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■ 2011/7/3 MHJ全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦 SUPER RACE in MOTEGI
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曇り 29.2度 9,000人

中須賀選手が苦戦しながらも第1レースで3位表彰台をつかむ





5月15日に鈴鹿で行われた開幕戦から1ヵ月半、JSB1000の第2戦がツインリンクもてぎで行われた。
もてぎは東日本大震災で被害を受けたが、コース、路面は修復され、今季初の2輪ロードレースを迎えた。
JSB1000クラスは、今回もノックアウト方式で予選は行われた。2日土曜日、蒸し暑い中で走行が続けられ、第1セッションでは中須賀克行選手(ヤマハ)が4位、今野由寛選手(スズキ)が8位となり、第1レースのグリッドに並ぶ。
第1セッションの上位24台が第2セッションに進み、13位〜24位までのグリッドが確定。第2セッションの上位12台が第3セッションを走り、中須賀選手は4位を獲得。今野選手は9位となり、第2レースにグリッドに並ぶことになった。
 
<決勝レース1>
決勝当日、曇り空で蒸し暑いコンディションとなる。
午前中に行われた第1レース。スタート直前に雨がぱらついたものの、ほぼドライコンディションでレースははじまった。
スタートが切られると、中須賀選手は、加賀山就臣選手(スズキ)、秋吉耕佑選手(ホンダ)に次ぐ3番手につける。
序盤は、加賀山選手、秋吉選手、中須賀選手、高橋巧選手(ホンダ)の4台がトップ集団を形成。2周目、中須賀選手は高橋選手に抜かれると4位に後退する。
中盤に入ると、上位2台が後続を引き離し、高橋選手の後方、単独4位に中須賀選手はつける。一方、今野選手は7番手を走行していく。
そして、中盤の9周目、加賀山選手がクラッシュして後退。これで、中須賀選手は3位に上がる。
レース後半、中須賀選手は安定したライディングで3位をキープ。表彰台3位を獲得した。
また、今野選手は終盤、東村伊佐三選手(カワサキ)に迫られたが、7位を守り切った。
 
レース中、雨がぱらつく場面もあったが、ほとんど影響はなかった。
 
<決勝レース2>
午後の第2レースは雨もなく、ドライコンディションで行われた。
スタートが切られると、加賀山選手が好スタート。秋吉選手、中須賀選手、高橋選手などが続く。
中須賀選手は順当なスタートを切り、3番手につけていく。しかし、すぐに高橋選手に迫られると、4周目に抜かれて4位に後退してしまう。
その後、中須賀選手は単独4位をキープ。上位3台には追いつけなかったが、後続を離して、4位でチェッカーを受けた。
「今週は、アベレージタイムが上がらなかったので、決勝レースでの苦戦は覚悟していました。こうした状況で、第1レース3位、第2レース4位という結果は、ベストを尽くせたと思っています。次戦は、8月28日のスポーツランドSUGOで、全日本ロードレースは開催期間が空きますが、この間にテストをして、いい形で後半戦に入りたいです」と中須賀選手は話した。
 
また、今野選手は9位に入っている。
今野選手は「レースの序盤はまずますのペースで走れていますが、後半が厳しいです。でも、少しずつよくなっています。次はもっと上を目指していきます」とコメントした。


中冨選手が追い上げて3位表彰台に上がる




ST600は6月5日にオートポリス戦に続いて、第2戦が行われた。
予選では、津田拓也選手(スズキ)がダンロップ最上位の6位を獲得。佐藤裕児選手(ヤマハ)は7位、中冨伸一選手(ヤマハ)10位。國川浩道選手(ホンダ)13位、手嶋雄介選手(スズキ)21位、肩を負傷している亀谷長純選手は、思ったような走りができず29位につけた。
 
