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■ 2011/10/9 第7戦 中国大会 広島県 グリーンパーク弘楽園
天気 気温 観客
晴れ時々曇り 21度 7,500人(2日間)
第7戦 中国大会 広島県 グリーンパーク弘楽園


5月に広島県のグリーンパーク弘楽園で開幕した今季の全日本モトクロス選手権は、再びこのハイスピードコースへと戻ってきた。
例年、春と秋の年2回、全日本モトクロス選手権を開催している弘楽園は、瀬戸内海に面した人気観光地の尾道から北西方向に30kmほど走った、広島県世羅町の山中にある。開幕戦では、世羅を「花とフルーツの町」と紹介したが、この時期ならブドウなどが旬。また、世羅は国産マツタケの産地としても知られていて、間もなくその収穫時期を迎える。以前は、山陽道の尾道ICから一般道路を30分近く走らないとアクセスできなかった世羅町だが、最近になって尾道道が開通。交通網の熟成により、今後ますます観光地としての人気を高めていきそうだ。
さて、硬い路面と直線区間が長いレイアウトにより、全日本屈指のハイスピードコースともいわれるこの弘楽園。緩やかな左コーナーに設けられたラムソンジャンプは、選手が空中でマシンを振りながらクリアする姿を間近で観戦できる、ここの名物セクションになっている。またこのコースには、ラムソン以外にも多くのテクニカルなジャンプが設けられていて、全開直線区間や幅が広いコーナー区間での地上戦だけでなく、空中戦も見どころとなっている。
いつもならラスト2戦として開催されるため、シリーズタイトル獲得に向けたし烈なバトルが繰り広げられることも多い秋の中国大会。しかし今年は、東日本大震災の影響により、この大会はシーズン終盤4連戦の最初の戦いという位置づけとなった。
そのためこの大会に、「ここから大きく巻き返してやる」という、並々ならぬ意気込みを持って臨んだライダーも少なくなかった。
IA2クラスでは、第3戦北海道大会で負傷し、前大会からレースに復帰した島崎大祐選手(#350)も、おそらくそのひとりだろう。地元・広島の走り慣れたコースで、完全復活をアピールする走りを披露すべく、島崎選手は決勝へと臨んだ。


成田亮選手がヒート1で今季9勝目!


決勝が行われた日曜日は、少し雲が多めながらも晴天に恵まれ、会場はさわやかな空気に包まれた。IA1クラスでは、シリーズタイトル奪還をめざす成田亮選手(#982)が、暫定ランキングトップでこの大会に臨んだ。決勝ヒート1では、その成田選手は大幅にショートカットされた設定となる1周目を5番手でクリア。フルコースとなった2周目には4番手、その翌周には3番手と着実にポジションを上げた。その後、成田選手を含む6台がトップグループを形成。成田選手は、レース後半まで順位をキープしていたが、スタートから18分が経過したころに2番手へ。さらにその5分後には、トップへと浮上した。そして最後は、ライバルたちを若干引き離して、30分+1周で20周を走ったレースをトップでゴール。今季9勝目を挙げた。これにより成田選手は、全日本IAクラスでの自身100勝達成まで、あと2勝に迫った。
 
また決勝ヒート2では、成田選手は1周目7番手とやや出遅れたが、3周目までに4番手へとポジションアップ。そして9周目には、3番手へと浮上した。レース後半になって、前走者の転倒により2番手となった成田選手は、その直後からトップのライダーへと徐々に接近。しかし、わずかの差で逆転までは至らず、2位でのゴールとなった。なおこの中国大会には、ダンロップタイヤの実戦開発テストを目的に、住友ゴム工業の納屋望選手(#25)がスポット参戦。フル参戦ライダーとも互角のバトルを繰り広げて、ヒート1で9位、ヒート2で8位、両ヒート総合成績でも8位と健闘した。また、このコースで行われた今季開幕戦で大クラッシュを演じてしまった小島太久摩選手(#935)は、今大会では2回の決勝レースをきっちりと完走。両ヒートを10位とまとめ、総合成績では9位となった。


小方誠選手が怒とうの追い上げにより両ヒートで4位入賞!




決勝ヒート1では、須田純選手(#615)と田中雅己選手(#113)が好スタート。ホールショットを決めた須田選手を、すぐさま田中選手が抜いて、1周目をクリアした。しかし、島崎大祐選手(#350)と小方誠選手(#86)は、大きく出遅れる苦しい展開。島崎選手が13番手、小方選手が17番手でショートカットされた1周目を終え、追い上げを強いられた。レース序盤、田中選手はトップをキープしたが、須田選手は徐々に後退。一方で、小方選手は攻めの走りでポジションを上げ、5周目の段階で田中選手がトップ、須田選手が6番手、小方選手は島崎選手に次ぐ9番手に。しかし翌周、田中選手は2番手へと後退した。
 
またこの6周目には、小方選手が7番手に浮上し、須田選手が8番手、島崎選手が10番手にポジションダウン。勢いに乗る小方選手は、さらに1周につき1台をパスして、田中選手が3番手に後退した9周目には、4番手まで順位を上げた。レース後半、小方選手は後方から追い上げてきたライバルに抜かれて5番手に後退。また、3番手をキープしていた田中選手が転倒。田中選手のマシンはエンジンが再スタートせず、そのままリタイアとなった。そして、レースは20周でチェッカー。小方選手は表彰台登壇まであと一歩の4位に入賞。島崎選手は終盤に4番手争いへと絡むも7位。須田選手は粘りの走りで9位となった。
 
