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■ 2011/6/4-5 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第2戦 SUPER 2&4 RACE in AUTOPOLIS
天気 気温 観客
4日:晴れ、5日:雨のち曇り 4日:22度、5日:17.2度 4日:9116人、5日:13,030人

レース1:藤原選手、中冨選手が2、3位。レース2:亀谷選手がウェットレースで初優勝








全日本選手権第2戦も4輪のフォーミュラーニッポンとの併催レースとなった。今回は、ST600クラスのみで、同クラスにとっては今季開幕戦となる。九州の大分県にあるオートポリスサーキットで行われた。
今回は4日(土)にレース1、5日(日)にレース2と、2レースが行われる。
予選は4日にノックアウト方式で行われ、Q1の結果でレース1のグリッドが決まる。そして、Q1の上位24台がQ2に進み、Q2上位12台がQ3に進む。このQ3の結果でレース2の上位12台のグリッド、Q2の結果で13位から24位のグリッド、以下はQ1の結果で並ぶ。
初夏のような暑さの中で、予選が行われた。Q1では、中冨伸一選手(ヤマハ)4位。今季、アジア選手権に参戦中の藤原克昭選手(カワサキ)がスポット参戦して6位、佐藤裕児選手(ヤマハ)9位、亀谷長純選手(ホンダ)16位となりレース1に臨むことになった。また、國川浩道選手(ホンダ)は22位、手嶋雄介選手(スズキ)は32位となった。
そして、Q3の結果で、藤原選手4位、中冨選手6位、佐藤選手9位。亀谷選手はQ2の結果で17位、國川選手24位、Q1の結果で手嶋選手32位で、レース2のスターティンググリッドに並ぶ。
 
<決勝レース1>
土曜日、4輪のフォーミュラーニッポンの走行の後にレース1が行われた。スタートが切られると第1コーナーで多重クラッシュが発生しすぐに赤旗中断となる。
30分後、レースはやり直しとなる。決勝レースが始まり、スタート直後に山口辰也選手(ホンダ)とD・クライサルト選手(ヤマハ)が接触するアクシデントが起きる。難を逃れた中冨選手がホールショットを決め、オープニングラップをトップで戻ってくる。後方には小林龍太選手(ホンダ)が続く。
4周目になるとスタート直後のアクシデントで遅れていた山口選手が挽回して、トップに浮上、そのまま後続を離して行く。
2位争いは、小林選手、中冨選手に、岡村光矩選手(ホンダ)、藤原選手、佐藤選手、津田拓也選手(スズキ)なども追いついて、集団の戦いとなっていく。
8周目に藤原選手がセカンド集団の先頭に出るが、引き離すことはできない。後半に入ると、2位争いの集団から藤原選手、中冨選手、岡村選手の3台が抜け出して接近戦を始める。
3台の戦いは、16周目、ラストラップまで続いたが、藤原選手、中冨選手、岡村選手が僅かにコンマ3秒以内でなだれ込むようにチェッカー。藤原選手が2位をゲット。中冨選手が3位を死守した。
 
「14年振りの全日本参戦になります。今まで、13年間世界選手権を走ってきて、今年からアジア選手権にエントリー、その緒戦でダブルウインができましたが、今回のレースが一番緊張しました。藤原が世界から帰ってきたってことで、ヘタな走りはできないしね。フリー走行から手に豆ができるぐらい全力で走りました。山口選手も中冨選手も同じレースを戦ったことはないのですが、本当にレベルが高いですね」と藤原選手。
3位の中冨選手は「ホールショットをとってオープニングラップをトップで戻ってこられたのですが、その後、順位を落としてしまった。藤原選手が中盤から追い上げてきてので、僕もペースを上げていきました。藤原選手といいバトルができたんですけれど、前に出られなかったので悔しいですね。レース1でできなかった部分を修正して、レース2で頑張ります」と語った。
また、佐藤選手は7位、亀谷選手11位、國川選手18位、手嶋選手22位でそれぞれゴールしている。
 
<決勝レース2>
日曜日の朝方は、強い雨が降っていたが、徐々に天気は回復。午後に行われた決勝のときには雨は上がり、時折小雨が降る状況だった。
決勝レースが始まると、1周目は岡村選手、藤原選手、中冨選手、小林選手、山口選手のオーダーで続く。
予選16番手スタートの亀谷選手は好ダッシュを決めると、1周目を6位で通過。さらに追い上げていくと、5周目に山口選手を抜いて4位、さらに岡村選手、中冨選手、藤原選手を次々に抜いていくと、8周目にはトップに浮上。すぐさま後続を引き離しにかかった。
2位争いは、中冨選手、藤原選手、山口選手が接近戦を繰り広げていく。藤原選手はペースが上がらず徐々に後退すると、残り4周を残してピットに戻ってしまう。
トップの亀谷選手は、終盤に入ると5秒以上にリードを広げて独走態勢を築く。2位争いは、中冨選手と山口選手に横江竜司選手(ヤマハ)、浦本修充選手(ホンダ)、岡村選手も追いつき5台の戦いに。中冨選手はペースが上がらずに徐々に順位を落としていく。
亀谷選手は、最後まで見事な走りでトップを独走し、ST600クラス初優勝。2009年以来の全日本優勝を果たした。
「予選もダメで、レース1もうまくいかず、レース2のウオームアップでもいい感触がつかめなかったので、サスペンションセッティングを大きく変えました。賭けでしたが、それがうまくいきました。トップに出てからは集中していたのもあり、後ろを振り返らなかったので、誰か必ず追いかけてきているはずだと思っていました。最終ラップで、誰もいないことが分かり、やっと勝ったと思えました。少ないチャンスでも、それを生かしたいとがんばって集中して走れたことが勝因だと思います。難しい状況で勝てたことがうれしいです。この優勝を弾みに、今年こそチャンピオンになれるようにがんばりたいと思います」と亀谷選手。
また、中冨選手は終盤順位を落としていくと8位でチェッカー。國川選手12位、佐藤選手13位、手嶋選手は転倒リタイアとなった。


順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 山口 辰也 TOHO Racing MOTOBUM Honda '30.56.877  
2位 藤原 克昭 M-T BEET KAWASAKI kawasaki '31.08.507 DUNLOP user
3位 中冨 伸一 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha '31.08.605 DUNLOP user
7位 佐藤 裕児 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha '31.12.093 DUNLOP user
11位 亀谷 長純 バーニングブラッドRT Honda '31.22.994 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 亀谷 長純 バーニングブラッドRT Honda '33.52.402 DUNLOP user
2位 山口 辰也 TOHO Racing MOTOBUM Honda '33.58.189  
3位 横江 竜司 RT森のくまさん佐藤塾仙台 Yamaha '33.58.710  
8位 中冨 伸一 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha '34.15.373 DUNLOP user
13位 佐藤 裕児 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha '34.21.859 DUNLOP user
34位 藤原 克昭 M-T BEET KAWASAKI kawasaki '26.08.832
-4laps
DUNLOP user

ST600 第1戦終了時点

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 山口 辰也 TOHO Racing MOTOBUM Honda 47  
2位 亀谷 長純 バーニングブラッドRT Honda 35 DUNLOP user
3位 岡村 光矩 RSGレーシング Honda 34