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■ 2011/10/9 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第7戦 SUPER RACE in OKAYAMA
天気 気温 観客
晴れ 23度 6500人

中須賀選手が、独走で今季初優勝を達成




第6戦オートポリスから約1ヶ月、第7戦岡山を迎えた。全日本は今回を含めて残り2戦と大詰めを迎えている。
秋晴れの中で行われた予選では、中須賀克行選手(ヤマハ)が2年ぶりのポールポジションを獲得した。
「ポールポジションは2009年最終戦の鈴鹿以来です。自分のベストを尽くして出した結果なので素直にうれしいですね。アベレージは安定してよかったけれど、あと一歩上のタイムがなかなか出ない状態だったので、決勝用タイヤでここまで出るとは、正直びっくりしました。マシン全体の状態もよくなってきて、自分のリズムも作れてきているのでタイムにも繋がったと思う。気持ちよく走れているのが一番ですね。決勝は4、5台の戦いになると思いますが、久々に自分が優勝争いできる位置にいるので、いいレースをしたい。レースを楽しみたいです」と中須賀選手。
また、今野由寛選手(スズキ)は16位につけている。
 
決勝当日も秋晴れに恵まれた。
決勝レースのスタートが切られると、中須賀選手はまずは3番手につける。そして、2周目にはやくもトップに浮上。後ろから秋吉耕佑選手(ホンダ)、柳川明選手(カワサキ)が続き、この3台がトップグループを形成し、僅差の戦いを見せていく。
中盤に向けて柳川選手が徐々に後退し、トップ争いは中須賀選手と秋吉選手の一騎打ち。息詰まるような戦いとなる。
8周目に一旦、秋吉選手が前にでるが、すぐに中須賀選手がトップを奪回。秋吉選手を抑えていく。
そして、終盤に入ると、中須賀選手は秋吉選手を引き離していくと、最終的には8秒以上の大差をつけて、今季初優勝を達成した。
「スタートから前にでて引っ張っていこうと思っていました。タイヤマネジメントを考えながら自分のペースを維持しました。体力的にも厳しいサーキットなので、誰が最初に心が折れるかがカギでしたね。秋吉選手が絶対に仕掛けてくると思っていたので、常にプッシュした状態でした。今年はまだ勝てていなくて苦しい戦いが続いていました。それでも、ダンロップさん、ヤマハのチームスタッフが一丸となってがんばってきて、こういう結果が出たんだと思います。この調子で鈴鹿でも勝ちたいです」と中須賀選手は語った。
また、今野選手は3戦ぶりのレースとなったが、終盤まで粘り強いライディングをみせて、徐々に順位アップ。序盤の12位から、9位に追い上げてチェッカーを受けた。


中冨選手が、今季4度目の表彰台を獲得



ST600クラスでは、津田拓也選手(スズキ)が予選4位と好位置につける。また、中冨伸一選手(ヤマハ)7位、佐藤裕児選手(ヤマハ)11位、亀谷長純選手(ホンダ)18位となる。手島雄介選手(スズキ)は40位につけたが、マシントラブルのために決勝レースは欠場した。
 
決勝レースが始まると、津田選手、中冨選手は順当なスタートを切る。序盤から、津田選手は3位争いの集団をリードしていく。後ろからP・ポラマイ選手(ヤマハ)、小林龍太選手(ホンダ)、中冨選手、岩崎哲朗選手(カワサキ)などが僅差で続く。津田選手と中冨選手は3位争い集団の中で健闘を見せていく。
中盤に入ると、小林選手は後退し、3位争いのグループは、ポラマイ選手、中冨選手、津田選手、岩崎選手のオーダーに。この4台が表彰台をかけた戦いを演じていく。
 
