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■ 2011/10/30 全日本ロードレース選手権シリーズ最終戦 第43回MFJグランプリ SUPERBIKE RACE in SUZUKA
天気 気温 観客
曇り、雨 16.3度 11,000人

雨の中、中須賀選手がレース1で2位表彰台を獲得。ランキング5位でシーズンを終える






いよいよ2011シーズンも最終戦鈴鹿を迎えた。
前戦の岡山で、今季初優勝を決めた中須賀克行選手(ヤマハ)は、首位の秋吉耕佑選手(ホンダ)に39点差の3位。今回JSB1000は2レース行われるため、逆転タイトル獲得の可能性は残されていた。
秋晴れに恵まれ、土曜日のJSB1000の予選はノックダウン方式で行われた。
Q1の結果でレース1のスターティンググリッドが決められた。中須賀選手は3位となり、レース1をフロントローからスタート。今野由寛選手(スズキ)は10位で4列目からレース1に臨む。
そして、Q1の24位以上がQ2へ進みレース2の13〜24番手グリッド、Q2の上位12位がQ3へ進み、レース2の上位12位のグリッドが決められた。
中須賀選手、今野選手はQ2、Q3と進み、中須賀選手4位、今野選手10位をゲット。レース2は中須賀選手は4位2列目、今野選手は10位4列目からスタートする。
 
●第1レース
決勝当日、朝から曇り空となっていたが、JSB1000のレース1が始まるころ雨がぱらつき始める。スタートはディレイとなり、再度フリー走行を行った後、ウェットレースとして開始された。
小雨がぱらつく中、決勝がスタート。中須賀選手は1周目3番手につける。3周目に柳川明選手(カワサキ)に抜かれてしまうが、加賀山就臣選手(スズキ)、柳川選手の後方にぴたりとつけていく。
5周目に入ると、中須賀選手は加賀山選手を抜いて3位に上がる。
トップは秋吉耕佑選手(ホンダ)の独走。2位争いは柳川選手と中須賀選手の2台が繰り広げ、加賀山選手は遅れ始める。
 
レース中盤、中須賀選手と柳川選手の戦いはテールトゥノーズ。シケイン、メインストレートで順位を入れ替えながらドッグファイトは続いていく。
そして、10周目の130Rで中須賀選手は柳川選手を捕らえて2位へ浮上。その後、少しずつ柳川選手を引き離していき、単独2位をキープしていく。
終盤、中須賀選手はファステストラップを更新する速さを見せ、トップの秋吉選手との差を約10秒から約4秒にまで詰めていく。追い付くことはできなかったが、中須賀選手はレインタイヤを巧みに操る走りを見せていくと、2位でチェッカーを受けた。
「固めのタイヤでいったので、最初は難しかったのですが、だんだんとリズムをつかんでペースが上がって行きました。今回、ドライだと厳しい感じだったので、恵みの雨だと思います。終盤は、思ったよりも速いタイムが出たので、自分でもびっくりしました」と中須賀選手は語った。
また、今野選手は14位でゴールしている。
レース1で優勝した秋吉選手が、JSB1000のタイトルを決めた。
 
●第2レース
小雨が降り続く中、2011年最後のレースを迎えた。雨でレース進行が遅れたため、15周から12周に周回数を変更して行われた。
スタートが切られると、中須賀選手は好ダッシュを決め、加賀山選手、秋吉選手の後方3番手につける。
しかし、オープニングラップのスプーンカーブ入口で中須賀選手はなんとスリップダウン。そのまま戦列を離れることになってしまった。
この結果、中須賀選手は今シーズンをランキング5位で終えた。
「レース1でチャンピオンは秋吉選手に決定して、気持ち良くバトルをしたかったのですが、オープニングラップでいきなり転んでしまい、悔しい結果になりました。今季は、マシンを含めたパッケージで、うまくまとめることができませんでしたが、こうした中で前回2年ぶりに優勝できたことはうれしかったですね」と中須賀選手は語った。
また、今野選手はウェットのセッティングが不十分だったためにペースが上がらず、12位でゴール。ダンロップ最上位は、清水郁巳選手(ホンダ)の8位だった。


中冨選手、亀谷選手が2、3位で表彰台に上がる





ST600では、中冨伸一選手(ヤマハ)が首位の山口辰也選手(ホンダ)に26点差の2位。僅かながらもタイトル獲得への望みをつないでいる。
予選では、中冨選手が2番手フロントローをゲット。ポールポジションの山口選手の隣につける。続いて、佐藤裕児選手(ヤマハ)が3位、亀谷長純選手(ホンダ)は5位とそれぞれ好位置に並ぶ。
また、手島雄介選手(スズキ)は27位となっている。
 
