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■ 2011/9/10 ルーカスオイルAMAプロモトクロス第12戦
カリフォルニア州パラ/パラ・レースウェイ
天気 気温 観客
晴れ 30度 不明

ビロポートがチャンピオン獲得!



 西海岸で開幕したAMAプロモトクロスが、アメリカ全土を巡って再び西海岸に戻ってきた。フィナーレを飾る第12戦の会場は、昨年初めてシリーズに組み込まれた、パラ・レースウェイ。ロサンゼルスとサンディエゴの間というロケーションは、モトクロスが最も盛んなホットスポットであり、今年も大勢の観客で大渋滞が発生する賑わいだった。
 パラ・レースウェイにはライダーの技量に応じたコースが何種類もあるが、今大会に使用されるプロ用のコースは昨年同様、フラットな地形に設けられたフープスやビッグジャンプと、アップダウンがアクセントとなっている。土質としては部分的にパワーが食われやすいサンドがあり、コーナーのアウト側には徐々にバンクが出来ていった。
 前戦スティールシティで250のタイトルが確定したため、これまで450→250だったタイムスケジュールを今大会は250→450に変更しし、クライマックスを最後に見せる演出がなされた。また各クラスのヒート2には、次週フランスで行われる国対抗団体戦、モトクロス・オブ・ネイションズに出場するアメリカ代表選手が、チームUSAウエアに着替えて出走した。
 
 450クラスのヒート1は、マイク・アレッシ(KTM)の好スタートで始まった。コルトン・ファシオッティ(ホンダ)、ジェイク・ワイマー(カワサキ)、ブレット・メットカーフ(スズキ)、ジャスティン・バーシア(ホンダ)らが続く。チャンピオン争いの当事者であるライアン・ビロポート(カワサキ)は9位、ライアン・ダンジー(スズキ)は10位と出遅れた。また、シーズン終盤までこの2人と競り合ってきたチャド・リード(ホンダ)は、1周目の転倒で最後尾近くからの再スタートとなった。
 ポイントリーダーのビロポートと追いかけるダンジーの間には14点差があったが、二人は手加減のない接戦を繰り広げた。レース序盤にダンジーが先行する場面もあったが、ビロポートが巻き返し、4周目からトップに立ったバーシアに接近して行く。終盤12周目にはビロポートがバーシアをかわし、レースリーダーに。14周目にはダンジーが2位、バーシアが3位となり、ビロポートが先頭でチェッカーを受けた。
 
 450クラスのヒート2。このレースからダンジーとビロポートは、星条旗カラーのネイションズ用ウエアに着替えてゲートに並んだ。ここではリードが対照的なスタートダッシュを見せたが、注目のダンジーはオープニングラップ8位、ビロポートは9位と出遅れた。7周目にはリードが転倒し、バーシアがトップに浮上。その頃ダンジーとビロポートは、3〜4位まで挽回してきていた。
 バーシアは7秒以上のリードを後半戦に持ち込んだが、ラスト2周にはダンジーがトップに躍り出る。一方ビロポートは、ここまで来ればクルージングに切り替えて3位をキープ。チェッカーはダンジー、バーシア、ビロポートの順で振られた。この結果、ビロポートがダンジーを12点差で下し、450クラスのチャンピオンシップを獲得した。


ウィルソンが2年連続でパラを完全制覇!



