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CATEGORY
■ 2011/1/15 AMAスーパークロス第2戦/ライツ・ウエスト第2戦
アリゾナ州フェニックス/チェイス・フィールド
天気 気温 観客
晴れ 日中18度〜深夜10度 不明

スチュワートが1年ぶりの優勝!




 フェニックス戦の会場となるチェイス・フィールドは、1998年にオープンした比較的新しい野球場。当初はバンク・ワン・ボールパークのイニシャルからBOB(ボブ)と呼ばれていたが、ネーミングライツを保有する銀行の合併によって、2006年からは現行のチェイス・フィールドに変わっている。リトラクタブル(開閉式)ルーフの恩恵に加えて、当地の気候がもともと砂漠的なこともあり、この球場に造成されるコースは乾燥していることが多い。
 今大会のレイアウトは、開幕戦アナハイムのコースよりも難易度が高いと、ほとんどのライダーが異口同音にコメントしている。土質はドライで硬く、深めのフープスが崩れにくかったり、リズムセクションの山が尖っていたりするのがクセモノだ。コーナーなどではハードパックの表面にパウダー状の土が浮き、またベストラインを外れるとマーブル状の土が転がるなど、非常に滑りやすいコンディションだった。テクニックの差が出たのは、低いテーブルトップが連続する個所と、長く深いサンドセクション。攻略のしかたによって、1周のラップタイムは48〜53秒台(450)、50〜55秒台(250)と差が明らかになった。
 
 SX(450)のメインレースは、ジェイムズ・スチュワート(ヤマハ)のホールショットによって火蓋が切られた。2位ケビン・ウィンダム(ホンダ)、3位ライアン・ビロポート(カワサキ)、以下ジャスティン・ブレイトン(ヤマハ)、トレイ・カナード(ホンダ)、トミー・ハーン(ヤマハ)、ライアン・ダンジー(スズキ)、チャド・リード(ホンダ)と続く。今回のフェニックスは、ちょうど1年前に接触転倒で骨折したスチュワートとリード(当時カワサキ)にとって、因縁のレースになると見られていたが、リードが出遅れたことによって直接対決の可能性は低くなった。
 レースは序盤から逃げるスチュワートを、3周目に2位となったビロポートが追う展開となった。2台は1秒前後のマージンを保ったまま、3位以下を引き離していく。ところが20周からなる決勝レースをちょうど半分消化した10周目に、ビロポートが転倒。すぐに再スタートを切ったビロポートの2位に変動はなかったが、僅差だったトップ争いはここからスチュワートの独走となった。レース後半、ビロポートは6〜9秒のビハインドを挽回しようと試みたが、スチュワートが余裕で逃げ切り、昨年の開幕戦以来1年ぶりの優勝を果たした。2位ビロポートから間隔を置き、カナード、リード、ダンジーが続いてチェッカーを受けた。


ハンセンが開幕2連勝を飾る!




 SXライツ(250)のメインレースでは、開幕戦から好調を維持しているブロック・ティックル(カワサキ)が、絶妙なスタートダッシュでホールショットを決めた。フェニックスの1コーナーは緩い左コーナーだったので、割とフェアなスタートが切られたようだ。2位以下にはライアン・モレス(スズキ)、ジョシュ・ハンセン(カワサキ)、ケン・ロクスン(KTM)、マーティン・ダバロス(スズキ)と続いた。3周目にはハンセンが2位に浮上し、2秒差でティックルを追いかけた。
 序盤ハンセンの背後にはダバロスが接近したが、6周目に転倒で脱落。そして8周目にはトップのティックルが転倒し、ハンセンにリーダーの座を明け渡した。同じ周回にはロクスンが転倒リタイアするなど、クラッシュの多いレースとなった。15周レースの後半は、ハンセンが10秒ほどの独走態勢を築いてチェッカーを目指す一方、セカンドグループのバトルが激しくなる。モレスとティックルの2位争い、そしてコール・シーリー(ホンダ)とイーライ・トマック(ホンダ)の4位争いなど、あちこちで接戦が繰り広げられる終盤だった。結局チームメイトの自滅に助けられた形で、ハンセンが開幕2連勝をマーク。2位にはラスト3周でモレスをかわしたティックルが入賞した。
 日本のスーパークロスファンが注目している池谷優太(スズキ)は、開幕戦に続き今回もプライベート参戦。レース結果はヒート2で10位(9位まで予選通過)、ラストチャンスでも4位争い(2位まで予選通過)を見せたが9位で敗退。決勝進出まであと一歩という奮闘ぶりを見せた。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 7 J・スチュワート San Manuel Yamaha Yamaha '16.40.207 DUNLOP user
2 2 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki +5.144 DUNLOP user
3 41 T・カナード American Honda Racing Honda +11.924 DUNLOP user
4 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda +13.963 DUNLOP user
5 1 R・ダンジー Rockstar Makita Suzuki Suzuki +14.922 DUNLOP user
6 10 J・ブレイトン Muscle Milk Toyota JGR Yamaha +32.502  
7 29 A・ショート Red Bull KTM KTM +37.716 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 100 J・ハンセン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki '12.53.065 DUNLOP user
2 20 B・ティックル Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +9.863 DUNLOP user
3 71 R・モレス Rockstar Suzuki Suzuki +11.555 DUNLOP user
4 36 C・シーリー Troy Lee Designs Lucas Oil Honda +12.112 DUNLOP user
5 19 E・トマック Geico Powersports Honda Honda +13.783 DUNLOP user
6 28 T・ラトレイ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +23.924 DUNLOP user

AMAスーパークロス第2戦/ライツ・ウエスト第2戦終了時点

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 2 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 47 DUNLOP user
2 7 J・スチュワート San Manuel Yamaha Yamaha 45 DUNLOP user
3 1 R・ダンジー Rockstar Makita Suzuki Suzuki 38 DUNLOP user
4 41 T・カナード American Honda Racing Honda 38 DUNLOP user
5 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda 34 DUNLOP user
6 24 B・メットカーフ Rockstar Makita Suzuki Suzuki 26 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 100 J・ハンセン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 50 DUNLOP user
2 20 B・ティックル Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 44 DUNLOP user
3 71 R・モレス Rockstar Suzuki Suzuki 35 DUNLOP user
4 28 T・ラトレイ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 35 DUNLOP user
5 36 C・シーリー Troy Lee Designs Lucas Oil Honda 34 DUNLOP user
6 23 M・ダバロス Rockstar Suzuki Suzuki 30 DUNLOP user