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■ 2011/7/3 第3戦 北海道大会 北海道 わっさむサーキット
天気 気温 観客
晴れ一時曇り 28度 4,500人(2日間)
第3戦 北海道大会開催地 / 北海道・わっさむサーキット


わっさむサーキットは、北海道第二の都市である旭川から30kmほど北上した、自然豊かな和寒町にあるモトクロスコースだ。
旭川から国道40号線を走ると、明治時代までは難所だった塩狩峠を越え、和寒町へと入る。昭和・平成の女性作家、故・三浦綾子の小説タイトルでも知られる峠だ。もっともわっさむサーキットは、2000年に道央自動車道が開通して以降、和寒ICからわずか500mという、素晴らしい立地を誇っている。このあたりは一般道路もスイスイではあるが、高速道路を使ってアクセスしてもよいだろう。
和寒町は、モトクロスだけでなく、トライアルやスノーモビル、さらには玉入れの全日本選手権を開催し、スポーツの町としてのPR活動も続けている。一方で農業も盛んで、トマトやカボチャをはじめ、特産物も多い。
そんな和寒町の三笠山自然公園内に、今回で20回目の全日本モトクロス選手権開催となったわっさむサーキットはある。山の斜面にレイアウトされたこのコースは、まず何よりも、急こう配を一気に上って落ちるように下る、アップ&ダウン各2本ずつの長いストレートを、レイアウトの特徴としている。路面はハードで、石を多く含む。近年は、保水効果やトラクション性能の向上を狙い、もみ殻をコース全周に敷きつめるという、日本らしさを感じさせる対処を行っているが、それでもレースの進行とともに硬い路面と多くの石が露出する。さらに、コース幅は狭いが全体的にハイスピードな設定となっていて、攻略が非常に難しいコースだ。
そういった要因もあって、この北海道大会では、思いがけないニューヒーローが誕生したり、逆にケガにより戦線離脱するライダーが出たりすることも多い。
残念ながら今年は、ダンロップライダーではIA2の島崎大祐選手(#350)が、予選の転倒で足を負傷。復帰に時間がかかりそうな状況となってしまった。


成田亮選手が今季初となる両ヒート制覇!


第3戦北海道大会は天候に恵まれ、30度近い気温とドライ路面のコンディションで、各クラスの決勝が行われた。トップクラスとなるIA1のダンロップ勢では、タイトル奪還を目指す成田亮選手(#982)が、今大会でも絶好調。開幕から2大会連続で、ヒート1で勝利を収めている成田選手は、この第3戦ヒート1でも、1周目3番手から5周目にトップへと浮上すると、その後は後続を引き離して20周を走破し、トップでチェッカーを受けた。しかし、1周目4番手の好位置から上位進出を狙った福留善秀選手(#13)は、4周目の下りストレートで激しくクラッシュ。そのままリタイアとなってしまった。また北居良樹選手(#15)は、1周目11番手とスタートで出遅れてしまい、9位まで追い上げてフィニッシュした。
 
また決勝ヒート2でも、成田選手がスタート直後からトップを走行。レース序盤から中盤にかけてはペースが上がらず、ライバルの追走を許していた成田選手だったが、ベストラインを見つけ出したレース後半にペースアップ。残り5周となった16周目にはこのヒートの最速ラップタイムを叩き出し、後続を引き離して再びトップチェッカーを受けた。「途中までは、すぐ後ろを走る新井選手のプレッシャーと戦っていました。終盤は、石が多くてアクシデントが起きやすいコースなので、気を抜かないように走りました」と成田選手。今大会の結果により、ポイントランキングでもトップに浮上した。なお、福留選手は熱中症により9周目途中でリタイア、北居選手は再び追い上げのレース展開で、10位となった。


小方誠選手がヒート2で2位表彰台に!




前大会ヒート1で3位に入賞した小方誠選手(#86)が、今大会でも好調をキープ。決勝ヒート1では、ダンロップタイヤをしっかりとグリップさせる好スタートを決めると、1周目を2番手でクリアした。レース序盤、トップのライダーに肉迫した小方選手だったが、パッシングポイントが少ないコースということもあり、逆転できないまま2番手を走行。そしてレース中盤の7周目には、一瞬の隙を突かれ、逆に3番手へと後退してしまった。しかし、翌周には再び2番手へと順位を戻すと、ちょうどレースが後半戦へと突入する段階で、トップを走っていたライダーが転倒したため、小方選手はついに首位浮上を果たした。
 
2周目には、このヒートの最速ラップを叩き出すなど、スピードでアドバンテージがあった小方選手は、前走車がいなくなったことで一気にペースアップ。そのまま後続を引き離し、独走優勝するかに思われた。ところがレース後半、コースエリアを区切るために打ちつけられたコースサイド杭に、ハンドルバーを接触させるライディングミスをしてしまった。このアクシデントでフロントブレーキが使えなくなり、さらに指を負傷してしまった小方選手は、その後に大きくペースダウン。20周のレースを完走したが、7位に終わった。なお小方選手より前の6位には、1周目9番手から追い上げた須田純選手(#615)が入賞した。
 
