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■ 2007/9/30 第6戦 岡山国際サーキット
天気 気温 観客
雨〜曇り 21度 16,700人

JSB1000

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 中須賀克行 YSP&PRESTOレーシング Yamaha 38'18.250 DUNLOP user
2位 渡辺篤 ヨシムラスズキwithJOMO Suzuki 38'18.361  
3位 徳留和樹 ホンダドリーム無限RT Honda 38'23.032  
6位 阿部典史 ワイズギア・レーシング Yamaha 38'27.808 DUNLOP user
7位 山口辰也 モリワキMOTULレーシング Honda 38'27.908 DUNLOP user
8位 大崎誠之 SP忠男レーシングチーム Yamaha 38'40.103 DUNLOP user

ST600

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 小西良輝 急募.com HARC-PRO. Honda 30'24.495  
2位 野田弘樹 レーシングチームハニービー Honda 30'26.821  
3位 稲垣誠 バーニングブラッドRT Honda 30'30.737 DUNLOP user
6位 佐藤裕児 ジュビロ レーシング チーム Yamaha 30'42.054 DUNLOP user
11位 小林龍太 バーニングブラッドRT Honda 31'03.180 DUNLOP user

GP250

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 高橋巧 バーニングブラッドRT Honda 31'23.067 DUNLOP user
2位 宇井陽一 MALOSSI/spruce&PT Yamaha 31'28.807 DUNLOP user
3位 及川誠人 ウィルアクセス&プラスミュー Yamaha 31'30.599  
5位 Doni Tata Pradita ヤマハ インドネシアRT Yamaha 31'47.748 DUNLOP user
6位 山崎郡 HITMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha 31'50.555 DUNLOP user
7位 富沢祥也 TeamProjectμFRS Honda 31'58.567 DUNLOP user

GP125

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 富沢祥也 TeamProjectμFRS Honda 32'35.948 DUNLOP user
2位 菊池寛幸 BATTLE&ミハラレーシング Honda 32'35.985  
3位 山本武宏 チームMARINEコスモス+G Honda 32'37.972  
7位 和田卓也 チーム KOHSAKA Honda 32'59.96 DUNLOP user
8位 尾野弘樹 BATTLE&ミハラレーシング Honda 33'07.679 DUNLOP user
10位 井上誠 BATTLE&ミハラレーシング Honda 33'29.229 DUNLOP user

第5戦終了時点

JSB1000

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 渡辺篤 ヨシムラスズキwithJOMO Suzuki 119  
2位 山口辰也 モリワキMOTULレーシング Honda 98 DUNLOP user
3位 阿部典史 ワイズギア・レーシング Yamaha 97 DUNLOP user

ST600

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 小西良輝 急募.com HARC-PRO. Honda 70  
2位 高橋英倫 TEAM GREEN Kawasaki 69  
3位 佐藤裕児 ジュビロレーシングチーム Yamaha 65 DUNLOP user

GP250

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 宇井陽一 PRO-TEC & Spruce Yamaha 87 DUNLOP user
2位 高橋巧 バーニングブラッドRT Honda 72.5 DUNLOP user
3位 及川誠人 ウィルアクセス&プラスミュー Yamaha 68.5  

GP125

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 岩田裕臣 TEAM PLUS ONE Honda 82  
2位 徳留真紀 TEC・2&feel Yamaha 67  
3位 富沢祥也 TeamProjectμFRS Honda 60 DUNLOP user

中須賀選手が今季2勝目を決める

第5戦菅生から約1ヶ月、第6戦が岡山国際サーキットで行われた。残る戦いは、今回と最終戦鈴鹿だけ。2007シーズンは終盤を迎えている。
土曜日に行われた予選。朝から肌寒く、曇り空だったが、JSB1000クラスの予選が行われる頃に雨が降り出した。一旦降り出した雨は予選中に上がり、予選終盤になると路面はほぼドライになるという難しいコンディションとなる。最後にスリックタイヤに履き替えてアタックしたライダー、うまくタイヤを替えることができなかったライダーで、明暗が分かれた。
ヤマハの中須賀克行選手は、終盤にうまくタイムを更新すると2番手を獲得する。
また、阿部典史選手(ヤマハ)は7番手2列目、山口辰也選手(ホンダ)は9位、大崎誠之選手(ヤマハ)11位、ケガから復帰した森脇尚護選手(ホンダ)は14位にそれぞれつけた。