この日の第1レースとして行われたST600レースは、ドライコンディションで行われた。
 
決勝レースは中冨選手のホールショットで始まる。後ろから佐藤選手、山口選手、井筒仁康選手(カワサキ)などが続く。中冨選手は1周目から引き離しにかかるが、山口選手が中冨選手に続き2台がトップ争いを開始。
上位2台は後続を離しにかかり、3位争いは津田拓也選手(スズキ)、佐藤選手、小林龍太選手(ホンダ)、稲垣誠選手(ヤマハ)、井筒選手、亀谷選手など8台が展開していく。
レース中盤になるとトップ争いは中冨選手と山口選手のテールトゥノーズ。3位争いは、井筒選手、津田選手、亀谷選手の3台の戦いとなり、佐藤選手はマシントラブルでリタイアしてしまう。
終盤に入ると、中冨選手と山口選手の戦いは激化。ラストラップのバックストレートで横に並ぶと130Rで山口選手が前に。中冨選手はシケインで逆転を狙ったが叶わず。惜しくも2位でチェッカーを受けた。
「最後はバックストレートで山口さんが来ると思っていた。きれいに抜かれたので手も足もでなかった。最後のシケインでは、ラインをふさがれました。悔しいけど、精一杯がんばりました」と中冨選手。この結果、中冨選手はランキング2位でシーズンを終えた。
また、3位争いは終盤津田選手がマシントラブルでリタイア。井筒選手と亀谷選手の戦いとなる。終盤に一旦遅れた亀谷選手だったが、残り1周でラストスパート。亀谷選手は、最後のシケインで井筒選手を抜き去ると3位表彰台を奪った。
「レース序盤に接触とかがあって遅れてしまったが、それから追い上げていった。終盤、津田選手のマシンからオイルが出ていて、安全のためにちょっと引いて、井筒選手から少し遅れてしまった。最後の1周で追い付いて、シケインで抜けてよかったです」と亀谷選手は語った。
また、手島選手は、着実に追い上げていくと11位でゴールしている。


小山選手が6位に入る



J-GP2の予選では、7年ぶりの鈴鹿サーキットに臨んだ小山知良選手(TSR)が、少しずつタイムを上げていくと3番手フロントローを獲得。宇井陽一選手(ヤマハ)が8番手、中本郡選手(ヤマハ)は11位につけた。
決勝当日、朝のウォームアップはドライコンディションで行われた。この時小山選手はマシントラブルのために走行することができず。この後、マシンを修復してレースに臨むことになった。
レースは15周から11周に周回数を変更して行われた。ウェットコンディションの中決勝が始まると、小山選手は好スタートを切って1周目は4位につける。
その後、小山選手は野田弘樹選手(ホンダ)、高橋英倫選手(カワサキ)と3位争いを演じていく。
しかし、レース中盤へ向けて小山選手のペースが上がらず。3位争いから遅れを取ると、関口太郎選手(TSR)に追い付かれてしまう。そして、5周目に小山選手は関口選手に抜かれて6位へ後退する。
それでも雨が降り続く厳しいコンディションの中、小山選手は粘り強い走りを披露。
レース終盤に入ると、小山選手は稲垣誠選手(ヤマハ)、星野知也選手(スズキ)と6位争いを繰り広げていく。
稲垣選手には先行を許したが、小山選手は星野選手を抑えてチェッカー。最終ラップに上位のライダーが転倒したことでひとつ順位を上げて、小山選手は6位となった。
また、宇井選手は11位、中本選手は12位でゴールしている。


山本選手が有終の美を飾る




2連勝中のベテラン、仲城英幸選手(NSF250R)が2位以下にコンマ6秒の差をつけて、前回に続いて2戦連続のポールポジションを獲得した。
「NSFは鈴鹿に一番合うと思っていた。昨日の練習走行からいい感じで走れていた。コースレコードを更新したかったが、途中で他車と接触があってだめだったのは残念でした。明日は、今年最後のレースなので全力でがんばるだけです」と仲城選手。
仲城選手は目下ランキング4位で、首位と10点差。全日本6度目のタイトル獲得への可能性も残している。
また、渡辺陽向選手(NSR250R)が4位、大久保光選手(RS125R)が6位、森俊也選手(RS125R)7位、山本剛大選手(RS125R)9位につけた。
 
レインコンディションの中、周回数は12周から10周に減らされ、決勝レースは行われた。
 
レースがスタートすると仲城選手は、藤井謙汰選手(ホンダ)の後ろ2番手につける。上位2台の後方では、菊池寛幸選手(ホンダ)、大久保選手、徳留真紀選手(ホンダ)などが続く。しかし、3周目に大久保選手はスプーンカーブで転倒してしまう。
その後、山本選手が後方から追い上げ、徳留選手、菊池選手を抜き去ると2位の仲城選手に接近していく。
6周目、山本選手は仲城選手を捕らえると、さらにトップの藤井選手を猛追していく。
 
