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CATEGORY
■ 2011/4/2 AMAスーパークロス第13戦/ライツ・イースト第7戦
テキサス州ダラス/カウボーイズ・スタジアム
天気 気温 観客
晴れ 日中26度〜深夜14度 51,509人

カナードが今季3勝目!ビロポートがポイントリーダーに返り咲く




 新スタジアム建設ラッシュの中で、インディアナポリスのルーカスオイル・スタジアムと並び称されるのが、今回の会場であるカウボーイズ・スタジアム。ダラス近郊のアーリントンに一昨年オープンしたばかりで、今年はアメリカンフットボールのスーパーボウルの会場になった。スーパークロスが行われるのは昨年の初開催に続いて2度目で、開閉式ルーフが装備された新世代スタジアムには51,509人のファンが詰めかけた。
 土質はダラス名物のハードパックと言っていい。2008年までスーパークロスが行われていた旧会場のテキサス・スタジアムがオープンエアだったため、かつてはコンクリートのような硬さがライダーを苦しめたものだが、今回の土質はそこまでハードではなく、表面にはパウダー状の土が浮いていた。それでもジャンプの形が崩れないため、角が鋭いフープスなどが難所となっていた。リズムセクションの飛び方にはあまりバリエーションがなく、概してテクニックの差が出にくいコースレイアウトだった。
 
 SX(450)メインレース、オープニングのオーダーはトレイ・カナード(ホンダ)を先頭にチャド・リード(ホンダ)、ジェイムズ・スチュワート(ヤマハ)、ライアン・ダンジー(スズキ)、ライアン・ビロポート(カワサキ)、ケビン・ウィンダム(ホンダ)。トップランカーたちが順当に上位につけた。2周目にはスチュワートが2位に浮上したが、4周目にリードが逆転。その間にトップのカナードが独走態勢を固め、セカンドグループの接戦が続く序盤だった。
 9周目にはフープスでバランスを崩したスチュワートが、マシンコントロールを失ったままリードに突っ込み両者転倒。このアクシデントによってセカンドグループのオーダーは、2位ダンジー、3位ビロポート、4位ウィンダム、5位スチュワートと入れ替わった。転倒後9位で再スタートしたリードは、その後のピットインもあって12位まで下がってしまう。11周目にはダンジーが転倒し、ビロポートが2位に浮上。それでも5〜6秒の貯金があるカナードのトップは安泰だった。
 終盤になると周遅れが現われ、カナードがセーフティペースに切り替えたこともあって、トップグループの間隔が少し詰まったが、終始レースを優勢に進めてきたカナードが今季3勝目をゲット。首位のリードが今大会8位と低迷したため、2位でチェッカーを受けたビロポートがポイントリーダーに返り咲いた。タイトル争いは6ポイント差を追うリード、7ポイント差のダンジー、さらにカナードとスチュワートも含め、依然として混戦が続いている。


ウィルソンがバーシアとのバトルを制し連勝!


 SXライツ(250)のメインレースでは、ポイントリーダーのジャスティン・バーシア(ホンダ)がホールショットを取り、ライアン・サイプス(ヤマハ)、ディーン・ウィルソン(カワサキ)、ブレイク・ウォートン(ホンダ)、マット・ラモイン(カワサキ)、マルコム・スチュワート(スズキ)がトップグループを形成する展開となった。2周目からはサイプスがリーダーになったが、5周目にバーシアがトップを奪い返す。2位に下がったサイプスは、その後ウィルソンに抜かれて転倒を喫し、17位まで転落してしまった。
 中盤からはバーシアvsウィルソンのトップ争いが始まり、3位のウォートン以下は完全に置いて行かれる。バーシアとウィルソンのバトルは、コース全周の至るところで繰り広げられ、ウィルソンが仕掛けるとバーシアが抜き返すという展開が続く。大詰めの13周目にはウィルソンが前、しかし14周目にはバーシアが前に。そしてラストラップにウィルソンがトップに躍り出てからもバーシアの反撃が続いたが、このアタックを退けたウィルソンが優勝。イーストでは毎戦ウィナーが異なる乱戦が続いてきたが、ウィルソンは今シーズン初めて連勝をマークしたライダーとなった。
 SXでは優勝したカナードが全20周をリードしたが、このSXライツのラップリーダーの内訳は、ウィルソンが2周、バーシアが10周、サイプスが3周。バーシアにとっては勝てたレースを逃した形となったが、それでも13ポイントのリードを残しランキング首位を維持している。チャンピオンシップの行方は、逃げきりでバーシアか…、あるいはウィルソンの大逆転はあるのか…。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 41 T・カナード American Honda Racing Honda '17.34.505 DUNLOP user
2 2 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki +2.151 DUNLOP user
3 1 R・ダンジー Rockstar Makita Suzuki Suzuki +2.673 DUNLOP user
4 7 J・スチュワート San Manuel Yamaha Yamaha +15.016 DUNLOP user
5 14 K・ウィンダム Geico Powersports Honda Honda +24.634 DUNLOP user
6 29 A・ショート Red Bull KTM KTM +36.231 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki '13.40.457 DUNLOP user
2 17 J・バーシア Geico Powersports Honda Honda +0.987 DUNLOP user
3 21 B・ウォートン Geico Powersports Honda Honda +15.718 DUNLOP user
4 139 M・スチュワート ARMA Suzuki City Suzuki +24.558 DUNLOP user
5 48 M・ラモイン Moto Extreme Kawasaki +29.025 DUNLOP user
6 37 D・デュラム Eleven 10 Mods Honda +31.612 DUNLOP user

AMAーパークロス第13戦/ライツ・イースト第7戦 終了時点

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 2 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 255 DUNLOP user
2 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda 249 DUNLOP user
3 1 R・ダンジー Rockstar Makita Suzuki Suzuki 248 DUNLOP user
4 41 T・カナード American Honda Racing Honda 239 DUNLOP user
5 7 J・スチュワート San Manuel Yamaha Yamaha 234 DUNLOP user
6 29 A・ショート Red Bull KTM KTM 174 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 17 J・バーシア Geico Powersports Honda Honda 160 DUNLOP user
2 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 147 DUNLOP user
3 25 R・サイプス DNA Shred Stix Yamaha 119 DUNLOP user
4 57 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 114 DUNLOP user
5 21 B・ウォートン Geico Powersports Honda Honda 109 DUNLOP user
6 48 M・ラモイン Moto Extreme Kawasaki 96 DUNLOP user