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■ 2011/9/11 第6戦 近畿大会 奈良県 名阪スポーツランド
天気 気温 観客
晴れ 32度 8,092人(2日間)
第6戦 近畿大会 奈良県 名阪スポーツランド


全日本モトクロス選手権で使われるコースには、このビッグイベントを年に2回開催しているコースが3つある。そのひとつが、名阪スポーツランドだ。
第2戦のレポートでも紹介したが、このコースは名古屋方面と大阪方面を結ぶ名阪国道のインターチェンジから約5分という、最高の立地条件にある。名阪国道を東へと向かえば、忍者の里や伊賀牛で知られる三重県の伊賀市内までは30分ほどで到着し、逆に西へと向かえば奈良県の天理市、さらには奈良市までも遠くない。土曜日は奈良で文化的にお寺巡り、日曜日は名阪で手に汗握るモトクロス観戦なんていう、両極端な観光もおもしろいかもしれない。
ところで、サンド質の路面を持ち、高速セクションが多いこの名阪スポーツランドでの全日本は、ここ数年は4月上旬と9月上旬に行われてきた。そして今年は、東日本大震災の影響で、春の大会はスケジュールが大きく変更されて6月に開催されたが、9月の大会はこれまでとほぼ同時期の開催となった。ただし、いつもなら9月の名阪は、「シーズン終盤の初戦」というイメージだが、今年は11月までレースがあり、第6戦として開催されるため、「後半戦のスタート」という位置づけとなった。
しかしいずれにせよ、9月に行われる近畿大会が、夏休み明け最初のレースであることに変わりない。9月の名阪には、ここで巻き返しを図ろうと、インターバル中にこれまで以上の努力を続け、並々ならぬ意気込みで臨むライダーも少なくない。今季でいえば、IA2に参戦中の田中雅己選手(#113)もそのひとり。田中選手は、昨年までヤマハのマシンを操ってきた若手ライダーで、今季からホンダ系チームへと移籍。速さはあるが、シーズン前半戦は表彰台に登壇することができなかった。
田中選手にとって、この名阪は地元大会でもあり、そういった意味でも必然的に気合いは入る。多くの声援を受けながら、夏休みの成果をリザルトに結び付けるべく、田中選手はこの名阪のスターティンググリッドへと並んだ。


成田亮選手がヒート1で今季8勝目を挙げた!


決勝が行われた日曜日は、雲が少し多めながらも晴天に恵まれ、気温が30度を超える真夏のような天候となった。IA1のダンロップ勢では、前大会を欠場した福留善秀選手(#13)が復帰。しかし福留選手は、ヒート1は2周目の転倒によるマシン破損、ヒート2はレース中盤でのマシン不調により、両ヒートともリタイアとなった。シーズンをシリーズランキングトップで折り返し、王座奪還に臨む成田亮選手(#982)は、今大会でも好調な走りをみせ、ヒート1ではホールショットを奪って1周目からトップに立った。4周目に、一度はその座を明け渡した成田選手だが、翌周には再び首位に返り咲くと、その後は後続との差を拡大。最終的には、2位以下を10秒近くも引き離し、独走での優勝を決めた。
 
しかし決勝ヒート2では、成田選手は1周目2番手と再び好スタートを切り、レース後半までトップを追走したが、終盤になってペースを落として4位でフィニッシュ。それでも、両ヒート総合成績では2位に入り、ランキングトップの座を守っている。また、前大会で開幕戦のケガから復帰し、これが地元大会となる小島太久摩選手(#935)は、両ヒートともスタートでやや出遅れて、ヒート1を10位、ヒート2を9位でゴール。同じく、この近畿大会が地元からもっとも近い全日本となる北居良樹選手(#15)は、両ヒートで小島選手とバトルを演じ、ヒート1は9位、ヒート2は10位と、こちらも両ヒートでトップ10入りを果たした。


田中雅己選手がヒート1で今季初表彰台に!




決勝ヒート1では、田中雅己選手(#113)が絶妙なスタートを決めて、1周目をトップでクリア。池谷優太選手(#87)は3番手、須田純選手(#615)は6番手、小方誠選手(#86)は7番手からの上位進出を狙った。2周目、小方選手が須田選手をパス。3周目には小方選手と須田選手がライバルを抜き、小方選手が5番手、須田選手が6番手となった。レース序盤、田中選手はトップをキープ。2番手と最大2秒ほどの差を保ちながら、周回を続けた。また池谷選手は、トップ2台からはやや離されながら、3番手を守った。レースが中盤に入っても、田中選手は依然としてトップ走行。しかし池谷選手は後続の接近を許し、9周目には4番手へと後退した。
 
そしてレースは25分が経過。するとここで、それまでトップを守り続けていた田中選手が、2番手を走っていたライダーに抜かれてしまった。それでも、その後も田中選手は大きく引き離されることなく、トップのライダーをマーク。ラストラップに再逆転を試みた。しかし、このアタックはわずかに届かず。田中選手は、トップと0.6秒差の2位となった。またその後方では、4番手を走っていた池谷選手に、小方選手が接近したが、こちらも順位変動はなく、池谷選手が4位、小方選手が5位。さらに、須田選手が6位に入賞した。田中選手は、「最後に勝負を挑まれるだろうと思っていたが、守りきれなかった」と、好成績ながら悔しさをにじませた。
 
