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CATEGORY
■ 2011/2/19 AMAスーパークロス第7戦/ライツ・ウエスト第6戦
カリフォルニア州サンディエゴ/クアルコム・スタジアム
天気 気温 観客
日中13度〜深夜7度 53,342人

リードが復活の狼煙!2年ぶりの優勝を飾る!



 シリーズはテキサスからカリフォルニアに戻り、サンディエゴで第7戦が行われた。週末は折からの低気圧に被われ、アメリカ西海岸らしからぬ風雨に晒されたが、クアルコム・スタジアムにはやはり雨だった昨年を上回るファンが集まった。オープンエアのスタジアムではあるが、オークランドやアナハイムと同様に主催者の雨対策が徹底しており、コースを午後4時までビニールシートでカバーするなどして、コンディションの悪化は最小限に抑えられた。
 通常であれば昼過ぎから始まる練習走行は夕方まで延期され、タイムドプラクティス8分×2回に短縮された。午後7時からのオープニングセレモニー以降は、断続的に降る雨で完全にマディコンディションとなったが、コースデザインが変わってしまうほどの悪化には至らず、最後のメインレースまで周回数はカットされずに行われた(SX=20周、SXライツ=15周)。連続ジャンプなどはほとんどのライダーが無難にこなしていたが、路面には随所に1〜2本のワダチができ、ライン取りが限定される状況だった。
 
 SX(450)のメインレース、1〜2コーナーを上手く抜けてトップに立ったのは、チャド・リード(ホンダ)。その直後にトレイ・カナード(ホンダ)、アンドリュー・ショート(KTM)、ライアン・ダンジー(スズキ)、ジェイムズ・スチュワート(ヤマハ)と続く。一方シリーズポイントリーダーのライアン・ビロポート(カワサキ)は1周目に転倒、フロントゼッケンとリアフェンダーを失うほどダメージを受けたマシンで、最後尾からの出直しとなった。3周目には前戦のウィナー、カナードがトップに立ったが、6周目に転倒を喫してしまい、再びリードが前に出る展開になる。
 レース中盤、リードは2位に上がってきたスチュワートに対し5〜6秒のアドバンテージを保っていた。だが、終盤に差しかかった15周目にスチュワートがエンストで後退すると、以後は10秒近い独走状態になり、余裕で逃げきることができた。リードの優勝は、一昨年の第9戦インディアナポリス以来、実に2年ぶりのこと。昨年は負傷で欠場が多かったリードだが、プライベートチームを結成して臨んだ今季、ようやくカムバックを示す戦果を挙げることに成功した。ポイントランキング首位は、今大会7位となったビロポートが死守している。


SXルーキーのトマックが初優勝!



 SXライツ(250)のメインレースでは、イーライ・トマック(ホンダ)が好スタートを切り、ジョシュ・ハンセン(カワサキ)、ジェイムズ・デコティス(ホンダ)、タイラ・ラトレイ(カワサキ)らが上位につけた。トマックは昨年のアウトドアからデビューし、スーパークロスは今季が1年目となるルーキー。2位につけるハンセンはポイントリーダーだが、2週間前に骨折した手の指が完治しないままの出走。そんなフィジカルコンディションの差もあって、トマックはわずか4周で10秒もの独走態勢を築いた。
 レース中盤になると、2位争いにはデコティス、ラトレイらが続々と名乗りを上げ、ハンセンは徐々に後退。代わってブロック・ティックル(カワサキ)、コール・シーリー(ホンダ)がアップしてくる。それでも単独走行を続けるリーダーには遠く及ばず、目立ったミスもなく走り切ったトマックが初優勝を遂げる結果となった。注目の池谷優太(スズキ)は、ラストチャンスのスタートで2位につけたが、1周目の転倒リタイアで決勝進出を果たせなかった。
 SXライツは次週イースト第2戦から本格的に東部を転戦するため、ウエストは4月半ばまで中断される。骨折を押して出場した今大会は6位に入り、辛うじて首位を守ったハンセンにとっては、ありがたい休養期間になるだろう。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda '19:01.203 DUNLOP user
2 1 R・ダンジー Rockstar Makita Suzuki Suzuki +5.796 DUNLOP user
3 7 J・スチュワート San Manuel Yamaha Yamaha +28.033 DUNLOP user
4 41 T・カナード American Honda Racing Honda +30.252 DUNLOP user
5 18 D・ミルサップス Muscle Milk Toyota JGR Yamaha +32.007  
6 29 A・ショート Red Bull KTM KTM +33.695 DUNLOP user
7 2 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki +34.924 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 19 E・トマック Geico Powersports Honda Honda '14.02.664 DUNLOP user
2 28 T・ラトレイ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +10.206 DUNLOP user
3 20 B・ティックル Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +11.374 DUNLOP user
4 36 C・シーリー Troy Lee Designs Lucas Oil Honda +12.027 DUNLOP user
5 66 J・デコティス Geico Powersports Honda Honda +28.041 DUNLOP user
6 100 J・ハンセン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +29.359 DUNLOP user

AMAスーパークロス第7戦/ライツ・ウエスト第6戦終了時点

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 2 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 146 DUNLOP user
2 7 J・スチュワート San Manuel Yamaha Yamaha 143 DUNLOP user
3 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda 130 DUNLOP user
4 41 T・カナード American Honda Racing Honda 130 DUNLOP user
5 1 R・ダンジー Rockstar Makita Suzuki Suzuki 123 DUNLOP user
6 29 A・ショート Red Bull KTM KTM 95 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 100 J・ハンセン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 128 DUNLOP user
2 20 B・ティックル Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 125 DUNLOP user
3 19 E・トマック Geico Powersports Honda Honda 116 DUNLOP user
4 71 R・モレス Rockstar Suzuki Suzuki 96 DUNLOP user
5 36 C・シーリー Troy Lee Designs Lucas Oil Honda 88 DUNLOP user
6 194 K・ロクスン Red Bull KTM KTM 83 DUNLOP user