RIDERS NAVI

FIMロードレース世界選手権
全日本ロードレース選手権
全日本モトクロス選手権
全日本トライアル選手権
アジアロードレース選手権
FIM世界耐久選手権
モトクロス世界選手権
トライアル世界選手権
AMAスーパーバイク
AMAスーパークロス/ナショナルモトクロス
CATEGORY
■ 2011/1/22 AMAスーパークロス第3戦/ライツ・ウエスト第3戦
カリフォルニア州ロサンジェルス/ドジャー・スタジアム
天気 気温 観客
晴れ 日中23度〜深夜11度 41,107人

ビロポートが逆襲!シーズン2勝目を挙げる!




 ロサンジェルスはアメリカにおけるモトクロス産業の中心地で、衛星都市を含めた広大なエリアにはバイクや用品メーカーの本拠地がある。スーパークロス会場としては、ロサンジェルス・コロシアム、パサディナ・ローズボウル、アナハイム・スタジアムなどが有名だが、意外なことにダウンタウンにあるドジャー・スタジアムでスーパークロスが開催されるのは、今回が初めてのこととなる。レースの主催者の表情には都心への進出を果たした高揚感があり、球場側としても集客力のあるイベントを歓迎しているようだった。
 ドジャー・スタジアムに設けられたコースは、外野のセンターからホームベース方向に向かう長めのストレートや半径の大きい1コーナーなど、全体的にハイスピードな設定となっていた。難所のフープスは2本あり、いずれもエッジがきつく尖った作りだった。土質は昼間の強い日差しを受けてハードパックとなったが、夜になると路面が湿り気を帯びて滑りやすくなる部分もあった。オープニングセレモニーには、スーパークロスV7チャンピオンのジェレミー・マクグラスが登場し、デモンストレーション走行でナックナックを披露。レース開始前からムードは最高潮に達した。
 
 SX(450)のメインレースでホールショットを取ったのはブレット・メットカーフ(スズキ)だったが、2周目にはライアン・ダンジー(スズキ)、3周目にはジェイムズ・スチュワート(ヤマハ)というように、リーダーが目まぐるしく入れ替わる。6周目にはスタート9位から猛然と上がってきたライアン・ビロポート(カワサキ)が3位に浮上。4位につけるトレイ・カナード(ホンダ)まで含めたトップグループは、僅差を保ったまま探り合いを続けた。
 決勝レース20周の中盤には、乗れていたビロポートの仕掛けが始まる。9周目にはダンジーを抜いて2位に。そして11周目にはスチュワートの転倒によってリーダー交代。先頭に立ってますますペースアップしたビロポートは、リードを2秒〜3秒と蓄えながらゴールを目指した。ビロポートにはやや離されたが、カナード、ダンジー、スチュワートは三つ巴の2位争いを終盤に展開になる。このバトルを制したのは、転倒で一時4位に下がったスチュワート。ビロポートが今季2勝目を挙げた後に、スチュワート、ダンジー、カナードの順でチェッカーを受けた。


シーリーが初優勝!チームTLDとしても結成以来初めての勝利!




 SXライツ(250)のメインレースは、コール・シーリー(ホンダ)のホールショットで始まった。ポイントリーダーのジョシュ・ハンセン(カワサキ)も好スタートを決めたが、1周目にエンジンをストールさせて最後尾近くまで後退してしまう。オープニングのトップグループは、シーリーを先頭にイーライ・トマック(ホンダ)、ケン・ロクスン(KTM)、マーティン・ダバロス(スズキ)、カイル・カニンハム(ヤマハ)が追う展開となった。
 3周目にはロクスン、カニンハム、ダバロスが絡むクラッシュがあり、3位にブロック・ティックル(カワサキ)、4位にライアン・モレス(スズキ)が上がってくる。トップのシーリー、2位のトマックは、いずれも単独走行でセーフティリードを保っていた。後半になるとシーリーの独走状態が固まり、その後ろではトマック、ティックル、モレスによる接戦が繰り広げられた。最もアグレッシブだったのはモレス。ラストスパートでティックルをかわしたモレスは、トマックにもあと一歩と迫ったが、結局僅差の3位にとどまった。決勝レースの15周をスタートtoフィニッシュでまとめたシーリーは、キャリア初の優勝をゲット。この勝利はチームTLDにとっても、創設以来初めての快挙であった。
 プライベート参戦を続ける池谷優太(スズキ)は、予選ヒート1で11位(9位まで予選通過)、ラストチャンスでは9位(2位まで予選通過)となり、決勝進出は果たせなかった。今後もオークランド、アナハイム、サンディエゴと続くカリフォルニアラウンドで、池谷が決勝のスターティンググリッドに並べることを祈りたい。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 2 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki '17.41.505 DUNLOP user
2 7 J・スチュワート San Manuel Yamaha Yamaha +4.681 DUNLOP user
3 1 R・ダンジー Rockstar Makita Suzuki Suzuki +6.779 DUNLOP user
4 41 T・カナード American Honda Racing Honda +10.749 DUNLOP user
5 10 J・ブレイトン Muscle Milk Toyota JGR Yamaha +20.948  
6 14 K・ウィンダム Geico Powersports Honda Honda +24.043 DUNLOP user
7 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda +26.299 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 36 C・シーリー Troy Lee Designs Lucas Oil Honda '13.43.716 DUNLOP user
2 19 E・トマック Geico Powersports Honda Honda +3.017 DUNLOP user
3 71 R・モレス Rockstar Suzuki Suzuki +3.433 DUNLOP user
4 20 B・ティックル Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +4.488 DUNLOP user
5 100 J・ハンセン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +17.401 DUNLOP user
6 194 K・ロクスン Red Bull KTM KTM +19.182 DUNLOP user

AMAスーパークロス第3戦/ライツ・ウエスト第3戦終了時点

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 2 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 72 DUNLOP user
2 7 J・スチュワート San Manuel Yamaha Yamaha 67 DUNLOP user
3 1 R・ダンジー Rockstar Makita Suzuki Suzuki 58 DUNLOP user
4 41 T・カナード American Honda Racing Honda 56 DUNLOP user
5 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda 48 DUNLOP user
6 24 B・メットカーフ Rockstar Makita Suzuki Suzuki 39 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 100 J・ハンセン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 66 DUNLOP user
2 20 B・ティックル Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 62 DUNLOP user
3 36 C・シーリー Troy Lee Designs Lucas Oil Honda 59 DUNLOP user
4 71 R・モレス Rockstar Suzuki Suzuki 55 DUNLOP user
5 19 E・トマック Geico Powersports Honda Honda 49 DUNLOP user
6 28 T・ラトレイ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 42 DUNLOP user