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CATEGORY
■ 2011/3/26 AMAスーパークロス第12戦/ライツ・イースト第6戦
カナダ・トロント/ロジャース・センター
天気 気温 観客
晴れ 日中:-4度〜深夜:-11度 45,217人

ダンジーが今季初優勝!リードがランキング首位浮上!




 トロント戦はAMAスーパークロスシリーズ中、唯一カナダで開催されるラウンド。正式に組み込まれてから今年で4年目となるが、アメリカ側のデトロイトやバッファローなどから来場するファンも多く、盛況の一途をたどっている。ロジャース・センターはMLBのブルージェイズの本拠地で、可動式ルーフを備えたスタジアム。外気温は終日氷点下という寒さだったが、屋内には熱気が満ちていた。
 ロジャース・センターのフロア面積は、スーパークロスが行われる会場の中では広い方で、コースレイアウトの自由度が高い。くの字形に曲がるドッグレッグセクションなどは、その広さを生かして設計されたものだ。また長いストレートエンドには、クイックに切り返すS字の1〜2コーナーがあり、その直後に控えるサンドセクションも含め難所となっていた。トロントでは運び込まれる土が雪を被るためにウェットな路面になる傾向があったが、今年は主催者が造成用の土を屋内で保管した結果ドライコンディションが実現した。砂利の混入は例年なみだが、ワダチが掘れる個所はトロントにしては少なかった。
 
 SX(450)のメインレースでは、ファビアン・イゾワール(カワサキ)がホールショットを取ったが、オープニングラップ中にライアン・ダンジー(スズキ)がトップに立った。3位以下にはチャド・リード(ホンダ)、ニック・ウェイ(ヤマハ)、トレイ・カナード(ホンダ)らが続く。ポイントリーダーのライアン・ビロポート(カワサキ)はスタート8位、ジェイムズ・スチュワート(ヤマハ)は12位と出遅れた。3周目にはスチュワートがビロポートに仕掛け、両者転倒というハプニングが起きた。スチュワートは再スタート後ポジションを挽回したが、ビロポートはピットインなどで最後尾近くまで下がってしまった。
 レース展開は、トップのダンジーをリードが1〜2秒差で追い回す形になった。3位にはカナード、4位にはスチュワートがやがて浮上。挽回が期待されたビロポートはペースアップもままならず、12周目にはダンジーにラップされてしまった。終盤になってもトップ争いは息詰まる僅差だったが、3位以下は縦に開くばかり。こうしてダンジーは今季初勝利をマークし、タイトル防衛に踏みとどまった。同一周回は6位までのレースだった。
 前戦ジャクソンビルでは予選落ち、そして今回は9位と低迷したビロポートのつまずきにより、ランキング首位にはリードが躍り出た。2位には3点差でビロポート、3位には8点差でダンジーと形勢が変わっている。


ウィルソンが2勝目を挙げ追撃開始!


 SXライツ(250)のメインレースでは、ブレイク・ウォートン(ホンダ)、ジャスティン・バーシア(ホンダ)、ライアン・サイプス(ヤマハ)がスタート直後から激しい競り合いを見せた。サイプスはバーシアとウォートンをかわして前に出たが、ウォートンの逆襲を受けて転倒し、オープニングラップのトップから一気に最後尾へ。この間にバーシアがリーダーになり、マルコム・スチュワート(スズキ)、ディーン・ウィルソン(カワサキ)が続く。前回の予選落ちからの巻き返しが注目されたブレイク・バゲット(カワサキ)は、スタートに失敗して1周目14位と出遅れた。
 3周目にはスチュワートが転倒リタイアとなり、トップ争いはバーシアとウィルソンの一騎打ちへと変わる。序盤は4秒ほどのビハインドだったが、ウィルソンが着々と間隔を詰めた後、9周目にバーシアをかわしてトップに浮上。終盤セーフティリードを築いたウィルソンがそのまま余裕で逃げきり、今季2勝目をゲットした。ウィルソンにはイギリス生まれのカナダ育ちというバックグラウンドがあり、トロントにおける初優勝はカナダのファンにとってもこの上ない贈り物となった。終盤は後方で繰り広げられるバゲットとサイプスの争いも注目されたが、10周目にはポジションが逆転。最終的には5位サイプス、6位バゲットの順でチェッカーとなった。
 ランキング2位はサイプスからウィルソンに交代した。ポイントリーダーのバーシアには16点のマージンがあり、その余裕はウィルソンに抜かれても深追いしなかった今回のレース運びにも表れていた。この後に控えているダラス、セントルイスでのチャンピオン争いは、バーシアが有利か…。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 1 R・ダンジー Rockstar Makita Suzuki Suzuki '19.00.414 DUNLOP user
2 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda +1.889 DUNLOP user
3 41 T・カナード American Honda Racing Honda +14.963 DUNLOP user
4 7 J・スチュワート San Manuel Yamaha Yamaha +38.214 DUNLOP user
5 10 J・ブレイトン Muscle Milk Toyota JGR Yamaha +47.812  
6 27 N・ウェイ Valli Motorsports Yamaha +53.600 DUNLOP user
7 29 A・ショート Red Bull KTM KTM -1lap DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki '14.39.070 DUNLOP user
2 17 J・バーシア Geico Powersports Honda Honda +3.768 DUNLOP user
3 21 B・ウォートン Geico Powersports Honda Honda +23.704 DUNLOP user
4 927 P・ラーセン JDR J-Star KTM KTM +32.999 DUNLOP user
5 25 R・サイプス DNA Shred Stix Yamaha +36.806 DUNLOP user
6 57 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +39.990 DUNLOP user

AMAーパークロス第12戦/ライツ・イースト第6戦 終了時点

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda 236 DUNLOP user
2 2 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 233 DUNLOP user
3 1 R・ダンジー Rockstar Makita Suzuki Suzuki 228 DUNLOP user
4 7 J・スチュワート San Manuel Yamaha Yamaha 216 DUNLOP user
5 41 T・カナード American Honda Racing Honda 214 DUNLOP user
6 29 A・ショート Red Bull KTM KTM 159 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 17 J・バーシア Geico Powersports Honda Honda 138 DUNLOP user
2 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 122 DUNLOP user
3 25 R・サイプス DNA Shred Stix Yamaha 115 DUNLOP user
4 57 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 100 DUNLOP user
5 21 B・ウォートン Geico Powersports Honda Honda 89 DUNLOP user
6 927 P・ラーセン JDR J-Star KTM KTM 80 DUNLOP user