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CATEGORY
■ 2011/6/12 第2戦 近畿大会 奈良県 名阪スポーツランド
天気 気温 観客
曇りのち雨 21度 9,800人【2日間】
名阪スポーツランド(奈良県)


今季第2戦の舞台となった名阪スポーツランドは、南北に長い奈良県の北部、かつ最東部にある。西名阪と東名阪の両自動車道に接続して、名神高速道路の代替機能を持つ、自動車専用道路の名阪国道に隣接。小倉または神野口というインターチェンジから約5分という、ベストロケーションを誇っている。名古屋や大阪といった大都市からアクセスしやすく、全日本開催時に多くの観客を集めるコースのひとつだ。
名阪国道を西へと向かえば、天理や奈良市までもそれほど遠くないが、名阪国道を東へ走り、伊賀上野に宿泊する観客や関係者も多い。伊賀上野までは、わずか30分ほどだ。
伊賀上野は、お隣りの三重県にある街。そう、あの伊賀忍者が誕生した場所である。伊賀市内には、伊賀流忍者博物館もあり、忍術体験などをすることもできる。また、伊賀上野の古い街並みには、古き時代の歴史や風情を感じさせる建物も多く残っていて、忍者関連の施設や史跡も点在している。
さて、名阪スポーツランドのコース自体は、なによりサンド質の路面を特徴のひとつとしている。コースレイアウトは基本的にハイスピード傾向。忍者屋敷ほどではないが、トリッキーなセクションもある。例年、春と秋口の2回、全日本が開催されている。
この名阪スポーツランドを拠点にする全日本ライダーは多くいる。たとえば、名阪レーシングからレディースクラスへの参戦を続ける、安原さや選手(#2)もそのひとり。昨年度のランキングは2位。今季は悲願のタイトル獲得を目指している。
しかし、じつはこの安原選手。開幕前に足をケガしてしまい、それをかばいながらの参戦となっている。この第2戦では、決勝走行中にヒザが抜けるという、リタイアしてもおかしくない状況のなか、男子顔負けの根性で完走して2位。さらに、自力では歩けないほどの激痛をこらえて、表彰台にも登壇した。
過酷な状況は続くが、安原選手の今後の奮闘を応援したい。


ヒート1で成田亮選手が優勝、福留善秀選手が3位!



梅雨時期のレースとあって、第2戦近畿大会は、予選が行われた土曜日の夕方までと決勝が開催された日曜日の昼すぎから雨が降る、悪天候のなかでのレースとなった。IA1では、開幕戦ヒート2でクラッシュした小島太久摩選手(#935)が今大会を欠場。ただし、当初心配されたような深刻なケガは負っていない。前日の雨で、サンド質の路面が締まった状態でスタートした決勝ヒート1は、福留善秀選手(#13)がホールショットを奪うと、レース後半まで首位をキープする展開となった。この福留選手を、レース時間が残り10分を切ったところでパスしたのが、タイトル奪還を目指す成田亮選手(#982)。結局、最後は成田選手が逃げ切って、今季2勝目を挙げた。福留選手は、ラスト2周のところでも順位を落としたが、3位に入賞して今季初表彰台に立った。
 
また決勝ヒート2では、福留選手が4番手、成田選手が6番手で1周目をクリア。しかし、「勝負を焦りすぎたかも」という福留選手は、2周目のジャンプでバランスを崩し、コース脇の沼地に侵入。これによりマシンが水を吸い込んでしまい、リタイアすることになった。また、2周目以降は4番手走行を続けていた成田選手は、6周目に他車とバトルした際に転倒。7番手でレースに復帰後、雨が降るバッドコンディションにもかかわらず驚異的な追い上げを披露。4番目のチェッカーを受けたが、レース後に黄旗追い越しのペナルティが課され、8位というリザルトとなった。それでも、両ヒート総合成績で成田選手は2位となった。なおこの決勝ヒート2では、1周目9番手から粘りの走りを続けた北居良樹選手(#15)が6位でフィニッシュしている。


小方誠選手が今季初となる表彰台登壇!




予選で他車と絡んで転倒した小方誠選手(#86)は、24番手でグリッドに並ばなければならないという、不利な状況で決勝を迎えることになった。決勝ヒート1、その小方選手は1周目11番手と、やはりスタートで前に出られない苦しい展開。それでも、他車の転倒などもあり、2周目には8番手、3周目には7番手まで順位を上げた。小方選手の前方では、1周目7番手の田中雅己選手が6番手を走行。レースが中盤に入った7周目には、その田中選手がライバルをパスし、5番手に浮上した。さらに、10周目には小方選手も6番手にポジションアップ。勢いに乗る小方選手は、ここからさらにペースを上げて、上位進出を試みた。
 
そして、4番手争いの集団から抜け出した小方選手は、前方を走る3番手のライダーへと接近。レース時間が残り5分を切ったところで、2番手を走っていたライダーが転倒したため、このバトルは2番手争いとなった。しかし、小方選手が2番手の選手に迫る前にレースはタイムアップ。小方選手は3位で表彰台に上がることになった。田中選手は、6位に入賞。1周目14番手と出遅れた島崎大祐選手(#350)は、11位でのゴールとなった。「一昨年の夏にケガしてから、ようやく表彰台に立つことができました。レース後半になってもペースが落ちなかったので、この感じでヒート2も頑張ります」と、表彰台の上で小方選手は声援に応えた。
 
