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■ 2011/5/15 第4戦 フランス ル・マン
天気 気温 観客
曇り 18度 88,400人

マルケス選手がMoto2初優勝。高橋選手が2位表彰台に上がる






エストリル戦から2週間後、24時間耐久レースで有名なル・マンで第4戦が行われた。4輪の24時間耐久レースで使用されるコースの一部をつかうブガッティサーキットが舞台だ。
初日、2日目とドライコンディションで走行が行われていった。
 
予選では、目下ランキングトップのドイツ人ライダー、S・ブラドル選手(Kalex)が、開幕から4戦連続のポールポジションを獲得した。
「4戦連続のポールだなんて、ファンタスティックだね。でも、予選では最初に履いたタイヤがあわなくて、違うタイヤを使用したらいい感じで走れた。ラストラップはプッシュしたよ。コース上が混んでいていくつかミスもあったけど、いいタイムがでた。明日は混戦になると思うが全力を尽くすよ」とブラドル選手。
続いて、T・ルティ選手(Suter)が2番手をゲット。3位に高橋裕紀選手(Moriwaki)がつけた。「予選までセッティングを変えたりしていたが、予選の後半からいいリズムで走れるようになった。ラストラップはハードに攻めて、いいタイムを出すことができました。明日はスタートを決めて、また表彰台、優勝を狙っていきます」と高橋選手は語った。
 
決勝当日は曇りとなるが、ドライコンディションでレースは行われた。
スタートが切られるとブラドル選手がホールショット。ルティ選手、高橋選手、J・シモン選手(Suter)などが続く。
オープニングラップでランキング2位のA・イアンノネ選手(Suter)がクラッシュ。開始早々にリタイアしてしまう。 ブラドル選手がそのままトップを走っていくが、ルティ選手、シモン選手、高橋選手など6台も離されずについていく。
レース中盤に入ってもブラドル選手がトップをキープ。後方からルティ選手、シモン選手、高橋選手、A・エスパルガロ選手(Pons Kalex)、M・マルケス選手(Suter)の5台が付いていく。
ブラドル選手はなかなか後続を離せず、ルティ選手の猛追を受けていく。シモン選手、高橋選手、マルケス選手はすぐ後ろで3位争いを繰り広げていく。
後半に入っていくと、上位5台が僅差でつながり、トップ争いは混とんとしていく。
16周目、ルティ選手がブラドル選手を捕らえてトップに浮上。高橋選手、マルケス選手もブラドル選手をパスすると、ブラドル選手は4位へ後退。なおもルティ選手、高橋選手、マルケス選手、ブラドル選手、シモン選手の5台はドッグファイトを展開。何度も順位を入れ替えながらレースは終盤へ突入していく。
残り4周で、マルケス選手がついにトップに浮上。すぐさま引き離しにかかると1秒以上のリードを築く。
2位争いは高橋選手、ブラドル選手、ルティ選手、シモン選手の大激戦となっていく。
マルケス選手は最後までハイペースでトップを守り切るとMoto2クラス初優勝をゲットした。
「スタートがよくなくて、追い上げるのが大変だった。ここ3戦完走していなかったから冷静に走って行った。そして、だんだんリズムがよくなっていった。だんだん調子が上がってきたよ。」と18歳のスペイン人、マルケス選手は語った。
 
続いて、高橋選手た大バトルを制して2位をつかむ。「レースペースが速くて大変だった。中盤は少し抑えめにいって、終盤、限界まで攻めていったよ。2位でとてもうれしいです」と高橋選手。
続いて、ポイントリーダーのブラドル選手は3位表彰台を死守している。
「中盤まではよかったけど、それから終盤はちょっと厳しかった。ブレーキングを遅らせたりしたけどきつかったよ。だから3位に入れてよかったと思う」とブラドル選手はコメントした。
終盤までトップを走っていたルティ選手は最後はシモン選手にも抜かれて5位でチェッカーを受けた。


ペインの16歳の新生ヴィニャーレス選手がGP初優勝を達成






目下開幕3連勝中のN・テロール選手(アプリリア)が、全セッションでトップタイムを記録。予選でも最速タイムをマークする速さを見せて、今季3度目のポールポジションを獲得した。
「今日は、最速タイムを出そうとプッシュしたよ。それでいいタイムを出すことができたから満足している。でも、ライバル達とタイムは接近しているから、レースではスタートから前に出られるように集中したい。」とテロール選手は語った。
続いて、テロール選手と同じバンキア・アスパー・チームのH・ファウベル選手(アプリリア)が2位。
3番手にスペインの新鋭、M・ヴィニャーレス選手(アプリリア)が入った。
また、尾野弘樹選手(KTM)は、初のコースでのセッティングに苦しみ23番手となる。
「予選では思ったようにタイムを更新できなかった。でも、どこが悪いのか分かっているので、明日に向けて改善していきたいです」と尾野選手は語った。
 
