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■ 2011/8/28 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第5戦 SUPER RACE in SUGO
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晴れ 27.1度 5500人

中須賀選手、無念の転倒リタイアに終わる



88月最後の週末に、全日本ロードレースが宮城県のスポーツランド菅生で行われた。8月上旬にJ-GP2クラスは4輪レースの併催として開催されたが、他のクラスは7月3日以来の開催となる。
ところが、金曜日の霧のために全クラスともほとんど走行できなかった。
翌土曜日も朝方に小雨が降ったものの、日中へ向けて天候は回復し、JSB1000クラスは、ドライコンディションで計時予選1セッションが行われた。
今季まだ優勝のない中須賀克行選手(ヤマハ)は、悪天候のためにセッティングを十分に詰めることができず、5番手2列目に留まる。
「金曜日の走行時間は天候が悪くて走り込むことができず、今日は、フリー走行もなくいきなり予選で、うまくペースをつかむことができませんでした。予選を走っていて気付いたネガティブな部分を修正してもらい、明日の朝のフリー走行で試して、なんとか決勝レースに向けていいリズムをつかみたい」と中須賀選手は語った。
また、今回は今野由寛選手(スズキ)は欠場している。
 
決勝当日は、晴天に恵まれた。決勝レースがスタートすると、中須賀選手は2列目から好スタート。いきなり3番手につける。
その後、中須賀選手は思ったようにペースが上がらず、高橋巧選手(ホンダ)に抜かれて4位に後退する。
レース中盤になると、中須賀選手は伊藤真一選手(ホンダ)、柳川明選手(カワサキ)に追いつかれ、3台が4位争いを展開。中須賀選手は懸命にブロックしていくが、9周目に伊藤選手に抜かれしまう。
後半に入ると、中須賀選手は柳川選手を引き離して単独5位をキープしていた。ところが、中須賀選手は16周目に転倒。そのままリタイアを余儀なくされてしまった。
「スタートは、いつも通りにうまく決めることができましたが、その後は、厳しい戦いになってしまいました。集中力を高めて、限界ギリギリのところまで攻めて行きましたが、レース中盤の第3コーナーの立ち上がりでリアタイヤがダートに落ちてしまい、転倒してしまいました。次戦は、地元のオートポリスでのレースなので、気持ちを入れ替えて頑張ります」と中須賀選手は語った。


中冨選手が4列目から追い上げて3位表彰台をゲット



ST600クラスの予選では、篠崎佐助選手(ヤマハ)が7位とダンロップ勢最上位。亀谷長純選手(ホンダ)は8位、中冨伸一選手(ヤマハ)11位、手島雄介選手(スズキ)は12位、佐藤裕児選手(ヤマハ)22位につけた。
 
決勝レースが始まると、4列目から好ダッシュを決めた中冨選手が1周目に5番手にジャンプアップ。さらに、上位を狙っていく。
4周目、中冨選手は横江竜司選手(ヤマハ)を捕らえると4位へ浮上。その後も安定したハイペースをキープしていく。
前を走るのは、タイ人ライダーのふたりと、山口辰也選手(ホンダ)。9周目にタイ人のD・クライサルト選手(ヤマハ)が転倒し、中冨選手は3位へ順位を上げる。
中盤に入ると中冨選手と2位山口選手との差は約3秒にまで広がる。
終盤に向けて中冨選手は粘り強く追い上げを展開。残り4周でその差をコンマ8秒にまで詰め、射程距離内へと接近していく。
そして、残り2周になるとトップのC・ポラマイ選手(ヤマハ)、山口選手、中冨選手がダンゴ状況になる。中冨選手は最後まで二人についていったが逆転はならず。とはいえ、3位表彰台を獲得した。
「クライサルト選手の転倒があって、トップグループのペースが落ちたので、追い付くことはできましたが、勝負できる余力はありませんでした。今年に入って、トップが見える位置でレースができているのですが、前に行けていないので、次回は、自分がトップでゴールできるように頑張ります」と中冨選手はコメントした。
また、佐藤選手も予選22番手から8位に追い上げてゴール。亀谷選手は17位、手島選手は18位。篠崎選手はリタイアしている。


小山選手は転倒。中本選手が5位に入る



8月7日にもてぎで2戦目を終えたJ-GP2クラスは、今回で3戦目となった。ダンロップ勢の予選最上位は、中本郡選手(ヤマハ)で3位フロントローをゲット。
ここまで2戦とも3位表彰台を獲得した小山知良選手は、今回TSRのマシンでエントリー。しかし、クラッチトラブルのために5周しか走れず、5番手となる。宇井陽一選手(ヤマハ)は11位につけた。
 
決勝レースが始まると小山選手は順当なスタートを切り、3番手につける。しかし、3周目のハイポイントコーナーで無念のクラッシュ。そのままリタイアとなってしまった。「フロントが切れ込んで転倒してしまいました。ケガもなかったし、次につながるデータを得ることができたので、次戦がんばります」と小山選手。
この後、ダンロップ最上位は、4位につける中本選手となる。中本選手はレース中盤、単独4位につけ安定した走りを見せていく。
後半に入ると、後方から生形秀之選手(スズキ)に追いつかれ、14周目に抜かれてしまう。それでも中本選手は離されずに生形選手についていく。
終盤は、野左根航汰選手(ヤマハ)も追い付いて、生形選手、中本選手、野左根選手の3人の4位争いとなる。中本選手は、生形選手には届かなかったが、野左根選手から5番手を守ってゴールした。
また、宇井選手は11位でチェッカーを受けた。


