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CATEGORY
■ 2012/3/10 AMAスーパークロス第10戦/ライツ・イースト第4戦
フロリダ州デイトナビーチ/インターナショナルスピードウェイ
天気 気温 観客
日中22度〜深夜18度 不明

ウィンダムが今季初ポディアム!



 デイトナ・バイク・ウィークの一環として、この地で初めてスーパークロスが開催されたのは、今から40年前の1972年のこと。以来、デイトナには「聖地」や「発祥の地」といった形容が冠せられ、別格の扱いを受けてきた。野球やフットボール用のスタジアムで開催される他のスーパークロスとは異なり、デイトナではトライオーバル型スピードウェイのコースとピットレーンの間に土を搬入し、人工的なセクションが造成される。
 スーパークロスチャンピオンのリッキー・カーマイケルがコースをデザインしている点も、他のラウンドと異なる特徴だ。カーマイケルが担当になってから今年で5年目になるが、レイアウトは以前のデイトナよりもジャンピングスポットが増えてスタジアム的になってきている。中でも前後にきついジャンプを配した「ワニの穴」などは、難所として注目されていた。また、今年はピットレーンに土を盛ってスターティングゲートを設置。メインスタンドに向かってスタートが切られるレイアウトが好評だった。
 フロリダ半島の東岸にあるデイトナは温暖なリゾート地だが、雨に翻弄されることも少なくない。過去にも伝説的なマディレースが行われてきたが、今年は前日と当日の断続的な降雨によって、コースが水浸しになってしまった。土質は概してサンドだが、ほぼ全周にわたってワダチだらけになり、部分的には水がたまって池になった難所も出現した。コンディションの悪化により、主催者はタイムスケジュールを変更。タイムドプラクティスが2回→1回、決勝レースは周回数が2割ショートカットされた。
 
 SX(450)のメインレースは、スタート直後から大荒れの展開となった。ポイントリーダーのライアン・ビロポート(カワサキ)が出遅れた上に、3コーナーで転倒してしまったのだ。ビロポートはバイクを起こしながら再度転倒し、オープニングラップ17位からの追い上げを強いられる。上位集団はデイビー・ミルサップス(ヤマハ)、ジェイムズ・スチュワート(ヤマハ)、ケビン・ウィンダム(ホンダ)、マービン・ムスキャン(KTM)、ブレット・メットカーフ(スズキ)、ジェイク・ワイマー(カワサキ)。この中にランキング2位のライアン・ダンジー(KTM)はいない。ダンジーは鎖骨骨折が判明したため、今大会を欠場していたのだった。
 3周目にはスチュワートがリーダーとなり、後続を徐々に引き離し始める。追走するミルサップス、ウィンダム、ムスキャンはやがて縦に広がり、各々単独走行となっていった。20周→16周に短縮されたメインレースの終盤、15周目には失地を挽回してきたビロポートが5位に浮上したが、その後のトップグループにポジションの変動がないままチェッカー。スチュワート、ミルサップスに続いて、ウィンダムが今季初となる3位入賞を果たし、ポディアムに登壇した。


バーシアが4連勝で首位を独走!



 SXライツ(250)のメインレースは、15周→12周に短縮された。好スタートを切ってオープニングラップをリードしたのは、ディフェンディングチャンピオンのジャスティン・バーシア(ホンダ)。その後にはブレイク・バゲット(カワサキ)、ブレイク・ウォートン(スズキ)、アレックス・マーティン(ホンダ)、ケン・ロクスン(KTM)らが控えていた。
 開幕以来無敗のバーシアが序盤から飛ばし、昨年のデイトナ勝者バゲットが追うトップ争いに、メインスタンドの大観衆がヒートアップ。5周目にはテールtoノーズにまで接近したが、バゲットのスリップダウンによってトップ争いは小康状態を迎えた。レース中盤になると、スタート7位から着実にポジションを上げてきたダリン・デュラム(カワサキ)が、ウォートン、ロクスンと立て続けにかわして3位に浮上。だが2位のバゲットは30秒以上も先にいたので、猛追もここまでだった。
 一方デイトナで優勝経験のあるバゲットはモチベーションも高く、一時は11秒まで開いた差を挽回し、ラスト3周にはバーシアの背後に迫るスパートを披露した。だが、マディコンディションでのバーシアの逃げ足も速く、逆転劇は起きないままチェッカーとなった。イースト4戦4勝のバーシアに、2位バゲット、3位デュラムが続いてフィニッシュ。この結果、首位バーシアは貯金を24ポイントに増やした。2位にはデュラム、1点差の3位にロクスンがつけている。
 イーストシリーズはこの後、インディアナポリス、トロント、ヒューストン、ニューオーリンズとドーム球場を転戦するので、デイトナのようなマディ地獄にはならない。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 7 J・スチュワート Toyota JGR Yamaha '24.46.540  
2 18 D・ミルサップス Toyota JGR Yamaha +7.573  
3 14 K・ウィンダム Geico Powersports Honda +19.499 DUNLOP user
4 38 M・ムスキャン Red Bull KTM +35.855 DUNLOP user
5 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki +44.230 DUNLOP user
6 800 M・アレッシ Motoconcepts Suzuki +1.04.726 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 1 J・バーシア Geico Powersports Honda Honda '18.10.228 DUNLOP user
2 12 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +2.537 DUNLOP user
3 35 D・デュラム Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +56.423 DUNLOP user
4 70 K・ロクスン Red Bull KTM +1.09.798 DUNLOP user
5 956 B・ウォートン Rockstar Suzuki +1.26.508 DUNLOP user
6 57 J・カナダ Motoconcepts Honda +1.30.753 DUNLOP user

AMAーパークロス第10戦/ライツ・イースト第4戦 終了時点

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki 221 DUNLOP user
2 5 R・ダンジー Red Bull KTM 192 DUNLOP user
3 7 J・スチュワート Toyota JGR Yamaha 177  
4 14 K・ウィンダム Geico Powersports Honda 143 DUNLOP user
5 21 J・ワイマー Monster Energy Kawasaki 134 DUNLOP user
6 18 D・ミルサップス Toyota JGR Yamaha 131  
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 J・バーシア Geico Powersports Honda Honda 100 DUNLOP user
2 35 D・デュラム Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 76 DUNLOP user
3 70 K・ロクスン Red Bull KTM 75 DUNLOP user
4 956 B・ウォートン Rockstar Suzuki 72 DUNLOP user
5 12 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 62 DUNLOP user
6 57 J・カナダ Motoconcepts Honda 56 DUNLOP user