決勝レースはテロール選手の好ダッシュで始まった。後ろからS・コルテス(アプリリア)選手、M・ヴィニャーレス選手、S・ガデア選手(アプリリア)、ファウベル選手などが続く。テロール選手はすぐ様後続を引き離しにかかる。僅差の2番手にヴィニャーレス選手が続き、3位コルテス選手以下は混戦となる。上位2台が3位以下を徐々に離していく。
中盤に向けて、テロール選手とヴィニャーレス選手がトップ争いを展開。3位争いは、ファウベル選手、バスケス選手、J・フォルガー選手(アプリリア)、コルテス選手、M・オリヴィエーラ選手(アプリリア)など9台が大集団を形成して激しい争い見せていく。
12周目、ヴィニャーレス選手がテロール選手を抜き去りトップに立つが、翌周再びテロール選手が前にでる。
一方、3位争いはファウベル選手、バスケス選手、フォルガー選手、コルテス選手、オリヴィエーラ選手の5台となり、接近戦を展開。地元フランスのJ・ザルコ選手(デルビ)も加わり、逆にオリヴィエーラ選手は遅れ始める。
トップ争いでは、17周目からヴィニャーレス選手が前に立ち、テロール選手が2位で続いたが、残り5周でテロール選手が再度トップを奪回。そして、最終ラップに入ってもテロール選手が先行していくが、ラストコーナーでヴィニャーレス選手がインに飛び込むと逆転に成功。
昨年のスペイン選手権チャンピオンは、同郷の先輩テロール選手を抜き去ってGP初優勝を達成。16歳のスペインの新生は、GP4戦目にしてはやくも初優勝を成し遂げた。
「テロール選手に勝てたなんて信じられない。夢みたいだ。僕をサポートしてくれたみんなのおかげだと思う」とヴィニャーレス選手は語った。
2位のテロール選手は「レース中盤は、一旦ヴィニャーレス選手を前にだして、それから終盤前に出て離そうと思っていた。でも、最後のところで彼に抜かれてしまった。惜しい2位だから悔しさもあるけど、20点取れたからチャンピオンシップにとってはよかったと思う」と語った。
また、3位争いの集団からはレース終盤にバスケス選手が抜け出して後続を離していく。バスケス選手はそのまま単独3位を守りぬき表彰台3位をつかんだ。
「2度目の表彰台に上がれてよかった。大変なレースで、前の二人には追いつけなかったよ。今日は3位で満足だよ」とバスケス選手は語った。
一方、尾野選手は16位でゴール。惜しくもポイント圏内を逃した。
「スタートは決まって、ポジションを少しあげた。それから集団の中で走っていたが、最後集団の前に出られなかったのが残念。次は知っているカタロニアのコースだからがんばります」と尾野選手は語った。


順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 M.Marquez Team Catalunya Caixa Repsol Suter '43.03.308 DUNLOP user
2位 高橋裕紀 Gresini Racing Moto2 Moriwaki '43.05.290 DUNLOP user
3位 S.Bradl Viessmann Kiefer Racing Kalex '43.05.545 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 M.Vinales Blusens by Paris Hilton Racing Aprilia '42.00.505 DUNLOP user
2位 N.Terol Bancaja Aspar Team 125cc Aprilia '42.00.553 DUNLOP user
3位 E.Vazquez Avant-AirAsia-Ajo Derbi '42.07.341 DUNLOP user
16位 尾野弘樹 Caretta Technology
Forward Team
KTM '42.57.914 DUNLOP user

第4戦終了時点

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 S.Bradl Viessmann Kiefer Racing Kalex 77 DUNLOP user
2位 J.Simon Mapfre Aspar Team Moto2 Suter 49 DUNLOP user
3位 A.Iannone Speed Master Suter 48 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 N.Terol Bancaja Aspar Team 125cc Aprilia 95 DUNLOP user
2位 S.Cortese Intact-Racing Team Germany Aprilia 59 DUNLOP user
3位 J.Zarco Avant-AirAsia-Ajo Derbi 52 DUNLOP user