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CATEGORY
■ 2012/2/11 AMAスーパークロス第6戦/ライツ・ウエスト第6戦
カリフォルニア州サンディエゴ/クアルコム・スタジアム
天気 気温 観客
曇り 日中19度〜深夜11度 58,782人

ビロポートvsリードの白熱バトル!軍配はビロポートに



 南カリフォルニアは非常に降雨量が少ないことで知られているが、サンディエゴで開催されたスーパクロスは一昨年、昨年と連続でマディコンディションになり、ファンは不運な巡り合わせを嘆きつつもクアルコム・スタジアムに足を運んできた。今年も当日朝に雨が降ったため、またマディかと思う向きもあったが、その後の天気の回復とコース整備によって、コンディションの悪化は避けられた。従ってこのところ恒例だったプラクティスの短縮も行われず、通常のタイムスケジュール通りの進行となった。
 クアルコム・スタジアムは、NFLサンディエゴ・チャージャーズが使用するフットボール競技場なので、観客席にもフィールドにも十分な広さがある。今大会のコースレイアウトはこの広さを生かしたもので、ドラゴンバックなどサンディエゴらしいセクションが設置されていた。また今季これまでの序盤戦で一番長いと思われるフープスがお目見えしたが、14個の山が連なるセクションは勝負どころであると同時にミスをしやすい難所でもあった。
 
 SX(450)のメインレースは、ブレット・メットカーフ(スズキ)がホールショット賞を獲得し、オープニングラップを引っ張った。今季は開幕からカワサキ、KTM、ホンダ、ヤマハが優勝しており、スズキの初勝利が期待されるメットカーフだったが、すぐにトップグループのスピードに飲み込まれてしまう。2周目にはライアン・ビロポート(カワサキ)がトップに立ち、チャド・リード(ホンダ)、ジェイムズ・スチュワート(ヤマハ)、ライアン・ダンジー(KTM)らがフロントランナーとなった。
 7周目にはスチュワートが難所のフープスで前転。コース外でマシンを起こすのに手間取り、周回遅れになってしまう。これで上位はビロポート、リード、ダンジーとなったが、やがてダンジーの遅れが目立ち、トップ争いは2台に絞られていった。サンディエゴの観客の大多数はリードを応援していた。なぜならリードはサンディエゴでの優勝回数が多く、ホームタウンのようなファン層を持っていたからだ。ビロポートとリードの差は一時3秒ほどまで開いたが、終盤になってリードのスパートが始まると同時に周遅れが現れ、ペースを乱された2台の差は皆無となる。
 ラスト2周でリードついにトップに立ったが、すぐにビロポートが抜き返し、ファイナルラップを守りきって辛勝。かなり離された3位にダンジーという結果になった。再スタートしたスチュワートは15位でフィニッシュ。スーパークロスの歴史に残るバトルを制し、今季3勝目を奪い取ったビロポートが、ランキング首位を維持している。


ポイントリーダーのトマックが転倒リタイア!ウィルソンが逆転首位浮上!



 SXライツ(250)のメインレースでは、ビンス・フリージー(ホンダ)がホールショットを取り、ディーン・ウィルソン(カワサキ)、マット・モス(KTM)、コール・シーリー(ホンダ)、イーライ・トマック(ホンダ)らが続いた。ポイントリーダーのトマックは、ペースの上がらないフリージーやモスを早めに攻略し、3位までポジションアップを果たす。トップ2はウィルソンとシーリーが占めていた。
 レースが後半に差しかかった8周目、今大会最大の難所となっていたフープスで、3位走行中のトマックが前転。身体とマシンが負ったダメージにより、ここでリタイアを受け入れることになってしまった。リザルトが最下位の20位でも1ポイントは獲得できるが、ウィルソンがトップのままチェッカーを受ければ25ポイントが加算されるので、トマックにとっては大きなつまずきだった。レースはウィルソンが独走のまま、今季2度目の優勝をゲット。この結果ウィルソンはトマックを逆転してポイントリーダーとなった。
 また、今大会には日本人選手が2人エントリー。池谷優太(スズキ)はタイムアタック45位で予選敗退だったが、稲垣佳樹(スズキ)が予選33位で19時からのナイトプログラムに進出。稲垣はヒートレース17位、ラストチャンス13位となりメインレースには進めなかったが、スタートダッシュの切れに光るものがあった。
 SXライツのウエストシリーズは、今大会で一区切りとなり、4月21日にシアトルで再開されるまで一時中断となる。その間、来週からはイーストシリーズが始まる。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki '15.37.692 DUNLOP user
2 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda +1.488 DUNLOP user
3 5 R・ダンジー Red Bull KTM +22.082 DUNLOP user
4 24 B・メットカーフ Yoshimura Suzuki Suzuki +33.360 DUNLOP user
5 100 J・ハンセン Dodge Hart & Huntington Kawasaki +38.703 DUNLOP user
6 10 J・ブレイトン Honda Muscle Milk Honda +45.853 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki '12.00.676 DUNLOP user
2 34 C・シーリー Troy Lee Designs Lucas Oil Honda +3.734 DUNLOP user
3 105 M・モス JDR J-Star KTM KTM +17.095 DUNLOP user
4 23 G・スワニプール Star Valli Yamaha +22.332 DUNLOP user
5 50 N・イズィ Star Valli Yamaha +24.747 DUNLOP user
6 617 G・フェイス Geico Honda/ Honda +26.152 DUNLOP user

AMAスーパークロス第6戦/ライツ・ウエスト第6戦終了時点

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki 133 DUNLOP user
2 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda 127 DUNLOP user
3 5 R・ダンジー Red Bull KTM 123 DUNLOP user
4 7 J・スチュワート Toyota JGR Yamaha 101  
5 14 K・ウィンダム Geico Powersports Honda 78 DUNLOP user
6 24 B・メットカーフ Yoshimura Suzuki Suzuki 75 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 15 D・ウィルソン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 116 DUNLOP user
2 17 E・トマック Geico Powersports Honda 114 DUNLOP user
3 34 C・シーリー Troy Lee Designs Lucas Oil Honda 101 DUNLOP user
4 38 M・ムスキャン Red Bull KTM 89 DUNLOP user
5 50 N・イズィ Star Valli Yamaha 78 DUNLOP user
6 105 M・モス JDR J-Star KTM KTM 73 DUNLOP user