決勝ヒート2では、ヒート1ではスタートで大きく出遅れて8位に終わった田中雅己選手(#113)が、課題を克服する好スタートを決め、1周目を3番手でクリアした。指を負傷した影響が心配された小方選手は、7番手からのレースとなった。2周目、小方選手は6番手にポジションアップ。3周目に田中選手は5番手まで順位を下げた。その後、小方選手までの上位6台は、かなり接近したトップ争いを展開。しかし、田中選手と小方選手に順位の変動はないまま、レース後半を迎えた。すると、集団は徐々にバラけだし、田中選手がここから脱落。小方選手は5番手に浮上して、ベストラップを刻みながら追い上げを図った。
 
そしてレース終盤、2番手と3番手を走っていたライダーが、転倒により後退。これで3番手にポジションアップした小方選手は、2番手のライダーへと猛接近していった。迎えた最終ラップ、「じつはラストラップだとは知らなかった」とレース後に笑っていた小方選手だったが、最終コーナーでライバルのパッシングに成功。そのままチェッカーを受け、今季自己最高位となる2位入賞を果たした。上位勢2台の転倒もあって、田中選手は4位に入賞。須田選手は、一時7番手まで順位を上げたが、最終的には10位となった。「ヒート1で優勝できずに悔しいですが、調子は上向きなので、まずは指をしっかりと治し、次戦以降でまた勝利を目指します」と、大会後の小方選手。次戦は2週間後の東北大会だ。


順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 成田 亮 YSP Racing Team with N.R.T. Yamaha `32.38.707 DUNLOP user
2位 勝谷 武史 グリーンクラブジュニアライダース Kawasaki `32.40.658  
3位 小島 庸平 Team SUZUKI Suzuki `32.44.777  
9位 北居 良樹 KTMうず潮レーシング福山 KTM `33.36.673 DUNLOP user
11位 芹沢 翔悟 TEAM HAMMER Honda `32.43.573 DUNLOP user
12位 芹沢 直樹 TeamCRF&CarLife Honda `32.46.534 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 成田 亮 YSP Racing Team with N.R.T. Yamaha `33.00.859 DUNLOP user
2位 新井 宏彰 K.R.T. Kawasaki `33.02.949  
3位 勝谷 武史 グリーンクラブジュニアライダース Kawasaki `33.10.143  
10位 北居 良樹 KTMうず潮レーシング福山 KTM `34.46.554 DUNLOP user
11位 沼田 誠司 グリーンクラブ JUDGEMENT kawasaki `33.21.353 DUNLOP user
12位 芹沢 翔悟 TEAM HAMMER Honda `33.30.891 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 山本 鯨 Team SUZUKI Suzuki `32.55.876  
2位 三原 拓也 K.R.T. Kawasaki `33.02.920  
3位 星野 裕 グリーンクラブTEAM TAKASE Kawasaki `32.04.880  
6位 須田 純 グリーンクラブ JUDGEMENT Kawasaki `33.25.615 DUNLOP user
7位 小方 誠 DREAM Honda RT Ogata Honda `33.32.746 DUNLOP user
8位 田中 雅己 TEAM ナカキホンダ Honda `33.34.541 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 中村 友則 グリーンクラブジュニアライダース Kawasaki `32.03.725  
2位 小方 誠 DREAM Honda RT Ogata Honda `32.09.149 DUNLOP user
3位 三原 拓也 K.R.T. Kawasaki `32.09.952  
4位 田中 雅己 TEAM ナカキホンダ Honda `32.29.090 DUNLOP user
10位 須田 純 グリーンクラブ JUDGEMENT Kawasaki `32.45.290 DUNLOP user
11位 竹中 純矢 グリーンクラブジュニアライダース Kawasaki `33.00.539 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 益 春菜 SEKI Racing MotoRoman & KBF-RS Honda `17.18.133  
2位 邵 洋子 SRFスポーツ&SHOレーシング美杉 Suzuki `17.35.559 DUNLOP user
3位 川村 真理子 ウイリー松浦ファミリー/CarLife Honda `17.36.190 DUNLOP user
4位 橋 絵莉子 T.E.SPORT Honda `18.:05.721  
5位 山本 泉 TEAM HAMMER Honda `18.13.567 DUNLOP user

第3戦終了時点

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 成田 亮 YSP Racing Team with N.R.T. Yamaha 129 DUNLOP user
2位 熱田 孝高 Team SUZUKI Suzuki 119  
3位 新井 宏彰 K.R.T. Kawasaki 101  
10位 北居 良樹 KTMうず潮レーシング福山 KTM 57 DUNLOP user
11位 福留 善秀 TODAY SPORT Honda 43 DUNLOP user
12位 芹沢 翔悟 TEAM HAMMER Honda 42 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 三原 拓也 K.R.T. Kawasaki 142  
2位 中村 友則 グリーンクラブジュニアライダース Kawasaki 104  
3位 小方 誠 DREAM Honda RT Ogata Honda 101 DUNLOP user
9位 田中 雅己 TEAM ナカキホンダ Honda 70 DUNLOP user
10位 島崎大祐 Team SANKO Suzuki 57 DUNLOP user
11位 須田 純 グリーンクラブ JUDGEMENT Kawasaki 47 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 益 春菜 SEKI Racing MotoRoman & KBF-RS Honda 75  
2位 邵 洋子 SRFスポーツ&SHOレーシング美杉 Suzuki 57 DUNLOP user
3位 山本 泉 TEAM HAMMER Honda 54 DUNLOP user
4位 竹内 優菜 SRFスポーツwith RED ZONE Suzuki 45 DUNLOP user
5位 川村 真理子 ウイリー松浦ファミリー/Carlife Honda 42 DUNLOP user