 250クラスのヒート1では、スタート直後に数台が絡むクラッシュがあったが、難を逃れたブレイク・バゲット(カワサキ)、ディーン・ウィルソン(カワサキ)、タイラ・ラトレイ(カワサキ)、マービン・ムスキャン(KTM)が好スタートを切った。オープニング早々激しいトップ争いが繰り広げられ、1週間前チャンピオンに確定したばかりのウィルソンがリード。4周目にはラトレイが2位に浮上した。
 7周目にはバゲットが2位に復帰し、ウィルソンの独走を阻止すべく巻き返した。レース終盤はウィルソンvsバゲットがテールトゥノーズの接戦を展開したが、ウィルソンが力づくでバゲットを破って優勝。チェッカー後はチームメイト同士である両者が口論となるほど激しいバトルだった。
 
 250クラスのヒート2は、新人のジャスティン・ボーグル(ホンダ)がスタートから飛び出し、ジミー・デコティス(ホンダ)、カイル・カニンハム(ヤマハ)が続くフォーメーションになった。ウィルソンは5位、バゲットは9位から挽回を開始した。チームUSAのMX2クラスを担当するバゲットは、ビロポートやダンジーと同様のネイションズ用ウエアで走った。
 ボーグルはスタートから後半までリーダーを務めたが、11周目にはウィルソンが先頭に…。こうしてウィルソン、ボーグル、バゲットの順でチェッカーフラッグが振られた。ウィルソンは昨年の最終戦パラから4ヒート連続の完全制覇。チャンピオンらしい話題とともに、熱かったシーズンを締めくくった。
 次週フランスで行われるモトクロス・オブ・ネイションズには、アメリカのビロポート、ダンジー、バゲットだけでなく、イギリスチームのウィルソン、南アフリカチームのラトレイなど、多くのトップライダーがダンロップタイヤを使用する。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 2 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki '36.07.811 DUNLOP user
2 1 R・ダンジー Rockstar Makita Suzuki Suzuki +3.141 DUNLOP user
3 17 J・バーシア American Honda Racing Honda +13.128 DUNLOP user
4 800 M・アレッシ Red Bull KTM KTM +51.287 DUNLOP user
5 24 B・メットカーフ Rockstar Makita Suzuki Suzuki +52.332 DUNLOP user
6 30 K・リーガル BTOSports.com BBMX Suzuki +57.988 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 1 R・ダンジー Rockstar Makita Suzuki Suzuki '36.34.258 DUNLOP user
2 17 J・バーシア American Honda Racing Honda +4.141 DUNLOP user
3 2 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki +16.934 DUNLOP user
4 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda +20.119 DUNLOP user
5 24 B・メットカーフ Rockstar Makita Suzuki Suzuki +20.901 DUNLOP user
6 10 J・ブレイトン Muscle Milk Toyota JGR Yamaha +42.674  
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki '36.10.656 DUNLOP user
2 57 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +1.306 DUNLOP user
3 28 T・ラトレイ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +20.800 DUNLOP user
4 125 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM +21.575 DUNLOP user
5 387 G・スワニプール DNA Shred Stix Yamaha +44.734 DUNLOP user
6 35 K・カニンハム DNA Shred Stix Yamaha +50.954 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki '36.35.376 DUNLOP user
2 891 J・ボーグル Geico Powersports Honda Honda +3.363 DUNLOP user
3 57 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +4.754 DUNLOP user
4 125 M・ムスキャン Red Bull KTM KTM +15.235 DUNLOP user
5 28 T・ラトレイ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +23.848 DUNLOP user
6 20 B・ティックル Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +25.139 DUNLOP user

第12戦終了時点

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 2 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 526 DUNLOP user
2 1 R・ダンジー Rockstar Makita Suzuki Suzuki 514 DUNLOP user
3 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda 429 DUNLOP user
4 24 B・メットカーフ Rockstar Makita Suzuki Suzuki 374 DUNLOP user
5 800 M・アレッシ Red Bull KTM KTM 304 DUNLOP user
6 32 J・ワイマー Monster Energy Kawasaki Kawasaki 271 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 538 DUNLOP user
2 28 T・ラトレイ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 472 DUNLOP user
3 57 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 469 DUNLOP user
4 19 E・トマック Geico Powersports Honda Honda 314 DUNLOP user
5 35 K・カニンハム DNA Shred Stix Yamaha 311 DUNLOP user
6 387 G・スワニプール DNA Shred Stix Yamaha 300 DUNLOP user