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■ 2011/7/17 第4戦 東北大会 岩手県 藤沢スポーツランド
天気 気温 観客
晴れ 34度 6,500人(2日間)
第3戦 北海道大会開催地 / 北海道・わっさむサーキット


毎年7月第3週末に全日本モトクロス選手権が開催されている藤沢スポーツランドは、東北地方は岩手県の最南部、藤沢町にあるモトクロスコースだ。
藤沢町は、岩手県の一関市と、宮城県北部にある気仙沼市の中間にある。9月には、一関市との合併が決定されている。気仙沼は、3月11日に発生した東日本大震災で、甚大な被害を受けた港町。藤沢町そのものは山間部に位置するが、クルマを東へとわずか40分ほど走らせれば、津波被害の爪あとがいまも深く残った海へと到達する。
あの大震災から4ヵ月。この藤沢スポーツランドが、今季初、そして大地震後初となる東北地方での全日本モトクロス開催会場となった。震災からの復興へ向け、熱いレースを展開することで東北地方にパワーを伝えるために。
さて、緑豊かな藤沢町にある藤沢スポーツランドは、低い山の斜面にレイアウトされた、アップダウンが多いコースだ。「日本一美しいコース」とうたわれているが、そのキャッチコピーは決して過大なものではない。アップダウンだけでなく、コース幅やジャンプも変化に富み、ここを好きなコースのひとつに挙げるライダーも多い。これまで、上質なサンド系の土をダンプカーで大量搬入した、サンドコースとして知られてきた。
しかし今年は、コース本来の土が露出、またはサンド質が少なくなったセクションが増え、1周の中に従来同様のサンド路面から固めの路面までが混在する、極めて難しいコンディションとなった。
これによりライダーたちは、それぞれの勝負ポイントなども考慮しながら、ソフトまたはミディアムのどちらのタイヤを選択するか、レース直前まで悩むことになった。
しかし、土質こそこれまでと少し違うものの、コースの美しさや全日本開催時のコースコンディションのよさは、震災前と変わらずいまも全日本開催コースの中ではトップクラス。震災に負けることなく、藤沢スポーツランドは宮城県のスポーツランドSUGOと並び、これからも東北モトクロスの拠点となっていくことだろう。


成田亮選手が今季5度目のヒート優勝!


前大会で今季初の両ヒート優勝を達成した成田亮選手(#982)は、30度を超す気温の中で開催されたこの第4戦でも好調をキープ。決勝ヒート1では、ダンロップタイヤのグリップ力を最大限に引き出してホールショットを奪うと、1周目をトップでクリアした。2周目に、一度は福留善秀選手(#13)にトップの座を明け渡した成田選手だったが、5周目に首位へと返り咲くと、その後は後続をやや引き離して順位をキープ。17周のレースを危なげなく走破し、今季5勝目を挙げた。またヒート2では、成田選手は1周目を4番手でクリアすると、2周目には2番手へとポジションアップ。レース中盤は、トップのライダーをぴたりとマークし続けた。そして終盤、ライバルの転倒により難なくトップに浮上。しかし最後に順位を落とし、2位でゴールした。
 
「被災地でこうやってレースができたのも、多くのファンや協力してくれているスポンサーのおかげ。ヒート2は悔しい結果となったが、終盤まで熱いレースを展開できたので、観客のみなさんは楽しんでくれたと思う」と成田選手。両ヒート総合成績では、今大会でもトップとなり、シリーズランキング首位をキープしている。また、ヒート1で一時トップを走行した福留選手は、前大会で転倒した影響により体調が優れず、ヒート1を8位でゴールすると、ヒート2の出走は大事をとってキャンセル。前大会をチームの方針により欠場した小川裕紀選手(#18)は、この大会では元気な姿を見せて総合7位。北居良樹選手(#15)は、両ヒートともスタートで出遅れる苦しい展開となったが、順位をまとめて総合では8位となった。


小方誠選手が両ヒート総合で3位に入賞!




前大会で負傷した島崎大祐選手(#350)は、今大会を欠場。同じく前大会でケガを負った小方誠選手(#86)は、今大会への出場を果たしたが、予選レースで前走車の転倒に巻き込まれて転んだ際に、完治していなかった手を再び痛めて、厳しい状態で決勝へと臨むことになった。それでも決勝ヒート1では、小方選手は好スタートを切って1周目を3番手でクリア。レース中盤に入るまでポジションをキープした。しかし7周目に、「ライバルと競った際に、ケガの影響で無理ができなかった」という小方選手はコースアウトを喫し、6番手まで順位を落としてしまった。その後、小方選手はさらにひとつポジションを下げた。
 
ところがレース終盤になって、「前半は手の痛みによりあまりペースが挙げられなかったが、後半になってケガのことがあまり気にならなくなってきて、走りもよくなってきた」という小方選手は、ライバルを次々とパッシング。17周のレースを走りきり、5位入賞を果たした。この小方選手に続く6位には、1周目を5番手でクリアし、一時は4番手を走行した田中雅己選手(#113)が入賞。田中選手は、小方選手に抜かれるラスト2周まで5番手をキープしていた。さらに9位には、1周目12番手から追い上げた池谷優太選手(#87)が入った。1周目を7番手でクリアした須田純選手(#615)は、12位でのフィニッシュとなった。
 
