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■ 2011/5/15 開幕戦 第1戦 中国大会 広島県 グリーンパーク弘楽園
天気 気温 観客
晴れ 24度 9,800人【2日間】
開幕戦開催地 / 広島県・グリーンパーク弘楽園


東日本大震災の影響により、4月に開催予定だった2大会が延期となったため、結果的に今季開幕の地となったグリーンパーク弘楽園は、広島県世羅町の山中にある。
世羅は、観光地としても人気がある広島県東部の尾道から、北西に30km弱の方向に位置する。尾道は瀬戸内海に面した港町だが、世羅は高原を持つ緑豊かな山間の町だ。「花とフルーツの町」とうたわれているが、実際に多数のフラワーパークがあり、世羅で生産されたフルーツはおみやげとしても人気が高い。もちろん、果物ばかりでなく、さまざまなこだわりの農産物も手がけている。また世羅は、高級国産マツタケの産地としても知られているのだ。
つい最近、尾道道が開通され、山陽道から下道を走ることなく世羅にアクセスできるようになった。今後は、観光の目的地として、これまで以上に注目を集めることだろう。
そんな世羅で、毎年春と秋の2回、全日本を開催しているグリーンパーク弘楽園のコースは、ハードパックとラムソンジャンプが特徴的。路面には所々に岩盤が露出し、時にはモトクロスなのにブラックマークが付くこともある。2個のジャンプが斜めに配置されたラムソンジャンプは、練習走行などでは派手なアクションも期待できる、迫力のある観戦スポットだ。
このグリーンパーク弘楽園で、昨年秋の大会では、ダンロップタイヤを履く成田亮選手を、バッドアクシデントが襲った。マディの練習走行で、成田選手はコース横の岩に足をヒットさせてしまい骨折。V4達成目前にして、戦列を離れることになったのだ。
そして今シーズン。成田選手は、7ヵ月前に時が止まってしまったそのグリーンパーク弘楽園で、開幕を迎えることになった。


成田亮選手が今季初レースで勝利!


今季開幕戦は、土日とも晴天に恵まれ、ドライコンディションで開催された。しかし、土日とも風が強めで、気温も上昇したことから、コースが乾いて大量の土ぼこりが舞い、ライダーと観客の視界をさえぎった。今シーズンもダンロップは、数々の有力なライダーと力をあわせ、レースでの勝利とシリーズタイトルの獲得を目指す。その中心となるのは、全日本トップクラスとなるIA1で、07年から09年までV3を達成している成田亮選手(#982)だ。その成田選手は、今季初レースとなった決勝ヒート1で、いきなりの大活躍をみせた。1周目3番手と好位置につけた成田選手は、3台によるトップ争いに加わり、レース中盤にはトップに浮上。その後、2名に絞られたバトルを制し、開幕優勝というカタチでケガからの復活を遂げた。
 
「ケガは完治し、シーズンオフにはアメリカでトレーニングもできました。ケガをした場所ということで、このコースには恐怖心もありましたが、それを克服するため、何度も足を運んで練習しました。そして、ファンのみなさんの応援に力をもらって、勝つことができました」と成田選手。ヒート2こそ、トップ走行中の転倒で5位となったが、最高のシーズンスタートを切った。またヒート1では、昨年のIA2クラス王者、小島太久摩選手(#935)も健闘。レース序盤は、6番手走行でトップ争いに加わり、最終的には8位でゴールした。ところが小島選手は、ヒート2のスタート直後に発生した多重クラッシュにより、負傷してしまった。なおこの大会では、住友ゴム工業の納屋望選手(#25)が、タイヤの実戦テストを目的に参戦を行った。


島崎大祐選手が地元大会で3位表彰台に!




レギュレーションの変更により今季から、前年のIA2ランキング上位3名は、IA1にのみ参加できることになった。これによりIA2では、新たなヒーローが誕生する可能性が高くなった。昨年、小島太久摩選手のライディングにより、IA2のシリーズタイトルを獲得したダンロップは、今季も多くのライダーをサポートしている。この中で、開幕戦からまず活躍したのは、広島県出身の島崎大祐選手(#350)だ。今季から新たに立ち上げられたチームでの参戦となる島崎選手は、スタートでは出遅れ、大幅にショートカットされた1周目を13番手でクリア。しかし、フルコースとなった2周目には早くも10番手まで順位を上げた。
 
さらに、3周目には8番手にポジションアップした島崎選手は、翌周からは4台による5番手争いに加わった。前走車の転倒などもあり、この集団はレース中盤には3番手争いに発展。レース時間が残り半分となった10周目には、島崎選手がついにこのグループの先頭となった。すると島崎選手は、追いすがるライバルたちとの差を徐々に拡大。トップ2台には、序盤で逃げられてしまっていて追いつけなかったが、開幕戦で3位表彰台に登壇した。またこのヒート1では、レース序盤に若手ライダーの岡野聖選手(#47)が、トップ争いを演じる健闘をみせた。しかし岡野選手は、徐々に順位を落として、10位でのゴールとなった。
 
