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CATEGORY
■ 2011/4/9 AMAスーパークロス第14戦/ライツ・イースト第8戦
ミズーリ州セントルイス/エドワード・ジョーンズ・ドーム
天気 気温 観客
晴れ 日中30度〜深夜19度 59,518人

スチュワートが久々の優勝を飾る!




 セントルイスのダウンタウンにあるエドワード・ジョーンズ・ドームで、すっかり恒例となったスーパークロスが開催された。平年であれば日中の気温は20度ほどだが、今年は異常気象に見舞われ30度を超す暑さとなった。セントルイスにドーム球場があるのは、氷点下にもなる冬の寒さに備えたものだが、今大会は館内に冷房が入る珍事となった。エドワード・ジョーンズ・ドームと屋根がつながっているコンベンション会場、アメリカズ・センターがパドックとして使用されているが、ここも冷房の恩恵を受けた。
 この会場ではフロアに木の板を敷き詰めず、コンクリートの上に直接土を盛ってコース作りが行われる。土質は粒の細かい粘土で、踏み固められた路面を歩くと、クッションの役割をする板がないため、コンクリートのようなダイレクト感がある。かつて3月に開催された時は、湿り気のある滑らかな土だったが、今年は高温のためか路面はかなり乾いていた。
 コースレイアウトの中で最もユニークなのは、左から右へと切り返すスイッチバックに設定された1〜2コーナー。プラクティスが始まる前のコースチェックでは、1〜2コーナーのベストラインはインかアウトかという話題で持ちきりだった。2コーナーの先にはいきなりフープスが控えているので、難易度の高いコースレイアウトではあった。また不等間隔でジャンプが続くリズムセクションも、テクニックの差が出やすい部分となっていた。
 
 SX(450)メインレースは、アイバン・テデスコ(カワサキ)のホールショットで始まった。しかしこの日のテデスコのペースは、トップグループのベストタイムから2秒以上も遅く、2周目にはジェイムズ・スチュワート(ヤマハ)にリーダーの座を奪われる。4周目にはスチュワートの後ろにライアン・ダンジー(スズキ)、チャド・リード(ホンダ)、ライアン・ビロポート(カワサキ)が迫り、トップ集団を形成した。ランキング上位勢の中で唯一トレイ・カナード(ホンダ)だけは、オープニング15位と出遅れた。
 トップに躍り出たスチュワートは序盤のうちにハイペースで逃げ、2位ダンジーを5秒ほど引き離して独走する。8周目にはリードの走行ラインにクラッシュパッドが転がり込み、リードが乗り上げるタイムロスに乗じてビロポートがパス。こうして順位は、スチュワート、ダンジー、ビロポート、リードと入れ替わったが、各々の間隔は徐々に開きスチュワートがトップでチェッカー。第5戦アナハイム以来となる優勝に、涙を流したスチュワートであった。ポイントランキングは、首位ビロポート=275、2位ダンジー=270、3位リード=267となっている。


バーシアが今季3勝目を挙げ、イーストチャンピオンに王手!


 SXライツ(250)のメインレースでは、ブレイク・バゲット(カワサキ)がホールショットを取った。しかしオープニングから激しい競り合いが始まり、トップはジャスティン・バーシア(ホンダ)、そしてライアン・サイプス(ヤマハ)と入れ替わる。3周目にはバーシアがトップに返り咲き、サイプス、バゲットを従えて快走した。
 接近戦を繰り広げるトップ3からやや遅れて、ブレイク・ウォートン(ホンダ)、ディーン・ウィルソン(カワサキ)が控えていたが、徐々に離されていった。レース中盤の7周目になると、リーダーのバーシアの前にはバックマーカーが現われ、少々ペースが乱れることもあったが、終盤は5秒ほどのセーフティリードを保って優勝。バーシアは第5戦ジャクソンビル以来となる今季3勝目をマークした。
 この結果ポイントランキングは、首位バーシア=185、2位ウィルソン=165となり、イーストチャンピオンの行方は、バーシアが20ポイントのリードでラスベガスに持ち込まれることになった。従来のSXライツは、イーストとウエストが各8戦からなるシリーズで、昨年はこのセントルイスがイースト最終戦だった。今年から採用された新スケジュールでは、イーストとウエストの最終戦をラスベガスに残し、同地で両シリーズのチャンピオンが決まる演出となっている。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 7 J・スチュワート San Manuel Yamaha Yamaha '16.13.684 DUNLOP user
2 2 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki +3.001 DUNLOP user
3 1 R・ダンジー Rockstar Makita Suzuki Suzuki +11.117 DUNLOP user
4 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda +18.035 DUNLOP user
5 41 T・カナード American Honda Racing Honda +22.081 DUNLOP user
6 14 K・ウィンダム Geico Powersports Honda Honda +36.882 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 17 J・バーシア Geico Powersports Honda Honda '12.16.067 DUNLOP user
2 25 R・サイプス DNA Shred Stix Yamaha +4.524 DUNLOP user
3 57 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +8.701 DUNLOP user
4 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +19.267 DUNLOP user
5 21 B・ウォートン Geico Powersports Honda Honda +32.152 DUNLOP user
6 533 G・オーデット DNA Shred Stix Yamaha +45.307 DUNLOP user

AMAーパークロス第14戦/ライツ・イースト第8戦 終了時点

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 2 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 275 DUNLOP user
2 1 R・ダンジー Rockstar Makita Suzuki Suzuki 270 DUNLOP user
3 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda 267 DUNLOP user
4 7 J・スチュワート San Manuel Yamaha Yamaha 259 DUNLOP user
5 41 T・カナード American Honda Racing Honda 255 DUNLOP user
6 29 A・ショート Red Bull KTM KTM 185 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 17 J・バーシア Geico Powersports Honda Honda 185 DUNLOP user
2 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 165 DUNLOP user
3 25 R・サイプス DNA Shred Stix Yamaha 141 DUNLOP user
4 57 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 134 DUNLOP user
5 21 B・ウォートン Geico Powersports Honda Honda 125 DUNLOP user
6 48 M・ラモイン Moto Extreme Kawasaki 105 DUNLOP user