決勝ヒート2でも、小方選手はスタートに失敗し、1コーナーを20番手付近でクリア。田中選手は5番手、島崎選手は7番手で、フルコースとなる2周目に臨んだ。3周目、島崎選手は6番手にポジションアップ。さらに、翌周には田中選手と島崎選手が1台ずつを抜いて、田中選手が4番手、島崎選手が5番手に浮上した。この段階で小方選手は12番手を走行。4周目には11番手、5周目には9番手まで追い上げた。4番手に上がった田中選手は、前を走るライダーに勝負を挑んだが、7周目には逆に島崎選手の追撃を受けて、両者がポジションを入れ替えた。レース中盤、さらに追い上げを続けた小方選手が、田中選手の背後に迫った。
 
そして、レースが後半に入ったところで、小方選手が田中選手をパス。勢いを保った小方選手は、さらに前を走る島崎選手をとらえ、ラスト10分の段階で小方選手が4番手、島崎選手が5番手となった。しかし田中選手は後退してしまった。レース終盤、小方選手は3番手を走るライダーへと接近していったが、勝負を挑む前にレースが終了。これにより、小方選手は再び4位となった。島崎選手は、終盤で1台に抜かれたものの6位に入賞。田中選手は9位でフィニッシュした。なお両ヒート総合成績では、小方選手が5位、島崎選手が7位。また、両ヒートを13位と12位で完走した尾崎友哉選手(#59)が10位となった。


順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 成田 亮 YSP Racing Team with N.R.T. Yamaha `33.04.020 DUNLOP user
2位 熱田 孝高 Team SUZUKI Suzuki `33.06.710  
3位 新井 宏彰 K.R.T. Kawasaki `33.12.735  
8位 福留 善秀 TODAY SPORT Honda `34.08.296 DUNLOP user
9位 納屋 望 TEAM DUNLOP MX Honda `34.10.733 DUNLOP user
10位 小島 太久摩 MPDY Yamaha `34.25.930 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 熱田 孝高 Team SUZUKI Suzuki `31.49.691  
2位 成田 亮 YSP Racing Team with N.R.T. Yamaha `31.59.383 DUNLOP user
3位 新井 宏彰 K.R.T. Kawasaki `32.05.081  
8位 納屋 望 TEAM DUNLOP MX Honda `33.00.914 DUNLOP user
9位 北居 良樹 KTMうず潮レーシング福山 KTM `33.15.126 DUNLOP user
10位 小島 太久摩 MPDY Yamaha `33.25.959 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 稲垣 佳樹 SRF Teamブルーイーグルス Suzuki `33.23.869  
2位 中村 友則 グリーンクラブジュニアライダース Kawasaki `33.28.120  
3位 三原 拓也 K.R.T. Kawasaki `33.32.073  
4位 小方 誠 DREAM Honda RT Ogata Honda `33.45.884 DUNLOP user
7位 島崎 大祐 TEAM SANKO Suzuki `33.50.489 DUNLOP user
9位 須田 純 グリーンクラブ JUDGEMENT Kawasaki `34.05.521 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 三原 拓也 K.R.T. Kawasaki `32.13.077  
2位 星野 裕 グリーンクラブTEAM TAKASE Kawasaki `32.16.710  
3位 星野 優位 HRF SEKI Racing MotoRoman&KBF-RS Honda `32.23.645  
5位 小方 誠 DREAM Honda RT Ogata Honda `32.27.733 DUNLOP user
6位 島崎 大祐 TEAM SANKO Suzuki `32.38.285 DUNLOP user
10位 田中 雅己 TEAM ナカキホンダ Honda `32.57.162 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 山本 泉 TEAM HAMMER Honda `18.40.431 DUNLOP user
2位 邵 洋子 SRFスポーツ&SHOレーシング美杉 Suzuki `18.52.059 DUNLOP user
3位 竹内 優菜 SRFスポーツ with RED ZONE Suzuki `18.56.733  
4位 益 春菜 SEKI Racing MotoRoman & KBF-RS Honda `19.00.461  
5位 延永 若菜 グリーンクラブグリーンシャドウ Kawasaki `19.14.572 DUNLOP user

第7戦終了時点

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 成田 亮 YSP Racing Team with N.R.T. Yamaha 316 DUNLOP user
2位 熱田 孝高 Team SUZUKI Suzuki 297  
3位 新井 宏彰 K.R.T. Kawasaki 242  
9位 北居 良樹 KTMうず潮レーシング福山 KTM 146 DUNLOP user
11位 沼田 誠司 グリーンクラブ JUDGEMENT Kawasaki 104 DUNLOP user
13位 芹沢 翔悟 TEAM HAMMER Honda 88 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 三原 拓也 K.R.T. Kawasaki 307  
2位 中村 友則 グリーンクラブジュニアライダース Kawasaki 241  
3位 稲垣 佳樹 SRF Teamブルーイーグルス Suzuki 237  
4位 小方 誠 DREAM Honda RT Ogata Honda 232 DUNLOP user
7位 田中 雅己 TEAM ナカキホンダ Honda 175 DUNLOP user
11位 須田 純 グリーンクラブ JUDGEMENT Kawasaki 108 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 邵 洋子 SRFスポーツ&SHOレーシング美杉 Suzuki 136 DUNLOP user
2位 益 春菜 SEKI Racing MotoRoman & KBF-RS Honda 124  
3位 山本 泉 TEAM HAMMER Honda 121 DUNLOP user
4位 竹内 優菜 SRFスポーツwith RED ZONE Suzuki 108  
5位 畑尾 樹璃 グリーンクラブ TEAM MOTOBOY Kawasaki 98 DUNLOP user