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■ 2007/10/21 第7戦 鈴鹿サーキット
天気 気温 観客
晴れ 19.2度 18,000人

JSB1000

第1レース

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 清成龍一 TEAM HRC Honda 32'16.243  
2位 安田毅史 急募.com HARC-PRO Honda 32'18.922  
3位 中須賀克行 YSP&PRESTOレーシング Yamaha 32'18.940 DUNLOP user
10位 大崎誠之 SP忠男レーシングチーム Yamaha 32'58.168 DUNLOP user

第2レース

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 清成龍一 TEAM HRC Honda 30'01.619  
2位 安田毅史 急募.com HARC-PRO Honda 30'10.102  
3位 酒井大作 ヨシムラスズキwithJOMO Suzuki 30'13.696  
5位 中須賀克行 YSP&PRESTOレーシング Yamaha 30'21.623 DUNLOP user
8位 大崎誠之 SP忠男レーシングチーム Yamaha 30'27.584 DUNLOP user

ST600

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 小西良輝 急募.com HARC-PRO. Honda 27'22.422  
2位 野田弘樹 レーシングチームハニービー Honda 27'22.833  
3位 武田雄一 Team 桜井ホンダ Honda 27'28.910  
6位 佐藤裕児 ジュビロ レーシング チーム Yamaha 27'30.548 DUNLOP user
19位 小林龍太 バーニングブラッドRT Honda 27'48.078 DUNLOP user

GP250

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 高橋巧 バーニングブラッドRT Honda 26'42.190 DUNLOP user
2位 宇井陽一 MALOSSI/spruce&PT Yamaha 26'49.881 DUNLOP user
3位 山崎郡 HITMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha 27'06.670 DUNLOP user
8位 富沢祥也 TeamProjectμFRS Honda 27'27.584 DUNLOP user

GP125

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 仲城英幸 TEAM ASPIRATION Honda 28'16.931 DUNLOP user
2位 富沢祥也 Team Projectμ FRS Honda 28'16.969 DUNLOP user
3位 井手敏男 Feel&TEC.2 Yamaha 28'17.167  
9位 尾野弘樹 BATTLE&ミハラレーシング Honda 28'26.014 DUNLOP user
22位 井上誠 BATTLE&ミハラレーシング Honda 29'06.856 DUNLOP user
24位 和田卓也 チーム KOHSAKA Honda 25'21.183 DUNLOP user

第7戦終了時点

JSB1000

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 渡辺篤 ヨシムラスズキwithJOMO Suzuki 152  
2位 安田毅史 急募.com HARC-PRO Honda 143  
3位 酒井大作 ヨシムラスズキwithJOMO Suzuki 139  

ST600

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 小西良輝 急募.com HARC-PRO. Honda 93  
2位 高橋英倫 TEAM GREEN Kawasaki 85  
3位 佐藤裕児 ジュビロレーシングチーム Yamaha 78 DUNLOP user

GP250

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 宇井陽一 PRO-TEC & Spruce Yamaha 107 DUNLOP user
2位 高橋巧 バーニングブラッドRT Honda 95.5 DUNLOP user
3位 及川誠人 ウィルアクセス&プラスミュー Yamaha 84.5  

GP125

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 岩田裕臣 TEAM PLUS ONE Honda 90  
2位 徳留真紀 TEC・2&feel Yamaha 83  
3位 富沢祥也 TeamProjectμFRS Honda 80 DUNLOP user

中須賀選手が第1レースで3位入賞。第2レースは惜しくも5位に終わる

全日本選手権は、いよいよ最終戦を迎えた。前日まで悪天候に見舞われていたが、予選が行われた土曜日は晴天に恵まれた。
最終戦のJSB1000クラスは、開幕戦と同じノックアウト方式での予選となった。予選1回目の走行では44台の予選通過車が決められ、予選2回目は上位24台が15分間ずつの3回の走行を走って順位を決める。そして、最後の3回目は上位の12台のみが走り、グリッドを決めていく。
また、今回は今年ポイントを獲得したライダーのみのエントリーとなったため、エントリー台数は32台。予選落ちはなかった。
この予選で、ポールポジションを獲得したのは中須賀克行選手(ヤマハ)。コースレコードを更新する抜群の速さを見せて、今季初の獲得となった。


「今年の8耐で出した2分7秒7というタイムを更新して、実力をアピールしたいと思ってがんばったら、2分7秒4が出て自分でもびっくりしました。事前テストでもいい感触で、高いアベレージで走ることができていました。テストとセッティングを変えていなかったので、午前中の予選1回目は自分の調子をつかむために周回し、午後の2回目も決勝に向けての走りを心がけました。逆にそれがいい結果につながったと思います。決勝は昨年と同じようにハイペースになるでしょう。清成選手はかなり速いし、安田選手も調子がいいみたいなので、明日は二人の後ろで様子を見てタイヤを温存して、後半で勝負をかけたいです」と中須賀選手はコメントした。

