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■ 2007/5/13 第3戦 筑波サーキット
天気 気温 観客
曇り後晴れ 26度 16,800人

JSB1000

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 柳川明 TEAM GREEN Kawasaki 25'47.384  
2位 秋吉耕佑 WINs SUZUKI R.T. Suzuki 25'53.570 DUNLOP user
3位 阿部典史 ワイズギア・レーシング Yamaha 25'53.746 DUNLOP user
4位 山口辰也 モリワキMOTULレーシング Honda 25'54.225 DUNLOP user
7位 大崎誠之 SP忠男レーシングチーム Yamaha 25'57.590 DUNLOP user
11位 波多野祐樹 Moto Map SUPPLY Suzuki 26'24.008 DUNLOP user

ST600

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 高橋英倫 TEAM GREEN Kawasaki 29'51.514
2位 小西良輝 team HARC-PRO. Honda 29'51.653  
3位 奥野正雄 伊藤RACING・GMD スズカ Yamaha 30'01.115  
13位 宮崎敦 DOG FIGHT RACING Yamaha 30'16.785 DUNLOP user
14位 沼田憲保 HITMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha 30'19.866 DUNLOP user
17位 小林龍太 バーニングブラッドRT Honda 30'31.428 DUNLOP user

GP250

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 宇井陽一 PRO-TEC & Spruce Yamaha 29'23.167 DUNLOP user
2位 及川誠人 ウィルアクセス&プラスミュー Yamaha 29'35.419  
3位 高橋巧 バーニングブラッドRT Honda 29'35.419 DUNLOP user
5位 山崎郡 HITMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha 29'50.067 DUNLOP user
8位 秋谷守 チーム モトスペース Yamaha 29'52.190 DUNLOP user
10位 Doni Tata Pradita ヤマハ インドネシアRT Yamaha 30'20.527 DUNLOP user

GP125

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 岩田裕臣 TEAM PLUS ONE Honda 30'16.164
2位 徳留真紀 TEC.2&Feel Yamaha 30'16.164  
3位 菊池寛幸 BATTLE&ミハラレーシング Honda 30'25.434  
4位 仲城英幸 TEAM ASPIRATION Honda 30'25.540 DUNLOP user
8位 柳沢祐一 18 GARAGE RACING TEAM Honda 30'39.044 DUNLOP user
9位 井上誠 BATTLE&ミハラレーシング Honda 30'39.299 DUNLOP user

第3戦終了時点

JSB1000

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 山口辰也 モリワキMOTULレーシング Honda 58 DUNLOP user
2位 渡辺篤 ヨシムラスズキwith JOMO Suzuki 57  
3位 柳川明 TEAM GREEN Kawasaki 52  

ST600

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 高橋英倫 TEAM GREEN Kawasaki 33  
2位 奥野正雄 伊藤RACING・GMD スズカ Yamaha 30  
3位 佐藤裕児 ジュビロレーシングチーム Yamaha 20 DUNLOP user

GP250

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 宇井陽一 PRO-TEC & Spruce Yamaha 40 DUNLOP user
2位 及川誠人 ウィルアクセス&プラスミュー Yamaha 34  
3位 高橋巧 バーニングブラッドRT Honda 30 DUNLOP user

GP125

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 岩田裕臣 TEAM PLUS ONE Honda 37
2位 菊池寛幸 TEC.2&Feel Yamaha 25  
3位 徳留真紀 BATTLE&ミハラレーシング Honda 24  

秋吉選手が2位、阿部選手が全日本で初の表彰台3位を獲得

第3戦筑波は、初夏の陽気の中で開催された。
JSB1000の予選は、A、Bクラスに分かれての出走となった。予選A組の秋吉耕佑選手(スズキ)は、コースレコードを更新する速さを見せて今期初のポールポジションを獲得する。「予選1回目にいいタイムが出せたので、2回目にガラッとサスセッティングを変えた。それがよかったんだと思う。抱えている問題が少なくなってきているので、いい感じだと思います」と秋吉選手は語った。
続いてB組では阿部典史選手(ヤマハ)が秋吉選手のタイムに迫ったが、僅かにコンマ054秒届かず2番手。ダンロップの2台が1、2位を占めた。
また、山口辰也選手(ホンダ)10位、大崎誠之選手(ヤマハ)11位、森脇尚護選手(ホンダ)13位となっている。中須賀克行選手(ヤマハ)は、予選2回目に転倒。骨折はなかったが胸を強打したために、決勝を欠場することになった。