午後に行われた決勝ヒート2では、小方選手が好スタートをみせ、1周目を2番手でクリアした。田中選手は、スタートそのものはやや出遅れたが、混戦の中でうまくライバルを抜き、6番手まで浮上。2周目には一気に2台をパスし、4番手へとポジションアップした。ところが3周目に痛恨の転倒を喫し、田中選手は15番手まで後退。追い上げのやり直しとなってしまった。池谷選手は、1周目11番手と出遅れたが、3周目に9番手、4周目に8番手、5周目には須田選手などを抜いて6番手に。しかしこの段階で、上位5台との差は、やや開いてしまっていた。また小方選手は、レース中盤になっても2番手のポジションをキープした。
 
レース後半、なおもトップのライダーを追っていた小方選手だったが、逆に後続の追撃を受け、4台による2番手争いがスタート。激しいバトルが繰り広げられた末に、小方選手は5番手へと後退してしまった。すると、本来なら強さが光るはずの終盤になって、小方選手はペースを落として集団から脱落し、池谷選手にも抜かれて6番手に後退。さらにその後、激しい追い上げを続けてポジションを上げてきた田中選手にもパスされ、小方選手は7番手まで後退した。そして、池谷選手が5位、田中選手が6位、小方選手が7位となった。なお、第3戦北海道大会で負傷した島崎大祐選手(#350)が、今大会から全日本に復帰し、ヒート1を15位、ヒート2を12位でゴールしている。


順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 成田 亮 YSP Racing Team with N.R.T. Yamaha `32.59.798 DUNLOP user
2位 熱田 孝高 Team SUZUKI Suzuki `33.07.948  
3位 小島 庸平 Team SUZUKI Suzuki `33.14.472  
9位 北居 良樹 KTMうず潮レーシング福山 KTM `34.24.396 DUNLOP user
10位 小島 太久摩 MPDY Yamaha `34.29.579 DUNLOP user
11位 小川 裕紀 K.R.T. Kawasaki `33.18.510 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 小島 庸平 Team SUZUKI Suzuki `32.54.910  
2位 田中 教世 グリーンクラブTEAM TAKASE Kawasaki `32.55.969  
3位 熱田 孝高 Team SUZUKI Suzuki `32.56.360  
4位 成田 亮 YSP Racing Team with N.R.T. Yamaha `33.07.525 DUNLOP user
9位 小島 太久摩 MPDY Yamaha `34.21.097 DUNLOP user
10位 北居 良樹 KTMうず潮レーシング福山 KTM `34.26.127 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 三原 拓也 K.R.T. Kawasaki `33.08.618  
2位 田中 雅己 TEAM ナカキホンダ Honda `33.09.265 DUNLOP user
3位 稲垣 佳樹 SRF Teamブルーイーグルス Suzuki `33.09.986  
4位 池谷 優太 Team SRM with マウンテンライダース Suzuki `33.35.533 DUNLOP user
5位 小方 誠 DREAM Honda RT Ogata Honda `33.36.936 DUNLOP user
6位 須田 純 グリーンクラブ JUDGEMENT Kawasaki `33.48.987 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 三原 拓也 K.R.T. Kawasaki `33.21.431  
2位 星野 裕 グリーンクラブTEAM TAKASE Kawasaki `33.22.782  
3位 星野 優位 HRF SEKI Racing MotoRoman&KBF-RS Honda `33.23.996  
5位 池谷 優太 Team SRM with マウンテンライダース Suzuki `33.39.240 DUNLOP user
6位 田中 雅己 TEAM ナカキホンダ Honda `33.40.364 DUNLOP user
10位 小方 誠 DREAM Honda RT Ogata Honda `33.47.656 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 邵 洋子 SRFスポーツ&SHOレーシング美杉 Suzuki `17.50.890 DUNLOP user
2位 竹内 優菜 SRFスポーツ with RED ZONE Suzuki `17.55.624  
3位 畑尾 樹璃 グリーンクラブ TEAM MOTOBOY Kawasaki `18.15.652 DUNLOP user
4位 岸 萌水 B.K APPLE RACING Honda `18.28.604 DUNLOP user
5位 勝股 七海 BIKE SHOP JUN with 1WD Honda `18.31.982 DUNLOP user

第6戦終了時点

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 成田 亮 YSP Racing Team with N.R.T. Yamaha 269 DUNLOP user
2位 熱田 孝高 Team SUZUKI Suzuki 250  
3位 新井 宏彰 K.R.T. Kawasaki 211  
9位 北居 良樹 KTMうず潮レーシング福山 KTM 125 DUNLOP user
12位 沼田 誠司 グリーンクラブ JUDGEMENT Kawasaki 88 DUNLOP user
13位 芹沢 翔悟 TEAM HAMMER Honda 76 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 三原 拓也 K.R.T. Kawasaki 262  
2位 中村 友則 グリーンクラブジュニアライダース Kawasaki 203  
3位 稲垣 佳樹 SRF Teamブルーイーグルス Suzuki 198  
4位 小方 誠 DREAM Honda RT Ogata Honda 196 DUNLOP user
7位 田中 雅己 TEAM ナカキホンダ Honda 163 DUNLOP user
10位 池谷 優太 Team SRM with マウンテンライダース Suzuki 104 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 邵 洋子 SRFスポーツ&SHOレーシング美杉 Suzuki 129 DUNLOP user
2位 益 春菜 SEKI Racing MotoRoman & KBF-RS Honda 106  
3位 竹内 優菜 SRFスポーツwith RED ZONE Suzuki 101  
4位 畑尾 樹璃 グリーンクラブ TEAM MOTOBOY Kawasaki 98 DUNLOP user
5位 山本 泉 TEAM HAMMER Honda 96 DUNLOP user