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CATEGORY
■ 2012/1/7 AMAスーパークロス第1戦/ライツ・ウエスト第1戦
カリフォルニア州アナハイム/エンジェル・スタジアム
天気 気温 観客
晴れ 日中24度〜深夜9度 45,050人(満席)

ディフェンディングチャンピオンのビロポートが圧勝




 モンスターエナジーAMAスーパークロスが、恒例の1月第1週にアナハイムのエンジェル・スタジアムで開幕。最終戦ラスベガスまで全17戦の日程が組まれており、SX(450)、SXライツ(250)ウエスト、SXライツ(250)イーストの3タイトルを争う激戦が始まった。シーズンオフにはライダーの移籍やチームの再編成などが行われたが、ディフェンディングチャンピオンを擁するチームなどは盤石の体制である。
 ダンロップは昨年、全クラスのタイトルを制覇したが、今シーズンもほぼすべてのファクトリーチーム、セミファクトリーチームに対してサポートを行う。主なチームは、モンスターエナジー・カワサキ、モンスターエナジー・プロサーキット・カワサキ、ホンダ・マッスルミルク、ガイコパワースポーツ・ホンダ、TLDルーカスオイル・ホンダ、トゥートゥー・モータースポーツ、スーパークロスドットコム・ホンダ、レッドブルKTM、JDR KTM、ヨシムラ・スズキ、ロックスター・スズキ、ダッジ・ハート&ハンティントン、ジェフ・ワード・レーシング、スター・バリ・ヤマハ…など。この他にも数多くの独立系チームが、ダンロップタイヤを使用する。
 開幕戦のコースレイアウトは、長いストレート、アールの大きな1コーナー、アウトドア的な味付けを狙った中速コーナーなどが特徴的で、1周に1分以上を要する長いものとなった。フープスやリズムセクションの難易度はそれほど高くなく、差が出るのはインとアウトに分かれるセクション辺り。土質はハードパックだが、サンドのミックスなどによってワダチが出来るほどソフトな部分もあった。
 
 SX(450)のメインレースでは、ディフェンディングチャンピオンのライアン・ビロポート(カワサキ)がホールショットを取った。トップに続くのは、アイバン・テデスコ(カワサキ)、チャド・リード(ホンダ)、ライアン・ダンジー(KTM)、マイク・アレッシ(スズキ)、ジェイムズ・スチュワート(ヤマハ)といった面々。レース序盤は、テデスコの下降とスチュワートの上昇といった動きがあった一方で、ビロポートのスピードが顕著だった。20周からなるメインレースの5周を消化した時点で、ビロポートは2位のリードを7秒も突き放し、早々とレースの主導権を握った。
 レース中盤になると、観衆の興味は2位争いに注がれる。リード、ダンジー、スチュワートによる三つ巴のバトルは、10周目にダンジーが転倒、12周目にリードが転倒したことによって間隔が詰まり、ホットな三つ巴に発展した。だが16周目にはスチュワートが転倒して脱落。2位の座はリードがダンジーを僅差で押さえてゲットした。トップのビロポートは、一時リードを20秒ほど引き離すハイペースで、独走態勢を維持したままチェッカー。昨年に続き2年連続となるキックオフウィナーとなった。


伏兵シーリーが開幕ウィン




 SXライツ(250)のメインでは、ビンス・フリージー(ホンダ)がホールショットを取ったが、すぐ後ろにつけたタイラ・ラトレイ(カワサキ)、ディーン・ウィルソン(カワサキ)、コール・シーリー(ホンダ)、ウィル・ハーン(ホンダ)らがすぐに先行。序盤はラトレイがリーダーを務めたが、4周目にはシーリーがトップに躍り出た。夜露で滑りやすくなる路面状況を確かめつつ、上位陣のペースが徐々に上がる。やがて7周目にはハーンが転倒し、トップ3はシーリー、ラトレイ、ウィルソンに絞られた。
 レースが後半に差しかかると、シーリーのリードが徐々に広がる。12周目には1分01秒台のベストラップを叩き出し、優勝への自信を深めるシーリー。一方その後ろでは、ラトレイとウィルソンの2位争いが激しくなる。ところが、ファイナルラップの15周目にウィルソンが転倒。代わって1周目10位から追い上げてきたイーライ・トマック(ホンダ)が、3位に浮上する。このライツクラスは、プロサーキットとガイコパワースポーツが2大勢力だが、その強敵ラトレイとトマックの追撃を振り切り、シーリーがトップを保ってフィニッシュ。昨シーズン初優勝を含む2勝を挙げたシーリーだが、開幕戦という大舞台で得た勝利によってチャンピオン争いに名乗りを上げた。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki '21.19.553 DUNLOP user
2 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda +12.223 DUNLOP user
3 5 R・ダンジー Red Bull KTM +13.577 DUNLOP user
4 10 J・ブレイトン Honda Muscle Milk Honda +30.470 DUNLOP user
5 21 J・ワイマー Monster Energy Kawasaki +31.416 DUNLOP user
6 7 J・スチュワート Toyota JGR Yamaha +39.904  
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 34 C・シーリー Troy Lee Designs Lucas Oil Honda '16.09.600 DUNLOP user
2 28 T・ラトレイ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +4.059 DUNLOP user
3 17 E・トマック Geico Powersports Honda +7.961 DUNLOP user
4 38 M・ムスキャン Red Bull KTM +17.795 DUNLOP user
5 53 R・サイプス Star Valli Yamaha +22.331 DUNLOP user
6 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +23.736 DUNLOP user

第1戦終了時点

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki 25 DUNLOP user
2 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda 22 DUNLOP user
3 5 R・ダンジー Red Bull KTM 20 DUNLOP user
4 10 J・ブレイトン Honda Muscle Milk Honda 18 DUNLOP user
5 21 J・ワイマー Monster Energy Kawasaki 16 DUNLOP user
6 7 J・スチュワート Toyota JGR Yamaha 15 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 34 C・シーリー Troy Lee Designs Lucas Oil Honda 25 DUNLOP user
2 28 T・ラトレイ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 22 DUNLOP user
3 17 E・トマック Geico Powersports Honda 20 DUNLOP user
4 38 M・ムスキャン Red Bull KTM 18 DUNLOP user
5 53 R・サイプス Star Valli Yamaha 16 DUNLOP user
6 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 15 DUNLOP user