RIDERS NAVI

FIMロードレース世界選手権
全日本ロードレース選手権
全日本モトクロス選手権
全日本トライアル選手権
アジアロードレース選手権
FIM世界耐久選手権
モトクロス世界選手権
トライアル世界選手権
AMAスーパーバイク
AMAスーパークロス/ナショナルモトクロス
CATEGORY
■ 2011/3/19 AMAスーパークロス第11戦/ライツ・イースト第5戦
フロリダ州ジャクソンビル/エバーバンク・フィールド
天気 気温 観客
晴れ 日中29度〜深夜16度 不明

カナード優勝!ビロポート予選敗退…スチュワート転倒リタイア…




 スーパークロスの開催地としては、歴史の浅いジャクソンビル。フロリダ州最大の都市でありながら、これまではオーランド、タンパ、マイアミなどが優先されてきたためだ。ジャクソンビルでスーパークロスが行われるのは、一昨年の初開催以来3度目になるが、当地にすっかり定着した感がある。ネーミングライツが空白となっていたミューニシパル・スタジアムの呼称も、昨秋からエバーバンク・フィールドと改められた。
 オープンエアのアメリカンフットボール場に造成されたコースは、フロリダ的な強い日差しの影響でサンディな土の乾きが早く、昼過ぎからのプラクティスセッションの合間に頻繁な散水が行われていた。連続ジャンプやフープスなど定番の障害物はさておき、今回ユニークだったのは1コーナーが右回りに設定されたことだ。スーパークロスの1コーナーは左が望ましいとされているが、あえて挑んだ今回の右コーナーは不評だった。案の定、右コーナーではクラッシュが相次ぎ、SX(450)ポイントリーダーのライアン・ビロポート(カワサキ)や、SXライツ(250)ランキング2位のブレイク・バゲット(カワサキ)が、予選落ちする異例の事態になってしまった。
 
 SX(450)のメインレースでは、オープニングラップ中にジェイムズ・スチュワート(ヤマハ)がマルチクラッシュに巻き込まれ、転倒リタイアというハプニングが起きた。26ポイントのビハインドを負うスチュワートにとっては、ビロポートの予選敗退はまたとないチャンスだったのだが、その可能性は1周もしないうちに立ち消えた。
 ホールショットを取ったのはマイク・アレッシ(KTM)。しかしすぐに、トレイ・カナード(ホンダ)、チャド・リード(ホンダ)、ライアン・ダンジー(スズキ)、デイビー・ミルサップス(ヤマハ)らが前に出てトップグループを形成した。カナードは前半に3秒弱の貯金を作ったが、終盤になるとリードがスパートしてテールトゥノーズの争いとなる。大詰めの19周目にリードがカナードをかわしたが、次のコーナーでカナードが抜き返してトップを奪取。リードに0.8秒差で逃げきったカナードが、今季2勝目を挙げた。3位ダンジーは途中でクラッシュパッドに乗り上げるミスがあり、カナードとリードのバトルに加わることができなかった。
 ビロポートが0点、スチュワートが3点と足踏みした今大会、相対的に躍進したのはリードやダンジー。ランキング首位は辛うじてビロポートが守っているが、2位リードとの差は7ポイントに縮まった。


バーシアが2勝目!バゲット予選落ち…


 SXライツ(250)のメインレースでは、スタート直後にマルチクラッシュがあり、マルコム・スチュワート(スズキ)、クリス・ゴスラー(スズキ)、ギャノン・オーデット(ヤマハ)らが巻き込まれた。ホールショットをゲットしたのはジャスティン・バーシア(ホンダ)で、序盤からリードを広げて独走する展開となる。2位以下にはディーン・ウィルソン(カワサキ)、ブレイク・ウォートン(ホンダ)、ライアン・サイプス(ヤマハ)、マット・ラモイン(カワサキ)らが続く。5周目のフープスではウォートンが転倒リタイア。これにより、ガイコ・パワースポーツ・ホンダはバーシアのみ、バゲットを欠くプロサーキット・カワサキもウィルソンのみとなり、2強チームは1対1の戦いになった。
 レース後半になると上位勢は縦に開き、バーシア、ウィルソン、サイプスが4〜5秒間隔で周回を重ねていった。やがて15周のレースは、バーシアによるスタートトゥフィニッシュでチェッカーとなる。バーシアはイースト開幕戦ヒューストン以来の今季2勝目をマーク。ウィルソン、バゲット、サイプスらに優勝を譲ってきた流れにピリオドを打った。前戦インディアナポリス終了時にランキング2位だったバゲットは、今回の予選敗退でノーポイントになったことが響いてランキング4位に転落した。ポイントリーダーのバーシアと新たにランキング2位に浮上したサイプスは17点差。非常に大きなアドバンテージではあるが、何が起きてもおかしくないということを思い知らされただけに、今後の展開を楽観する者は皆無に等しい。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 41 T・カナード American Honda Racing Honda '15.39.885 DUNLOP user
2 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda +0.805 DUNLOP user
3 1 R・ダンジー Rockstar Makita Suzuki Suzuki +11.905 DUNLOP user
4 14 K・ウィンダム Geico Powersports Honda Honda +37.907 DUNLOP user
5 29 A・ショート Red Bull KTM KTM +42.571 DUNLOP user
6 41 I・テデスコ Dodge Hart & Huntington Kawasaki +45.030 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 17 J・バーシア Geico Powersports Honda Honda '12:09.703 DUNLOP user
2 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +5.798 DUNLOP user
3 25 R・サイプス DNA Shred Stix Yamaha +11.335 DUNLOP user
4 48 M・ラモイン Moto Extreme Kawasaki +19.366 DUNLOP user
5 927 P・ラーセン JDR J-Star KTM KTM +31.803 DUNLOP user
6 37 D・デュラム Eleven 10 Mods Honda +35.003 DUNLOP user

AMAーパークロス第11戦/ライツ・イースト第5戦 終了時点

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 2 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 221 DUNLOP user
2 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda 214 DUNLOP user
3 1 R・ダンジー Rockstar Makita Suzuki Suzuki 203 DUNLOP user
4 7 J・スチュワート San Manuel Yamaha Yamaha 198 DUNLOP user
5 41 T・カナード American Honda Racing Honda 194 DUNLOP user
6 29 A・ショート Red Bull KTM KTM 145 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 17 J・バーシア Geico Powersports Honda Honda 116 DUNLOP user
2 25 R・サイプス DNA Shred Stix Yamaha 99 DUNLOP user
3 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 97 DUNLOP user
4 57 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 85 DUNLOP user
5 21 B・ウォートン Geico Powersports Honda Honda 69 DUNLOP user
6 48 M・ラモイン Moto Extreme Kawasaki 69 DUNLOP user