そして、12周目に上位を走っていたライダーが転倒すると、3位集団は2位争いに代わり、終盤に向けて戦いは激しさを増していく。
残り3周になると、ポラマイ選手と中冨選手が3位争い、津田選手と岩崎選手が4位争いと別れる。
中冨選手は最後までポラマイ選手に食い下がり、3位でチェッカー。今季4度目の表彰台に上がった。
「スタートは、うまく切れたのですがラインをふさがれてしまい、オープニングラップで5番手になってしまいレースが厳しくなってしまった。このレースウィークはトラブルもありましたが、決勝は、チームのおかげでノントラブルで終えることができました。(2位のライダーが)目の前だったので、2位でゴールしたかったですね。ペースはボクの方が速かったのですが、勝負どころを作れなかった。最終戦こそ勝てるようにしたいです」と中冨選手。
続いて津田選手が岩崎選手を抑えて4位でゴールラインを通過した。
また、佐藤選手は10位、亀谷選手は16位でゴールした。


小山選手が、J-GP2初優勝を飾る




予選では、小山知良選手(TSR)が2位フロントローを獲得。中本郡選手(ヤマハ)5位、宇井陽一選手(ヤマハ)7位につける。
決勝レースは小山選手のホールショットで始まった。後ろに山口辰也選手(ホンダ)、生形秀之選手(スズキ)などが続く。
1周目に山口選手がトップに立つが、小山選手はぴたりと後ろにつける。この2台が序盤からトップ争いを展開していく。
また、宇井選手は高橋英倫選手(カワサキ)、稲垣誠選手(ヤマハ)と5位争いを演じていく。
レース中盤に入っても、山口選手と小山選手はテールトゥノーズ。
5位争いでは、8周目に宇井選手が前にでて後続を抑えていく。
そして、残り3周というところで小山選手は山口選手を捕らえるとトップに浮上。そのまま山口選手を抑えきるとJ-GP2クラス初優勝。2007年のカタルニアGP以来の優勝を飾った。
「今回は新品のエンジンで気合いが入っていたんですけれど、金曜日の走行でトラブルが出てしまい、使えなくなってしまいました。スペアのエンジンがなかったので、急きょメカニックに名古屋から運んでもらい、先週使ったエンジンに積み替えましたが厳しい部分がありました。決勝では後半セクションは山口選手が圧倒的に速かったし、勝負をしかけるのは難しかった。ていねいにアクセルを開けて、うまくスリップから抜けたという感じでしたね。もう一回抜き返されたらチャンスはないと思っていたので、残り2周は必死にブロックしてタイヤをすべらせないようにしていました。後ろからプレッシャーを感じましたけれど、ミスなく走りきることができました」と小山選手は語った。
また、宇井選手は5位争いをしていたが、最終ラップのヘアピンで転倒。再スタートして14位へ後退してしまった。


仲城選手が独走で2連勝を決める



125クラスでは、予選からダンロップ勢が大活躍。4ストロークのホンダNSF250Rを駆るベテランの仲城英幸選手が、4年ぶりのポールポジションを獲得した。
「事前テストから順調にタイムも上がり、セットアップも順調にきています。岡山はテクニカルなコースなので2ストロークマシンが有利かと思ったけれど、意外とタイムが出たのでNSF250の車体も含め、4ストロークの優位性も証明できたかな。決勝は混戦になると思うけれど、序盤からタイムを上げて逃げられたらいいですね。4ストロークは4ストロークなりのセッティングを出すようにアタマを切りかえたのがよかったと思います。決勝はとにかくミスしないようにベストを尽くすだけです」と仲城選手。
続いて、2番手に渡邊陽向選手(NSF250R)、3番手に2ストローク最上位の大久保光選手(RS125R)が続き、ダンロップ勢がフロントローを独占した。
また、山本剛大選手(RS125R)は6位につけた。
 
決勝レースが始まると仲城選手が1周目からトップに立ち、レースをリード。後ろから大久保選手、渡辺選手、徳留真紀選手(RS125R)、藤井謙汰選手(NSF250R)などが続いていく。
トップの仲城選手は後続を離し始め、大久保選手、徳留選手、藤井選手が2位争いを展開。渡辺選手、山田誓己選手(RS125R)が後ろから続き、中盤には2位争いに追いついてく。
 