決勝レースが始まると阿部選手がホールショット。秋吉選手が後ろから続き、この2台が後続を離してトップ争いを始める。3周目に秋吉選手が前にでて引き離しにかかったが、4周目に森脇選手が第1ヘアピンで転倒して赤旗中断となった。
レースは2ヒート制になり、2回目のスタートが切られると、また阿部選手がホールショットを決める。ところが、その直後に第1コーナーで多重クラッシュが発生。また赤旗が出されて、スタートのやり直しとなった。
残り27周となった第2ヒートの2度目のスタートが切られると、阿部選手が再び好ダッシュを決める。柳川明選手(カワサキ)が後ろから続き、この二人がトップ争いを始める。3位争いは、秋吉選手、山口選手、安田毅史選手(ホンダ)、酒井大作選手(スズキ)、亀谷長純選手(ホンダ)、手島雄介選手(ホンダ)の6台。秋吉選手はファステストラップを更新する速さでセカンド集団から抜け出すと、トップ2台に近づいていく。


7周目に柳川選手がトップに立ち、後続を引き離し始める。阿部選手に後方から追い付いた秋吉選手は2位争いを展開していく。2位争いが混戦になっている間に、トップの柳川選手はリードを広げていった。
13周目、秋吉選手は阿部選手をかわして2位に上がるが、すでにトップの柳川選手とは3秒の差がついていた。
そしてレース終盤、秋吉選手、阿部選手の2位争いに山口選手と手島選手が加わり、4台の戦いとなる。最後は手島選手が遅れ始めて、秋吉選手、阿部選手、山口選手の3台が激しい競り合いを展開。秋吉選手は見事に競り勝つと2位でチェッカー。
「抜こうと思ったら黄旗ということが多く、その度にリセットされてしまいました。チームにはセットアップを詰めてくれて感謝しています。ノリック(阿部選手)といいバトルができて楽しかったです」と秋吉選手。
続いて、阿部選手が3位に入り全日本で初の表彰台を獲得した。
「レースウィークで一度も履いていないタイヤを使用したら、とてもよかったです。チームやタイヤのスタッフに感謝しています。秋吉選手とは2人ともすごい状態で走っていて、おもしろかったです。今回は絶対に結果を出さないといけないと思ってました。僕には責任もあるし、ファンが付いてきてくれるから頑張っています。今日は第一歩が踏み出せたかなと思います」と阿部選手はコメントした。 また、山口選手は4位。大崎選手は7位でゴールしている。


佐藤選手は、不運のリタイアに終わる

開幕優勝を果たした佐藤裕児選手(ヤマハ)は、タイトな筑波サーキットでのセッティングに難航すると予選8番手2列目につけていた。
決勝レースがスタートすると、佐藤選手は好スタートを切り、1周目6位につけていた。翌2周目に第1ヘアピンで寺本幸司選手(スズキ)が転倒して5位に上がる。
序盤から佐藤選手は、高橋英倫選手(カワサキ)、野田弘樹選手(ホンダ)、奥野正雄選手(ヤマハ)とセカンド集団を形成して激しい競り合いの中で善戦していた。
ところが、5周目にMCコーナーで前を行く野田選手がハイサイド転倒。佐藤選手はよけきれずにからんで転んでしまい、そのままリタイアという残念な結果に終わってしまった。
「スタッフが懸命にマシンを仕上げてくれたのに転倒してしまって、申し訳ない気持ちでいっぱいです。次戦のオートポリスは地元なので、ここからまた仕切り直しのつもりでがんばります」と佐藤選手は語っていた。


