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■ 2011/8/27 ルーカスオイルAMAプロモトクロス第10戦
マサチューセッツ州サウスウィック/モトクロス338
天気 気温 観客
26度 不明

ハリケーンが接近する中、メットカーフが初の総合優勝(3/2)




 アメリカ東部を襲ったハリケーンアイリーンの接近を受け、進路に当たる各地では週末のイベントが軒並み中止されたが、ニューヨークから北東に500kmほど離れたマサチューセッツ州サウスウィックでは、AMAモトクロス第10戦が予定通り開催された。断続的に降る雨の中でのレースになったが、モトクロス338のコースはディープサンドで概して水はけが良く、マディというよりもウェットサンドと呼べるコンディションになった。それでも延々と続くうねりのようなギャップや、無数の深いワダチがなくなったわけではなく、コース状況の難易度は非常に高かった。
 
 450クラスのヒート1は、ライアン・ダンジー(スズキ)のホールショットで始まった。2位以下にはブレット・メットカーフ(スズキ)、ライアン・ビロポート(カワサキ)、ジャスティン・バーシア(ホンダ)、マイク・アレッシ(KTM)、チャド・リード(ホンダ)らが続く。このサウスウィックは昨年ダンジーがチャンピオンを獲得した会場であり、ポイントリーダーのビロポートを7点差で追うダンジーとしては、幸先の良いスタートを切った形だ。レース序盤、3〜4周後にはダンジーが5〜6秒ほどの独走態勢を作った。
 レースが後半に差しかかった11周目、3位を走行していたバーシアがマシントラブルでリタイア。そして12周目には4位のリードもマシントラブルでリタイアという不運がホンダ勢を襲った。これで一時後退していたメットカーフが3位に復帰。トップを争うダンジーとビロポートはラスト2周で急接近したが、ダンジーが逃げ切って今季5個目のヒートウィンをゲットした。
 
 450クラスのヒート2では、そのダンジーがマシントラブルによりスタートラインに並べない事態が発生。ダンジーは急遽修理したマシンで、先にスタートした他車を追いかける形となった。レースはホールショットを取ったバーシアにジャスティン・ブレイトン(ヤマハ)、ジェイク・ワイマー(カワサキ)、そしてビロポートが続く展開。ヒート1のバッドラックを払拭する走りを見せるバーシアとは対照的に、リードは1コーナーで転倒するなど不運が続き、再度のマシントラブルにより5周でリタイア。両ヒートノーポイントとなってしまった。
 中盤にはバーシアが30秒ほどの独走でレースをほぼ掌握。関心はブレイトン、メットカーフ、ビロポートによる2位争いと、最後尾から追い上げるダンジーに向けられるようになった。終盤12周目にはメットカーフが2位を確保。一方のダンジーは30分頃にはトップ10に入り、最終的には7位に食い込む粘りを見せた。ヒート2のウィナーはバーシア。そしてメットカーフが初の総合優勝(3/2)を獲得。ポイントランキングは首位ビロポートと2位ダンジーが8点差となった。


スワニプールが初ヒート優勝!総合はラトレイが制す(2/1)



 250クラスのヒート1では、ギャレス・スワニプール(ヤマハ)がホールショット。2周目にはタイラ・ラトレイ(カワサキ)が2位に浮上し、南アフリカ勢が1-2を占める展開となった。3周目にはポイントリーダーのディーン・ウィルソン(カワサキ)が3位となり、この3台によるデッドヒートが注目された。6周目にはラトレイがトップに立ったが、11周目に痛恨のエンストを喫し、リーダーの座は再びスワニプールのものになった。
 レース終盤になると雨が強まり、コンディションは一部に水溜りが出来るほど悪化していったが、サンドを得意とするスワニプールはトップを快走し、ラトレイを徐々に突き放した。こうしてスワニプール、ラトレイ、ウィルソンの順でチェッカーを受けた。スワニプールの勝利は自身初のヒートウィンであり、また今季開幕から続いていたプロサーキット・カワサキ勢の連勝をストップするスターレーシング・ヤマハの初白星でもあった。
 
