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CATEGORY
■ 2011/4/16 AMAスーパークロス第15戦/ライツ・ウエスト第7戦
ワシントン州シアトル/クエスト・フィールド
天気 気温 観客
晴れのち曇り 日中12度〜深夜1度 52,683人

スチュワート2連勝!ポイント上位4人が9点差に接近!




 先週のセントルイスで東部ラウンドに区切りをつけ、西海岸に戻ってきたAMAスーパークロス。全17戦で争われるシリーズはいよいよ大詰め、今大会を含めて3戦を残すのみとなった。シアトルは後に控えているソルトレイクシティと並んで降水確率の高いラウンドだが、今年もまた雨の影響を受けてしまった。コース造成は天気予報を見て早めに着手されたが、1週間ほぼ毎日降ったり止んだりの悪天候を完全に回避することはできなかった。特にレース前夜の雨量が多く、コースは全周にわたってたっぷり水分を含んだ状態だったが、近年は搬入土にサンドが多くブレンドされているためマディにはならず、コンディションは徐々にドライへ向かった。
 隣接する野球場のセーフコ・フィールドとは異なり、クエスト・フィールドはオープンエア式のスタジアムなので、雨と冷え込みが大きなマイナス要因になることが懸念されたが、白熱するタイトル争いへの関心が薄れることはなく52,683人が来場した。コースレイアウトは自ずとトリッキーな部分が緩和されたものになったが、元来のソフトな土質とも相まって路面には深いワダチができた。こういうコンディションになると、ユニークなジャンピングテクニックよりも、ミスをせずにワダチを攻略することがより重要になる。
 
 SX(450)メインレースでは、アイバン・テデスコ(カワサキ)が2戦連続のホールショット賞を獲得した。オープンニングラップのオーダーは、ジェイムズ・スチュワート(ヤマハ)、チャド・リード(ホンダ)、ケビン・ウィンダム(ホンダ)、マイク・アレッシ(KTM)、そしてテデスコ…。シリーズポイントリーダーのライアン・ビロポート(カワサキ)は10位、ランキング2位につけるライアン・ダンジー(スズキ)は14位とスタートで出遅れた。本来であれば上位に食い込んでくるはずのトレイ・カナード(ホンダ)は、今大会前の練習中に大腿骨を骨折して欠場している。
 レースは序盤から独走に持ち込んだスチュワートが主導権を握り、リードとウィンダムが2位を争う展開となった。ウィンダムは昨年のシアトルで優勝しており、ワダチの攻略に自信を持っている。早々と10秒近い貯金を作ったスチュワートは、後半になるとセーフティ走行に切り替えた。終盤になると2位、3位も間隔が広がったが、19周目にリードが転倒してウィンダムが先行。こうして2連勝のスチュワートを先頭に、2位ウィンダム、3位リード、4位ビロポート、5位ダンジーの順でチェッカーを受けた。今大会終了時点でのランキングは、依然としてビロポートが首位だが、リードが6点差、ダンジーが7点差、スチュワートが9点差と迫っており、残り2戦におけるタイトル争いからは目が離せなくなった。


シーリーが2勝目をゲット!ティックルがウエストランキング首位浮上!


 SXライツ(250)クラスは、サンディエゴ以来2ヶ月ぶりとなるウエストシリーズの再開。メインレースでは、コール・シーリー(ホンダ)がホールショットを決め、ブロック・ティックル(カワサキ)、ジョシュ・ハンセン(カワサキ)、カイル・カニンハム(ヤマハ)、タイラ・ラトレイ(カワサキ)、トラビス・ベイカー(ホンダ)、イーライ・トマック(ホンダ)がトップグループを形成した。ハンセンはシリーズポイントリーダーだが、日中に行われたプラクティスで転倒した際に骨折していた手と肩を痛めた様子で、ダメージの度合が心配された。
 トップのシーリーは、ティックル以下を徐々に引き離していく。イーストラウンドではホンダファクトリーのピンチヒッターに抜擢され、450に乗っていた経験が生かされているようだ。3位にはペースが上がらないハンセンに代わってカニンハムが浮上。その後カニンハムの転倒によって、トマックがポジションアップする。後半になるとトップのシーリーは10秒近い独走をキープ。そのままスタートトゥフィニッシュを達成し、今シーズン2勝目を挙げた。終盤激しくなった2位争いは、12周目にトマックがティックルをかわし決着をつけた。
 ハンセンが今大会6位と奮わなかったため、ウエストランキングには変動が起きた。ポイントリーダーにはここでティックルが浮上。ハンセンが2点差、トマックが7点差という接戦はSXクラスと同様で、こちらもタイトルの行方が全くわからなくなってきた。1月8日に開幕したAMAスーパークロスシリーズは、15週間続けて開催されてきたが、ここで初めてインターバルを迎える。次戦は2週間後の4月30日にソルトレイクシティで行われる。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 7 J・スチュワート San Manuel Yamaha Yamaha '18.39.046 DUNLOP user
2 14 K・ウィンダム Geico Powersports Honda Honda +2.670 DUNLOP user
3 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda +5.625 DUNLOP user
4 2 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki +15.221 DUNLOP user
5 1 R・ダンジー Rockstar Makita Suzuki Suzuki +20.066 DUNLOP user
6 800 M・アレッシ Red Bull KTM KTM +47.400 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 36 C・シーリー Troy Lee Designs Lucas Oil Honda '13.37.606 DUNLOP user
2 19 E・トマック Geico Powersports Honda Honda +8.662 DUNLOP user
3 20 B・ティックル Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +14.914 DUNLOP user
4 35 K・カニンハム DNA Shred Stix Yamaha +19.879 DUNLOP user
5 28 T・ラトレイ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +21.372 DUNLOP user
6 100 J・ハンセン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +24.047 DUNLOP user

AMAスーパークロス第15戦/ライツ・ウエスト第7戦 終了時点

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 2 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki Kawasaki 293 DUNLOP user
2 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda 287 DUNLOP user
3 1 R・ダンジー Rockstar Makita Suzuki Suzuki 286 DUNLOP user
4 7 J・スチュワート San Manuel Yamaha Yamaha 284 DUNLOP user
5 41 T・カナード American Honda Racing Honda 255 DUNLOP user
6 29 A・ショート Red Bull KTM KTM 196 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 20 B・ティックル Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 145 DUNLOP user
2 100 J・ハンセン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 143 DUNLOP user
3 19 E・トマック Geico Powersports Honda Honda 138 DUNLOP user
4 36 C・シーリー Troy Lee Designs Lucas Oil Honda 113 DUNLOP user
5 71 R・モレス Rockstar Suzuki Suzuki 110 DUNLOP user
6 28 T・ラトレイ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 96 DUNLOP user