波乱のトップ争い。渡辺選手が2位を獲得する。



J-GP3クラスは、今回が2戦目となった。
予選は、午前中のまだ路面状況があまりよくない中で行われ、2ストロークのホンダRS125Rを駆るチームノビーの山本剛大選手が、今季初のポールポジションを獲得した。
「予選は天候が悪かったので最初にある程度タイムを出しておこうと思った。それで、3周目のタイムでポールポジションになったので、1周しかアタックできず、正直もの足りない感じです。どんなコンディションでもイケるので決勝でもイケると思います」と山本選手は強気のコメントを残した。
続いて、4ストロークのホンダNSF250Rに乗る渡辺陽向選手が2位、ホンダRS125Rの大久保光選手が3位、ホンダの開発車であるNSF250Rを走らせる仲城英幸選手が4位とダンロップ勢が上位4台を独占した。
 
決勝レースがスタートすると、大久保選手がホールショット。後ろから仲城選手、渡辺選手、山本選手、藤井謙汰選手(ホンダNSF250R)が続く。
1周目に仲城選手がトップに上がり、大久保選手、渡辺選手、藤井選手、山本選手が僅差で続き、この5台が序盤からトップ集団を形成する。
序盤は、ディフェンディングチャンピオンの大久保選手、ベテランの仲城選手が激しいバトルを展開し、2台のすぐ後ろでは藤井選手、渡辺選手、山本選手が何度も順位を入れ替える混戦を見せていく。
中盤に入ると、藤井選手がトップに立つが、すぐにまた仲城選手がトップを奪回。さらに、山本選手も先頭に立つ場面もあり、終盤へ向けて戦いは激しさを増していく。
そして、14周目、なんと仲城選手と大久保選手がヘアピンで転倒し、直後に山本選手もSPイン立ち上がりでクラッシュダウン。
このアクシデントの後、トップ争いは藤井選手と渡辺選手に絞られる。渡辺選手は必死で藤井選手に食い下がり、残り3周というところで先頭に立つ。しかし、終盤再び藤井選手に抜かれてしまい、惜しくも2位でチェッカーを受けた。
「まわりが疲れてきたレース終盤、残り3周ぐらいで勝負しようと思っていた。でも前にいるのが藤井選手しかいなくなって、いけるかなと思ったけれど、勝負することできなくて後ろでゴールすることになってしまいました。思った以上に、今日の藤井選手は速かった。2位という結果はうれしさ半分、悔しさ半分ですね」と渡辺選手は語った。


順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 秋吉 耕佑 F.C.C.TSR Honda Honda '36.59.544  
2位 高橋 巧 MuSASHi RTハルク・プロ Honda '37.00.475  
3位 加賀山 就臣 Team KAGAYAMA Suzuki '37.16.822  
リタイア 中須賀 克行 YSP Racing Team with TRC Yamaha '22.26.677
-10 laps
DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 C.Polamai Yamaha Thailand Racing Team Yamaha '30.57.827  
2位 山口辰也 TOHO Racing MOTOBUM Honda '30.58.130  
3位 中冨 伸一 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha '30.58.430 DUNLOP user
8位 佐藤 裕児 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha '31.18.997 DUNLOP user
17位 亀谷 長純 リリカAMENA with OUTRUN Honda '31.35.983 DUNLOP user
18位 手島 雄介 MotoMap SUPPLY Suzuki '31.37.087 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 中上 貴晶 MuSASHi RTハルク・プロ Honda '30.25.834  
2位 関口 太郎 Team TARO PLUS-ONE TSR '30.44.948  
3位 山口辰也 TOHO RACING Honda '31.05.289  
5位 中本 郡 41PLANNING / PRO-TEC Yamaha '31.12.181 DUNLOP user
11位 宇井 陽一 41PLANNING / PRO-TEC Yamaha '31.43.324 DUNLOP user
リタイア 小山 知良 C.I.P.TNU TSR '3.10.267 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 藤井 謙汰 F.C.C.TSR Honda Honda
NSF250R
'30.42.797  
2位 渡辺 陽向 Projectμ7C クルーズ Honda
NSF250R
'30.43.225 DUNLOP user
3位 山田 誓己 TEAM PLUS ONE Honda
RS125R
'31.00.738  
リタイア 仲城 英幸 Projectμ7C HARC Honda
NSF250R
'21.02.161
-6 laps
DUNLOP user
リタイア 大久 保光 18 GARAGE RACING TEAM Honda
RS125R
'21.02.206
-6 laps
DUNLOP user
リタイア 山本 剛大 TEAM NOBBY Honda
RS125R
'21.02.591
-6 laps
DUNLOP user

第5戦終了時点

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 秋吉 耕佑 F.C.C.TSR Honda Honda 100  
2位 高橋 巧 MuSASHi RTハルク・プロ Honda 82  
3位 加賀山 就臣 Team KAGAYAMA Suzuki 73  
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 山口 辰也 TOHO Racing MOTOBUM Honda 94  
2位 中冨 伸一 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha 73 DUNLOP user
3位 渡辺 一馬 Kohara Racing Honda 67  
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 中上 貴晶 MuSASHi RTハルク・プロ Honda 75  
2位 関口 太郎 Team TARO PLUS-ONE TSR 66  
3位 生形 秀之 エスパルドリームレーシング Suzuki 54  
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 徳留 真紀 Team Alliance & HARC-Pro. Honda 43  
2位 藤井 謙汰 F.C.C.TSR Honda Honda 40  
3位 山田 誓己 TEAM PLUS ONE Honda 38