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CATEGORY
■ 2012/1/14 AMAスーパークロス第2戦/ライツ・ウエスト第2戦
リゾナ州フェニックス/チェイス・フィールド
天気 気温 観客
晴れ 日中22度〜深夜14度 49,236人

ダンジーがスタートtoフィニッシュ!KTMに初勝利をもたらす!




 第2戦の舞台は、毎年恒例のフェニックス。MLBのアリゾナ・ダイヤモンドバックスが、本拠地として使用するチェイス・フィールドには、開幕戦アナハイムを上回る観衆が集まった。ここはスーパークロス西部シリーズの中では唯一屋根のある球場だが、今回はリトラクタブル(開閉式)ルーフが半開の状態でレースが行われた。
 コースレイアウトは開幕戦よりもテクニカルなものとなり、3-3で飛ぶと速いリズムセクションやボウル状のヘアピンコーナーなど、パッシングポイントは多かった。また緩くカーブしながらのサンドセクションには、途中にウォールと呼ばれる山が設けられていて、バランスを崩しやすい難所となっていた。土質は概ね硬い路面にサラサラの土が浮いたところが多く、滑りやすいのが例年の特徴だったが、今年は比較的トラクションが良かったようだ。また一部には水分を多めに含んで、ワダチができるほどソフトな箇所もあった。
 
 SX(450)のメインレースは、ライアン・ダンジー(KTM)のホールショットで始まった。その後ろにはジェイク・ワイマー(カワサキ)、ケビン・ウィンダム(ホンダ)、デイビー・ミルサップス(ヤマハ)、ライアン・ビロポート(カワサキ)が続く。ジェイムズ・スチュワート(ヤマハ)は出遅れて13位あたりにつけた。難所と見なされていたサンドセクションでは、1周目からアクシデントが発生。ミルサップスの転倒に追突する形でビロポートがクラッシュし、開幕ウィナーがオープニングラップ18位というハンディキャップを背負ってしまった。
 序盤から飛ばすダンジーは、2位ワイマーに対するリードを3秒、4秒、5秒と広げていった。ワイマーを追走する3位ウィンダムの後方には、ブレット・メットカーフ(スズキ)、トレイ・カナード(ホンダ)、アンドリュー・ショート(ホンダ)、チャド・リード(ホンダ)らが控えていたが、このグループにスチュワートが合流。しかし、これから激しいバトルが始まると思われた矢先の7周目、サンドセクションでスチュワートが転倒。代わってリードの背後に現れたビロポートが、俄然注目されることになる。オープニングラップの転倒から8位まで挽回してきたのだ。ビロポートには尋常ではないスピードがあり、中盤の数ラップでリード、メットカーフ、ショート、カナードらを片っ端から抜き去った。
 レース終盤になると、ダンジーは7秒ほどの貯金を蓄えてスタートtoフィニッシュを達成。トップの座を一度も脅かされることなく、KTMにスーパークロス初優勝をプレゼントした。2位ワイマーに続く3位には、最終ラップでウィンダムをかわしたビロポートが入賞。リードは5位、スチュワートは8位。この結果、ダンジーとビロポートが同点首位に並んでいる。


ウィルソンが1勝目をゲット!ポイントリーダーはラトレイに




 SXライツ(250)のメインレースでは、タイラ・ラトレイ(カワサキ)がホールショットを取ったが、オープニングラップ中にディーン・ウィルソン(カワサキ)、マービン・ムスキャン(KTM)が先行。その後にはスポット参戦のザック・オズボーン(ヤマハ)、トラビス・ベイカー(ホンダ)が続いた。開幕戦の登壇者、コール・シーリー(ホンダ)はスタート8位、イーライ・トマック(ホンダ)は11位と出遅れた。
 トップに立ったウィルソンは、当初は追尾されていたムスキャンを徐々に引き離し、前半で4〜5秒のリードを築く。2〜3位を占めるムスキャンとラトレイの差は、2秒前後で推移していた。その後方では出遅れていたシーリーとトマックが浮上してきて、オズボーンをかわす。後半になるとトマックがシーリーを抜いて、4位のポジションを確保した。
 レース終盤になると、ウィルソンのクルージングによって1〜3位までの間隔が狭まったが、1周目のコントロールラインからポジションには変動のないままチェッカー。ウィルソン、ムスキャン、ラトレイの順でフィニッシュした。この結果、ラトレイがランキング首位に浮上。2位シーリー、3位ウィルソンが各々1点差で控えている。プロサーキット・カワサキvsガイコ・ホンダという二強に、TLDホンダとレッドブルKTMが食らい付いている構図だが、ガイコのウィル・ハーン(ホンダ)が負傷欠場することになり、勢力分布には変化が起きそうだ。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 5 R・ダンジー Red Bull KTM '17.44.005 DUNLOP user
2 21 J・ワイマー Monster Energy Kawasaki +6.117 DUNLOP user
3 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki +8.908 DUNLOP user
4 14 K・ウィンダム Geico Powersports Honda +14.338 DUNLOP user
5 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda +22.866 DUNLOP user
6 29 A・ショート Supercross.com Honda +24.012 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki '13.20.828 DUNLOP user
2 38 M・ムスキャン Red Bull KTM +2.772 DUNLOP user
3 28 T・ラトレイ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +4.090 DUNLOP user
4 17 E・トマック Geico Powersports Honda +5.605 DUNLOP user
5 34 C・シーリー Troy Lee Designs Lucas Oil Honda +7.030 DUNLOP user
6 338 Z・オズボーン Bike It Yamaha +13.643 DUNLOP user

AMAスーパークロス第2戦/ライツ・ウエスト第2戦終了時点

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 5 R・ダンジー Red Bull KTM 45 DUNLOP user
2 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki 45 DUNLOP user
3 21 J・ワイマー Monster Energy Kawasaki 38 DUNLOP user
4 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda 38 DUNLOP user
5 14 K・ウィンダム Geico Powersports Honda 31 DUNLOP user
6 29 A・ショート Supercross.com Honda 29 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 28 T・ラトレイ Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 42 DUNLOP user
2 34 C・シーリー Troy Lee Designs Lucas Oil Honda 41 DUNLOP user
3 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 40 DUNLOP user
4 38 M・ムスキャン Red Bull KTM 40 DUNLOP user
5 17 E・トマック Geico Powersports Honda 38 DUNLOP user
6 44 J・アンダーソン Rockstar Suzuki 28 DUNLOP user