そして8周目、山本選手はヘアピンで藤井選手をパスしてトップに浮上。山本選手はすぐに藤井選手を引き離していく。
一方、仲城選手は中盤からペースが上がらず。菊池選手、渥美心選手(ホンダ)に抜かれると5位に後退してしまう。
トップの山本選手は雨の中、最後までハイペースを守ると今季初優勝を達成した。来年からGP3クラスは4ストロークマシンの戦いになるため、山本選手は2ストロークマシンの最終戦ウィナーとなった。
「今回はエンジンがトラブっていて、結局エンジンを交換した。セッティングは十分ではなかったので、雨が降ったのは幸運だった。雨のおかげで勝てました。2位に上がったときは藤井選手と差があったけど、諦めないで走っていたら追い付いた。RS125Rの最後のレースで勝てたので本当にうれしいです」と山本選手は語った。
一方、終盤、渥美選手、仲城選手が4位争いを展開。渥美選手はコースアウトして遅れ、仲城選手が4位でゴールした。「雨のセッティングの詰めが甘かったです。表彰台に上がりたかったので残念でした」と仲城選手。この結果、仲城選手はランキング3位となった。
また、渡辺選手は6位、森選手は10位でゴールしている。


順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 秋吉 耕佑 F.C.C.TSR Honda Honda '35.30.580  
2位 中須賀 克行 YSP Racing Team with TRC Yamaha '35.34.511 DUNLOP user
3位 柳川 明 TEAM GREEN Kawasaki '35.45.792  
14位 今野 由寛 MotoMap SUPPLY Suzuki '37.03.648 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 秋吉 耕佑 F.C.C.TSR Honda Honda '27.58.151  
2位 加賀山 就臣 Team KAGAYAMA Suzuki '28.13.719  
3位 高橋 巧 MuSASHi RT ハルクプロ Honda '28.17.181  
12位 今野 由寛 MotoMap SUPPLY Suzuki '29.32.309 DUNLOP user
リタイヤ 中須賀 克行 YSP Racing Team with TRC Yamaha スタートのみ DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 山口 辰也 TOHO Racing MOTOBUM Honda '26.49.988  
2位 中冨伸一 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha '26.50.188 DUNLOP user
3位 亀谷 長純 バーニングブラッドRT Honda '27.04.568 DUNLOP user
10位 佐藤 裕児 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha '11.19.318
-7laps
DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 中上 貴晶 MuSASHi RT ハルクプロ Honda '26.34.847  
2位 山口 辰也 TOHO RACING Moriwaki '26.38.085  
3位 野田 弘樹 テルル・ハニービーレーシング Honda '26.59.993  
6位 小山 知良 C.I.P.TNU TSR '27.13.752 DUNLOP user
11位 宇井 陽一 41PLANNING / PRO-TEC Yamaha '28.17.689 DUNLOP user
12位 中本 郡 リリカAMENA with OUTRUN Yamaha '28.44.505 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 山本 剛大 TEAM NOBBY Honda
RS125R
'25.54.921 DUNLOP user
2位 藤井 謙汰 F.C.C.TSR Honda Honda
NSF250R
'25.57.693  
3位 菊池 寛幸 チームウィリー Honda
NSF250R
'25.59.612  
4位 仲城 英幸 Projectμ7C HARC Honda
NSF250R
'26.05.512 DUNLOP user
6位 渡辺 陽向 Projectμ7C クルーズ Honda
NSF250R
'26.06.732 DUNLOP user
リタイア 大久保 光 18 GARAGE RACING TEAM Honda
RS125R
'5.15.861
-8laps
DUNLOP user

第8戦終了時点

順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 秋吉 耕佑 F.C.C.TSR Honda Honda 200  
2位 高橋 巧 MuSASHi RTハルク・プロ Honda 167  
3位 柳川 明 TEAM GREEN Kawasaki 142  
5位 中須賀 克行 YSP Racing Team with TRC Yamaha 130 DUNLOP user
10位 今野 由寛 MotoMap SUPPLY Suzuki 67 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 山口 辰也 TOHO Racing MOTOBUM Moriwaki 147  
2位 中冨 伸一 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha 118 DUNLOP user
3位 渡辺 一馬 Kohara Racing Honda 97  
5位 亀谷 長純 バーニングブラッドRT Honda 67 DUNLOP user
6位 佐藤裕児 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha 64 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 中上 貴晶 MuSASHi RTハルク・プロ Honda 128  
2位 関口 太郎 Team TARO PLUS-ONE TSR 118  
3位 生形 秀之 エスパルドリームレーシング Suzuki 100  
8位 小山 知良 C.I.P.TNU TSR 83 DUNLOP user
12位 宇井 陽一 41PLANNING / PRO-TEC Yamaha 44 DUNLOP user
16位 中本 郡 リリカAMENA with OUTRUN Yamaha 28 DUNLOP user
順位 選手名 チーム メーカー タイム  
1位 藤井 謙汰 F.C.C.TSR Honda Honda 103  
2位 徳留 真紀 Team Alliance & HARC-Pro. Honda 99  
3位 仲城 英幸 Projectμ7C HARC Honda 91 DUNLOP user
4位 山本 剛大 TEAM NOBBY Honda 72 DUNLOP user
8位 渡辺 陽向 Projectμ7C クルーズ Honda 56 DUNLOP user
10位 大久保 光 18 GARAGE RACING TEAM Honda 42 DUNLOP user