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■ 2011/11/20 第10戦 関東大会 埼玉県 ウエストポイント オフロードヴィレッジ
天気 気温 観客
晴れ時々曇り 21度 12,000人(2日間)
第10戦 関東大会 埼玉県 ウエストポイント オフロードヴィレッジ


5月に開幕した今季の全日本モトクロス選手権は、11月の関東大会で全日程を終了した。最終戦の舞台となったのは、埼玉県にあるウエストポイント オフロードヴィレッジ。荒川と入間川に挟まれた河川敷に設けられた、現在では関東唯一の全日本開催コース、そして関東最大規模のモトクロスコースである。
今回で5年連続5回目となったこのウエストポイントでの全日本開催時には、なぜか土曜日に天候が崩れることが多い。過去4回のうち09年を除く3回で、土曜日に降雨があった。そして今年の大会でも、やはり土曜日にまとまった量の降雨があり、決勝日はマディコンディションからのスタートとなった。
コースは、フラットな土地に多数のタイトターンとジャンプを設置した、スーパークロス風のレイアウト。幅が狭いセクションが多いためパッシングポイントは少なく、マディ状態からコンディションが回復しつつある中でのレースではベストラインが限られるため、よりその傾向が強くなる。
さて、IA1とIA2のチャンピオンはいずれも第9戦で決定したが、レディースクラスのタイトル争いはもつれ、この最終戦が決戦の舞台となった。このクラスは、年間10戦のうち獲得ポイント上位6戦分の合計でランキングが競われる、有効ポイント制を導入している。ダンロップタイヤを履く邵洋子が、益春菜をわずかにリードして、この最終戦に臨んだ。
益が優勝できなければ、邵のタイトル獲得が決まる状況だけに、当然ながら邵も狙うは優勝のみ。しかしここは益のホームコースと、邵にとっては絶対的に不利な状態だった。それでも邵は、果敢な攻めで決勝1周目からトップを走る益の背後につけた。ところが、ベストラインが限られた路面状況とあって、パッシングのチャンスをなかなか得られず。最後まで懸命なアタックを続けたが、邵はタイムにして約0.8秒、距離にしてほんの5mの差で、シリーズタイトルを逃すことになった。とはいえ今季の邵は、これまで以上の進化を遂げ、その実力を十分にアピールした。きっと近い将来、邵が日本の女王となる日が来るだろう。


成田亮選手が今季最終レースを優勝で締める!


前大会でシリーズタイトル獲得を決めた、ダンロップタイヤを履く成田亮選手(#982)は、得意とするコースと圧倒的な速さを誇るマディコンディションの組み合わせでの、両ヒート制覇を狙った。ところが決勝ヒート1では、スタート直後の1コーナーで転倒。再スタートに時間がかかり、1周目23番手からの追い上げを強いられた。しかし、パッシングが難しいコンディションにもかかわらず、成田選手は驚異的な速さでポジションを回復。2周目に17番手、3周目に13番手、4周目には9番手まで順位を上げた。この段階で、上位5台が大きく逃げている展開ながら、成田選手はその後も諦めることなくアクセルを開け続け、最終ラップにはライバルよりも約2秒速いファステストラップも記録。表彰台圏内には届かなかったが、5位入賞を果たした。
 
また決勝ヒート2では、成田選手は1周目を4番手でクリア。レース序盤はライバルたちの様子をうかがっていたが、3周目には再びファステストラップを刻んで3番手、4周目には2番手にポジションアップ。そして6周目に、満を持してトップに立つと、その後は一度もトップの座を明け渡すことなくゴール。今季最終レースで優勝を飾った。これにより成田選手は、今季の20ヒートで13勝を挙げ、全ヒートでのポイント獲得も達成した。なおこのヒートでは、今シーズン限りでの引退を決めている小川裕紀選手(#18)が、レース序盤から6番手を走行。ラストラップにエンストで順位を下げたが、8位でゴールした。またヒート1はスタート直後のマルチクラッシュに巻き込まれてリタイヤした北居良樹選手(#15)は、ヒート2では9位完走を果たした。


小方誠選手がランキング2位に浮上してシーズンを終了!




池谷優太選手(#87)が好スタートを決め、1周目をトップでクリア。関東出身ライダーで、今大会よりひどいマディレースとなった前大会で好成績を収めた小方誠選手(#86)は、スタート直後の2コーナーでライバルの転倒を避けきれずに転び、1周目終了時点で15番手からの追い上げレースとなった。2周目、池谷選手は2番手に後退し、小方選手は11番手にポジションアップ。翌周、小方選手はさらに9番手へと順位を上げた。レースが中盤に入ると、池谷選手は少し順位を落として4番手をキープ。一方の小方選手は、なおも追い上げを続けて、レース時間が残り10分となった段階では5番手での走行を続けた。
 
そしてレース終盤、小方選手が池谷選手を抜いて4番手にポジションアップ。その後、池谷選手はマシントラブルにより後退。9位でのフィニッシュとなった。小方選手は、表彰台圏内を目指してその後も攻めの走りを続け、3番手を走るライダーとの差を削ると、最終ラップにはこのヒートのファステストラップを刻んでアタック。しかしわずか3秒ほど届かず、4位でのゴールとなった。ライバルのライダーが順位を大きく落としたため、小方選手はこの段階でシリーズランキング2番手と同ポイントで並び、最終ヒートでの2位浮上に望みをつないだ。なおこのヒートでは、小川孝平選手(#02)が10位でゴールしている。
 