決勝レースがスタートすると、渡辺一馬選手(ホンダ)、山口辰也選手(ホンダ)に次いで、佐藤選手は3位につける。中冨選手は1周目にやや出遅れ、津田選手の後ろ6位で1周目を終了する。
序盤から、山口選手、渡辺選手、佐藤選手の3台がトップグループを形成。津田選手は4位にあがり、中冨選手も追い上げて5位に上がる。5周目には中冨選手は津田選手をパスすると4位に上がり、さらに追い上げを図る。
中盤に入ると、トップの山口選手が後続を離し始め、佐藤選手は渡辺選手と2位争いを展開。単独4位の中冨選手は着々と2位争いの2人に接近していく。
終盤に向けて、中冨選手はファステストラップを更新する速さで猛追。ついに残り3周で渡辺選手、佐藤選手の後方につける。
そして、ラストラップの第1コーナーで中冨選手は佐藤選手をパス。さらに渡辺選手を追いかけたが、僅かに及ばず。3位でチェッカーを受けた。「レース終盤、ファステストラップを出しながら追い上げたのですが、最終ラップに3位に上がって2位に追いついたところでチェッカーでした。でも、3位にまで上がれてよかったです」と中冨選手は語った。
続いて、佐藤選手が4位でゴールしている。「マシンもタイヤも完璧だったけど、自分の力不足でした。次の菅生では、巻き返します」と佐藤選手。
一方、國川選手は9位、手嶋選手は17位。津田選手は7位を走っていたが、11周目に転倒してリタイアとなった。 亀谷選手は1周目1コーナーでの多重クラッシュに巻き込まれて転倒リタイアで終わった。幸い、肩のケガへのダメージはなかった。


小山選手が3位を獲得



ST600マシンの改造範囲を広げたマシンで争われるのがJ-GP2クラス。世界GP Moto2クラスと同様、オリジナルの車体に600ccのエンジンを搭載したマシンもエントリーしている。
東日本大震災の影響で筑波戦がキャンセルとなったため、J-GP2クラスはようやく開幕戦を迎えた。
初の予選では、今季スペイン選手権に参戦中の小山知良選手がICP製のフレームにホンダCBR600RRのエンジンを搭載したマシンで、3位フロントローをつかんだ。
また、ヤマハのYZF-R6をチューニングしたマシンでエントリーする宇井陽一選手は、12位につけている。
 
決勝レースが始まると、小山選手は1周目にコースアウトすると遅れをとり、7位に落ちてしまう。しかし、小山選手はその後追い上げを開始すると、2周目には5位。さらに追い上げていくと、翌周、生形秀之選手(スズキ)などをパスして3位に浮上する。
その後、小山選手は安定した周回を重ねていく。前を行くのは、トップの中上貴晶選手(ホンダ)、2位関口太郎選手(TSR)の2台。
小山選手は後続を離しながら、上位2台を追いかけていく。後半に入っても、小山選手は安定したライディングを披露。さらに順位を上げることはできなかったが、小山選手は3位でゴール。7年ぶりの全日本を3位表彰台で終えた。
「1周目の5コーナーでミスして、オーバーラン。大きくポジションを落としてしまったけど、その後冷静に走り、追い上げていきました。無事3位でチェッカーを受けられてよかったです。少しずつ車体を仕上げていきたいです」と小山選手は語った。
また、宇井選手は、1周目に多重クラッシュに巻き込まれ、転倒リタイアに終わっている。


大久保選手、仲城選手が開幕戦で2、3位を獲得




J-GP3クラスもまた開幕戦となった。今年も2ストローク単気筒125ccエンジンのマシンと、4ストローク単気筒250ccエンジン搭載車が混走する。
125ccエンジン搭載車では、山本剛大選手(ホンダ)が3位、ディフェンディングチャンピオンの大久保光選手(ホンダ)6位、渡辺陽向選手(ホンダ)9位となった。
一方、来季から始まる世界GP Moto3クラスを目指してホンダが開発中の4ストロークマシン、NSF250Rを走らせる仲城英幸選手(ホンダ)が、4位と好位置につけている。
 
スタートが切られるとポールシッターの徳留真紀選手(ホンダ)がトップに立ち、仲城選手、山本選手、大久保選手はすぐ後ろから続く。
序盤から、この4台がトップ集団を形成、僅差の戦いを演じていく。
3周目に、仲城選手がトップに浮上。徳留選手、大久保選手、山本選手のオーダーに。
 
