RIDERS NAVI

FIMロードレース世界選手権
全日本ロードレース選手権
全日本モトクロス選手権
全日本トライアル選手権
アジアロードレース選手権
FIM世界耐久選手権
モトクロス世界選手権
トライアル世界選手権
AMAスーパーバイク
AMAスーパークロス/ナショナルモトクロス
CATEGORY
■ 2011/2/12 AMAスーパークロス第6戦/ライツ・イースト第1戦
テキサス州ヒューストン/リライアント・スタジアム
天気 気温 観客
晴れ 日中18度〜深夜3度 45,859人

カナード初優勝! ビロポートがランキング首位再浮上!





 開幕以来カリフォルニアとアリゾナを転戦してきたAMAスーパークロスだが、今週末はアメリカ中部のテキサスへ移動、ヒューストンのリライアント・スタジアムで第6戦が行われた。併催クラスのSXライツ(250)は、ここがイースト開幕戦になるので出場ライダーが入れ替わる。今大会がプロデビューとなるマルコム・スチュワート(ジェイムズの弟・スズキ)を始め、フレッシュな顔ぶれがヒューストンに揃った。また、ウエストではライツに出場中のケン・ロクスン(KTM)が、マシンを乗り換えてSX(450)に挑戦するとあって、話題に満ちた大会となった。
 会場は屋根付き(リトラクタブル)スタジアムなので、雨の心配はない。コースの路面はソフトで食い付きやすく、典型的なインドアの土質だった。レイアウト的には、タイトで鋭角に曲がる1コーナーとそこへ至るストレートの短さ、いわゆるショートスタートが難所だった。スターティングゲートから1コーナーまでの距離が短いと、ライダーがばらけないのでクラッシュが多くなるが、果たしてそれは杞憂に終わらなかった。
 
 SX(450)のメインレース、スタート直後の1コーナーでマルチクラッシュが発生。ジェイムズ・スチュワート(ヤマハ)、チャド・リード(ホンダ)らが餌食となってしまった。好スタートを切ったのは、ケビン・ウィンダム(ホンダ)、デイビー・ミルサップス(ヤマハ)、ブレット・メットカーフ(スズキ)、トレイ・カナード(ホンダ)、ライアン・ダンジー(スズキ)といった面々。5周目にはカナードが2位に浮上し、トップのウィンダムを追走した。
 20周のちょうど半分を消化したところで、余裕のリードを保っていたウィンダムが転倒。リタイアしたウィンダムに代わって、11周目からはカナードがリーダーとなる。やがてカナードの背後にはダンジーが迫り、激しいトップ争いを繰り広げた。ダンジーが前に出るシーンもあったが、カナードが抜き返しトップを死守する。チェッカー目前まで続いた接戦を制したのはカナード。初優勝のマージンは、わずか0.1秒だった。
 SXクラス初出場だったロクスンは、7位と健闘した。スチュワートは6周目に2度目の転倒を喫した際にブレーキを壊し、ペースアップできないまま15位で完走。今回スタート12位から3位まで追い上げたライアン・ビロポート(カワサキ)が、スチュワートに代わってランキング首位に返り咲いた。


イースト開幕戦をバーシアが制す!




 SXライツ(250)のメインレースでは、注目のスチュワートがホールショットを取ったが、1周目に転倒を喫して最後尾まで後退。上位集団にはディーン・ウィルソン(カワサキ)、ジャスティン・バーシア(ホンダ)、ブレイク・ウォートン(ホンダ)、ライアン・サイプス(ヤマハ)といった、有力ファクトリーサポートチームに所属する2〜3年目のライダーが名を連ねた。序盤はウィルソンとバーシアが激しいトップ争いを繰り広げ、何度もポジションを入れ替えながら数周を消化した。縦に広がるトップグループの後方では、スタート12位と出遅れたブレイク・バゲット(カワサキ)が凄まじい追い上げを見せていた。
 レース中盤になるとバーシアのリードが安定し、過半周回数を過ぎる頃にはウィルソンに対して2〜3秒の貯金を築いていく。15周で競われる決勝が大詰めを迎えると、大勢が決まった1〜2位とは対照的にウォートンvsサイプスの3〜4位争いが激化。そして迎えた14周目、絡んだ2台が共倒れとなり、5位につけていたバゲットが3位にアップした。トップでチェッカーを受けたバーシアに、ウィルソン、バゲットが続いた。
 ガイコパワースポーツ・ホンダが今季初めて表彰台の中央に登壇し、両脇をモンスターエナジー・プロサーキット・カワサキ勢が固めた。両チームの強さは相変わらずだが、イーストにはスチュワートが所属するスズキシティのようなチームもあるので侮れない。今回クラッシュに泣いたスチュワートは14位に終わった。来週はサンディエゴに移動するため、SXライツはウエスト第6戦が行われる。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 41 T・カナード American Honda Racing Honda '17.04.824 DUNLOP user
2 1 R・ダンジー Rockstar Makita Suzuki Suzuki +0.186 DUNLOP user
3 2 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki +9.419 DUNLOP user
4 18 D・ミルサップス Muscle Milk Toyota JGR Yamaha +10.873  
5 29 A・ショート Red Bull KTM KTM +11.806 DUNLOP user
6 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda +13.927 DUNLOP user
7 194 K・ロクスン Red Bull KTM KTM +20.469 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 17 J・バーシア Geico Powersports Honda Honda '12.58.676 DUNLOP user
2 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +3.052 DUNLOP user
3 57 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +12.124 DUNLOP user
4 25 R・サイプス DNA Shred Stix Yamaha +19.425 DUNLOP user
5 77 I・トレッテル Rockstar Suzuki Suzuki +25.187 DUNLOP user
6 21 B・ウォートン Geico Powersports Honda Honda +36.343 DUNLOP user

AMAスーパークロス第6戦/ライツ・イースト第1戦終了時点

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 2 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 132 DUNLOP user
2 7 J・スチュワート San Manuel Yamaha Yamaha 123 DUNLOP user
3 41 T・カナード American Honda Racing Honda 112 DUNLOP user
4 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda 105 DUNLOP user
5 1 R・ダンジー Rockstar Makita Suzuki Suzuki 101 DUNLOP user
6 24 B・メットカーフ Rockstar Makita Suzuki Suzuki 80 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 17 J・バーシア Geico Powersports Honda Honda 25 DUNLOP user
2 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 22 DUNLOP user
3 57 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 20 DUNLOP user
4 25 R・サイプス DNA Shred Stix Yamaha 18 DUNLOP user
5 77 I・トレッテル Rockstar Suzuki Suzuki 16 DUNLOP user
6 21 B・ウォートン Geico Powersports Honda Honda 15 DUNLOP user