宇井選手が独走で開幕2連勝を達成する

250クラスでは、開幕優勝を決めた宇井陽一選手(ヤマハ)がただ一人57秒台にタイムをのせてポールポジションを獲得する。
「いい感じです。足回りに関しては、レースウイークに入ってから何もいじっていない。58秒が壁になっていたので、自己ベストが出せてうれしいです。高橋巧くんも及川さんも筑波を得意としているライダー。ボクのライディングは、中高速コーナーに合っているから、筑波はまだ克服中です。でも、最終コーナーには自信があります。決勝は、チャンピオンになるために勝ちにいきたい」と宇井選手は語っていた。
開幕戦2位の高橋巧選手(ホンダ)は3位、富沢祥也選手(ホンダ)は4位とダンロップ勢がフロントローに3台並んだ。


決勝レースが始まると、宇井選手はオープニングラップからトップに浮上。すぐに後続を引き離しにかかった。後ろから、及川誠人選手(ヤマハ)、富沢選手が続く。一方、高橋選手はスタートで出遅れると1周目は12位となっていた。
トップの宇井選手は、着実に後続との差を広げていくと、中盤には5秒という大きなリードを築いた。
一方、単独2位の富沢選手はファステストラップを更新していく速さで走り続け、少しずつ宇井選手との差を詰めていった。しかし、富沢選手は21周目の第1コーナーの出口で転倒。そのままリタイアとなってしまった。
終盤に入ると、トップの宇井選手は10秒以上の大差をつけて独走。そのまま完璧な形で開幕2連勝を決めた。
「最初につけた差が詰まらないように、自分のサインボードには2番手のラップタイムを表示してもらい、そのタイムで走るようにしていました。周回遅れが多く、最初は怖かったんですが、最後までいいタイムで走ることができました。去年から今年にかけてのタイヤの進化は、今までにないほどなのでびっくりしています。今シーズンはチームのために何としてもチャンピオンを取りたいです」と宇井選手は語った。


一方、序盤出遅れていた高橋選手は後方から着実に追い上げてきていた。終盤には高橋選手はついに濱本裕基選手(ヤマハ)をかわして3位に浮上。さらに、2位の及川選手に追い付いた。最後は及川選手と高橋選手のデッドヒートとなり、2台は並んでチェッカー。写真判定で及川選手が2位、高橋選手3位となった。
「スタートは失敗するつもりはなかったんです。タイヤは調子よくて、自分の問題でタイムを上げることができませんでした。でも、安定したタイムでは走れていました。本当は何としても優勝したかったので、最初から頑張って、及川選手も抜きたいと思って頑張りました。全日本ではまだ勝てていないので、次こそ優勝したいです」と高橋選手はコメントした。


ベテラン、仲城選手が4位、富沢選手は転倒リタイアに終わる

予選では250クラスと共にダブルエントリーしている富沢祥也選手(ホンダ)が、3位フロントローを獲得した。
また、柳沢祐一選手(ホンダ)6位、ベテランの仲城英幸選手(ホンダ)7位、浪平伊織選手(ホンダ)8位と、ダンロップ勢は2列目から上位進出を狙っていた。


決勝レースが始まると、富沢選手、仲城選手、岩田裕臣選手(ホンダ)、徳留真紀選手(ヤマハ)の4台が先頭集団を形成。激しい順位争いを展開していく。
6周目に入ると富沢選手がトップに上がり、岩田選手と競り合いを演じていった。逆に仲城選手は徐々に後退して、3位徳留選手の後方で菊池寛幸選手(ホンダ)、井手敏男選手(ヤマハ)と4位争いを繰り広げていった。 その後、トップ2台とセカンド集団が接近して、富沢選手、岩田選手、徳留選手、菊池選手、井手選手、仲城選手の6台がトップを争い展開となっていった。 そして、18周に第1コーナーでなんと富沢選手と井手選手が転倒リタイア。富沢選手は、125クラス、250クラスと両クラスで転倒リタイアという結果に終わってしまった。 この後、仲城選手と菊池選手が3位争いを繰り広げ、仲城選手は惜しくも4位でゴールラインを通過した。 また、柳沢選手は8位に入っている。