4周目、山本選手がV字コーナーでコースアウトすると後退。これでトップ争いは、徳留選手、仲城選手、大久保選手の3台に絞られる。
中盤の6周目、再び徳留選手がトップに上がるが、仲城選手、大久保選手もぴたりとついていく。3台は僅差のままレースは終盤へ向かう。
残り3周になると、大久保選手が仲城選手をパスして2位に浮上。徳留選手、大久保選手、仲城選手のオーダーとなり最終ラップに突入。大久保選手は徳留選手には届かなかったが、開幕戦で2位を獲得。
「徳留さんも仲城さんもベテランの実力者なので、付いて行ければいいと思っていました。付いて行くことができたら、必ずチャンスがくると思ってがんばりました。自分のマシンのポテンシャルを引き出せなくて反省もあります。ゼッケン1を付けてて走るのは初めてだったので、思った以上に重たい数字なのだなと感じました。ゼッケン1に恥じない走りをしていきたいと思います」と大久保選手。続いて、今年で21年目というベテランの仲城選手が、久々の表彰台3位をつかんだ。
「新車のデビューウインを飾りたくて、レース前は緊張していました。今回、路面改修などの影響もあり、思ったようにセットアップを詰めきれませんでした。予選より決勝の方が路面温度も上がり、厳しい状況になってしまいました。ウイークを通しては手ごたえを感じていましたし、次は、きっちり勝負します」
と仲城選手は語った。
また、山本選手はトップ争いからは遅れたものの、5位でチェッカーを受けた。渡辺選手は2周目に転倒してリタイアしている。


順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 秋吉 耕佑 F.C.C.TSR Honda Honda '33.18.621  
2位 高橋 巧 MuSASHi RTハルク・プロ Honda '33.25.171  
3位 中須賀 克行 YSP Racing Team with TRC Yamaha '33.38.186 DUNLOP user
7位 今野 由寛 MotoMap SUPPLY Suzuki '34.29.295 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 秋吉 耕佑 F.C.C.TSR Honda Honda '33.16.917  
2位 加賀山 就臣 Team KAGAYAMA Suzuki '33.21.868  
3位 高橋 巧 MuSASHi RTハルク・プロ Honda '33.21.923  
4位 中須賀 克行 YSP Racing Team with TRC Yamaha '33.31.556 DUNLOP user
9位 今野 由寛 MotoMap SUPPLY Suzuki '34.33.157 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 山口 辰也 TOHO Racing MOTOBUM Honda '29.12.809  
2位 渡辺 一馬 Kohara Racing Honda '29.14.751  
3位 中冨 伸一 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha '29.14.997 DUNLOP user
4位 佐藤 裕児 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha '31.12.093 DUNLOP user
リタイヤ 亀谷 長純 バーニングブラッドRT Honda '00.00.00 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 中上 貴晶 MuSASHi RTハルク・プロ Honda '28.57.005  
2位 関口 太郎 Team TARO PLUS-ONE TSR '29.07.147  
3位 小山 知良 C.I.P TNU TECSTRA '29.11.732 DUNLOP user
リタイヤ 宇井 陽一 41PLANNING / PRO-TEC Yamaha '00.00.00 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 徳留 真紀 Team Alliance & HARC-Pro. Honda '24.44.070  
2位 大久保 光 18 GARAGE RACING TEAM Honda '24.44.531 DUNLOP user
3位 仲城 英幸 Projectμ7C HARC Honda '24.44.666 DUNLOP user
5位 山本 剛大 TEAM NOBBY Honda '24.55.863 DUNLOP user
リタイア 渡辺 陽向 Projectμ7C HARC Honda '2.12.175 DUNLOP user

第3戦終了時点

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 秋吉 耕佑 F.C.C.TSR Honda Honda 75  
2位 高橋 巧 MuSASHi RTハルク・プロ Honda 60  
3位 中須賀 克行 YSP Racing Team with TRC Yamaha 60 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 山口 辰也 TOHO Racing MOTOBUM Honda 72  
2位 中冨 伸一 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha 53 DUNLOP user
3位 渡辺 一馬 Kohara Racing Honda 49  
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 中上 貴晶 MuSASHi RTハルク・プロ Honda 25  
2位 関口 太郎 Team TARO PLUS-ONE TSR 22  
3位 小山 知良 C.I.P TNU TECSTRA 20 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 徳留 真紀 Team Alliance & HARC-Pro. Honda 25  
2位 大久保 光 18 GARAGE RACING TEAM Honda 22 DUNLOP user
3位 仲城 英幸 Projectμ7C HARC Honda 20 DUNLOP user