に恵まれた。前日までの肌寒い気温から、いきなり20度という温かい気温に変化してしまった。低い気温に合わせてセッティングしていたために、ダンロップヤマハの2人は、苦戦を余儀なくされてしまう。


3列目からスタートしたギュントーリ選手は、それでも最後まで粘り強い走りを見せて14位ポイント圏内でゴールした。
「スタートは悪くなかったが、1周目にかなり順位を落としてしまった。それから前のライダーたちと同じくらいのペースで走ることができたが、デービス選手(ドゥカティ)を抜くのに時間がかかってしまった。前に出たときには、前のライダーとは大きく差がついてしまった」とギュントーリ選手。

一方、玉田選手は、本来のライディングを見せることができず16位に終わってしまった。
「マシンのセッティングはよかったし、フロントタイヤの感触もよかった。リアタイヤが今日の路面温度に合わなかったようです。それでコーナリングが難しかった。今回は天候が変化して、気温も変わったので厳しかったですね」と玉田選手はコメントしていた。


ロレンツォ選手がポールトゥウィンで今季9勝目

250クラスでは、首位のJ・ロレンツォ選手(アプリリア)と、2位A・ドビジオーソ選手(ホンダ)が36点差となっている。今回、ロレンツォ選手が優勝し、ドビジオーソ選手が5位以下に終わると、ロレンツォ選手の2連覇が決まる。
250クラスは、フリー走行は2回ともウェットとなったが、予選2回はドライコンディションで行われた。
もてぎで不調だったロレンツォ選手だが、フィリップアイランドでは初日から好調な走りを披露。2位以下にコンマ8秒という大差をつけて、今季9度目のポールポジションを獲得した。
「ここ2戦で問題があって成績が悪かったので、今回は優勝したい。重要なレースだと思っている」とロレンツォ選手。


続いて、H・バルベラ選手(アプリリア)、A・バウティスタ選手(アプリリア)、A・デ・アンジェリス選手(アプリリア)と続いた。
ロレンツォ選手のタイトル獲得を阻止したいドビジオーソ選手は、セッティングに苦しみ7番手2列目となる。
また、日本人勢は、青山博一選手(KTM)が6位。「セッティングはよくなっている。旋回性をもう少しよくしたいので、明日の朝のフリー走行で調整してレースに臨みます」と青山選手。
続いて、青山周平選手(ホンダ)10位、高橋裕紀選手(ホンダ)12位となった。


決勝レースが始まるとロレンツォ選手が絶妙のスタートを切り、そのままレースをリード。すぐさま後続を引き離しにかかる。2位以下には、ドビジオーソ選手、バウティスタ選手、A・デ・アンジェリス選手(アプリリア)、T・ルティ選手(アプリリア)などが続く。
3周目にはトップのロレンツォ選手は約2秒のリードを取り、着実に後続を離していく。
2位集団は、バウティスタ選手、ドビジオーソ選手、M・シモンチェリ選手(アプリリア)、青山周平選手、デ・アンジェリス選手、ルティ選手の6台。J・シモン選手(ホンダ)と青山博一選手は目の前でM・カリオ選手(KTM)が転倒したため少し遅れをとっていた。
序盤、トップのロレンツォ選手の後方の2位争いで、青山周平選手が大健闘するが、8周目にコースアウトして遅れをとってしまう。
レース中盤に入ると、後方から青山博一選手とシモン選手が追い付き、2位争いはバウティスタ選手、ドビジオーソ選手、ルティ選手、青山博一選手、デ・アンジェリス選手、シモン選手の6台に。一方、トップのロレンツォ選手は次元の違う速さで中盤には10秒以上のリードを築いていた。
ロレンツォ選手が優勝し、ランキング2位のドビジオーソ選手が5位以下に終われば、ロレンツォ選手のタイトル獲得が決まるため、2位争いはタイトルの行方を決める注目の戦いでもあった。


