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■ 2011/8/7 第5戦 SUGO大会 宮城県 スポーツランドSUGO
天気 気温 観客
晴れ時々曇り一時雨 31度 7,650人(2日間)
第5戦 SUGO大会 宮城県 スポーツランドSUGO


スポーツランドSUGOは、仙台市内から南西方向に20kmほど離れた、村田町というところにある施設。ロードの国際レーシングコースや、トライアルのコースなどもあるこの大型モータースポーツパークの中に、正式にはSUGOインターナショナルモトクロスコースと呼ばれる、東北モトクロスの拠点となっているコースがある。インターナショナルの名はダテではなく、2005年から3年間、モトクロス世界選手権の日本GPを開催した実績もある。
コースの名物となっているのは大坂。傾斜角約30度、全長約70mという、壁みたいな上り坂だ。
放置しておけばかなりハードな路面となるこのSUGOだが、レースウィークのメンテナンスはいつも完璧に近く、ミディアムタイヤが使われることがほとんど。そしてレースが開催されなくても、毎週末前には入念な整備が行われ、レースと同じコンディションで練習が行えるというのも、SUGOの魅力である。
3月の東日本大震災では、モトクロスのコースそのものは無事だったが、SUGOも各施設に大きな被害を受けた。このため、営業再開に2ヵ月弱もかかってしまったが、通常営業に復帰した後も、毎週末のコース整備は続けられ、ライダーたちの飛躍を支えている。そしてSUGOは今回、当初の5月末開催予定からスケジュールを大幅に変更し、アマチュアライダーの祭典であるMFJモトクロス全国大会と併催する形で、全日本コースとしての復帰も果たした。
ところで復帰といえば、開幕戦ヒート2でのケガにより戦列を離れていたIA1の小島太久摩選手(#935と)、第2戦の前に負傷して参戦を見送っていたIA2の尾崎友哉選手(#59)が、この第5戦から全日本復帰を果たした。いずれも、ダンロップタイヤを履く実力派ライダー。ヤマハのホームコースとなっているSUGOで、ヤマハ開発チームに所属する小島選手と尾崎選手が復活したことで、今季後半戦は両クラスとも、ダンロップファンにとってはより見どころが多いレースが続きそうだ。


成田亮選手が地元大会を完全制覇!


第5戦は、晴れ、曇り、雨、晴れと目まぐるしく天候が変化し、気温も真夏らしく30度以上まで上昇する中で行われた。IA1では、仙台を地元とする成田亮選手(#982)が、今大会でも好調をキープ。決勝ヒート1では、絶妙なスタートで1周目からトップに立った。レース中盤までは、後続の追撃を許し、一度は2番手へと後退した成田選手だったが、レース開始から20分が経過し、バックマーカーが大量に出現すると、このパッシングで技術の差を見せつけて、後続との差を拡大。そのまま逃げ切って、今季6勝目を挙げた。復活レースでの活躍が期待された小島太久摩選手(#935)は、2周目に転倒を喫して12位。北居良樹選手(#15)は、1周目9番手から粘りの走りを続けて、9位でゴールとなった。
 
また決勝ヒート2でも、成田選手は巧みなスタートを披露。ホールショットこそライバルに譲ったが、すぐにトップへと浮上した。上位勢のベストタイム差が出にくいコース設定ということもあり、レース序盤こそ2番手以下の追撃を許していた成田選手だったが、成田選手の安定したハイペースの前に、ライバルたちは続々と後退。終わってみれば、最終ラップ前までに2番手に10秒の差をつける圧巻のレースで、地元大会での両ヒート制覇を果たした。北居選手はヒート1に続き9位でゴール。沼田誠司選手は、この北居選手とレース中盤に激しいバトルを繰り広げて11位。小島選手は、エンストの影響もあって15位でのフィニッシュとなった。なお福留善秀選手(#13)は、今大会を欠場した。


小方誠選手が両ヒート総合で3位に入賞!小方選手は両ヒートでスタート直後に不運!




オープニングラップを、田中雅己選手が5番手、池谷優太選手(#87)が9番手でクリア。スポット参戦したこのSUGOで、IA2優勝経験もある小方誠選手(#86)は、スタート直後に前走車が転倒した影響により、1周目14番手と大きく出遅れてしまった。レース序盤から、3選手は追い上げを開始。田中選手は、2周目に4番手、3周目には3番手へと順位を上げ、その後はしばらく順位をキープ。池谷選手は、3周目に8番手へと浮上したのを皮切りに、その後の2周でポジションをふたつアップ。レースが間もなく中間地点を迎える8周目には、5番手へと浮上した。しかしこの周、田中選手はミスにより8番手へと後退してしまった。
 
レース後半、自慢の体力を武器にハイペースを維持し、追い上げを続けたのが小方選手。7周目の段階でトップ10圏内へと入ってきた小方選手は、9周目から11周目にかけて、1周に付き1台をパッシング。さらに、レース終盤の14周目には、6番手まで浮上した。そしてレースは、18周でチェッカー。池谷選手と小方選手は、最後までポジションを守り、池谷選手が5位、小方選手が6位に入賞した。田中選手は、レース後半に順位を落として10位でゴール。尾崎友哉選手(#59)は、1周目20番手と大きく出遅れ、その後は久しぶりのレースとあって勝負勘がよみがえらなかったのか、14位でのフィニッシュとなった。
 