今季、ケガからの復帰という点で、IA1の成田選手と同じく注目を集めているのが、IA1からIA2にスイッチしてチャンピオンを目指す、小方誠選手(#86)だ。小方選手は、09年の夏前に大ケガを負い、この開幕戦が全日本本格復帰の舞台となった。決勝ヒート1では、その小方選手は1周目を6番手でクリア。序盤から中盤にかけてはペースが上がらず、一時は8番手まで順位を下げたが、後半になっても粘りの走りを続け、6位でゴールした。また、今季からホンダ系のチームに移籍し、活躍が期待された田中雅己選手(#113)は、2周目に転倒を喫して最下位に。それでも最後まで追い上げを続け、19位でフィニッシュした。
 
しかし決勝ヒート2では、その田中選手が1周目4番手と好スタート。さらに、2周目には3番手に浮上した。その後、ライバルたちの逆襲を許してしまったが、田中選手はこのヒートを8位でゴールした。また、ヒート1に続き活躍が期待された島崎選手は、転倒により大きく出遅れて、9位まで追い上げたところで時間切れとなってしまった。岡野選手は、序盤からほぼ変わらないポジションを走り続け、12位でレースを終えた。小方選手は、1周目9番手から再び粘りの走りを強いられ、7位でチェッカーを受けた。この結果、両ヒートの総合成績では、島崎選手が4位、小方選手が7位、岡野選手が10位となった。


順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 成田 亮 YSP Racing Team with N.R.T. Yamaha `32.11.599 DUNLOP user
2位 新井 宏彰 K.R.T. Kawasaki `32.12.582  
3位 田中 教世 グリーンクラブ TEAM TAKASE Kawasaki `32.27.588  
8位 小島 太久摩 MPDY Yamaha `32.59.810 DUNLOP user
9位 福留 善秀 TODAY SPORT Honda `33.15.531 DUNLOP user
12位 納屋 望 Team DUNLOP MX Honda `33.46.265 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 新井宏彰 K.R.T. Kawasaki `32.56.387  
2位 増田 一将 Team HRC Honda `33.01.705  
3位 熱田孝高 Team SUZUKI Suzuki `33.08.844  
5位 成田 亮 YSP Racing Team with N.R.T. Yamaha `33.29.866 DUNLOP user
10位 福留善秀 TODAY SPORT Honda `33.50.734 DUNLOP user
11位 納屋 望 Team DUNLOP MX Honda `33.59.812 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 三原 拓也 K.R.T. Kawasaki `32.10.449  
2位 稲垣 佳樹 SRF Team ブルーイーグルス Suzuki `32.15.465  
3位 島崎大祐 Team SANKO Suzuki `32.30.752 DUNLOP user
6位 小方 誠 DREAM Honda RT Ogata Honda `32.42.399 DUNLOP user
9位 尾崎 友哉 MPDY Yamaha `32.52.206 DUNLOP user
10位 岡野 聖 Team SRM with マウンテンライダース Suzuki `32.52.744 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 三原 拓也 K.R.T. Kawasaki `32.48.133  
2位 山本 鯨 Team SUZUKI Suzuki `32.54.802  
3位 星野 裕 グリーンクラブ TEAM TAKASE Kawasaki `32.57.867  
7位 小方 誠 DREAM Honda RT Ogata Honda `33.26.298 DUNLOP user
8位 田中 雅己 TEAM ナカキホンダ Honda `33:30.665 DUNLOP user
9位 島崎大祐 Team SANKO Suzuki `33.30.685 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 益 春菜 SEKI Racing MotoRoman & KBF-RS Honda `19.02.060  
2位 川村 真理子 ウイリー松浦ファミリー / CarLife Honda `19.11.728 DUNLOP user
3位 山本 泉 TEAM HAMMER Honda `19.12.319 DUNLOP user
4位 岸 萌水 B.K APPLE RACING Honda `19.26.404 DUNLOP user
5位 竹内 優菜 SRFスポーツwith RED ZONE Suzuki `19.28.661 DUNLOP user

第1戦終了時点

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 新井 宏彰 K.R.T. Kawasaki 47  
2位 成田 亮 YSP Racing Team with N.R.T. Yamaha 41 DUNLOP user
3位 増田 一将 TEAM HRC Honda 38  
8位 福留 善秀 TODAY SPORT Honda 23 DUNLOP user
12位 納屋 望 Team DUNLOP MX Honda 19 DUNLOP user
13位 沼田 誠司 グリーンクラブJUDGEMENT Kawasaki 14 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 三原 拓也 K.R.T. Kawasaki 50  
2位 山本 鯨 Team SUZUKI Suzuki 40  
3位 稲垣 佳樹 SRF Team ブルーイーグルス Suzuki 40  
4位 島崎大祐 Team SANKO Suzuki 32 DUNLOP user
7位 小方 誠 DREAM Honda RT Ogata Honda 29 DUNLOP user
10位 岡野 聖 Team SRM with マウンテンライダース Suzuki 20 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 益 春菜 SEKI Racing MotoRoman & KBF-RS Honda 25  
2位 川村 真理子 ウイリー松浦ファミリー / CarLife Honda 22 DUNLOP user
3位 山本 泉 TEAM HAMMER Honda 20 DUNLOP user
4位 岸 萌水 B.K APPLE RACING Honda 18 DUNLOP user
5位 竹内 優菜 SRFスポーツwith RED ZONE Suzuki 16 DUNLOP user