決勝当日、午前中は雨が降っていたが、昼頃に雨はあがりJSB1000クラスは始まる頃には、路面はほとんど乾いてきていた。
ほぼ全車スリックタイヤでスタート。好ダッシュを決めた中須賀選手は1周目をトップで戻ってくる。後ろに徳留和樹選手(ホンダ)が続き、2台がトップ争いを展開。3位以下は、阿部選手、柳川明選手(カワサキ)、山口選手などが続く。
7周目に阿部選手をパスした柳川選手がトップ2台に追い付き、中須賀選手、徳留選手、柳川選手が競り合いを始める。セカンドグループは、阿部選手、酒井大作選手(スズキ)、渡辺篤選手(スズキ)、山口選手が形成している。
中盤に入っても、中須賀選手はトップをキープ。徳留選手、柳川選手が後ろから続き、予断を許さない状況は続く。さらに、後方から渡辺選手が追い上げて、トップ集団に接近していった。
15周目、中須賀選手を追っていた徳留選手がオーバーランのミスを犯して遅れ、柳川選手が2位に上がるが、18周目に柳川選手は転倒リタイアしてしまう。
中須賀選手は安定した走りでトップを守っていくが、終盤に入ると、渡辺選手が接近。2台がトップ争いを開始する。ラストラップには渡辺選手のアタックを受けるが、巧みにブロックしていくと、中須賀選手が今季2勝目を達成した。


「0.3秒から0.5秒くらいの差で渡辺選手に後ろにつかれて、どうしようか考えました。一度渡辺選手を前に出そうかとも思いました。でも、予選中に何回もヨシムラの2台と一緒に走るチャンスがあって、渡辺選手の様子がわかっていたので、前に出したら抜き返すポイントはないと思った。それでトップを走り続けることにしたんです。最終戦は2レースとも勝つつもりで頑張ります」と中須賀選手は語った。
また、レース終盤、阿部選手、山口選手、安田毅史選手(ホンダ)が5位を争い、阿部選手6位、山口選手7位でゴールした。柳川選手がリタイアしたため、98点の山口選手と97点の阿部選手がランキング2、3位に浮上している。
一方、大崎選手は8位、森脇選手はリタイアに終わっている。


稲垣選手が今季初の表彰台3位を獲得

ST600クラスでは、佐藤裕児選手(ヤマハ)が首位の高橋英倫選手(カワサキ)に1点差と迫っている。
ドライコンディションで行われた予選。佐藤選手は、セッティングに手間取ったものの、予選終盤タイムを更新すると6番手2列目を獲得した。


路面はウェットながら、雨は止んでいるという難しいコンディションの中で決勝は始まった。
1周目、佐藤選手8位、予選16位から好ダッシュを見せた稲垣誠選手(ホンダ)が9位につける。
稲垣選手は着実に追い上げていくと、6周目には4位に浮上。9周目にベテランの鶴田竜二選手(カワサキ)を抜き去ると3位に上がる。
その後、路面が徐々に乾いていくという難しい状況の中で、稲垣選手は後続を離していくと単独3位をキープ。今季初の表彰台3位を獲得した。
「うれしいですが、僕は前へ、前へとそれだけを考えていた結果です。僕が選んだタイヤはドライ用の中でもソフトタイヤで、最後まで調子がよかったです。僕はただがむしゃらに走っただけです。最終戦も精一杯、頑張ります」 と稲垣選手は語った。
また、佐藤選手は苦戦しながらも、6位でゴール。この結果、ポイントテーブルでは、優勝した小西良輝選手(ホンダ)が首位に上がり、4位に入った高橋選手が1点差でランキング2位、佐藤選手が首位に5点差のランキング3位につけて最終戦に臨むことになった。


