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CATEGORY
■ 2011/3/12 AMAスーパークロス第10戦/ライツ・イースト第4戦
インディアナ州インディアナポリス/ルーカスオイル・スタジアム
天気 気温 観客
晴れ 日中10度〜深夜2度 60,789人

ビロポートが3連勝!ポイントリードを広げ首位固め




 デイトナで全17戦のシリーズを折り返したAMAスーパークロスは、いよいよ後半戦に突入した。第10戦の舞台は、インディアナポリスのルーカスオイル・スタジアム。この最新鋭の屋内競技場では、オープン直後の2009年以来毎年スーパークロスが開催されてきたが、今回は定員63,000人の観客席に60,789人が詰めかけた。3月とは思えない寒さだったが、満員となった館内と地下に設けられたパドックエリアには熱気すら感じられた。オープニングセレモニーでは、ジェイムズ・スチュワート(ヤマハ)が大きな日の丸を持って登場し、地震に襲われた日本を励ましてくれた。
 インディアナポリス名物のショートスタートを廃止したコースレイアウトは、長いストレートによって例年よりもフェアなものになった。しかし急角度で高く上がりすぎるトリプルジャンプ、エッジがきついフープス、深く長いサンドセクション、上り下りがあるドラゴンバックなど、全体的に難易度は高かった。ラップタイムは48〜50秒で、コースの長さとしては標準的なものだ。土質は概してミディアムでグリップは悪くなかった。東部ラウンドでは軟質土がポピュラーだが、インディアナポリスでは土の硬化が早く、ワダチができてもそれほど深いものではなかった。
 
 SX(450)のメインレースでは、チャド・リード(ホンダ)がホールショットを取ったが、すぐにライアン・ビロポート(カワサキ)がトップに躍り出た。3位以下にはアイバン・テデスコ(カワサキ)、ライアン・ダンジー(スズキ)、そしてその背後にはスタートの出遅れから猛然と挽回してきたスチュワートが続く。また、レース開始直後にダンジーと競り合ったトレイ・カナード(ホンダ)が、エンストで最後尾近くまで後退するハプニングもあった。
 序盤から飛ばすビロポートは早々と独走状態に持ち込み、やや離れたところでリード、ダンジー、スチュワートによる三つ巴の2〜4位争いが激しくなる。決勝レース20周のちょうど半分になる10周目、ダンジーがリードに追突して転倒。ここでスチュワートが3位に浮上した。この段階でビロポートは6〜7秒の貯金を蓄えていたが、12周目にはスチュワートがリードをかわして2位に上がり、ビロポートに照準を定めた。しかし終盤はトップのビロポートがペースアップして逃げ切り、堂々優勝をゲット。ビロポートは3連勝によってポイントリードを26点差に拡大、ランキング首位を守っている。


サイプスが初優勝!今季4人目のウィナーに


 SXライツ(250)メインレース15周がスタート。長いストレートエンドにある1コーナーを真っ先にクリアしたのは、前戦デイトナの勝者ブレイク・バゲット(カワサキ)だった。その後ろにはライアン・サイプス(ヤマハ)、ギャノン・オーデット(ヤマハ)、ジャスティン・バーシア(ホンダ)、マット・ラモイン(カワサキ)、ハンター・ヒューイット(スズキ)、マルコム・スチュワート(スズキ)が続く。バーシアとバゲットを相手にランキング首位争いをしているディーン・ウィルソン(カワサキ)は、オープニングラップ9位と出遅れた。スタート直後の激しい先陣争いの中では、オーデットとヒューイットが立て続けにクラッシュ。コースの難易度を痛感させられるアクシデントが続発した。
 序盤の混乱によって上位が整理されると、レースはバゲット、サイプス、バーシアのトップ3が争う展開となった。3台の間隔は1秒弱で推移していたが、8周目にバゲットが転倒して3位に後退。代わってトップに躍り出たサイプスが、バーシアの追撃を受けながらも優位に周回を重ねた。大詰めの12周目あたりから周遅れの出現により、サイプスのペースが乱れてバーシアにも逆転のチャンスが訪れる。しかしこの危機を耐え抜いたサイプスが1.3秒差で逃げ切り、自身のキャリア初となる優勝を果たした。
 今シーズンは混戦模様のライツ・イーストだが、4戦を消化した現時点でバーシア、ウィルソン、バゲット、サイプスという4人のウィナーが誕生している。中間ランキング首位バーシアのリードは6ポイント、2位バゲットと3位サイプスの差も6ポイントという接戦だが、この傾向はまだまだ続きそうだ。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 2 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki '16.44.199 DUNLOP user
2 7 J・スチュワート San Manuel Yamaha Yamaha +6.360 DUNLOP user
3 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda +8.770 DUNLOP user
4 1 R・ダンジー Rockstar Makita Suzuki Suzuki +9.224 DUNLOP user
5 10 J・ブレイトン Muscle Milk Toyota JGR Yamaha +37.584  
6 41 T・カナード American Honda Racing Honda +40.329 DUNLOP user
7 14 K・ウィンダム Geico Powersports Honda Honda +54.051 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 25 R・サイプス DNA Shred Stix Yamaha '12.40.124 DUNLOP user
2 17 J・バーシア Geico Powersports Honda Honda +1.383 DUNLOP user
3 57 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +10.704 DUNLOP user
4 139 M・スチュワート ARMA Suzuki City Suzuki +16.918 DUNLOP user
5 48 M・ラモイン Moto Extreme Kawasaki +22.743 DUNLOP user
6 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +23.910 DUNLOP user

AMAーパークロス第10戦/ライツ・イースト第4戦 終了時点

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 2 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 221 DUNLOP user
2 7 J・スチュワート San Manuel Yamaha Yamaha 195 DUNLOP user
3 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda 192 DUNLOP user
4 1 R・ダンジー Rockstar Makita Suzuki Suzuki 183 DUNLOP user
5 41 T・カナード American Honda Racing Honda 169 DUNLOP user
6 29 A・ショート Red Bull KTM KTM 129 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 17 J・バーシア Geico Powersports Honda Honda 91 DUNLOP user
2 57 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 85 DUNLOP user
3 25 R・サイプス DNA Shred Stix Yamaha 79 DUNLOP user
4 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 75 DUNLOP user
5 21 B・ウォートン Geico Powersports Honda Honda 65 DUNLOP user
6 139 M・スチュワート ARMA Suzuki City Suzuki 52 DUNLOP user