レース終盤、トップのロレンツォ選手はまったく危なげない速さで快走し続けると、ポールトゥウィンの完璧なレース運びで今季9勝目を決める。
「ビアッジ選手やロッシ選手と同じ9勝目を決めることができてうれしい。今日は風が強くて、マシンを抑えながら走ったよ」とロレンツォ選手はコメントした。
一方、2位争いは最後まで大激戦となる。デ・アンジェリス選手は遅れたものの、バウティスタ選手、ドビジオーソ選手、ルティ選手、青山博一選手、シモン選手の5台が僅差で続き、最後はドビジオーソ選手とバウティスタ選手がドッグファイトを展開。ラストラップで一旦ドビジオーソ選手が前にでる場面もあったが、バウティスタ選手はすぐに抜き返してそのままチェッカー、2位を決めた。ドビジオーソ選手は3位に入り、からくもロレンツォ選手のタイトル獲得を阻止した。
「バトルは楽しかった。このコースでは我々は厳しかった。次のマレーシアでもタイトル争いしたいね。厳しいけどね」とドビジオーソ選手。
また、青山博一選手は惜しくも4位。「ハイスピードコーナーではアドバンテージがあったが、スローコーナーで抜かれてしまって表彰台を逃してしまった。とても残念です」と青山博一選手。
一方、青山周平選手は8位、高橋裕紀選手は10位でそれぞれゴールしている。


ペゼック選手が大混戦を制して今季2勝目を決める

首位のG・タルマクシ選手(アプリリア)とランキング2位のH・ファウベル選手(アプリリア)の差は9点で、オーストラリアGPを迎えた。
125クラスはフリー走行はウェット走行もあったが、予選は2回ともドライコンディションで行われた。
ポールポジションを獲得したのは、M・パシーニ選手(アプリリア)で今季9度目の獲得となった。
「天気が変化したし風が強かったけど、それ以外はうまくいった。あと少しセッティングの調整が必要だけど、いいレースができると思う」とパシーニ選手。
続いて、R・デ・ロサ選手(アプリリア)、L・ペゼック選手(デルビ)が2、3位。小山知良選手(KTM)は4位フロントローをつかんだ。


「2戦連続のフロントローでうれしいです。ドライの走行が少なくて厳しいけど、みんなが同じ状況なので。ここは2年前に初めて表彰台に上がったコースなので、いいレースをしたいです」と小山選手。
また、タルマクシ選手、ファウベル選手とも初日に転倒する場面もあり、調子は上がらず。ファウベル選手が6位2列目、タルマクシ選手は9位3列目となっている。


決勝レースは小山選手のホールショットで始まった。そのまま小山選手は1周目をトップで終了。翌周、パシーニ選手がトップを奪い、ペゼック選手、ファウベル選手、タルマクシ選手、小山選手、S・ガデア選手(アプリリア)などが続いていく。小山選手は順位を落としながらもトップ集団には加わっていく。
序盤から先頭グループは11台という大集団となり、毎周、毎コーナーで激しい順位争いを展開していく。
前半はパシーニ選手、ペゼック選手、タルマクシ選手が何度もトップを奪い合っていく。中盤に入ると、パシーニ選手とペゼック選手を中心にトップ争いは展開される。この2台にファウベル選手、J・オリーブ選手(アプリリア)、E・ラバット選手(アプリリア)、小山選手、タルマクシ選手など11台が僅差で続いていき、予想できない展開が続く。
後半に入るとパシーニ選手のペースが鈍り、順位を下げていく。ペゼック選手、ファウベル選手、ラバット選手、オリーブ選手を中心にトップ争いはさらにヒートアップ。


終盤に入っても、ペゼック選手、オリーブ選手、ファウベル選手がめまぐるしくトップを入れ替えていく。
そして最終ラップはファウベル選手がトップで通過するが、すぐにペゼック選手が前に出る。さらに、オリーブ選手もファウベル選手をパス。そのまま後続を抑えたペゼック選手が今季2勝目をゲットした。
「シーズン後半は苦戦が続いていてチェコから調子が戻ってきた。今回はマシンの調子もよくいいフィーリングで走れた」とペゼック選手。
2番手はオリーブ選手が入り、ファウベル選手は3位となる。
一方、タルマクシ選手は終盤苦戦を強いられると、8位でチェッカー。ファウベル選手に1点差に詰められている。
「大混戦で厳しかった。でも8点差を詰めて首位に1点差に詰まったからよかった。残り2戦でがんばるよ」とファウベル選手。「今週は初日からうまくいかなかった。でも、なんとか首位を守れたことはよかった」とタルマクシ選手は語っていた。
また、小山選手は終盤苦戦しながらも7位でゴールしている。「スタートはよかったのですが、風が強くて走るのが大変だった。最後はタルマクシ選手とパシーニ選手といいバトルができたけど、表彰台は無理でした」と小山選手は語った。