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■ 2011/5/28 ルーカスオイルAMAプロモトクロス第2戦
テキサス州ワーサム/フリーストーン・カウンティ・レースウェイ
天気 気温 観客
晴れ 37度 不明

ダンジー痛恨のリタイア、リードがパーフェクトウィンを飾る!




 ルーカスオイルAMAプロモトクロス第2戦の会場は、アメリカ中部テキサス州の小さな町、ワーサムにあるフリーストーン・カウンティ・レースウェイ。フラットな地形を補うために、ビッグジャンプやフープス、イン&アウトに分かれるコーナーなど、人工的なセクションが多く配置されたコースだ。元来は粘性の高い土質だったが、オーナーが砂を運び込んで整備してきたため、路面は年々サンディになりつつある。また、昨年と比べるとコース幅が狭くなった部分があるため、ワンラインに集中するとギャップが増えることが懸念された。
 開幕戦が行われたサクラメントは比較的涼しかったが、ここはテキサスの内陸で毎年高温多湿に苦しめられる難所。ライダーのコンディショニングやペース配分はもちろん、マシンにとってもサバイバルがテーマとなる。今年は昨年を上回る蒸し暑さに襲われ、やはりハプニングの多い大会となった。
 
 450クラスのヒート1は、クリスチャン・クレイグ(ホンダ)のホールショットで始まった。同様に好スタートを切ったジェイク・ワイマー(カワサキ)、クリストフ・プーセル(ヤマハ)がクレイグの直後につけたが、やがてチャド・リード(ホンダ)とライアン・ダンジー(スズキ)が2〜3番手に浮上。プーセルは15分を経過する頃からペースが落ち、リタイアしてしまった。
 レース前半のリーダーを務めたクレイグだったが、9周目にリードとダンジーに先行されてからは後退していった。リードとダンジーは4秒差を巡ってトップ争いを演じたが間隔は徐々に開き、ヒート1の勝利はリードのものとなった。2位ダンジーに続く3位には、スタート13位から追い上げたライアン・ビロポート(カワサキ)が入賞した。終盤にはケビン・ウィンダム(ホンダ)がリタイアするなど、正にサバイバルと呼べるレースだった。
 
 450クラスのヒート2では、ヒート1で上位を占めたダンジーとリードが好スタートを決めた。その背後にはブレット・メットカーフ(スズキ)、リッキー・ディートリック(ヤマハ)、デイビー・ミルサップス(ヤマハ)らが続く。序盤ダンジーとリードは僅差を保ったまま周回していたが、5周目にリードが転倒。辛うじて2位のポジションはキープできたが、リードは先頭のダンジーから10秒以上のビハインドを負うことになった。
 レース終盤になるとダンジーは25秒もの独走態勢を確立し、優勝をほぼ手中に収めていたが、ラスト2周で突然スローダウン。痛恨のリタイアを喫してしまった。原因はガス欠かマシントラブルと思われるが、明らかにはなっていない。このダンジーのリタイアによって、トップに立ったリードがヒート1に続き優勝。2位ミルサップス、3位メットカーフの順でチェッカーフラッグを受けた。中盤4位につけていたビロポートは、12周目の転倒で後退し5位でフィニッシュした。


ウィルソン&ラトレイがヒート優勝!



 250クラスのヒート1では、ジャスティン・バーシア(ホンダ)がホールショットを取ったが、その直後にクラッシュ。バーシアは再スタートできたが、転倒車に巻き込まれたマービン・ムスキャン(KTM)がリタイアしてしまった。序盤はブレイク・バゲット(カワサキ)を先頭に、ディーン・ウィルソン(カワサキ)、ニコ・イズィ(ホンダ)、タイラ・ラトレイ(カワサキ)、カイル・カニンハム(ヤマハ)らが上位グループを形成する。ところが、3周目にバゲットが転倒によって脱落し、ウィルソンがリーダーとなった。
 レース中盤になると、ウィルソンがセーフティリードを保って首位を快走する。2位にはチームメイトのラトレイが控えていたが、徐々に間隔が開き、ウィルソン、ラトレイ、カニンハムの順でフィニッシュ。序盤の転倒から這い上がったバーシアは9位、バゲットは7位でチェッカーを受けた。
 