高橋選手が今季初優勝を達成

ランキングトップに立つ宇井陽一選手(ヤマハ)は、ここまで3戦全勝。(前戦は決勝はキャンセルとなった)さらにポールポジションも3戦連続で獲得している。
ドライコンディションで行われた予選では、高橋巧選手(ホンダ)が開幕戦もてぎ以来のポールポジションをゲットする。「セッティングをあまり変更しなくても、最初から合っている感じでした。前回の菅生からスタートの失敗もなくなったので、今回もスタートさえ失敗しなければ宇井選手には負けないと思います」と高橋選手は語っていた。
続いて、コンマ3秒差で宇井選手が2番手となった。
また、山崎郡選手(ヤマハ)4位フロントロー、富沢祥也選手(ホンダ)10位につけている。


250クラスは完全なドライコンディションで始まった。ポールシッターの高橋選手はスタートミス。宇井選手がホールショットを決めてレースをリードしていく。宇井選手の後ろに及川誠人選手(ホンダ)、高橋選手と続く。高橋選手は2周目に及川選手を抜き去ると、トップの宇井選手を追いかけ始める。
4周目になると、高橋選手がついに宇井選手を捕らえるとトップに浮上する。
レース中盤、トップの高橋選手、宇井選手は約1秒の間隔で走行を続ける。宇井選手はコンマ5秒差にまで差をつめるが、終盤に入ると差は広がってしまう。最後までハイペースでトップを守った高橋選手が、今季初優勝を決めた。
「レインコンディションではタイムが出ていなくて、朝のウォームアップ走行でもタイムが出てなかったんです。でも、宇井選手に1回は勝ちたかったので、今回勝ててうれしいです。でも、今回勝てたのは小園監督とスタッフのお陰なので、次は自分の実力で勝ちたいです」と高橋選手。
敗れた宇井選手は「途中までいいペースでひっぱってもらい、このままいけば周回遅れとかを使って何とか前に出られるかも、と思っていたのですが、自分が周回遅れに引っかかって遅れてしまいました。その後はホイールスピンが止まらなくて、今日は2位でいいと思って完走を目指しました。今年はチームのためにも、応援してくれる人のためにもタイトルを取りたいです」と語った。
最終戦を残して、宇井選手87点、高橋選手72.5点でランキング1、2位につけている。
また、山崎選手は6位、富沢選手は7位に入っている。


富沢選手がバトルを制して今季3勝目をゲット

125クラスでは、前戦菅生で復調して開幕戦以来の優勝を飾った富沢祥也選手(ホンダ)が、3位フロントローを獲得。ベテランの仲城英幸選手(ホンダ)は11位となった。


雨は上がっていたが、路面はウェットというコンディションで125クラスの決勝はスタートした。
ホールショットを決めたのは富沢選手で、後ろから岩田裕臣選手(ホンダ)、菊池寛幸選手(ホンダ)、山本武宏選手(ホンダ)、仲城選手と続く。
4周目に入ると仲城選手が転倒して、トップグループから大きく後退してしまう。
2周目から菊池選手が先頭に立ち、富沢選手、山本選手、岩田選手がの4台が先頭集団となっていく。
レース中盤に入ると、菊池選手と富沢選手が激しいトップ争いを展開。すぐ後ろには山本選手、岩田選手も続く。
11周目、ついに富沢選手が菊池選手をパス。さらに、トップに立った富沢選手はすぐさま引き離しにかかる。
菊池選手、山本選手も追従したが、岩田選手は遅れていった。
最終ラップ、富沢選手は菊池選手に一旦抜かれるが、すぐに逆転。最終コーナーを真っ先に立ち上がると富沢選手が今季3勝目をつかんだ。
「雨のレースになるとは予想もしていませんでした。タイトル争いからは遠ざかっているので、ホールショットは欲しかったんです。そこからトップを独走するか、または転んでノーポイントになるかのどちらかに決めていました」と富沢選手はコメントした。