また、秋吉耕佑選手(スズキ)は7位、首位の渡辺篤選手(スズキ)に21点差のランキング2位につけるモリワキの山口辰也選手(ホンダ)は8位、大崎誠之選手(ヤマハ)は10位、森脇尚護選手(ホンダ)は15位となった。


第1レース
決勝レースは、秋晴れの中で行われた。スタート前のウォームアップ走行の時、1コーナーで転倒した横江竜司選手(ヤマハ)に山口選手が接触して、2台が転倒。山口選手は、最終戦を欠場することになってしまう。

そして、決勝レースがスタートすると、清成龍一選手(ホンダ)が飛び出し、中須賀選手、安田毅史選手(ホンダ)がすぐ後ろから続く。
レース序盤、中須賀選手は清成選手のテールにくらいついていく。後ろから安田選手も追い付き、トップ争いは3台となるが、後半に入ると清成選手が徐々に差を広げていく。
その後、中須賀選手は安田選手と激しい2位争いを展開。最終ラップのダンロップコーナーで中須賀選手が前にでるが、ヘアピンで安田選手に逆転されてしまう。最後まで中須賀選手は逆転を狙っていくが、僅かに0.018秒差で3位となった。
「予選から清成選手と安田選手と僕の3人がアベレージスピードがよかった。トップ争いは、できれば少ない台数がよかったので3台で逃げたかった。予想通り清成選手が前に出たので、後ろについていったけど、終盤安田さんに抜かれてしまいました」と中須賀選手。
また、森脇選手は9位、大崎選手は10位でゴール。秋吉選手はマシントラブルのためにリタイアに終わっている。


第2レース
第2レースも清成選手が好ダッシュを決めて、中須賀選手、安田選手などが続く。序盤は清成選手、安田選手、中須賀選手、酒井大作選手(スズキ)の4台がトップ争いを展開していく。
徐々にトップの清成選手が後続に差をつけ始め、安田選手と中須賀選手の2位争いとなる。
しかし、後半に入ると、中須賀選手は安田選手に遅れを取り始める。終盤に向かっていくと、中須賀選手のペースが鈍り始め、苦しい展開となる。後方から追い上げてきた酒井選手に抜かれると4位に後退。さらに、亀谷長純選手(ホンダ)にも抜かれると、5位でチェッカーをうけた。
「スタートから清成選手が飛び出して、追いかけることができなかった。最後は苦しい走りになってしまいました」と中須賀選手。
また、大崎選手は8位、森脇選手は10位。秋吉選手はマシントラブルのために出走できず。山口選手も第1レース前の転倒の影響で出走できずに終わった。
この結果、中須賀選手はランキング4位、最終戦を欠場した山口選手はランキング7位に終わってしまった。


佐藤選手、善戦するも6位

ST600クラスでは、佐藤裕児選手(ヤマハ)が、首位の小西良輝選手(ホンダ)に5点差のランキング3位につけている。
予選では、小西選手がポールポジションを獲得。佐藤選手は、7番手2列目から逆転タイトルを狙うことになった。
決勝レースが始まると、佐藤選手は順当なスタートを切り、1周目は7番手につける。その後、森新選手(ホンダ)、寺本幸司選手(スズキ)選手を抜き去ると、5位に浮上する。
中盤に入ると、佐藤選手は武田雄一選手(ホンダ)と激しい4位争いを繰り広げる。2台は何度も順位を入れ替えながらテールトゥノーズの激しいバトルを見せていく。
そして、レース終盤、3位の高橋英倫選手(カワサキ)に追い付き、佐藤選手、武田選手、高橋選手が3位争いを展開。さらに、後方から寺本選手も加わって、戦いは激しさを増していく。
佐藤選手は最後まで表彰台を狙って善戦していったが、惜しくも6位でゴールした。
「本当に悔しいレース内容になってしまいました。事前テストでマシンのセッティングが進まなかったことが、今回の結果につながったのだと思います。金曜日の走行が雨になってしまい、セッティングが進まないままで、予選、決勝を迎えてしまいました」と佐藤選手は語った。
この結果、佐藤選手はランキング3位でシーズンを終えている。


高橋選手が2連勝。宇井選手がタイトル獲得。ダンロップ勢は表彰台を独占。

ダンロップ勢の宇井陽一選手(ヤマハ)、高橋巧選手(ホンダ)の2台がタイトル争いを演じている250クラス。首位は宇井選手で87点、高橋選手は72.5点でランキング2位につけている。
予選からこのふたりの戦いとなり、高橋選手がコースレコードを更新する速さを披露。僅かにコンマ1秒差で2戦連続のポールポジションをゲットした。


「今日は、はじめからコースレコードを更新するつもりで走っていました。最後の周はもう少しタイムを詰められたと思うのですが、ミスをしてしまって残念です。決勝は12秒台で走りたいです。テストからセッティングは出ていて、ほぼ変更していません。ポールポジションを取れてよかったです」と高橋選手。
続いて、2番手にベテランの宇井選手が続いた。
また、山崎郡選手(ヤマハ)が5位、秋谷守選手(ヤマハ)が6位につけている。


