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CATEGORY
■ 2012/2/25 AMAスーパークロス第8戦/ライツ・イースト第2戦
ジョージア州アトランタ/ジョージアドーム
天気 気温 観客
晴れ 日中10度〜深夜1度 71,009人

ダンジーが今季2勝目を挙げ、ビロポートを追撃開始!



 アトランタはスーパークロスシリーズの中で最も観客動員数が多いラウンドだが、今年はついに7万人の大台を突破。チケットは売り切れ、満員御礼となる71,009人がジョージアドームに詰めかけた。興行面のみならず戦略的にもアトランタは重要な大会で、ここでの成否が東部シリーズの鍵を握り、最終的にチャンピオンの行方を左右するとまで言われている。
 アトランタの土は有名なレッドクレイ(赤土)だが、コース造成時には水分含有量が多いためソフトで、コーナーやジャンプの飛び出しにワダチができやすいのが特徴だ。今年もプレスデー(木曜日)には路面がしっとりと湿っていたが、レースデー(土曜日)には乾いて硬化した部分が多く見受けられた。コース造りを担当するダートワークスが、予め搬入する土に混じった雪や霜などをバーナーであぶる工程を加えるようになったので、近年の屋内スタジアムの土質は以前よりもドライになっている。
 コースレイアウト的には、長く深いサンドセクションがポイントだった。サンドの手前にはウォールと呼ばれる角度のきついジャンプがあり、プラクティスではここからサンドの中間地点付近まで飛ぶ試みも見られたが、着地点の荒れ方が定まらず危険なので、レースではウォールをあまり飛ばない走り方に落ち着いた。
 
 SX(450)のメインレース、ホールショットを取ったのはコール・シーリー(ホンダ)だった。シーリーはSXライツ(250)ウエストのライダーだが、欠場中のトレイ・カナード(ホンダ)の代役に抜擢され、イーストでは数戦450で走ることになった。カナード以外にもチャド・リード(ホンダ)、アンドリュー・ショート(ホンダ)が欠場しており、ホンダとしてはサブを総動員して臨みたいところだ。シーリーの背後にはライアン・ダンジー(KTM)、デイビー・ミルサップス(ヤマハ)、ジャスティン・ブレイトン(ホンダ)がつけたが、ポイントリーダーのライアン・ビロポート(カワサキ)はやや出遅れて6位から追い上げを開始した。
 レース中盤8周目には、シーリーを捉えたダンジーがトップに浮上。ここからシーリーの勢いが衰え、後続に飲み込まれて行く。12周目にはダンジー、ビロポート、そしてジェイムズ・スチュワート(ヤマハ)が上位を占める。俄然白熱するトップ争いが、ダンジーとビロポートの間で行われ、両者のマージンは1〜2秒の間で推移した。ラスト2周にはテールトゥノーズとなったが、ダンジーのスパートとビロポートのミスにより、ダンジーが逃げ切り優勝。今季2度目の優勝によってダンジーは、ビロポートの連勝にストップをかけ、シリーズポイントでも10点差に迫った。


ディフェンディングチャンピオンのバーシアが開幕2連勝!



 SXライツ(250)はイーストシリーズ2戦目だが、メインレースではディフェンディングチャンピオンのジャスティン・バーシア(ホンダ)がホールショットを決めた。スタート地点ではケン・ロクスン(KTM)がクラッチミートのタイミングを誤り、ゲートに引っ掛かってしまうハプニングが発生。ロクスンは昼間行われたタイムドプラクティスで、1位(52秒132)だっただけに、非常に残念なミステイクだった。
 オープニングラップのオーダーは、バーシアを先頭にブレイク・バゲット(カワサキ)、ダリン・デュラム(カワサキ)、ブレイク・ウォートン(スズキ)、ジャスティン・ボーグル(ホンダ)。各チームの有力ライダーが出揃う一方、最後尾からスタートしたロクスンは、1周目14位から猛然と追い上げた。トップのバーシアは早々と3秒強のリードを築いたが、2位に食らい付くバゲットもしぶとく、圧倒的な独走には至らない。しかしレース後半になるとバゲットのペースも衰え、バーシアが4秒ほど離した。
 結局1〜2位には大きな変動がないまま、バーシアが開幕戦に続く勝利を収めた。2位バゲットの後方では、ウォートンとの3位争いに勝った新人のボーグルが、初めてポディアムの一角をゲットした。開幕戦ダラスで低迷していたバゲットとボーグルが表彰台に登ったことで、有力ライダーが揃った。2連勝中のポイントリーダー、バーシアの優位に隙はなさそうだが、ウエストではポイントリーダーのトマックが転倒リタイアによって首位から陥落した例もあり、まだまだ予断は許されない。



順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 5 R・ダンジー Red Bull KTM '17.16.976 DUNLOP user
2 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki +2.727 DUNLOP user
3 7 J・スチュワート Toyota JGR Yamaha +20.077  
4 18 D・ミルサップス Toyota JGR Yamaha +32.303  
5 10 J・ブレイトン Honda Muscle Milk Honda +34.579 DUNLOP user
6 34 C・シーリー Honda Muscle Milk Honda +36.111 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 1 J・バーシア Geico Powersports Honda Honda '13.16.865 DUNLOP user
2 12 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +2.254 DUNLOP user
3 49 J・ボーグル Geico Powersports Honda Honda +9.113 DUNLOP user
4 956 B・ウォートン Rockstar Suzuki +12.264 DUNLOP user
5 35 D・デュラム Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +15.804 DUNLOP user
6 70 K・ロクスン Red Bull KTM +16.077 DUNLOP user

AMAスーパークロス第8戦/ライツ・イースト第2戦 終了時点

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki 180 DUNLOP user
2 5 R・ダンジー Red Bull KTM 170 DUNLOP user
3 7 J・スチュワート Toyota JGR Yamaha 136  
4 22 C・リード TwoTwo Motorsports Honda 128 DUNLOP user
5 21 J・ワイマー Monster Energy Kawasaki 106 DUNLOP user
6 14 K・ウィンダム Geico Powersports Honda 105 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 J・バーシア Geico Powersports Honda Honda 50 DUNLOP user
2 35 D・デュラム Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 38 DUNLOP user
3 956 B・ウォートン Rockstar Suzuki 36 DUNLOP user
4 70 K・ロクスン Red Bull KTM 35 DUNLOP user
5 12 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 28 DUNLOP user
6 49 J・ボーグル Geico Powersports Honda Honda 27 DUNLOP user