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CATEGORY
■ 2012/3/17 AMAスーパークロス第11戦/ライツ・イースト第5戦
インディアナ州インディアナポリス/ルーカスオイル・スタジアム
天気 気温 観客
晴れ 日中24度〜深夜14度 59,872人

ハプニングに満ちたインディを制し、ビロポートが6勝目!



 インディアナポリスのルーカスオイル・スタジアムでスーパークロスが行われるのは、初開催の2009年以来4度目。温暖な天気に恵まれた今回は、最新鋭のリトラクタブルルーフが初めて開けられた。このためコース路面は乾燥が早く進み、屋内スタジアムが多い他の東部ラウンドと比較するとドライで硬めの土質となった。表面に乾いた粒子が浮いた部分では滑りやすかったが、概ねトラクションは悪くない。コースレイアウトには立体交差やステップオン・ステップオフなどに加えて、サンドフープスが取り入れられたが、長さが短かったのでさほど難易度は高くなかった。
 プラクティスではジョシュ・ハンセン(カワサキ)が負傷。予選ヒートレースでも転倒が多く、ジェイムズ・スチュワート(ヤマハ)とニック・ウェイ(カワサキ)はラストチャンスにもDNS。その他にもケビン・ウィンダム(ホンダ)やジェイク・ワイマー(カワサキ)など、ビッグネームの出走が多かったラストチャンスだったが、ここではワイマーが4位にとどまり決勝進出を逃すハプニングもあった。
 
 SX(450)のメインレースは、マイク・アレッシ(スズキ)のホールショットで始まった。ジャスティン・ブレイトン(ホンダ)、マービン・ムスキャン(KTM)、ブレット・メットカーフ(スズキ)、ライアン・ビロポート(カワサキ)と続く上位集団だが、ここに前戦から欠場しているライアン・ダンジー(KTM)の姿はなかった。序盤を引っ張ったアレッシは、やがて後方からのプレッシャーに飲み込まれ、7周目にはブレイトン、メットカーフ、ビロポートがトップスリーを占める形になった。
 レース中盤、ブレイトンは2〜3秒のセーフティリードを保ってトップを快走したが、ビロポートが2位に浮上してくると俄然雲行きが怪しくなる。数ラップのバトルを経た後、16周目にはビロポートが満を持してブレイトンを攻略。レース終盤になると、スタート8位から追い上げたデイビー・ミルサップス(ヤマハ)が、メットカーフをかわして3位に浮上。これでビロポート、ブレイトン、ミルサップスというポディアムが確定した。
 宿敵ダンジーの負傷欠場、前戦の勝者スチュワートの予選敗退など、ハプニングに満ちたインディアナポリス戦ではあったが、一方で今季6勝目を挙げたポイントリーダー、ビロポートの安定感が際立っている。


バーシアの連勝が途切れ、ウォートンが今季初優勝をゲット!



 SXライツ(250)のメインレースでは、ブレイク・バゲット(カワサキ)がオープニングラップのリーダーとなったが、2周目にはケン・ロクスン(KTM)がトップに躍り出た。2台の背後にはブレイク・ウォートン(スズキ)、ダリン・デュラム(カワサキ)、タイラー・バウワーズ(カワサキ)がつける。ディフェンディングチャンピオンのジャスティン・バーシア(ホンダ)は、スタートで出遅れた上に3周目に転倒するなど、序盤は8〜9位付近に埋もれていた。
 4周目、転倒したカイル・カニンハム(ヤマハ)が意識を失っていたため、赤十字フラッグが出される。これを受けてオフィシャルが赤旗を振り、レースは5周目で中断された。スタート直後に赤旗で再スタートになることはよくあるが、今回は5周目まで進行していたために、4周目の順位で縦一列に並ぶ前代未聞の再スタートが切られた。
 再スタート後のポジションは、ロクスンを先頭にウォートン、デュラム、ジャスティン・ボーグル(ホンダ)を挟んでバーシア。トップのロクスンはハイペースでリードを広げつつあり、バーシアのハンディキャップも加味すれば今季初優勝のチャンスだったが、あろうことか7周目に単独クラッシュ。その後マシンを修理しにピットインしたため、最後尾まで脱落してしまった。
 ここでトップグループはウォートン、デュラム、バーシア、バゲットに入れ替わったが、間隔は徐々に広がりウォートンの独走状態が固まる。ラスト2周にはデュラムを追い詰めたバーシアが随所でアタックを試み、デッドヒートが繰り広げられたがポジションは変わらず。今季初優勝を果たしたウォートンに続き、デュラムとバーシアが僅差でチェッカーを受けた。バーシアはイースト開幕からの連勝を止められたものの、ポイントリーダーの座は維持している。


順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki '17.30.212 DUNLOP user
2 10 J・ブレイトン Honda Muscle Milk Honda +4.882 DUNLOP user
3 18 D・ミルサップス Toyota JGR Yamaha +9.488  
4 24 B・メットカーフ Yoshimura Suzuki Suzuki +13.762 DUNLOP user
5 34 C・シーリー Honda Muscle Milk Honda +15.374 DUNLOP user
6 800 M・アレッシ Motoconcepts Suzuki +20.481 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー タイム  
1 956 B・ウォートン Rockstar Suzuki '28.22.830 DUNLOP user
2 35 D・デュラム Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +3.900 DUNLOP user
3 1 J・バーシア Geico Powersports Honda Honda +4.200 DUNLOP user
4 12 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +14.239 DUNLOP user
5 57 J・カナダ Motoconcepts Honda +18.427 DUNLOP user
6 49 J・ボーグル Geico Powersports Honda Honda +21.851 DUNLOP user

AMAーパークロス第11戦/ライツ・イースト第5戦 終了時点

順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 R・ビロポート Monster Energy Kawasaki 246 DUNLOP user
2 5 R・ダンジー Red Bull KTM 192 DUNLOP user
3 7 J・スチュワート Toyota JGR Yamaha 177  
4 18 D・ミルサップス Toyota JGR Yamaha 151  
5 14 K・ウィンダム Geico Powersports Honda 146 DUNLOP user
6 10 J・ブレイトン Honda Muscle Milk Honda 143 DUNLOP user
順位 ゼッケン 選手名 チーム メーカー ポイント  
1 1 J・バーシア Geico Powersports Honda Honda 120 DUNLOP user
2 35 D・デュラム Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 98 DUNLOP user
3 956 B・ウォートン Rockstar Suzuki 97 DUNLOP user
4 12 B・バゲット Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 80 DUNLOP user
5 70 K・ロクスン Red Bull KTM 80 DUNLOP user
6 57 J・カナダ Motoconcepts Honda 72 DUNLOP user