また決勝ヒート2は、お昼ごろから降り出した強い雨の影響により、所々に路面が濡れてスリッピーなコーナーがある、非常に難しいコンディションでのスタートとなった。この中、スタート直後の2コーナーで、マルチクラッシュが発生。池谷選手と小方選手がこれにより転倒を喫し、ほぼ最後尾からの追い上げを強いられた。田中選手は、ヒート1に続き好スタートを決め、1周目を4番手でクリアした。ところが田中選手は、4周目に5番手、6周目に6番手へと後退してしまった。一方、スタート直後の転倒により大きく出遅れた2名のダンロップライダーのうち、驚異的な追い上げを披露したのが小方選手だった。
 
1周目27番手から、2周目には18番手と一気に順位を上げた小方選手は、レースが後半に入る9周目には、すでに9番手までポジションを回復。12周目には、9周目にポジションをひとつ戻した田中選手を抜き、5番手へと浮上した。その後、小方選手は15周目のこのヒートのファステストラップを叩き出し、さらなるポジションアップを狙ったが、降雨の影響でラップタイムが落ちたため、レースはヒート1より1周少ない17周でチェッカー。小方選手が5位、田中選手が6位に入賞した。なお池谷選手も、最後まで懸命に追い上げを続けて12位でゴール。尾崎選手は、ヒート1よりはポジションを上げて10位となった。


順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 成田 亮 YSP Racing Team with N.R.T. Yamaha `33.26.409 DUNLOP user
2位 熱田 孝高 Team SUZUKI Suzuki `33.30.813  
3位 小島 庸平 Team SUZUKI Suzuki `33.39.483  
9位 北居 良樹 KTMうず潮レーシング福山 KTM `35.20.745 DUNLOP user
10位 沼田 誠司 グリーンクラブ JUDGEMENT Kawasaki `33.44.298 DUNLOP user
12位 小島 太久摩 MPDY Yamaha `34.20.226 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 成田 亮 YSP Racing Team with N.R.T. Yamaha `32.29.650 DUNLOP user
2位 熱田 孝高 Team SUZUKI Suzuki `32.31.633  
3位 勝谷 武史 グリーンクラブジュニアライダース Kawasaki `32.39.089  
9位 北居 良樹 KTMうず潮レーシング福山 KTM `33.52.711 DUNLOP user
11位 沼田 誠司 グリーンクラブ JUDGEMENT Kawasaki `33.00.166 DUNLOP user
15位 小島 太久摩 MPDY Yamaha `33.37.935 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 稲垣 佳樹 SRF Teamブルーイーグルス Suzuki `31.54.340  
2位 星野 優位 HRF SEKI Racing MotoRoman&KBF-RS Honda `31.54.843  
3位 三原 拓也 K.R.T. Kawasaki `32.09.635  
5位 池谷 優太 Team SRM with マウンテンライダース Suzuki `32.26.971 DUNLOP user
6位 小方 誠 DREAM Honda RT Ogata Honda `32.30.600 DUNLOP user
10位 田中 雅己 TEAM ナカキホンダ Honda `32.46.193 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 中村 友則 グリーンクラブジュニアライダース Kawasaki `32.46.340  
2位 渡辺 学 茨城土浦レーシング Yamaha `32.52.049  
3位 星野 優位 HRF SEKI Racing MotoRoman&KBF-RS Honda `32.53.119  
5位 小方 誠 DREAM Honda RT Ogata Honda `32.58.587 DUNLOP user
6位 田中 雅己 TEAM ナカキホンダ Honda `33.17.529 DUNLOP user
10位 尾崎 友哉 MPDY Yamaha `33.32.606 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 邵 洋子 SRFスポーツ&SHOレーシング美杉 Suzuki `13.04.489 DUNLOP user
2位 山本 泉 TEAM HAMMER Honda `13.08.407 DUNLOP user
3位 畑尾 樹璃 グリーンクラブ TEAM MOTOBOY Kawasaki `13.13.397 DUNLOP user
4位 竹内 優菜 SRFスポーツ with RED ZONE Suzuki `13.19.103  
5位 延永 若菜 グリーンクラブグリーンシャドウ Kawasaki `13.22.917 DUNLOP user

第5戦終了時点

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 成田 亮 YSP Racing Team with N.R.T. Yamaha 226 DUNLOP user
2位 熱田 孝高 Team SUZUKI Suzuki 208  
3位 新井 宏彰 K.R.T. Kawasaki 171  
10位 北居 良樹 KTMうず潮レーシング福山 KTM 102 DUNLOP user
12位 沼田 誠司 グリーンクラブ JUDGEMENT Kawasaki 71 DUNLOP user
13位 芹沢 翔悟 TEAM HAMMER Honda 62 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 三原 拓也 K.R.T. Kawasaki 212  
2位 中村 友則 グリーンクラブジュニアライダース Kawasaki 185  
3位 稲垣 佳樹 SRF Teamブルーイーグルス Suzuki 167  
4位 小方 誠 DREAM Honda RT Ogata Honda 166 DUNLOP user
8位 田中 雅己 TEAM ナカキホンダ Honda 126 DUNLOP user
11位 池谷 優太 Team SRM with マウンテンライダース Suzuki 70 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 邵 洋子 SRFスポーツ&SHOレーシング美杉 Suzuki 104 DUNLOP user
2位 益 春菜 SEKI Racing MotoRoman & KBF-RS Honda 100  
3位 山本 泉 TEAM HAMMER Honda 96 DUNLOP user
4位 竹内 優菜 SRFスポーツwith RED ZONE Suzuki 79  
5位 畑尾 樹璃 グリーンクラブ TEAM MOTOBOY Kawasaki 78 DUNLOP user