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CATEGORY
■ 2011/2/5 AMAスーパークロス第5戦/ライツ・ウエスト第5戦
カリフォルニア州アナハイム/エンジェル・スタジアム
天気 気温 観客
晴れ 日中22度〜深夜11度 45,050人

スチュワートが連勝によりポイントリードを広げる




 今季はドジャー・スタジアムに進出したこともあり、アナハイムでのレースが2戦に減った。約1ヶ月ぶりに開幕戦の舞台に戻ってきた今大会は、乳ガンの早期発見を促すピンクリボンキャンペーンとタイアップしたレースになった。同企画は昨年の第6戦アナハイムに続いて2度目の実施で、会場内の装飾やライダーのウエアなどにピンクのコーディネートが目立っていた。
 土質は1ヶ月前よりも硬質になり、ダラスやラスベガスと並ぶハードパックへと表情を変えていた。コースレイアウトもラウンドの進行とともに難易度が高まり、エッジのきついフープスやと平坦でスピードが乗る部分が好対照となった。半径の大きな1コーナーにはバンクが設けられていないので、フラットトラックレースのような走法が要求される。コース延長は比較的長めの設定で、プラクティス時には56秒から1分台がトップライダーの標準的ラップタイムとなった。
 
 SX(450)のメインレースでホールショットを取ったのは、ジェイムズ・スチュワート(ヤマハ)。オープニングラップの2位以下には、ライアン・ビロポート(カワサキ)、チャド・リード(ホンダ)、マイク・アレッシ(KTM)らが控えていた。ディフェンディングチャンピオンのライアン・ダンジー(スズキ)は、スタートに失敗して10位付近からの追い上げを強いられるレースとなった。トップに立ったスチュワートは、序盤からアグレッシブなジャンプを決めながら飛ばし、2位ビロポートを徐々に引き離した。スチュワートはこの日の公式練習で2本目のプラクティスを休んでいたが、決勝では温存していた体力と技をすべて注ぎ込んだような走りを見せた。
 レース中盤に差しかかると、6位まで挽回してきたダンジーがチェーン外れでストップ。前大会までランキング3位のダンジーは、ここで痛恨のリタイアを喫してしまう。一方トップのスチュワートは、5秒前後のリードを築き完全な独走状態となった。2位ビロポート、3位リードの間にも5〜6秒のマージンがあり、各々が単独走行でチェッカーを目指す。結局メインレースの全20周をリードしたスチュワートが、独走のままフィニッシュ。今季3勝目となる優勝をゲットした。2位ビロポートに対するリードを広げ、スチュワートがランキング首位の座を守っている。


負傷を押して出走したハンセンが優勝!




 SXライツ(250)のメインレースは、ジョシュ・ハンセン(カワサキ)がホールショットを取った。ハンセンは公式練習中のクラッシュで手の指を骨折していたが、決勝前のヒートレースでもトップを走り、ファンを驚かせていた。プロサーキットのタイラ・ラトレイ(カワサキ)が、やはり転倒の影響で出走を見合わせていたので、ハンセンの踏ん張りはチームにとっても頼もしかっただろう。2位にはイーライ・トマック(ホンダ)、3位にはケン・ロクスン(KTM)というオープニングのオーダーだったが、2周目からはロクスンが2位に浮上する。フレッシュな2人の後方には、ブロック・ティックル(カワサキ)、マーティン・ダバロス(スズキ)、ライアン・モレス(スズキ)らが続いた。
 トップ3台は僅差を保ったまま、4位以下を引き離していった。15周で行われる決勝レースの7周目には、トマックがロクスンをかわして2位浮上。10周目にはトップのハンセンにも襲いかかり、一瞬リーダーになったトマックだったが、次のセクションで抜き返されてしまった。これで決着がついたトップ3の争いは、ハンセン、トマック、ロクスンの順で定まる。ハンセンはラストスパートでトマックを引き離し、第2戦以来となる今季3勝目を挙げた。
 また注目の池谷優太(スズキ)は、予選ヒート1で9位(9位まで予選通過)に入り、念願の決勝進出を果たした。決勝ではスタート直後15位を走行していたが、3周目に転倒を喫し最後尾まで脱落。再スタート後は周遅れになりながらも19位でフィニッシュして、AMAにおける初得点2ポイントをゲットした。
 次週はヒューストンに移動。SXライツ(250)はイーストシリーズの開幕戦が行われる。ウエストのライダーはこの機会に休養を取るか、余裕があればSX(450)に出場するオプションもある。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 7 J・スチュワート San Manuel Yamaha Yamaha '19.01.672 DUNLOP user
2 2 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki +4.158 DUNLOP user
3 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda +16.268 DUNLOP user
4 10 J・ブレイトン Muscle Milk Toyota JGR Yamaha +23.978  
5 41 T・カナード American Honda Racing Honda +25.738 DUNLOP user
6 29 A・ショート Red Bull KTM KTM +39.965 DUNLOP user
7 9 I・テデスコ Dodge Hart & Huntington Kawasaki +44.787 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 100 J・ハンセン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki '14.37.827 DUNLOP user
2 19 E・トマック Geico Powersports Honda Honda +2.150 DUNLOP user
3 194 K・ロクスン Red Bull KTM KTM +2.661 DUNLOP user
4 20 B・ティックル Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +3.112 DUNLOP user
5 35 K・カニンハム DNA Shred Stix Yamaha +11.006 DUNLOP user
6 23 M・ダバロス Rockstar Suzuki Suzuki +19.522 DUNLOP user

AMAスーパークロス第5戦/ライツ・ウエスト第5戦終了時点

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 7 J・スチュワート San Manuel Yamaha Yamaha 117 DUNLOP user
2 2 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 112 DUNLOP user
3 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda 90 DUNLOP user
4 41 T・カナード American Honda Racing Honda 87 DUNLOP user
5 1 R・ダンジー Rockstar Makita Suzuki Suzuki 79 DUNLOP user
6 24 B・メットカーフ Rockstar Makita Suzuki Suzuki 67 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 100 J・ハンセン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 113 DUNLOP user
2 20 B・ティックル Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 105 DUNLOP user
3 19 E・トマック Geico Powersports Honda Honda 91 DUNLOP user
4 71 R・モレス Rockstar Suzuki Suzuki 84 DUNLOP user
5 36 C・シーリー Troy Lee Designs Lucas Oil Honda 70 DUNLOP user
6 194 K・ロクスン Red Bull KTM KTM 69 DUNLOP user