また決勝ヒート2でも、小方選手は好スタートを決め、1周目を4番手でクリア。また池谷選手は7番手、田中選手は13番手から追い上げを狙った。2周目、池谷選手は18番手までポジションダウンし、田中選手は一気に9番手へと浮上。田中選手は翌周以降も追い上げを続け、5周目にはついに5番手まで順位を上げた。またこの段階で、池谷選手も10番手までポジションを回復した。レース序盤から中盤にかけて、小方選手は3番手を走るライダーを追走するが、逆転できるほどの接近戦には持ち込めず、ポジションをキープ。またレースが後半へと入ったところで、田中選手は1台に抜かれて6番手へと順位を下げた。
 
レース終盤になっても、小方選手は大きくペースを落とすことなく、表彰台圏内でのゴールを目指して周回。しかし、順位の変動がないまま16周でレースは終了。小方選手は4位でチェッカーを受けた。6位にはヒート1に続き田中選手が入賞。池谷選手は、田中選手と僅差の7位でフィニッシュした。「両ヒートとも自分ができる精一杯の走りをしたが、やはりケガの影響で少しスピードが足りなかった。次戦に向けて、少しでもケガの状態がよくなるよう治療を最優先して、早く今季初優勝ができるように頑張りたい」と小方選手。両ヒート総合成績では、小方選手が3位となり、ランキング3番手の座も守っている。


順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 成田 亮 YSP Racing Team with N.R.T. Yamaha `33.32.612 DUNLOP user
2位 小島 庸平 Team SUZUKI Suzuki `33.39.621  
3位 熱田 孝高 Team SUZUKI Suzuki `33.43.536  
8位 福留 善秀 TODAY SPORT Honda `34.32.130 DUNLOP user
10位 北居 良樹 KTMうず潮レーシング福山 KTM `35.20.982 DUNLOP user
11位 小川 裕紀 K.R.T. Kawasaki `35.23.895 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 熱田 孝高 Team SUZUKI Suzuki `34.14.698  
2位 成田 亮 YSP Racing Team with N.R.T. Yamaha `34.20.492 DUNLOP user
3位 新井 宏彰 K.R.T. Kawasaki `34.21.523  
8位 沼田 誠司 グリーンクラブ JUDGEMENT kawasaki `35.33.902 DUNLOP user
9位 小川 裕紀 K.R.T. kawasaki `35.38.594 DUNLOP user
11位 北居 良樹 KTMうず潮レーシング福山 KTM `34.30.563 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 中村 友則 グリーンクラブジュニアライダース Kawasaki `33.36.261  
2位 星野 優位 HRF SEKI Racing MotoRoman&KBF-RS Honda `33.41.366  
3位 三原 拓也 K.R.T. Kawasaki `33.52.261  
5位 小方 誠 DREAM Honda RT Ogata Honda `34.09.338 DUNLOP user
6位 田中 雅己 TEAM ナカキホンダ Honda `34.14.455 DUNLOP user
9位 池谷 優太 Team SRM with マウンテンライダース Suzuki `34.21.455 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 中村 友則 グリーンクラブジュニアライダース Kawasaki `32.12.614  
2位 星野 裕 グリーンクラブTEAM TAKASE Kawasaki `32.15.007  
3位 加藤 吏一 グリーンクラブTEAM TAKASE Kawasaki `32.25.400  
4位 小方 誠 DREAM Honda RT Ogata Honda `32.28.449 DUNLOP user
6位 田中 雅己 TEAM ナカキホンダ Honda `33.00.561 DUNLOP user
7位 池谷 優太 Team SRM with マウンテンライダース Suzuki `33.00.848 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 益 春菜 SEKI Racing MotoRoman & KBF-RS Honda `13.20.680  
2位 邵 洋子 SRFスポーツ&SHOレーシング美杉 Suzuki `13.28.854 DUNLOP user
3位 山本 泉 TEAM HAMMER Honda `13.34.365 DUNLOP user
4位 畑尾 樹璃 グリーンクラブ TEAM MOTOBOY Kawasaki `13.57.890 DUNLOP user
5位 竹内 優菜 SRFスポーツ with RED ZONE Suzuki `14.04.014  

第4戦終了時点

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 成田 亮 YSP Racing Team with N.R.T. Yamaha 176 DUNLOP user
2位 熱田 孝高 Team SUZUKI Suzuki 164  
3位 新井 宏彰 K.R.T. Kawasaki 139  
10位 北居 良樹 KTMうず潮レーシング福山 KTM 78 DUNLOP user
12位 芹沢 翔悟 TEAM HAMMER Honda 59 DUNLOP user
13位 福留 善秀 TODAY SPORT Honda 56 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 三原 拓也 K.R.T. Kawasaki 174  
2位 中村 友則 グリーンクラブジュニアライダース Kawasaki 154  
3位 小方 誠 DREAM Honda RT Ogata Honda 135 DUNLOP user
9位 田中 雅己 TEAM ナカキホンダ Honda 100 DUNLOP user
10位 須田 純 グリーンクラブ JUDGEMENT Kawasaki 63 DUNLOP user
11位 島崎大祐 Team SANKO Suzuki 57 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 益 春菜 SEKI Racing MotoRoman & KBF-RS Honda 100  
2位 邵 洋子 SRFスポーツ&SHOレーシング美杉 Suzuki 79 DUNLOP user
3位 山本 泉 TEAM HAMMER Honda 74 DUNLOP user
4位 竹内 優菜 SRFスポーツwith RED ZONE Suzuki 61  
5位 畑尾 樹璃 グリーンクラブ TEAM MOTOBOY Kawasaki 58 DUNLOP user