 250クラスのヒート2では、アレックス・マーティン(ホンダ)が好スタート。ラトレイ、ウィルソン、ジミー・デコティス(ホンダ)を挟んで、スワニプールが5位につけた。プロサーキットの第3の男、ブレイク・バゲット(カワサキ)は、ヒート1〜2ともにスタートが振るわず、ここでも中団からの挽回を強いられるレースとなった。
 4周目にはトップの座をラトレイに明け渡したマーティンだったが、20分頃まで2位をキープする好走を見せた。終盤は独走に持ち込んだラトレイが優勝し、2位ウィルソン、3位マーティンの順でフィニッシュ。総合優勝はラトレイがゲットした(2/1)。ポイントランキング2位につけていたバゲットが、今大会はサンドに手こずり低迷(9/6)したため、首位ウィルソンは安泰。2位に再浮上したラトレイに対するマージンは、38ポイントとなっている。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 1 R・ダンジー Rockstar Makita Suzuki Suzuki '34.53.060 DUNLOP user
2 2 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki +2.962 DUNLOP user
3 24 B・メットカーフ Rockstar Makita Suzuki Suzuki +57.561 DUNLOP user
4 800 M・アレッシ Red Bull KTM KTM +1.32.918 DUNLOP user
5 361 C・ファシオッティ Blackfoot Racing Yamaha +1.36.267 DUNLOP user
6 32 J・ワイマー Monster Energy Kawasaki Kawasaki +1.37.989 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 17 J・バーシア American Honda Racing Honda '36.36.278 DUNLOP user
2 24 B・メットカーフ Rockstar Makita Suzuki Suzuki +26.981 DUNLOP user
3 10 J・ブレイトン Muscle Milk Toyota JGR Yamaha +39.995  
4 2 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki +49.839 DUNLOP user
5 32 J・ワイマー Monster Energy Kawasaki Kawasaki +1.20.591 DUNLOP user
6 800 M・アレッシ Red Bull KTM KTM +1.57.437 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 387 G・スワニプール DNA Shred Stix Yamaha '34.39.739 DUNLOP user
2 28 T・ラトレイ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +11.835 DUNLOP user
3 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +27.760 DUNLOP user
4 533 G・オーデット DNA Shred Stix Yamaha +49.913 DUNLOP user
5 20 B・ティックル Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +55.614 DUNLOP user
6 25 R・サイプス DNA Shred Stix Yamaha +59.606 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 28 T・ラトレイ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki '36.41.649 DUNLOP user
2 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +22.944 DUNLOP user
3 46 A・マーティン Eleven 10 Mods Honda +24.000 DUNLOP user
4 891 J・ボーグル Geico Powersports Honda Honda +28.648 DUNLOP user
5 387 G・スワニプール DNA Shred Stix Yamaha +1.01.043 DUNLOP user
6 57 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +1.12.915 DUNLOP user

第10戦終了時点

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 2 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 431 DUNLOP user
2 1 R・ダンジー Rockstar Makita Suzuki Suzuki 423 DUNLOP user
3 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda 366 DUNLOP user
4 24 B・メットカーフ Rockstar Makita Suzuki Suzuki 304 DUNLOP user
5 800 M・アレッシ Red Bull KTM KTM 243 DUNLOP user
6 32 J・ワイマー Monster Energy Kawasaki Kawasaki 221 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 438 DUNLOP user
2 28 T・ラトレイ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 400 DUNLOP user
3 57 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 398 DUNLOP user
4 35 K.カニンハム DNA Shred Stix Yamaha 264 DUNLOP user
5 19 E・トマック Geico Powersports Honda Honda 246 DUNLOP user
6 387 G・スワニプール DNA Shred Stix Yamaha 241 DUNLOP user