 250クラスのヒート2は、またしてもバーシアがホールショットを取るスタートになった。2位以下にはウィルソン、イズィ、カニンハム、ラトレイと続く。コースの中ほどにはサンドウォールと呼ばれる大ジャンプがあり、ここは飛ばずになめる走り方が安全だったが、ウィルソンは果敢に飛び始めた。ところが4周目に転倒を喫し、ウィルソンが7位まで後退してしまう。これによりバーシアは、単独トップの座を手に入れた。
 レース中盤からはバーシアの独走劇が続いた。2位がカニンハムからラトレイに交代しても、バーシアには10秒以上の貯金があり、大勢は固まったかと思われた。ところが20分を過ぎる頃からバーシアのペースが衰え、ラトレイが急接近。ラスト3周でついにラトレイがバーシアをかわし、ヒート2のウィナーとなった。2位バーシア、3位ウィルソン。この結果、ラトレイが総合優勝(2位/1位)に輝いた。ポイントランキング首位は、バゲットからウィルソンへと入れ替わった。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda '34.43.678 DUNLOP user
2 1 R・ダンジー Rockstar Makita Suzuki Suzuki +7.885 DUNLOP user
3 2 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki +34.652 DUNLOP user
4 18 D・ミルサップ Muscle Milk Toyota JGR Yamaha +46.674  
5 144 C・クレイグ Troy Lee Designs Lucas Oil Honda +50.299 DUNLOP user
6 32 J・ワイマー Monster Energy Kawasaki Kawasaki +1.02.139 DUNLOP user
7 12 T・ハーン Motoconcepts Yamaha Yamaha +1.02.960 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda '35.03.620 DUNLOP user
2 18 D・ミルサップ Muscle Milk Toyota JGR Yamaha +3.804  
3 24 B・メットカーフ Rockstar Makita Suzuki Suzuki +28.003 DUNLOP user
4 539 R・ディートリック Answer Spy Sidi Yamaha +32.662 DUNLOP user
5 2 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki +57.434 DUNLOP user
6 29 A.ショート Red Bull KTM KTM +59.704 DUNLOP user
7 32 J・ワイマー Monster Energy Kawasaki Kawasaki +1.21.664 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki '35.20.784 DUNLOP user
2 28 T・ラトレイ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +8.098 DUNLOP user
3 35 K.カニンハム DNA Shred Stix Yamaha +27.523 DUNLOP user
4 387 G・スワニプール DNA Shred Stix Yamaha +32.024 DUNLOP user
5 19 E・トマック Geico Powersports Honda Honda +36.897 DUNLOP user
6 42 N.イズィ Kilbarger Racing Honda +1.01.117 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 28 T・ラトレイ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki '35.14.327 DUNLOP user
2 17 J・バーシア Geico Powersports Honda Honda +9.742 DUNLOP user
3 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +22.727 DUNLOP user
4 35 K.カニンハム DNA Shred Stix Yamaha +24.844 DUNLOP user
5 20 B・ティックル Monster Energy Pro Circuit kawasaki +31.930 DUNLOP user
6 19 E・トマック Geico Powersports Honda Honda +40.492 DUNLOP user

第2戦終了時点

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda 97 DUNLOP user
2 2 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 76 DUNLOP user
3 18 D・ミルサップス Muscle Milk Toyota JGR Yamaha 72  
4 1 R・ダンジー Rockstar Makita Suzuki Suzuki 69 DUNLOP user
5 24 B・メットカーフ Rockstar Makita Suzuki Suzuki 64 DUNLOP user
6 539 R・ディートリック Answer Spy Sidi Yamaha 53 DUNLOP user
7 144 C・クレイグ Troy Lee Designs Lucas Oil Honda 47 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 90 DUNLOP user
2 28 T・ラトレイ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 85 DUNLOP user
3 19 E・トマック Geico Powersports Honda Honda 69 DUNLOP user
4 57 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 66 DUNLOP user
5 35 K.カニンハム DNA Shred Stix Yamaha 64 DUNLOP user
6 17 J・バーシア Geico Powersports Honda Honda 52 DUNLOP user