レース中盤、トップの仲城選手は5秒近い差をつけ独走体制を築く。2位争いは、徳留選手、藤井選手、山田選手、大久保選手、渡辺選手が展開。ところが、大久保選手は9周目に転倒してしまう。
レース終盤に入っても、仲城選手は抜群の速さでトップを快走していく。渡辺選手は2位争いから徐々に後退、単独5位となっていく。
そして、仲城選手は最後まで後続を圧倒すると、2連勝を達成した。
「序盤からペースを上げられたので、いいレースができたと思います。最初から飛ばそうと思っていたので、後続が離れてアドバンテージができ、自分のラインを走ることができました。中盤はそこそこのペースでしたが、それでもアドバンテージは築けました。ここはアップダウンがあって、コーナーの入口は厳しかったけれど競らなかったのが一番の勝因かも。NSFに乗り始めて鈴鹿が一番走りたかったコースなので、最終戦もNSFのよさをもう一度証明したいと思います。鈴鹿が4ストロークマシンと一番相性がいいと思っているので楽しみですね」と仲城選手。
後半遅れをとった渡辺選手は、5番手でチェッカーを受けた。
また、山本選手はスタート直後の1コーナーで転倒し、リタイアに終わっている。


順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 中須賀 克行 YSP Racing Team with TRC Yamaha '30.05.149 DUNLOP user
2位 秋吉 耕佑 F.C.C.TSR Honda Honda '30.17.585  
3位 柳川 明 TEAM GREEN Kawasaki '30.17.945  
9位 今野 由寛 MotoMap SUPPLY Suzuki '31.18.422 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 山口 辰也 TOHO Racing MOTOBUM Honda '23.33.988  
2位 C.Polamai Yamaha Thailand Racing Team Yamaha '23.39.620  
3位 中冨 伸一 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha '23.39.967 DUNLOP user
10位 佐藤 裕児 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha '23.49.015 DUNLOP user
16位 亀谷 長純 バーニングブラッドRT Honda '23.57.676 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 小山 知良 C.I.P.TNU TSR '23.25.167 DUNLOP user
2位 山口 辰也 TOHO RACING Honda '23.25.611  
3位 関口 太郎 Team TARO PLUS-ONE TSR '23.30.528  
14位 宇井 陽一 41PLANNING / PRO-TEC Yamaha '24.28.852 DUNLOP user
リタイヤ 中本 郡 リリカAMENA with OUTRUN Yamaha '16.04.243
-12 laps
DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 仲城 英幸 Projectμ7C HARC Honda
NSF250R
'24.36.871 DUNLOP user
2位 徳留 真紀 Team Alliance & HARC PRO Honda
RS125R
'24.39.313  
3位 藤井 謙汰 F.C.C.TSR Honda Honda
NSF250R
'24.39.364  
5位 渡辺陽向 Projectμ7C クルーズ Honda
NSF250R
'24.43.696 DUNLOP user
リタイア 大久 保光 18 GARAGE RACING TEAM Honda
RS125R
'13.13.995
-7 laps
DUNLOP user
リタイア 山本 剛大 TEAM NOBBY Honda
RS125R
スタートのみ DUNLOP user

第7戦終了時点

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 秋吉 耕佑 F.C.C.TSR Honda Honda 144  
2位 高橋 巧 MuSASHi RTハルク・プロ Honda 125  
3位 中須賀 克行 YSP Racing Team with TRC Yamaha 105 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 山口 辰也 TOHO Racing MOTOBUM Honda 119  
2位 中冨 伸一 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha 93 DUNLOP user
3位 渡辺 一馬 Kohara Racing Honda 80  
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 関口 太郎 Team TARO PLUS-ONE TSR 108  
2位 中上 貴晶 MuSASHi RTハルク・プロ Honda 100  
3位 生形 秀之 エスパルドリームレーシング Suzuki 85  
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 徳留 真紀 Team Alliance & HARC-Pro. Honda 80  
2位 藤井 謙汰 F.C.C.TSR Honda Honda 78  
3位 山田 誓己 TEAM PLUS ONE Honda 72