気温が上昇したこともあり、午後になると路面状況はだいぶ回復。この中で開催された決勝ヒート2では、池谷選手が3番手、小方選手が4番手でオープニングラップをクリア。2周目、小方選手は3台を次々にパスしてトップに立った。レース序盤、この小方選手に今年のシリーズチャンピオンが接近。2台は接近戦を続けながら、後続を大きく引き離していった。レース中盤まで、小方選手はアドバンテージを築けずにいたが、スタミナが要求されるレース後半になって、小方選手と2番手の差はじわじわと拡大。小方選手は最後までミスなく走り切り、2位以下を10秒近く引き離して今季2勝目となる勝利を挙げた。
 
この結果、シリーズランキングでは小方選手の2位が決定。「今季は、序盤は走りをリザルトに結び付けられず、目標としていたチャンピオンには届きませんでした」と小方選手。「しかし、中盤からは成績も向上し、ライダーとして自分の力はもちろん、ダンロップタイヤのポテンシャルの高さも証明できたと思います。来年はIA1クラスを走ります」と、今季を振り返った。なお池谷選手は、転倒もありヒート2も9位でフィニッシュ。シリーズランキングは10位となった。また、ヒート1は13位に終わった田中雅己選手(#113)は、ヒート2では序盤から上位を走行して7位でゴール。シリーズランキングは7位となった。今季も1年間、ダンロップタイヤへのご声援ありがとうございました。


順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 熱田 孝高 Team SUZUKI Suzuki `33.31.041  
2位 新井 宏彰 K.R.T. Kawasaki `33.32.896  
3位 平田 優 TEAM HRC Honda `33.39.133  
5位 成田 亮 YSP Racing Team with N.R.T. Yamaha `34.01.163 DUNLOP user
10位 芹沢 直樹 Team CarLife Honda `33.52.551 DUNLOP user
11位 芹沢 翔悟 TEAM HAMMER Honda `34.27.240 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 成田 亮 YSP Racing Team with N.R.T. Yamaha `32.35.833 DUNLOP user
2位 小島 庸平 Team SUZUKI Suzuki `32.36.718  
3位 熱田 孝高 Team SUZUKI Suzuki `32.55.671  
8位 小川 裕紀 K.R.T. Kawasaki `33.48.530 DUNLOP user
9位 北居 良樹 KTMうず潮レーシング福山 KTM `34.32.405 DUNLOP user
11位 芹沢 翔悟 TEAM HAMMER Honda `33.13.290 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 星野 優位 HRF SEKI Racing MotoRoman&KBF-RS Honda `33.03.061  
2位 井上 眞一 K.R.T. Kawasaki `33.31.854  
3位 斉藤 嵩 SRF関東オートスポーツ清水 Suzuki `33.34.428  
4位 小方 誠 DREAM Honda RT Ogata Honda `33.37.449 DUNLOP user
9位 池谷 優太 Team SRM with マウンテンライダース Suzuki `34.23.040 DUNLOP user
10位 小川 孝平 Team ITOMO Honda `34.28.195 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 小方 誠 DREAM Honda RT Ogata Honda `33.03.025 DUNLOP user
2位 三原 拓也 K.R.T. Kawasaki `33.12.701  
3位 中村 友則 グリーンクラブジュニアライダース Kawasaki `33.36.138  
7位 田中 雅己 TEAM ナカキホンダ Honda `34.00.585 DUNLOP user
8位 小川 孝平 Team ITOMO Honda `34.04.954 DUNLOP user
9位 池谷 優太 Team SRM with マウンテンライダース Suzuki `34.23.440 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 益 春菜 SEKI Racing MotoRoman & KBF-RS Honda `18.52.196  
2位 洋子 SRFスポーツ&SHOレーシング美杉 Suzuki `18.52.941 DUNLOP user
3位 川村 真理子 ウイリー松浦ファミリー/CarLife Honda `19.30.826 DUNLOP user
4位 山本 泉 TEAM HAMMER Honda `19.37.351 DUNLOP user
5位 竹内 優菜 SRFスポーツ with REDZONE Suzuki `19.41.592  

第10戦終了時点

順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 成田 亮 YSP Racing Team with N.R.T. Yamaha 462 DUNLOP user
2位 熱田 孝高 Team SUZUKI Suzuki 407  
3位 小島 庸平 Team SUZUKI Suzuki 340  
9位 北居 良樹 KTMうず潮レーシング福山 KTM 191 DUNLOP user
10位 沼田 誠司 グリーンクラブ JUDGEMENT Kawasaki 164 DUNLOP user
11位 小川 裕紀 K.R.T. Kawasaki 149 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 三原 拓也 K.R.T. Kawasaki 418  
2位 小方 誠 DREAM Honda RT Ogata Honda 341 DUNLOP user
3位 中村 友則 グリーンクラブジュニアライダース Kawasaki 336  
7位 田中 雅己 TEAM ナカキホンダ Honda 227 DUNLOP user
10位 池谷 優太 Team SRM with マウンテンライダース Suzuki 194 DUNLOP user
14位 島崎 大祐 TEAM SANKO Suzuki 149 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー ポイント  
1位 益 春菜 SEKI Racing MotoRoman & KBF-RS Honda 146  
2位 邵 洋子 SRFスポーツ&SHOレーシング美杉 Suzuki 146 DUNLOP user
3位 山本 泉 TEAM HAMMER Honda 130 DUNLOP user
4位 竹内 優菜 SRFスポーツwith RED ZONE Suzuki 115  
5位 延永 若菜 グリーンクラブグリーンシャドウ Kawasaki 102 DUNLOP user