また、昼休みを挟んで開催された決勝ヒート2は、直前から強めの雨が降り、路面状況が徐々に悪化するコンディションとなった。ダンロップ勢は、田中選手が6番手、島崎選手が7番手、小方選手は再び11番手で1周目をクリア。2周目には田中選手と島崎選手が順位を入れ替え、小方選手は9番手にポジションアップした。その後、田中選手はさらに後退。一方で小方選手は追い上げを続け、3周目には8番手に順位を上げると、翌周には島崎選手らを抜いて6番手まで浮上した。しかし、すでにこの段階で上位4台が後方を大きく引き離していて、小方選手にとってはヒート1に続く上位進出が非常に厳しい状態となった。
 
さらに、雨により路面が柔らかくなり、前走車が巻き上げた砂を被りながら混戦を続けた小方選手は、レース中盤にはゴーグルの捨てレンズを使い切ってしまうという、苦しい状況に追い込まれた。それでも小方選手は、レース中盤にはさらにひとりをパス。最後はポジションをキープし、5位入賞を果たした。また、一時は8番手まで順位を下げた島崎選手は、しぶといレースを続けて6位でフィニッシュ。田中選手は12位でのゴールとなった。「今回は、予選結果の悪さが響いて悔しいレースとなりましたが、開幕戦と比べても調子はかなりよくなっている。次戦はもっと上を狙います」と、小方選手は今後の巻き返しを誓っていた。


順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 成田 亮 YSP Racing Team with N.R.T. Yamaha `31.52.556 DUNLOP user
2位 熱田 孝高 Team SUZUKI Suzuki `31.56.186  
3位 福留 善秀 TODAY SPORT Honda `32.04.725 DUNLOP user
11位 北居 良樹 KTMうず潮レーシング福山 KTM `33.15.903 DUNLOP user
13位 小川 裕紀 K.R.T. Kawasaki `31.58.969 DUNLOP user
14位 沼田 誠司 グリーンクラブ JUDGEMENT Kawasaki `32.39.687 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 熱田孝高 Team SUZUKI Suzuki `33.12.505  
2位 小島 庸平 Team SUZUKI Suzuki `33.12.909  
3位 平田 優 TEAM HRC Honda `34.04.044  
6位 北居 良樹 KTMうず潮レーシング福山 KTM `34.35.663 DUNLOP user
8位 成田 亮 YSP Racing Team with N.R.T. Yamaha `34.10.118 DUNLOP user
11位 芹沢 翔悟 TEAM HAMMER Honda `34.26.794 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 三原 拓也 K.R.T. Kawasaki `32.25.698  
2位 星野 優位 HRF SEKI Racing MotoRoman&KBF-RS Honda `32.40.246  
3位 小方 誠 DREAM Honda RT Ogata Honda `32.43.756 DUNLOP user
6位 田中 雅己 TEAM ナカキホンダ Honda `32.58.845 DUNLOP user
10位 岡野 聖 Team SRM with マウンテンライダース Suzuki `33.25.496 DUNLOP user
11位 島崎大祐 Team SANKO Suzuki `33.28.653 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 三原 拓也 K.R.T. Kawasaki `32.21.970  
2位 星野 優位 HRF SEKI Racing MotoRoman&KBF-RS Honda `32.25.808  
3位 加藤 吏一 グリーンクラブTEAM TAKASE Kawasaki `32.44.748  
7位 小方 誠 DREAM Honda RT Ogata Honda `33.13.449 DUNLOP user
8位 島崎大祐 Team SANKO Suzuki `33.20.731 DUNLOP user
9位 田中 雅己 TEAM ナカキホンダ Honda `34.12.480 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 益 春菜 SEKI Racing MotoRoman & KBF-RS Honda `18.38.977  
2位 安原 さや 名阪レーシング Yamaha `18.43.222 DUNLOP user
3位 邵 洋子 SRFスポーツ&SHOレーシング美杉 Suzuki `18.44.178 DUNLOP user
4位 山本 泉 TEAM HAMMER Honda `19.14.754 DUNLOP user
5位 竹内 優菜 SRFスポーツwith RED ZONE Suzuki `19.16.394 DUNLOP user

第2戦終了時点

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 熱田 孝高 Team SUZUKI Suzuki 85  
2位 成田 亮 YSP Racing Team with N.R.T. Yamaha 79 DUNLOP user
3位 平田 優 TEAM HRC Honda 68  
10位 福留 善秀 TODAY SPORT Honda 43 DUNLOP user
11位 北居 良樹 KTMうず潮レーシング福山 KTM 34 DUNLOP user
14位 芹沢 翔悟 TEAM HAMMER Honda 23 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 三原 拓也 K.R.T. Kawasaki 100  
2位 星野 優位 HRF SEKI Racing MotoRoman&KBF-RS Honda 70  
3位 稲垣 佳樹 SRF Team ブルーイーグルス Suzuki 66  
4位 小方 誠 DREAM Honda RT Ogata Honda 65 DUNLOP user
8位 島崎大祐 Team SANKO Suzuki 57 DUNLOP user
10位 田中 雅己 TEAM ナカキホンダ Honda 39 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 益 春菜 SEKI Racing MotoRoman & KBF-RS Honda 50  
2位 山本 泉 TEAM HAMMER Honda 38 DUNLOP user
3位 安原 さや 名阪レーシング Yamaha 36 DUNLOP user
4位 邵 洋子 SRFスポーツ&SHOレーシング美杉 Suzuki 35 DUNLOP user
5位 竹内 優菜 SRFスポーツwith RED ZONE Suzuki 32 DUNLOP user