決勝レースが始まると、高橋選手がホールショット。後ろから宇井選手が続く。トップの高橋選手は序盤から後続を圧倒する速さを見せて、リードを広げていく。
宇井選手は単独2位となっていき、3位争いは山崎選手、及川誠人選手(ヤマハ)、秋田貴志選手(ヤマハ)、濱本裕基選手(ヤマハ)、秋谷選手の5台が繰り広げていく。
中盤に入ると、独走する高橋選手の後ろは、宇井選手が単独2位。山崎選手は3位争いから抜け出して、単独3位となっていく。
後半、宇井選手はペースを上げてトップの高橋選手を追いかけたが、高橋選手は負けじとラストスパート。約8秒の差を付けて、2連勝を決めた。
「事前テストからセッティングが決まっていたので、あとは自分の走りでタイム上げようと頑張りました。宇井選手が転ぶことはないと思っていたので、宇井選手の前でゴールできればいいと思った。それができてよかった。シーズン前半はマシントラブルもあったけれど、後半はトラブルも解消して自分の走りができるようになったので、いい形で今シーズンを終われました」と高橋選手。


2位となった宇井選手は、250クラスで初のチャンピオンを獲得した。「レース前から緊張してしまって、自分のグリッドがどこかも分からないくらいガチガチでした。事前テストの時からレベルアップしたいと考えていて、フロントフォークを固くしたら、序盤でうまく動かないくらい固くなってしまった。選んだタイヤはバッチリだったけれど、自分が固くなっていたのと気温が下がったのが敗因ですね。これまで4連勝してもとれなかったチャンピオンがとれてよかったです」と宇井選手はコメントした。
続いて、山崎選手が全日本で初の表彰台をゲット。ダンロップ勢が表彰台を独占した。「やっと表彰台に上れたという感じです。目標は表彰台だったので、最後まで気をゆるめないように走っていました」と山崎選手は語っていた。
また、秋谷選手は5位に入っている。


仲城選手が富沢選手を抑えて今季初優勝

125クラスの予選は朝一番で行われたために、前日の雨が残り、最初はハーフウェットの状態で始まった。
予選中に路面が乾いていくという難しいコンディションとなり、ベテランの仲城英幸選手(ホンダ)が昨年の開幕戦以来のポールポジションを獲得する。
「去年の開幕戦以来のポールポジションなのでうれしいです。今年はチームが変わり、いちからのスタートでした。菅生大会あたりからセッティングが詰まってきて、徐々によくなってきています。金曜日は雨でトラブルが出たりしたのですが、今日は開き直っていい結果が出ました。去年はケガで鈴鹿を走っていないし、今年は表彰台に立ってもいないので、決勝は精いっぱい走りたいです」と仲城選手。

 

続いて、13歳のルーキー、日浦大治朗選手(ホンダ)が大健闘して2位を獲得。仲城選手のチームメイト、古市右京選手(ホンダ)が4位フロントローをつかんだ。
また、浪平伊織選手(ホンダ)5位、富沢祥也選手(ホンダ)は7位につけている。


決勝レースがスタートすると、仲城選手がトップに立ち、富沢選手、浪平選手、山田亮太選手(ホンダ)、山本武宏選手(ホンダ)などが続く。
トップの仲城選手がレースをリードしていく後方では、富沢選手、浪平選手、山田選手、山本選手が目まぐるしく順位を替えながら激しい2位争いを展開。徐々にトップの仲城選手に接近していくと、トップ集団は5台となっていく。
中盤に入ると、後方からさらに井手敏男選手(ヤマハ)、柳沢祐一選手(ホンダ)も追い付いて、トップ争いは7台に。ところが、9周目に浪平選手は痛恨の転倒を喫してしまう。
ファイナルラップに入ると、仲城選手と富沢選手を中心にトップ争いは展開され、ベテランの仲城選手が僅かの差で富沢選手を抑えきると、今季初優勝を決める。
「スタートがうまくいったので、序盤からペース上げて逃げ切りたかったけれど、タイムが上がらなかったので後半勝負できるように考えて走った。最後の2ラップ目くらいに前に出てそのまま引き離そうと思ったけれど、最終ラップに祥也に抜かれてしまった。でも、スプーンカーブをうまく立ち上がれば勝負できるなと思った。優勝は最後まで確信できなかった。」と仲城選手。
富沢選手は僅かに0.038秒届かず2位となっている。
「何も作戦は考えていなくて、絶対前は走れないと思っていました。朝のウォームアップで転んでしまったし。鈴鹿は難しいコースで、後ろを走ると前の人に追いつくけど、前に出ると後ろの人に追いつかれてしまう。どう攻めても追いつかれてしまっていたし、勝てる自信はあまりなかった。」と富沢選手は振り返った。
また、ルーキーの日浦選手はスタートで失敗して大きく出遅れたが、追い上げて8位でゴール。古市選手は12位に入っている。
この結果、富沢選手はランキング3位、仲城選手はランキング4位でシーズンを終えている。